人的資本
OpenWork(社員クチコミ)-
社員数354名(単体) 2,440名(連結)
-
平均年齢42.0歳(単体)
-
平均勤続年数17.0年(単体)
-
平均年収6,990,530円(単体)
従業員の状況
5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況
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|
2025年12月31日現在 |
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セグメントの名称 |
従業員数(人) |
|
|
日本 |
501 |
(433) |
|
北米 |
601 |
(13) |
|
中国 |
413 |
(62) |
|
アジア |
727 |
(730) |
|
欧州 |
198 |
(56) |
|
合計 |
2,440 |
(1,294) |
(注)従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(準社員、契約社員、嘱託を含む。)は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。
(2)提出会社の状況
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2025年12月31日現在 |
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従業員数(人) |
平均年齢 |
平均勤続年数 |
平均年間給与(円) |
|||
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354 |
(121) |
42歳 |
11か月 |
17年 |
11か月 |
6,990,530 |
(注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除く。)であり、臨時雇用者数(準社員、契約社員、嘱託を含む。ただし、派遣社員は含まない。)は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。
2.平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでおります。
3.満60歳定年制を採用しております。
4.セグメントは日本のみであります。
(3)労働組合の状況
当社グループには、ニチリン労働組合などが組織されており、主に日本ゴム産業労働組合連合に属しております。なお、労使関係は円満に推移しております。
(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率および労働者の男女の賃金の差異
①提出会社
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当事業年度 |
||||
|
管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1、2 |
男性労働者の育児休業取得率(%) (注)1、2 |
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1、2、3、4 |
||
|
全労働者 |
うち正規雇用労働者 |
うち非正規雇用労働者 |
||
|
4.9 |
87.5 |
58.7 |
78.3 |
66.1 |
(注)1.管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率および労働者の男女の賃金差異の計算は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づく算出方法によっております。なお、男性労働者の育児休業取得率については、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。管理職に占める女性労働者の割合の計算基準日は2025年12月31日、男性労働者の育児休業取得率および労働者の男女の賃金差異の対象期間は当事業年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)であります。
2.出向者は提出会社の労働者として集計しておりません。
3.非正規雇用労働者は、正規雇用労働者を除くすべての無期雇用者および再雇用者を含む有期契約社員を対象にしております。
4.労働者の男女の賃金差異の計算における総賃金には、基準外賃金および賞与を含み、通勤手当を含んでおりません。
<補足説明>
