ストーリー・沿革
サマリ
三ツ星ベルトは、“伝える・運ぶ”機能を担う各種ベルトと建設資材で産業の基盤を支えるメーカー。独自の“カガク”技術力、マザー同等品質を実現する自社設計設備、代理店との共創モデルを強みに、EVの電動ユニット向け(EPS/PSD、電動二輪後輪駆動など)の高機能ベルトを拡充。「変化にぶれない強い企業体質」を掲げ、成長加速を図る。
過去
現在
未来
目指す経営指標
2030年度:国内8拠点(Scope1&2)でCO₂排出量を2013年度比46%削減
2026年度(’24中計最終年度):売上高915億円、営業利益額105億円(営業利益率11.5%)、ROE9%
2026年度:DOE目安5.4%程度(1株配当180円以上)
’24中計期間:政策保有株式売却50億円、自己株式取得30億円、設備投資200億円(成長・基盤強化に重点)
トップメッセージの要約
成長加速期間
電動化対応製品(EPS/PSD)
資本コストを意識した経営
人財戦略強化
用語解説
三ツ星ベルトが自社のコアを示す言い方で、材料設計・配合・解析・評価までを一気通貫で行う“化学(材料科学)×工学”の技術力を指します。用途に合わせて樹脂やゴムの特性を細かく制御し、摩耗・騒音・耐久などの性能を最適化します。
■マザー同等品質
主要設備を自社設計・自社製造し、海外拠点にも同じ思想・仕様で展開することで、世界のどの工場でも“母工場と同等の品質”を実現する考え方です。供給の安定性と品質のばらつき最小化につながります。
■代理店との共創モデル
販売代理店と定期的な意見交換や共同提案を行い、現場の課題を素早く製品設計・仕様改善に反映する取り組みです。販売チャネルという役割にとどまらず、需要創出と付加価値提案を共同で進めます。
■電動パワーステアリング(EPS)向けベルト
自動車の操舵を電動モーターでアシストするユニット向けに最適化した伝動ベルトです。静粛性や振動低減、耐久性を両立し、操舵フィールの安定と電費向上に寄与します。
■パワースライドドア(PSD)向けベルト
ミニバン等のスライドドアを電動で開閉する機構に用いるベルトです。薄型・軽量で耐摩耗性に優れ、滑らかな開閉と耐久性の両立を狙った仕様が特長です。
■電動二輪後輪駆動ベルト
電動二輪車のモーター動力を後輪に伝えるためのベルトです。金属チェーンと比べて静音性や保守性に優れ、効率損失を抑えつつ長寿命化を図れる点が評価されています。
■高精度タイミングベルト
微細な歯形によって滑りを抑え、モーターの回転を高精度に同期伝達するベルトです。ロボット、工作機械、物流機器などの位置決め・搬送で、低伸び・低騒音・高耐久が求められる用途に適します。
■建設防水・遮水材
屋上防水や最終処分場・水槽などの遮水用途向けに展開するシート・ライニング材です。耐候・耐薬品性と施工性を両立し、雨水侵入や有害水の漏えいを抑えることで施設の長寿命化に貢献します。
■革新的生産ライン
生産性と品質・BCPを同時に高めることを目的に、工程自動化・見える化・段取り最適化を組み込んだ新しい製造ラインの総称です。自社設計設備を核に、少人化と安定稼働を両立します。
■サステナビリティ会議
環境・人材・ガバナンスなどの重要課題について、方針や施策を横断的に議論・推進する社内の会議体です。環境配慮型製品の拡充や人財戦略の実装状況を継続的に点検します。
■CCC(キャッシュ・コンバージョン・サイクル)短縮
在庫・売掛・買掛の回転を改善して、現金回収までの日数を短くする経営施策です。運転資本の圧縮により資産効率を高め、成長投資・株主還元の余力を生み出します。
沿革
2【沿革】
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1919年10月 |
神戸本社現在地において、故小田源蔵個人経営による木綿ベルトを主製品とする合資会社三ツ星商会を設立 |
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1932年10月 |
株式会社三ツ星商会を設立、同時に合資会社三ツ星商会を吸収合併 |
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1935年6月 |
三ツ星調帯株式会社に改称 |
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1936年3月 |
コンベヤベルトの製造開始 |
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1937年6月 |
東京都中央区に東京支店を開設 |
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1940年10月 |
V型ベルトの製造開始 |
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1947年11月 |
香川県に四国工場を建設し、平型ベルトの製造開始 |
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1957年5月 |
歯付ベルトの製造開始 |
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1958年7月 |
大阪証券取引所に株式を上場 |
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1961年5月 |
三ツ星ベルト株式会社に改称 |
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1962年1月 |
愛知県小牧市に名古屋工場を建設し、各種ベルトの製造開始 |
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1962年5月 |
東京証券取引所市場第1部に株式を上場 |
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1963年7月 |
防水シートの製造開始 |
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1965年4月 |
自動車内装部品の製造開始 |
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1973年7月 |
自動車外装部品の製造開始 |
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1973年11月 |
