2025年3月期有価証券報告書より

事業内容

セグメント情報
※セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります

医薬品事業 アニマルヘルス事業 その他 海外事業
  • 売上
  • 利益
  • 利益率

最新年度

セグメント名 売上
(百万円)
売上構成比率
(%)
利益
(百万円)
利益構成比率
(%)
利益率
(%)
医薬品事業 56,655 88.2 6,349 95.5 11.2
アニマルヘルス事業 7,246 11.3 300 4.5 4.1
その他 325 0.5 2 0.0 0.6

事業内容

3【事業の内容】

 当社は、2021年4月1日付で単独株式移転の方法により、あすか製薬株式会社の完全親会社として設立され、持株会社としてグループ会社の経営管理及びそれに附帯する業務を行っております。

 当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社、子会社5社、関連会社4社により構成されており、主な事

業内容と当該事業に係る位置づけは次のとおりであります。

 なお、次の4部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

 また、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。

 医薬品事業     ……主に医療用医薬品を製造・販売しております。

 

 アニマルヘルス事業 ……主に動物用医薬品、飼料添加物等の製品を製造・販売しております。

 

 海外事業      ……主に海外で医療用医薬品を製造・販売しております。

 

 その他事業     ……臨床検査および医療機器等の事業を含んでおります。

 

 

事業の系統図は次のとおりです。

 

 (注)1.あすか製薬㈱、㈱あすか製薬メディカル、あすかアニマルヘルス㈱の3社は当社の連結子会社です。

    2.なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しております。これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。

業績

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績等の状況の概要

 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

 

① 経営成績の状況

 当連結会計年度においては、国内経済は堅調な企業業績等から緩やかな回復基調にあるものの、世界的な金融引き締めに伴う影響や地政学リスクの高まり、米国の関税政策の動向等、経済環境は引き続き不確実性が高い状況が続いております。当社グループの中核となる医薬品事業におきましては、毎年の薬価改定等、継続的な医療費抑制政策の影響を受け引き続き厳しい事業環境にあります。このような状況下においても、当社グループの事業は重点品目の伸長等により、前年度を上回る売上高となりました。

 

当連結会計年度における当社経営成績は以下のとおりであります。

 

2024年3月期

(百万円)

2025年3月期

(百万円)

増減額

(百万円)

増減率

(%)

売上高

62,843

64,139

1,296

2.1%

営業利益

6,500

5,331

△1,168

△18.0%

経常利益

6,522

5,107

△1,414

△21.7%

親会社株主に帰属する

当期純利益

7,545

5,101

△2,444

△32.4%

 

 当連結会計年度の当社グループの売上高は前年同期から1,296百万円増加し、64,139百万円となりました。これは主に産婦人科領域の製品群等が堅調に推移した医療用医薬品事業に加えて、飼料添加物製品群が伸長したアニマルヘルス事業の増収によるものであります。また、売上原価率が前年同期比0.1%低下し、売上原価が32,803百万円となったことにより、売上総利益は前年同期から670百万円増の31,335百万円となりました。一方で、販売費及び一般管理費は研究開発の進展による費用増等の影響から、前年同期から1,839百万円増の26,003百万円となり、その結果、営業利益は前年同期から1,168百万円減の5,331百万円となりました。経常利益につきましては、営業外収益を398百万円、営業外費用を622百万円計上したことから5,107百万円となりました。また、特別利益として投資有価証券の売却益を127百万円、持分法適用関連会社であるベトナム製薬企業Ha Tay Pharmaceutical Joint Stock Companyの連結子会社化に伴う子会社化関連損益を1,257百万円計上する一方、無形固定資産の減損に伴う特別損失を300百万円計上したため、親会社株主に帰属する当期純利益は5,101百万円となりました。これを前年同期比でみると、前期に投資有価証券の売却に伴う特別利益を計上した反動から2,444百万円の減益となります。

 

セグメントの業績は次のとおりであります。

 

(医薬品事業)