女性活躍推進への課題認識から近年積極的に女性の採用を行っているため、35歳以下においては26.7%、36歳以上においては15.7%と年代により構成比率に差異が生じております。このように女性労働者の人員構成が男性労働者と比較して若手層に偏っていることが、管理職に占める女性労働者の割合ならびに正規雇用労働者の賃金差異に影響しております。なお、35歳以下の正規雇用労働者における男女間の賃金格差は95.0%であり、積極的な女性採用と活躍推進を今後も継続的に実施していくことにより、将来的には男女間の差異は縮小していく見込みであります。
②国内連結子会社
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当事業年度 |
|||||
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名称 |
管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1、3、4 |
男性労働者の育児休業取得率 (%) (注)2、3、4 |
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1、4、5 |
||
|
全労働者 |
うち正規雇用労働者 |
うち非正規雇用労働者 |
|||
|
ニチリン・サービス株式会社 |
- |
- |
58.0 |
78.0 |
67.1 |
|
日輪機工株式会社 |
- |
50.0 |
66.5 |
81.7 |
75.8 |
|
株式会社ニチリン白山 |
8.3 |
100.0 |
98.6 |
84.8 |
77.4 |
(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づく算出方法によって算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
3.「-」は該当者がいないことを示しております。
4.出向者は含まれておりません。
5.非正規雇用労働者は、正規雇用労働者を除くすべての無期雇用者および再雇用者を含む有期契約社員を対象にしております。
サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社グループのサステナビリティに関する考え方および取り組みは、次のとおりであります。詳細につきましては、当社ホームページ上で公開している「サステナビリティレポート2024」を参照ください。2026年に最新版発行を予定しております。
https://www.nichirin.co.jp/toppage/csr/csr16
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。
(1)サステナビリティ全般
①ガバナンスおよびリスク管理
当社グループでは、「環境」「社会」「経済」という3つの観点すべてにおいて持続可能な状態を実現する「サステナビリティ経営」を推進し、企業価値の向上を図ることを経営上の重要課題として捉えております。
なお、「サステナビリティ経営」を推進するために、「サステナビリティ推進室」を設け、同室を事務局とする「サステナビリティ委員会」を設置し、年3回開催(4月、7月、および11月を原則)としています。サステナビリティ委員会は、代表取締役社長を委員長とする10名の取締役・執行役員で構成され、常勤監査役もオブザーバーとして参加しており、主に下記の役割を担っています。
・サステナビリティ戦略の策定と実行
・取締役会から指示された事項の推進およびサステナビリティに関する事項の取締役会への報告
・外部とのコミュニケーション
当社は、経営目標を大きく妨げると予測されるグループ全体のリスクおよび機会の管理については、常勤の取締役・執行役員・理事職を委員とする「経営会議」で行っています。また、当社およびグループ会社における品質・環境・安全等のリスク管理については、各専門委員会によって、より専門的な立場からモニタリングを含めて実施しています。情報セキュリティに係るリスクは優先順位の高いリスクと位置付け、「情報セキュリティ委員会」により、情報漏洩や情報システムが正常に機能しないリスクに対して事業継続を確保する体制の構築を図っています。
サステナビリティ推進室では、経営会議で取り扱っているグループ全体のリスクや機会、また各専門委員会で取り扱っている個別のリスクや機会を踏まえ、それに気候変動などに関するシナリオなどを加味して、気候変動などに関するリスクや機会の特定と管理を行っています。
なお、サステナビリティ委員会と各専門委員会との関係(「監督」、「指示」および「報告」)は、各方針の策定やステークホルダーからの要求への対応など、サステナビリティへの取り組みに関する事項に限定しています。
(2)気候変動に関する戦略ならびに指標および目標
2021年の国連気候変動枠組条約締約国会議(COP26)において「気温上昇を1.5度に抑える努力を追求する」と合意された後、COP30まで進んでおり、気候変動対策は私たち人類にとって喫緊の課題となっています。当社グループは、脱炭素社会に貢献する事業の推進を重要課題の一つとして捉え、持続可能な社会の実現に向け、事業活動のあらゆる局面での環境負荷低減を目指した環境経営を推進しています。
