人的資本
OpenWork(社員クチコミ)-
社員数142名(単体) 2,226名(連結)
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平均年齢46.9歳(単体)
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平均勤続年数12.3年(単体)
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平均年収6,082,275円(単体)
従業員の状況
5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況
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2025年3月31日現在 |
セグメントの名称 |
従業員数(名) |
情報サービス事業 |
2,226 |
合計 |
2,226 |
(注)当社グループは、情報サービス事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しています。
(2)提出会社の状況
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2025年3月31日現在 |
従業員数(名) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(円) |
142 |
46.9 |
12.3 |
6,082,275 |
セグメントの名称 |
従業員数(名) |
情報サービス事業 |
142 |
合計 |
142 |
(3)労働組合の状況
労働組合は結成されていませんが、労使関係は円満に推移しています。
(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
① 提出会社
当事業年度 |
|||||
管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1. |
男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2. |
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1. |
男性労働者の育児休業、育児休業目的休暇の取得率(%)(注)3. |
||
全労働者 |
うち正規雇用 労働者 |
うちパート・ 有期労働者 |
|||
38.8 |
100.0 |
64.3 |
68.8 |
74.7 |
100.0 |
(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものです。労働者の男女の賃金については、給与・賞与等一人当たり総支給額を男女別に算出し、男性を 100 とした場合の女性賃金割合を表示しております。管理職比率や人員分布により差異が生じておりますが、規程等の制度上や昇給・昇格等の運用上、性別による処遇差は一切ありません。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものです。
3.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第6号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものです。
② 主要連結子会社
当事業年度 |
||||||
名称 |
管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1. |
男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2. |
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1. |
男性労働者の育児休業、育児目的休暇の取得率(%) (注)3. |
||
全労働者 |
うち正規雇用労働者 |
うちパート・有期労働者 |
||||
㈱インフォメーション・ディベロプメント |
8.5 |
66.7 |
76.9 |
81.9 |
58.7 |
100.0 |
㈱IDデータセンターマネジメント |
5.4 |
42.9 |
75.1 |
77.7 |
52.2 |
85.7 |
㈱DXコンサルティング |
14.3 |
100.0 |
88.5 |
94.1 |
32.0 |
100.0 |
(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものです。労働者の男女の賃金については、給与・賞与等一人当たり総支給額を男女別に算出し、男性を 100 とした場合の女性賃金割合を表示しております。管理職比率や人員分布により差異が生じておりますが、規程等の制度上や昇給・昇格等の運用上、性別による処遇差は一切ありません。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものです。
3.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものです。
サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
(1)サステナビリティ全般
当社グループは、持続可能な社会の実現とWaku-Wakuする未来創りに向けて、事業活動を通じた社会課題の解決に積極的に取り組んでいます。
解決すべき社会課題については、グループの経営資源を投入し、事業活動を通して環境価値・社会価値・経済価値の創出につなげ、企業価値を向上するという好循環を目指しています(価値創造エコシステム)。
① ガバナンス
当社は、サステナビリティ経営をグループ全社で横断的に推進するため、気候変動や人的資本を含むサステナビリティ課題に関する具体的な施策について積極的に議論・検討する体制を構築しています。
サステナビリティ関連の会議体における役割は以下の通りです。
会議体 |
開催頻度 |
役割 |
責任者 |
取締役会 |
14回/年 |
取締役会は、業務遂行に関して付議、決議を行う機関であり、サステナビリティ委員会で協議された内容の報告を受け、当社グループのサステナビリティ課題への対応方針および実行計画等についての議論・監督を行います。 |
代表取締役社長 (議長) |
サステナビリティ 委員会 |
3回/年 |
代表取締役社長兼グループ最高経営責任者をはじめとする委員会メンバーにより構成され、当社グループのサステナビリティ課題に対する議論や取組み施策の検討、実行計画の策定と進捗のモニタリングを行っています。 |
サステナビリティ 担当役員 |
グループ経営会議 |
1回/月 |
グループ経営会議では、サステナビリティのリスク課題に対し、基本方針に沿った推進のための実行策について決定しています。 |
代表取締役社長 |
グループリスク 管理委員会 |
2回/年 |
グループリスク管理委員会では、サステナビリティにおける重要課題(マテリアリティ)を含め、グループ全体のリスク事象の洗い出しと対策について議論・検証を行い、取締役会に報告しています。 |
代表取締役社長 |
② 戦略
<重要課題(マテリアリティ)>
社会課題やメガトレンドのなかでも優先的に取り組む重要課題(マテリアリティ)を以下のとおり特定し、「価値創造エコシステム」の循環サイクルにのせ課題解決を図っていきます。また、重要課題(マテリアリティ)は、当社グループのリスク事象の洗い出しと対策に基づき、毎年見直しを図っています。重要課題(マテリアリティ)は以下のとおりです。
・人材育成
・サイバー攻撃の脅威
・法令遵守
・個人情報保護
・公正な取引
・テクノロジーの進化
・労働力不足
・人権尊重
・ダイバーシティ
・労働慣行/健康経営
・地域創生
・グローバル化の加速
・気候変動 地球環境問題
<人的資本>
当社グループは、2026年3月期を初年度とする3か年の中期経営計画「Next 50 Episode Ⅲ "JUMP!!!"」を策定し、人的資本投資戦略を重点戦略の一つに掲げています。
プロフェッショナル人材が輝く企業を目指し、社員の「なりたい」「やりたい」を実現するための環境、社員の長期キャリアビジョンに沿った機会の提供や実現するための創造力と変革力の強化を支援し、自律思考を促進する文化を醸成します。
また、多様性と人権を尊重する組織を構築し、さらに、社員が心身ともに健康で、活き活きと輝き、能力を最大限発揮できるよう、健康経営を推進しています。経営トップ自らのメッセージ発信をはじめ、健康推進プロジェクトを発足し、健康経営セミナーの開催や保健師によるヘルスサポートの実施、ウォーキングイベントの開催など、様々な取り組みを行っています。また、社員の柔軟な働き方を支援し、時間外労働の削減や有給休暇の取得率向上を図ることで、社員エンゲージメントの向上を実現します。経済産業省の「健康経営優良法人(大規模法人部門)」には6年連続で認定され、2025年には5回目となる「ホワイト500」を取得しています。
当社グループの『人材育成方針』および『社内環境整備方針』は以下のとおりです。
『人材育成方針』
IDグループは、「人」こそが企業の競争力を高め、持続的成長をもたらすものであり、会社の重要な財産であると考えます。
事業を通じて社会課題を解決するために、お客さまから信頼される卓越した技術力と人間力を兼ね揃えた、未知への挑戦を続ける人材の育成を目指しています。
『社内環境整備方針』
多様性を尊重する企業文化のもと、一人ひとりの個性や能力が最大限に発揮できる制度や職場環境を整備し、ワークライフバランスの推進と自律的なキャリア形成支援により、社員のワークエンゲージメントの向上を実現します。
③ リスク管理
環境や社会、人権に関わるあらゆるリスクは、企業の持続可能性や中長期的な企業価値に多大なる影響を与えることを認識しており、リスク管理はきわめて重要な施策であると考えています。
当社の代表取締役社長を委員長とするグループリスク管理委員会においてサステナビリティ委員会で策定した重要課題(マテリアリティ)を含め、グループ全体のリスク事象の識別・評価・管理を実施し、取締役会に報告しています。