 内科、産婦人科、泌尿器科の3分野に注力している医薬品事業は薬価改定の影響を受けつつも全般的に堅調に推移しました。製品別にみると、産婦人科領域において子宮筋腫・子宮内膜症治療剤「レルミナ」が10,531百万円(前年同期比6.3%増)と順調に伸長したほか、2022年6月から販売を開始した月経困難症治療剤「ドロエチ」が7,502百万円(同22.5%増)と前年に続き大きく増加しました。さらに内科領域の主力品である甲状腺ホルモン剤「チラーヂン」が8,113百万円(同3.2%増)、難吸収性リファマイシン系抗菌薬「リフキシマ」も6,455百万円(同10.1%増)と堅調に推移しました。泌尿器科領域ではLH-RH誘導体マイクロカプセル型徐放性製剤「リュープロレリン」が4,003百万円(同9.6%減)となりました。

 以上の結果、売上高は56,655百万円(同1.1%増)、セグメント利益は6,349百万円(同17.0%減)となりました。

 

(アニマルヘルス事業)

 動物用医薬品、飼料添加物等の製品を販売しているアニマルヘルス事業においては、飼料添加物等が増収に転じたことに加えて、動物用医薬品の増収により、売上高は7,246百万円(前年同期比8.7%増)、セグメント利益は300百万円(同53.7%増)となりました。

 

(その他事業)

 臨床検査、医療機器等の各事業を展開しているその他事業については、売上高は237百万円(前年同期比45.8%増)、セグメント利益は2百万円(前年同期は125百万円の損失)となりました。

 

② 財政状態の状況

(資産)

 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ9,789百万円増加し、100,534百万円となりました。これは主に、投資有価証券および現金及び預金が減少しましたが、建設仮勘定およびのれんが増加したためであります。

 

(負債)

 当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ2,523百万円増加し、31,339百万円となりました。これは主に、買掛金および短期借入金が増加しましたが、未払法人税等が減少したためであります。

 

(純資産)

 当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ7,265百万円増加し、69,195百万円となりました。これは、非支配株主持分および親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加によるものであります。

 

 自己資本比率は前連結会計年度末から3.2ポイント低下し65.0%となっております。

 

③ キャッシュ・フローの状況

 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ6,135百万円減少し、10,603百万円となりました。

 

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動におけるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果増加した資金は、2,485百万円(前年同期は1,486百万円の増加)となりました。これは主に、法人税等の支払額の減少はありましたが、税金等調整前当期純利益の計上によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果減少した資金は、6,124百万円(前年同期は1,706百万円の増加)となりました。これは主に、有形固定資産の取得によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果減少した資金は、2,956百万円(前年同期は3,943百万円の減少)となりました。これは主に、長期借入金の返済によるものであります。

 

④ 生産、受注及び販売の実績

a.生産実績

当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

前年同期比(%)

医薬品事業(百万円)

16,621

102.1

アニマルヘルス事業(百万円)

535

67.9

合計(百万円)

17,156

100.5

 (注)金額は製造原価によっております。

 

b.商品仕入実績

当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

前年同期比(%)

医薬品事業(百万円)

7,193

69.0

アニマルヘルス事業(百万円)

7,095

127.1

その他(百万円)

33

94.9

合計(百万円)

14,322

89.3

 (注)金額は仕入価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。

 

c.受注実績

当社グループは販売計画、在庫状況に基づいて生産計画を立て、これによって生産しているため、受注生産は行っておりません。

 

d.販売実績

当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

前年同期比(%)

医薬品事業(百万円)

56,655

101.1

アニマルヘルス事業(百万円)

7,246

108.7

その他(百万円)

237

145.8

合計(百万円)

64,139

102.1

 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。

2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。

 

相手先

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

金額(百万円)

割合(%)

金額(百万円)

割合(%)

武田薬品工業㈱

54,564

86.8

55,485

86.5

 

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 

① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

a.財政状態の分析

当連結会計年度における財政状態の分析につきましては「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に記載しております。

 

b.経営成績の分析

当連結会計年度の当社グループの売上高は前連結会計年度と比べて1,296百万円増加し、64,139百万円(前期比2.1%増)となりました。これは主に、内科、産婦人科、泌尿器科の3分野に注力している医薬品事業が薬価改定の影響を受けつつも全般的に堅調に推移し、産婦人科領域において子宮筋腫・子宮内膜症治療剤「レルミナ」が10,531百万円(前期比6.3%増)と順調に伸長したほか、2022年6月から販売を開始した月経困難症治療剤「ドロエチ」が7,502百万円(前期比22.5%増)と前連結会計年度に続き大きく増加するなど、医薬品事業の売上高が56,655百万円(前期比1.1%増)となったためであります。