特に、気候変動に関連する課題は「サステナビリティ委員会」と「環境管理委員会」において議論され、それらを踏まえてリスクや機会を抽出し、戦略に落とし込むようにしています。その結果については、取締役会への報告がなされております。
①戦略
当社グループの事業にとって重要と考えられるリスクと機会、想定リスク(当社グループの事業に影響を与えると思われる要因)、気候変動が中長期で当社事業へもたらす事業活動への影響を以下の通り想定しております。当社はこれらのリスクが発生する可能性や影響度を加味しながら、リスクの回避や発生時の影響を最小限にするための対策とともに、戦略に反映し対応すべく、取り組む方針であります。
・シナリオの選定
気候変動によって生じるリスク・機会のうち、当社への影響が発生する可能性の高いものを評価対象として選定しました。国際エネルギー機関(IEA)と気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が提示する世界の平均気温上昇1.5℃と4℃に相当するシナリオや社内外の情報を参照し、リスクと機会それぞれについて、影響度と発生確率を「1」~「5」の5段階で評価し、各項目の重点施策を洗い出しました。
1.5℃シナリオ *1
各国政策のさらなる見直しなど、温室効果ガスの排出規制が強化される
再生可能エネルギーなどのクリーンエネルギー技術が普及する
炭素税など環境関連の規制が強化される
4℃シナリオ *2
従来型の経済成長が続き、気候変動対策に向けた取り組みはあまり進展しない
気候変動の進行により、豪雨や洪水、熱波等の自然災害の発生が激増する
*1 IEA World Energy Outlook(NZE、SDS)、Global EV Outlook (NZE)、IPCC(SSP1-2.6、SSP1-1.9)等
*2 4℃:IPCC(SSP5-8.5)等
発生確率と影響度
|
|
発生確率 |
影響度 |
|
5 |
1年未満 |
100億円超 |
|
4 |
1~3年 |
30~100億円 |
|
3 |
3~10年 |
10~30億円 |
|
2 |
10~30年 |
3~10億円 |
|
1 |
30年超 |
3億円未満 |
シナリオ分析に基づく評価結果
リスク
|
分類 |
リスク内容 |
2030年 |
2050年 |
発現時期 |
主な対応策 |
|||
|
影響度 |
発生確率 |
影響度 |
発生確率 |
|||||
|
移行 リスク |
政策 法規制 |
炭素税導入による操業コストの増加 |
4 |
4 |
5 |
4 |
中期 |
・カーボンニュートラルに向けた取り組みの強化 ・製造工程におけるエネルギー効率の向上 |
|
原材料価格の高騰 |
1 |
3 |
1 |
3 |
中期 |
・原材料のロスの低減 ・省資源製品の研究開発 |
||
|
評判 |
気候変動への対応遅れによる投資家からの評判低下 |
2 |
5 |
2 |
5 |
短期 |
・ESG投資の評価の視点を踏まえた取り組みや情報開示 ・環境配慮型製品の開発とPR |
|
|
市場 |
内燃機関車の販売減少による関連製品の売上減少 |
1 |
4 |
2 |
4 |
中期 |
・市場動向に沿った適切な事業ポートフォリオの構築 ・EV車向けの製品開発、拡販 |
|
|
法的責任 |
気候変動に関連する訴訟リスクの増加 |
1 |
1 |
1 |
1 |
長期 |
・環境配慮の取り組みや適切な情報開示 ・法規制等の順守 |
|
|
物理 リスク |
急性 |
異常気象による操業停止やサプライチェーン寸断 |
3 |
1 |
3 |
1 |
短期 |
・サプライチェーンマネジメントの強化 ・調達先の複数確保 ・水害対策の強化 |
|
慢性 |
高温による労働生産性の低下とコスト増加 |
1 |
4 |
1 |
4 |
短期 |
・労働環境の改善 ・高効率空調設備の導入 |
|
|
水ストレス地域における売上減少 |
2 |
1 |
2 |
1 |
中期 |
・節水設備の導入による水使用量の削減 ・水の再利用の促進 |
||
主要なリスク「炭素税導入による操業コストの増加」
炭素税など気候変動対策に関する政策・法規制が強化された場合、当社への影響として操業コストの増加が考えられます。IEAのネットゼロシナリオ(NZE)を参考に試算した結果、当社を含む国内外のグループ各社で、2030年には約64億円、2050年には約127億円のコストアップが想定されます。
そのため、当社では2050年カーボンニュートラル実現に向け、温室効果ガス排出量削減を実施しております。引き続き、当社を含むグループ各社の温室効果ガス排出量の算定や再生可能エネルギー由来の電力使用、製造工程におけるエネルギー効率向上など、温室効果ガス排出量の把握と削減に取り組み、炭素税による影響の低減に努めます。
機会
|
分類 |
機会内容 |
2030年 |
2050年 |