米国に子会社エム・ビー・エル(ユー・エス・エー)コーポレーションを設立、また、愛知県小牧市に子会社名星工業㈱を設立 |
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1977年7月 |
シンガポール国に子会社ミツボシ ベルティング(シンガポール)プライベート リミテッドを設立 |
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1977年9月 |
㈱三ツ星ベルト神奈川製造所より自動車内装・外装部品の製造設備等を譲り受け、神奈川工場として発足 |
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1980年4月 |
SF製品(エンジニアリング ストラクチュラル フォーム)の製造開始 |
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1982年10月 |
ポリウレタン素材によるケミフレックス製品の製造開始 |
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1984年7月 |
フィリピン国に関連会社ミツボシ ベルティング フィリピン コーポレーションを設立 |
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1986年9月 |
滋賀県に滋賀工場を建設(ケーブルコードの樹脂加工設備の増設) |
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1987年12月 |
タイ国に関連会社ミツボシ ベルティング(タイランド)カンパニー リミテッドを設立 |
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1988年3月 |
米国に子会社エム・ビー・エル(ユー・エス・エー)コーポレーションの製造部門として生産工場を建設 |
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1988年9月 |
インドネシア国に子会社ピー・ティ ミツボシ ベルティング インドネシアを設立 |
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1997年3月 |
子会社ミツボシ ベルティング(シンガポール)プライベート リミテッドがインドネシア国に設立した子会社ピー・ティ セイワ インドネシアの生産工場完成 |
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1997年4月 |
子会社中部三ツ星㈱が子会社北陸三ツ星㈱及び子会社東海三ツ星㈱を統合し、子会社三ツ星ベルト中日本㈱として営業開始 |
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1998年6月 |
子会社中国三ツ星広陵㈱が子会社大阪三ツ星㈱を統合し、子会社三ツ星ベルト西日本㈱として営業開始 |
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1999年2月 |
京都府綾部市に綾部生産システム開発センターを建設し、同施設を運営する子会社三ツ星ベルト技研㈱を設立 |
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2000年1月 |
神戸・東京両本社制の実施 |
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2000年4月 |
神戸事業所内にテクノリサーチセンターを増改築 |
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2000年6月 |
シンガポール国に子会社エム オー アイ テック プライベート リミテッドを設立 |
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2000年10月 |
神戸市長田区の本店社屋を総合管理センターとして増改築し、神戸本社事務所を神戸市中央区から移転 |
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2001年8月 |
子会社エム オー アイ テック プライベート リミテッドがポーランド国に子会社エム オー アイ テック ヨーロッパ スプーカ ズー オーを設立 |
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2001年10月 |
子会社三ツ星ベルト北日本㈱と子会社東京三ツ星工販㈱を統合し、子会社三ツ星ベルト販賣㈱として営業開始 |
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2001年11月 |
子会社エム・ビー・エル(ユー・エス・エー)コーポレーションよりケミフレックス事業を子会社ミツボシ ケム コーポレーションとして分社 |
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2002年6月 |
子会社エム・ビー・エル(ヨーロッパ)ビー・ブイが子会社上海共星機帯国際貿易有限公司を設立 |
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2003年1月 |
子会社ミツボシ ベルティング(シンガポール)プライベート リミテッドと子会社ミツボシ オーバーシーズ ヘッドクォーターズ プライベート リミテッドの2社を事業統合 |
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2003年1月 |
子会社三ツ星ベルト販賣㈱と子会社三ツ星ベルト中日本㈱と子会社三ツ星ベルト西日本㈱を統合し、子会社三ツ星ベルト販賣㈱として営業開始 |
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2003年4月 |
化成品神奈川工場を新設分割により、子会社共星工業㈱として分社 |
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2003年7月 |
子会社ミツボシ オーバーシーズ ヘッドクォーターズ プライベート リミテッドがタイ国に設立した子会社スターズ テクノロジーズ インダストリアル リミテッドが製造開始 |