想定されるリスクを「経営・財務リスク」、「人事・労務・社会全般リスク」、「事業部門リスク」の3つに分類し、それぞれ検討小委員会を設置、リスクの洗い出しと対策の立案を行ったうえで、グループリスク管理委員会がその内容について議論、検証を行っており、リスク事象は年1回見直しを図っています。
万が一リスクが発生した場合には、「IDグループ非常事態対応規程」に定めた緊急対策本部を設置し、迅速に事態の的確な対応を行います。
④ 指標及び目標
当社グループは、国籍、性別を問わず、さまざまな経験や価値観を持つ人材の採用を積極的に行い、多様性のある組織作りを推進しています。また、サステナビリティ関連の指標を明確化し、確実な進捗管理を実施しています。
人材育成および社内環境整備に関する方針における指標並びに当該指標を用いた目標・実績につきましては以下のとおりです。
指標 |
目標 |
2023年3月期末 |
2024年3月期末 |
2025年3月期末 |
DX技術者 (名) |
2025年3月期末までに1,800名 |
1,567 |
1,632 |
1,638 |
女性比率(%) |
2025年3月期末までに30% |
23.0 |
23.5 |
24.0 |
管理職に占める女性比率(%) |
2025年3月期末までに30% |
16.3 |
14.3 |
15.0 |
障がい者雇用率(%) |
法定雇用率を維持 (6月1日基準) |
2.48(2.30※) |
2.35(2.30※) |
2.59(2.50※) |
※障害者の雇用の促進等に関する法律に基づく法定雇用率
対象会社となる当社グループの範囲等の詳細は、当社HP「サステナビリティ 数字で見るIDグループ」をご参照ください。
(https://www.idnet-hd.co.jp/sustainability/numbers.html)
(2)気候変動への取組について
当社グループは、気候関連財務情報開示タスクフォース(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)の提言への賛同を表明し、同提言に賛同する企業や金融機関等からなるTCFDコンソーシアムへ参画しています。重要なマテリアリティとした、気候変動・脱炭素への要請の高まりへの対策をTCFDの枠組みに沿って対応します。
気候変動は集中豪雨、大型台風などの自然災害を激甚化・頻発化させ、当社グループの事業継続に影響を及ぼす可能性があります。また、気候変動の緩和のためのカーボンニュートラル実現に向けて、炭素税等の規制が強化される可能性があります。一方、カーボンニュートラル実現に向けた、環境負荷低減に寄与する製品やITソリューションへのニーズ拡大が期待されます。
そのため、当社グループでは、ITソリューション・サービスの提供を通じて、社会全体の環境負荷低減を促進し、社会全体のカーボンニュートラル実現支援に務めています。また、本社においては環境マネジメントシステム(EMS)を構築し、ISO14001の認証を取得しています。
①ガバナンス
サステナビリティ委員会において、気候変動が当社グループにもたらすリスクや機会を分析し、環境課題に対する実行計画の策定と進捗のモニタリングを行っています。さらに取締役会は、サステナビリティ委員会で協議された内容の報告を受け、環境課題への対応方針および実行計画についての論議・監督を行っています。
②戦略
気候変動を事業機会ととらえ、省エネルギー性能に優れた製品やITソリューション・サービスの提供により、お客さまの環境負荷低減を図ります。またリスク対策として、オフィス等における省エネルギーの推進や再生可能エネルギーの活用、BCP(事業継続計画)の定期的な見直しなどを実施しています。
③リスク管理
気候変動は、集中豪雨や大型台風などの自然災害を激甚化・頻発化させ、経営成績および財政状態に影響をおよぼす可能性があります。一方で、カーボンニュートラル実現に向けた、環境負荷低減に寄与する製品やITソリューションへのニーズ拡大が期待されます。当社グループは、ITソリューション・サービスの提供を通じて、社会全体の環境負荷低減を促進し、社会全体のカーボンニュートラルの実現を支援することに努めています。
当社の代表取締役社長を委員長とするグループリスク管理委員会において、気候変動関連を含むグループ全体のリスク事象の識別・評価・管理を実施し、その結果を取締役会に報告しています。
④指標及び目標
サステナビリティにおけるマテリアリティ(重要課題)として、気候変動の進行と脱炭素への要請の高まりを挙げ、以下のとおり具体的目標を掲げています。
項目 |
実績 |
目標 |
|||||
2021年度 |
2022年度 |
2023年度 |
2024年度 |
2030年度 |
2050年度 |
||
温室効果ガス (GHG)排出量 (単位:t-CO2) |
SCOPE1(※1) |
10 |
10 |
8 |
8 |
2020年度比 30%削減 (SCOPE 1、2) |
ネット ゼロ(SCOPE1、2) |
SCOPE2(※2) |
158 |
34 |
0 |
0 |
|||
合計 |
168 |
44 |
8 |
8 |
※算定の対象:本社
(※1)SCOPE1:自社による温室効果ガスの直接排出量
(※2)SCOPE2:他社から供給された電気の使用による間接排出量であり、再生可能エネルギーの導入により
2023年度以降の排出量はゼロとなっています。