発現時期 |
主な対応策 |
|||
|
影響度 |
発生確率 |
影響度 |
発生確率 |
|||||
|
移行機会 |
技術 |
省エネ技術の進展によるエネルギーコスト削減 |
1 |
4 |
1 |
4 |
中期 |
・高効率な生産設備等の導入 ・エネルギー効率の向上や製造工程の見直し |
|
市場 |
EVの販売増加による関連製品の売上増加 |
1 |
4 |
2 |
4 |
中期 |
・市場動向に沿った適切な事業ポートフォリオの構築 ・EV車向けの製品開発、拡販 |
|
|
物理機会 |
急性 |
レジリエントな生産体制への評価向上 |
1 |
1 |
2 |
1 |
短期 |
・BCMの推進・開示 ・サプライチェーンマネジメントの強化 |
主要な機会「EVの販売増加による関連製品の売上増加」
市場において、EVなどのゼロエミッション車の需要が増加することで、当社でも関連製品の売上増加が見込まれます。IEAのシナリオ(APS)において、ゼロエミッション車の販売台数は、2024年と比較して、2030年には約4倍、2050年には約8倍に増加すると予測されています。
当社では、この機会を逸することがないよう、EV車向け製品の市場シェア拡大を目指し、研究開発や品質向上に取り組んでまいります。
②指標と目標
当社では、2050年に当社グループ全体でカーボンニュートラルを達成することを宣言しており、それを実現するためのステップとして様々な目標を掲げています。これらの目標について、温室効果ガス排出量の削減目標に関する国際的な認定機関である「Science Based Targets initiative」(SBTi)の審査を受け、2024年7月にNet-zero基準(世界の平均気温の上昇を産業革命前に対して1.5℃以下に抑えるための基準)に合致した科学的な根拠に基づく目標であると認められました。
|
時期 |
目標 |
|
短期(2030年) |
Scope1・2におけるGHG排出量:42%削減(2022年比) |
|
長期(2050年) |
Scope1・2・3におけるGHG排出量:90%削減(2022年比) |
|
ネットゼロ |
2050年までにバリューチェーン全体でのGHG排出量をネットゼロにする |
短期(2030年)目標の達成状況は次のグラフのとおりとなっています。
今後もカーボンニュートラルな社会の実現に向け、様々な取り組みを一層加速させていきます。なお、現時点でのGHG排出量算定結果は以下のとおりとなっています。
単位:tCO2eq
|
|
提出会社と国内連結子会社 |
当社グループ全体 |
||||
|
2023年 |
2024年 |
2025年 |
2023年 |
2024年 |
2025年 |
|
|
Scope1 |
2,485*1 |
2,076 |
2,060 |
4,952 |
4,730*2 |
5,272 |
|
Scope2 |
5,151*1 |
3,735 |
2,372 |
18,374 |
14,097*2 |
10,417 |
|
Scope1+2 |
7,636 |
5,811 |
4,432 |
23,326 |
18,827 |
15,689 |
|
Scope3 |
199,730 |
196,834 |
184,102 |
376,087 |
380,705 |
368,280 |
Scope1:事業者自らの活動 (燃料の燃焼やフロンの漏洩など) によるGHGの直接排出
Scope2:他社から供給された電気や蒸気などの使用に伴うGHGの間接排出
Scope3:Scope1・2以外のGHGの間接排出 (事業者の活動に関連する他社からの排出)
(注)1.算定結果は小数点以下を四捨五入した値になっています。またScope2はマーケット基準で算定しています。
2.当社は国内連結子会社の製品のほぼ全てを購入し、当社から顧客へ販売しています。当社単独のGHG排出量では実態とかけ離れたものになってしまいますので、国内連結子会社と合わせたGHG排出量を開示しています。
3.2023年度以降、Scope 1・2排出量(表中の*1、および*2印部)は、ビューローベリタスジャパン(株)による第三者保証(限定的保証)を受けています。
なお、限定的保証を受けたGHG排出量は、エネルギー起源CO2・CH4・N2O・HFCに基づくものとなります。
また、当社、および当社の連結子会社16社(国内3社、北米5社、中国2社、アジア4社、欧州2社)のうち、限定的保証の対象は次のとおりです。
*1 次の拠点、および連結子会社となります。
・東京支社
・神戸本社
・浜松営業所
・姫路工場(日輪機工(株)姫路工場とニチリン・サービス(株)を含む)
・日輪機工(株)仁豊野工場
・(株)ニチリン白山
*2 下記3社は除外となります(排出量の算定にも含まれておりません)。
・NICHIRIN MEXICO, S.A. DE C.V.
・NICHIRIN BULGARIA EOOD
・NICHIRIN ATCO TEXAS, INC.