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2003年10月 |
化成品事業の製造部門を吸収分割により、子会社名星工業㈱に分社 |
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2003年10月 |
執行役員制度導入 |
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2004年4月 |
子会社エム オー アイ テック プライベート リミテッドが中国に子会社蘇州三之星機帯科技有限公司を設立 |
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2004年10月 |
化成品事業を新設分割により、子会社三ツ星ベルト化成品㈱として分社 |
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2006年9月 |
子会社三ツ星ベルト化成品㈱の全株式を International Automotive Components Group Japan,LLCへ譲渡 |
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2007年12月 |
子会社ミツボシ ケム コーポレーションを清算 |
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2010年11月 |
タイ国の子会社ミツボシ ベルティング(タイランド)カンパニー リミテッドの事業を子会社スターズ テクノロジーズ インダストリアル リミテッドに譲渡し、両社の事業を統合 |
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2011年11月 |
子会社エム・ビー・エル(ヨーロッパ)ビー・ブイと子会社エム・ビー・エル アントリーベテクニック ドイッチェランド ゲーエムベーハー(現 ミツボシ ベルティング ヨーロッパ ゲーエムベーハー)の2社を事業統合 |
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2012年3月 |
子会社ミツボシ オーバーシーズ ヘッドクォーターズ プライベート リミテッドがインド国に設立した子会社ミツボシ ベルティング インディア プライベート リミテッドが製造開始 |
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2012年8月 |
子会社ミツボシ オーバーシーズ ヘッドクォーターズ プライベート リミテッドがベトナム国に子会社ミツボシ ベルティング ベトナム カンパニー リミテッドを設立 |
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2013年1月 |
フィリピン国の関連会社ミツボシ ベルティング フィリピン コーポレーションの保有株式全部を譲渡し、合弁を解消 |
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2013年1月 |
子会社ミツボシ オーバーシーズ ヘッドクォーターズ プライベート リミテッドと子会社エム オー アイ テック プライベート リミテッドの2社を事業統合 |
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2015年1月 |
子会社三ツ星ベルト樹脂㈱と子会社ミベック㈱の2社を事業統合 |
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2021年3月 |
子会社ミツボシ オーバーシーズ ヘッドクォーターズ プライベート リミテッドがインドネシア国に子会社ピー・ティ ミツボシ ベルティング セールス インドネシアを設立 |
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2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第1部からプライム市場に移行 |
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2023年2月 |
子会社ネオ・ルーフィング㈱が日本水研㈱より土木防水工事に関する事業を譲受 |
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2024年4月 |
韓国に子会社ミツボシ ベルティング コリア カンパニー リミテッドを設立 |
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2025年4月 |
子会社ミツボシ オーバーシーズ ヘッドクォーターズ プライベート リミテッドがドバイに設立した子会社ミツボシ ベルティング ミドルイースト フリーゾーンカンパニーが事業開始 |
関係会社
4【関係会社の状況】
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名称 |
住所 |
資本金 又は 出資金 (百万円) |
主要な 事業の 内容 |
議決権の 所有割合 (%) |
関係内容 |
||||
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役員の 派遣状況 |
資金 援助 (百万円) |
営業上の 取引 |
設備の 賃貸借 |
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当社 役員 (名) |
当社 職員 (名) |
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(連結子会社) |
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※ ミツボシ ベルティング インディア プライベート リミテッド |
インド国 マハラシュトラ州 |
千インドルピー 3,550,000 |
海外 ベルト |
100.00 (100.00) |
|
2 |
1,000 |
当社製品の販売及び製造委託 |
なし |
|
※ エム・ビー・エル (ユー・エス・エー) コーポレーション |
米国 イリノイ州 |
千米ドル 30,000 |
〃 |
100.00 |
1 |
|
|
〃 |
〃 |
|
※ スターズ テクノロジーズ インダストリアル リミテッド |