売上原価は前連結会計年度と比べて625百万円増加し、32,803百万円(前期比1.9%増)となりました。売上原価率は51.1%となり、前連結会計年度に比べ0.1%低下しました。これは主に、先発医薬品であるレルミナ、チラーヂン、リフキシマの伸長による製品ミックスの改善等が寄与したためであります。この結果、売上総利益は前連結会計年度と比べて670百万円増加し、31,335百万円(前期比2.2%増)となりました。

販売費及び一般管理費は前連結会計年度と比べて1,839百万円増加し、26,003百万円(前期比7.6%増)となりました。これは主に、減価償却費が減少したものの研究開発の進展に伴い研究開発費が増加したためであります。この結果、営業利益は前連結会計年度と比べて2,302百万円増加し、5,331百万円(前期比18.0%減)となりました。

営業外収益は前連結会計年度と比べて16百万円減少し、398百万円(前期比3.9%減)となりました。また、営業外費用は前連結会計年度と比べて229百万円増加し、622百万円(前期比58.3%増)となりました。この結果、経常利益は前連結会計年度と比べて1,414百万円減少し、5,107百万円(前期比21.7%減)となりました。

特別利益は前連結会計年度と比べて1,955百万円減少し、1,384百万円(前期比58.5%減)となりました。これは、前期に投資有価証券売却益を計上した反動によるものであります。また、法人税、住民税及び事業税、法人税等調整額の合計は、前連結会計年度と比べて1,225百万円減少し、1,091百万円(前期比52.9%減)となりました。この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度と比べて2,444百万円減少し、5,101百万円(前期比32.4%減)となりました。

 

② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

a.キャッシュ・フローの状況の分析

当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況の分析につきましては「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載しております。

 

b.資本の財源及び資金の流動性についての分析

当社グループは、事業活動の維持・拡大に必要な資金を安定的に確保するとともに、資金需要に応じた資金調達を行うことを基本的な方針としております。

当社グループの運転資金需要の主なものは、製品製造費用、商品仕入、研究開発費や販売促進費等の販売費及び一般管理費等の営業費用であります。また、長期資金需要の主なものは、生産および研究開発のための設備投資や開発パイプラインの拡充に向けた投資等であります。運転資金需要は自己資金および取引金融機関からの短期借入を基本としており、長期資金需要は自己資金および取引金融機関からの長期借入を基本としております。

資金の流動性につきましては、現金及び現金同等物に加え、取引金融機関とコミットメントライン契約を締結し、手元流動性を確保しております。

なお、当連結会計年度末における借入金の残高は前連結会計年度末と比べて1,418百万円増加し、10,903百万円(前期末比15.0%増)となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は前連結会計年度末と比べて6,136百万円減少し、10,603百万円(前期末比36.7%減)となっております。

 

③ 重要な会計方針及び見積り

当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、必要と思われる見積りは、過去の実績や現状等を勘案し合理的な基準に基づいて実施しておりますが、見積り等の不確実性があるため実際の結果は異なる場合があります。

連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

 

④ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

当社グループは2021年4月から2026年3月末までの中期経営計画を策定しております。その最終年度である2025年度には、売上高700億円、営業利益率8%、自己資本当期純利益率(ROE)8%を目標としております。

 

今後も「第2 事業の状況 1.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)中長期的な会社の経営戦略および会社の対処すべき課題」に記載のとおり、中期経営計画に基づき、目標達成に向けた取り組みを推進してまいります。

セグメント情報

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1.報告セグメントの概要

 当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち、分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

 当社グループは、医薬品等の製造・販売および輸出入等を中心に事業を展開しており、「医薬品事業」、「アニマルヘルス事業」および「海外事業」の3つを報告セグメントとしております。

 「医薬品事業」は、主に医療用医薬品を製造・販売しております。

 「アニマルヘルス事業」は、主に動物用医薬品、飼料添加物等の製品を製造・販売しております。

 「海外事業」は、主に海外で医療用医薬品を製造・販売しております。

 