4.当社はサステナビリティ情報の精度向上を目的として、GHG排出量の係数等を見直しました。これにより過年度(2023年度及び2024年度)の一部の数値についても遡及修正を行っております。
③社外からの評価
イ.CDP(旧Carbon Disclosure Project)
CDPは、企業や都市などが自らの環境への影響や対策について情報を公開し、気候変動や水リスクなどの環境問題に対する透明性と行動を促進する非営利団体です。当社グループは、2025年度のCDP評価において、気候変動分野はB、水資源保護分野はA-の評価を獲得しました。
ロ.EcoVadis
EcoVadisはグローバルプラットフォームを介して包括的な企業の社会的責任評価サービスを提供している評価機関で、「環境」「労働と人権」「倫理」「持続可能な資材調達」の4つのカテゴリーにおいて企業の取り組みを評価しています。ニチリングループは2025年度の評価において、総合得点は59点(パーセンタイルは56)となり、コミットメントバッジを獲得しました。
(3)人的資本に関する戦略および指標と目標
①人材育成方針
ニチリングループは、"価値を創り、形にし、社会へ届けるフローエンジニアリングで、人々の歓びと世界の豊かな明日(あす)を育む"という経営理念のもと、人的資源を「大きな技術革新が進む中で、新たな価値と多様性を兼ね備えた成長戦略を推進していくうえで最大の経営資源」ととらえ、ニチリングループ企業行動憲章に示した行動を実践できる人材を育成します。性別や国籍などの違いにとらわれることなく、従業員の多様性・人格・個性および自主性を尊重しながら、従業員個々にとって有効かつ適切な方法で育成します。
これらの人材育成施策により、「世界情勢の激しい変化に速く(SPEEDY) 気付き(SENSE)、戦略的に(STRATEGICALLY) 誠実に(SINCERITY) 乗り越える(SURVIVE)ことができる人材、そして皆様を満足(SATISFY)と光り輝く笑顔(SPARKLING SMILE)を与え、サステナブル(SUSTAINABLE)に、且つ、時代を超えて継承(SUCCESSION)する」を行動指針として取り組みます。
・教育と研修(提出会社の状況)
リーダーシップを発揮し、戦略、組織および人材をマネジメントできる人財の育成、グローバル対応力の強化を目的として各種の研修およびセミナーを実施しています。
当社においては、関連する指標のデータ管理とともに、具体的な取り組みが行われているものの、当社グループに属する会社においては、各社独自での取組みは行っていますが、グループ全社で統一された基準での実施やデータ管理は行われていないため、次の指標に関する実績は、当社グループにおける主要な事業を営む提出会社のものを記載しております。
2025年度の主な教育実績
|
研修名 |
受講実績 |
|
人権研修(ハラスメント防止研修) |
受講対象者の受講率100% |
|
間接部門の業務改善研修 |
受講対象者の受講率100% |
|
グローバルリスクセミナー |
受講対象者の受講率100% |
|
TOEIC Listening & Reading Test、TOEIC IP TEST |
104名受講(前年60名) |
|
社内英会話研修 |
8名受講(前年10名) |
|
英語基礎力養成講座 |
30名受講(前年28名) |
|
英語スピーキング力養成講座 |
17名受講(前年23名) |
|
マネジメント力、専門知識向上のための通信教育 |
288科目受講(前年283科目) |
2026年度の主な教育計画と目標
|
研修名 |
目標値 |
|
多様性受容セミナー |
受講対象者の受講率100% |
|
人権研修(ハラスメント防止研修) |
受講対象者の受講率100% |
|
次期幹部候補者に対するマネジメント研修 |
受講対象者の受講率100% |
|
不正防止研修 |
受講対象者の受講率100% |
|
TOEIC Listening & Reading Test、TOEIC IP Test |
昨年実績以上の受検者 |
|
英語基礎力養成講座 |
昨年実績以上の受講者 |
|
英語スピーキング力養成講座 |
昨年実績以上の受講者 |
|
DX推進、AI活用人材育成に関する研修 |
受講対象者の受講率100% |
|
マネジメント力、専門知識向上のための通信教育 |
昨年実績以上の科目受講 |
一人当たりの教育費(正社員)
|
2023年実績 |
2024年実績 |
2025年実績 |
|
91,850円 |