タイ国 ラヨン県 |
千タイバーツ 1,200,000 |
〃 |
100.00 (5.08) |
|
1 |
|
〃 |
〃 |
|
※ ミツボシ オーバーシーズ ヘッドクォーターズ プライベート リミテッド |
シンガポール国 |
千米ドル 30,000 |
〃 |
100.00 (31.12) |
|
1 |
|
当社製品の販売 |
〃 |
|
※ 蘇州三之星機帯科技有限公司 |
中国 蘇州市 |
千米ドル 20,000 |
〃 |
100.00 (100.00) |
1 |
3 |
|
当社製品の販売及び製造委託 |
〃 |
|
ピー・ティ セイワ インドネシア |
インドネシア国 ブカシ市 |
千米ドル 6,000 |
〃 |
100.00 (100.00) |
1 |
2 |
|
〃 |
〃 |
|
ミツボシ ポーランド スプーカ ズー オー |
ポーランド国 プルシュコフ市 |
千ユーロ 4,184 |
〃 |
100.00 |
|
2 |
|
〃 |
設備貸与 |
|
※ 三ツ星ベルト技研㈱ |
神戸市 長田区 |
400 |
国内 ベルト |
100.00 |
1 |
3 |
|
当社製品の製造並びに当社グループ生産システムの開発、試作 |
事務所・ 工場貸与 |
|
ピー・ティ ミツボシ ベルティング インドネシア |
インドネシア国 タンゲラン市 |
千米ドル 3,000 |
海外 ベルト |
100.00 (0.33) |
2 |
2 |
|
当社製品の販売及び製造委託 |
なし |
|
ピー・ティ ミツボシ ベルティング セールス インドネシア |
インドネシア国 西ジャカルタ市 |
千米ドル 1,500 |
〃 |
100.00 (100.00) |
1 |
2 |
|
当社製品の販売 |
〃 |
|
ミツボシ ベルティング ヨーロッパ ゲーエムベーハー |
ドイツ国 ノイス市 |
千ユーロ 1,000 |
〃 |
100.00 |
|
1 |
81 |
〃 |
〃 |
|
※ 三ツ星ベルト販賣㈱ |
東京都 中央区 |
98 |
国内 ベルト |
100.00 |
|
4 |
|
〃 |
事務所貸与 |
|
※ 三ツ星ベルト工機㈱ |
神戸市 西区 |
98 |
〃 |
100.00 |
|
4 |
|
当社製品の製造・加工委託 |
事務所・ 工場貸与 |
|
ネオ・ルーフィング㈱ |
大阪市 東淀川区 |
50 |
建設 資材 |
100.00 |
|
2 |
405 |
当社製品の販売、施工 |
事務所貸与 |
|
三ツ星ベルト樹脂㈱ |
愛知県 小牧市 |
40 |
その他 |
100.00 |
|
4 |
|
当社製品の製造委託・製造工程の請負等 |
事務所・ 工場貸与 |
|
上海共星機帯国際貿易有限公司 |
中国 上海市 |
千中国元 2,483 |
海外 ベルト |
100.00 (100.00) |
1 |
3 |
|
当社製品の販売 |
なし |
|
エム・ビ・エル・ 総合サポート㈱ |
香川県 さぬき市 |
35 |
その他 |
100.00 |
|
4 |
|
当社製造工程の請負 |
事務所貸与 |
|
エム オー アイ テック ホンコン リミテッド |
ホンコン |
千米ドル 307 |
海外 ベルト |
100.00 (100.00) |
|
2 |
|
当社製品の販売 |
なし |
|
三ツ星コード㈱ |
滋賀県 高島市 |
30 |
国内 ベルト |
100.00 |
|
4 |
|
当社材料の製造委託 |
工場 一部貸与 |
|
三ツ星ベルトコンベヤ㈱ |
愛知県 小牧市 |
10 |
〃 |
100.00 |
|
3 |
399 |
当社製品の製造・加工委託 |
事務所・ 工場貸与 |
|
エムエムコート㈱ |
神戸市 長田区 |
10 |
その他 |
100.00 |
1 |
2 |
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構内の保安業務等 |
事務所貸与 |
|
その他 4社 |
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(注)1 主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
2 「議決権の所有割合」欄の( )は間接所有割合で内数であります。
3 ※は特定子会社であります。
4 上記各社はいずれも有価証券届出書又は有価証券報告書の提出会社ではありません。
5 エム・ビー・エル(ユー・エス・エー)コーポレーション及び三ツ星ベルト販賣㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
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主要な損益情報等 |
エム・ビー・エル (ユー・エス・エー) コーポレーション |
(1) 売上高 |
12,639百万円 |
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(2) 経常利益 |
357百万円 |
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(3) 当期純利益 |
284百万円 |
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(4) 純資産額 |
8,378百万円 |
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(5) 総資産額 |
10,273百万円 |
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三ツ星ベルト販賣㈱ |
(1) 売上高 |
21,207百万円 |
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(2) 経常利益 |
424百万円 |
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(3) 当期純利益 |
264百万円 |
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(4) 純資産額 |
3,645百万円 |
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(5) 総資産額 |
9,855百万円 |
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