2.報告セグメントの変更等に関する事項

(報告セグメントの追加)

 当連結会計年度において、Ha Tay Pharmaceutical Joint Stock Companyを連結子会社化したことに伴い、報告セグメント「海外事業」を新たに追加しております。

 

3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一であります。

 報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。

 セグメント間の内部利益および振替高は市場実勢価格に基づいております。

 

4.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報

前連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

(注)1

合計

調整額

(注)2

連結財務諸表

 計上額   (注)3

 

医薬品事業

アニマル

ヘルス事業

売上高

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

56,016

6,664

162

62,843

62,843

セグメント間の内部売上高又は振替高

64

64

△64

56,016

6,664

226

62,907

△64

62,843

セグメント利益

7,647

195

△125

7,717

△1,216

6,500

セグメント資産

45,034

3,514

39

48,588

42,157

90,745

その他の項目

 

 

 

 

 

 

減価償却費

2,227

4

2,231

201

2,432

    (注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、臨床検査および

        医療機器等の事業を含んでおります。

      2.調整額の内容は以下のとおりであります。

       (1)セグメント利益又は損失(△)の調整額△1,216百万円は、各事業セグメントに配分していない

         全社費用であり、主に持株会社である親会社に係る費用であります。

       (2)セグメント資産の調整額42,157百万円は、各事業セグメントに配分していない全社資産であり、主

         に事業セグメントに帰属しない当社の金融資産(現金及び預金、投資有価証券)および管理部門に

         係る資産であります。

       (3)減価償却費の調整額201百万円は、各事業セグメントに配分していない減価償却費であります。

      3.セグメント利益又は損失(△)は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。

 

 

当連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

(注)1

合計

調整額

(注)2

連結財務諸表

 計上額   (注)3

 

医薬品事業

アニマル

ヘルス事業

海外事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

56,655

7,246

237

64,139

64,139

セグメント間の内部売上高又は振替高

88

88

△88

56,655

7,246

325

64,227

△88

64,139

セグメント利益

6,349

300

2

6,652

△1,321

5,331

セグメント資産

49,554

4,174

14,877

51

68,656

31,878

100,534

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費

1,693

3

1,696

192

1,889

 (注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、臨床検査および

     医療機器等の事業を含んでおります。

   2.調整額の内容は以下のとおりであります。

    (1)セグメント利益の調整額△1,321百万円は、各事業セグメントに配分していない

      全社費用であり、主に持株会社である親会社に係る費用であります。

    (2)セグメント資産の調整額31,878百万円は、各事業セグメントに配分していない全社資産であり、主

      に事業セグメントに帰属しない当社の金融資産(現金及び預金、投資有価証券)および管理部門に

      係る資産であります。

    (3)減価償却費の調整額192百万円は、各事業セグメントに配分していない減価償却費であります。

   3.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。

 

【関連情報】

前連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

  セグメント情報として、同様の情報が開示されているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高

 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

(2)有形固定資産

 本邦以外に所在している有形固定資産がないため、記載を省略しております。

 

3.主要な顧客ごとの情報

                              (単位:百万円)

顧客の名称又は氏名

売上高

関連するセグメント名

武田薬品工業㈱

54,564

医薬品事業

 

 

当連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

  セグメント情報として、同様の情報が開示されているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高

 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

(2)有形固定資産

                              (単位:百万円)

日本

ベトナム

合計

12,658

6,051

18,709

 

 

3.主要な顧客ごとの情報

                              (単位:百万円)

顧客の名称又は氏名

売上高

関連するセグメント名

武田薬品工業㈱

55,485

医薬品事業

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

医薬品事業

アニマル

ヘルス事業

海外事業

その他

合計

全社・消去

連結損益計算書

計上額

減損損失

300

12,483

12,783

12,783

(注)海外事業の減損損失は、連結損益計算書上、子会社化関連損益に含めて表示しております。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

医薬品事業

アニマル

ヘルス事業

海外事業

その他

合計

全社・消去

連結財務諸表

計上額

当期償却額

当期末残高

4,361

4,361

4,361

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

 該当事項はありません。