121,140円 |
93,039円 |
②社内環境整備方針(提出会社の状況)
大きく変化する環境の中で、会社が継続的に成長、発展していくためには、従業員の人権が尊重され、健康で生き生きと安心して働くことができる職場環境の実現が重要になります。そのために当社は、ニチリングループ人権方針およびニチリン健康経営宣言のもとで、「心と身体の健康」を育み、実現する職場環境作りを目指します。
1)ハラスメントを防止する取組み
人種、民族、性別、宗教、信条、国籍、出生地、年齢、障がいの有無、性的指向、性自認等を理由とする一切の差別を行いません。ハラスメント防止を宣言し、精神的な嫌がらせ、差別的発言などのハラスメントのない従業員が互いに尊重され、活気ある職場環境を作ります。ハラスメント防止に関する取組みの周知および研修等を通じて、ハラスメント防止意識の浸透を図ります。
2)多様な価値観、人権を尊重する取組み
多様な価値観が互いに理解・尊重され、従業員一人ひとりの特性を生かして、チャレンジできる組織風土を作ります。増加する外国籍社員の価値観理解と尊重のために、多様性受容セミナーを行い、多様な価値観への理解と尊重を促進します。
3)心と身体の健康増進への取組み
職場における良好なコミュニケーションを確保し、従業員一人ひとりの心と身体の健康保持・増進に取り組みます。
また、健康経営の推進体制および諸施策の充実を図り、健康経営優良法人の認定を維持します。
4)過重労働を防止する取組み
労働時間を適切に管理し、過重労働の発生を防止する仕組み作りに取り組みます。労働時間については、法定上限時間を下回るよう労使協定するとともに、過重労働が発生しないよう労使のチェック体制を厳格にします。
5)働き方の多様化実現に向けた取組み
従業員の多様な生き方を尊重し、場所や時間にとらわれない多様な働き方が可能な環境作りに取り組みます。育児・介護とキャリアの両立を支援、促進するため、育児や介護が必要な従業員の把握と相談窓口の設置を行うとともに、サポート施策の充実を図ります。
・多様な価値観、人権の尊重、働き方の多様化を実現する指標(提出会社の状況)
|
指標 |
目標値 |
2024年実績 |
2025年実績 |
|
女性雇用比率 |
20.0% |
19.2% |
19.2% |
|
外国人雇用比率(注)1 |
15.0% |
14.0% |
15.0% |
|
フレックス勤務実施人数 |
- |
144名 |
157名 |
|
在宅勤務実施人数(注)2 |
- |
23名 |
23名 |
(注)1.当社が指定する主要部門における比率
2.定期的に在宅勤務を実施している1か月あたりの人数
(4)健康経営の取組み
当社は、従業員が心身ともに健康で、個々の能力を最大限に発揮することが持続的な企業価値向上の基盤であると考えています。2019年の「ニチリン健康経営宣言」以降、メンタルおよびフィジカルの包括的な健康増進に取り組んでおり、その継続的な成果として「健康経営優良法人(大規模法人部門)」には8年連続で認定されています。2025年3月からは、社長を委員長とする「健康経営推進委員会」および施策の実施を担う「心と身体の健康専門委員会」が本格始動いたしました。この新体制のもと、健康経営を組織文化として深く浸透させるべく、専門部署である「健康経営推進グループ」が中心となり、現場のニーズに即した施策を迅速に展開しています。今後も、全従業員が安心して生き生きと挑戦し続けられる職場づくりに注力してまいります。
・心と身体の健康増進の指標(提出会社の状況)
|
指標 |
目標値 |
2024年実績 |
2025年実績 |
|
健康経営優良法人 |
認定 |
認定 |
認定 |
|
ストレスチェック受検率 |
100% |
100% |
100% |
|
定期健康診断受診率 |
100% |
100% |
100% |
|
喫煙率 |
15%以下 |
26.1% |
23.4% |
|
ストレスチェック集団分析における総合健康リスク |
100以下 |
96 |
96 |
(注)1.特に当社で重視する指標
2.喫煙率は定期健康診断時における正社員の全年齢での数値
3.目標値との乖離が大きい喫煙率については、2024年度から就業時間中の禁煙、禁煙サポート、非喫煙者へのインセンティブの取り組みを実施しています。
4.総合健康リスクとは現状の職場のストレス状態が労働者の健康にどの程度影響を与えるかを判断するための指標で、全国平均を100として、この数値が高いほど労働者の健康リスクが高い状態であることを示しています。