2026.02.02更新
ストーリー・沿革
価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。
情報ソース:
TOTOグループ統合報告書2025
サマリ
TOTOは、国産初の腰掛式水洗便器を皮切りに、ウォシュレットやネオレスト、静電チャックなどの独自技術で生活文化と産業基盤を変えてきた水まわり総合メーカー。「どうしても親切が第一」「All for customer」を軸に、きれいと快適・健康、環境、人とのつながりを高めるデイリーウェルネスを世界の日常に広げようとしている。
過去
創業当初は、大倉和親が欧米の衛生的な水まわり文化に衝撃を受け、日本でも衛生陶器が必要になると確信し、製陶研究所で国産初の腰掛式水洗便器の開発に挑んだ。
1903年に欧米で白色硬質磁器と衛生的な水まわりに触れた大倉和親は、日本でも健康で文化的な生活に不可欠だと考え、1912年に父と私財を投じて製陶研究所を設立した。1万7,280余種の釉薬調合と試し焼き...
現在
現在はトイレ、浴室、洗面、キッチン、水栓金具から静電チャックまでを手がけるグローバル水まわり総合メーカー。デザインフィロソフィー「静かなる存在感」と独自のクリーン・節水技術を武器に、良品と均質な品質で世界中の生活空間を支えている。
TOTOグループは、日本と海外17カ国・地域で住設事業とセラミック事業を展開し、衛生陶器、ウォシュレット、システムバス、洗面化粧台、システムキッチン、水栓金具などをトータル提案している。衛生陶器で培っ...
未来
「共通価値創造戦略 TOTO WILL2030」のもと、きれいと快適・健康、環境、人とのつながりを軸に、デイリーウェルネスを実現するサステナブルプロダクツを拡充しつつ、海外住設事業とセラミック事業の成長で高収益なグローバル企業への変身を目指す。
WILL2030 STAGE2では、需要変化に応えるグローバル体制とROIC改善活動を通じて経済価値を高めながら、社会的・環境的価値の創造も加速させる方針。住設事業では、節水便器やきれい除菌水を搭載し...
目指す経営指標
・2030年度までに売上規模1兆円以上
・2030年度までに営業利益率12%以上
・2030年度までにTOTO版ROIC12%以上
・2030年度までに海外住設事業売上高構成比40%以上
・2030年度までにサステナブルプロダクツ商品構成比83%
・2030年度までに商品使用時水削減貢献量13億m³
・2030年度までに事業所からのCO2排出量18.5万t(Scope1,2)
・2030年度までにアフターサービスお客様満足度95pt、ショールーム満足度80pt、社員満足度80pt
・2030年度までに営業利益率12%以上
・2030年度までにTOTO版ROIC12%以上
・2030年度までに海外住設事業売上高構成比40%以上
・2030年度までにサステナブルプロダクツ商品構成比83%
・2030年度までに商品使用時水削減貢献量13億m³
・2030年度までに事業所からのCO2排出量18.5万t(Scope1,2)
・2030年度までにアフターサービスお客様満足度95pt、ショールーム満足度80pt、社員満足度80pt
トップメッセージの要約
どうしても親切が第一
All for customer
デイリーウェルネス
ROIC改善活動
TOTOファン
All for customer
デイリーウェルネス
ROIC改善活動
TOTOファン
社長の田村信也は、「どうしても親切が第一」という先人の言葉を自らの原点として語る。障がいのある女性とともに「らくらくリモコン」を開発し、介助なしでトイレに行けたと涙を流された経験から、一人の人生を変え...
用語解説
■「どうしても親切が第一」
TOTOの創業期から受け継がれている価値観で、「どんな制約があっても、まずお客様に親切であれ」という意味合いの言葉です。商品開発やサービスの判断基準を「目の前の人の困りごとを本気で解決できているか」に置くことを社員に求める合言葉として使われています。
■All for customer
経営理念を社員にもわかりやすく伝えるために噛み砕いた表現で、「すべてはお客様のために」というTOTO流の行動指針です。単に顧客満足を高めるというレベルではなく、設計・製造・販売・アフターサービスまで、あらゆる部門が「お客様にとって本当に良いか」を起点に意思決定する姿勢を示しています。
■デイリーウェルネス
TOTOが掲げるブランドコンセプトで、トイレや浴室などの水まわり空間を通じて、毎日の生活の中で「きれい」「快適」「健康」「人とのつながり」を実感できる状態を指します。特別なイベントではなく、朝起きてから寝るまでの何気ないシーンを少しずつ心地よくすることで、暮らし全体の質を高めようとする考え方です。
■共通価値創造戦略 TOTO WILL2030
2030年をゴールとするTOTOグループの長期ビジョン・戦略の名称です。会社側の利益だけでなく、水と衛生、環境、健康といった分野で社会に提供する価値も同時に高めることを狙いとしています。住設事業とセラミック事業の両輪で成長しつつ、環境負荷低減や生活文化の向上を一体として進める方針を示しています。
■WILL2030 STAGE2
長期戦略「TOTO WILL2030」を段階的に進める中期フェーズの呼び名で、現在取り組んでいるステージを指します。このステージでは、需要変化に対応できるグローバル体制への組み替えと、収益性を高めるための事業ポートフォリオの見直しを同時に進めることが重視されています。
■TOTO版ROIC
一般的なROIC(投下資本利益率)の考え方をベースにしつつ、TOTOグループの事業構造に合わせて定義した独自指標です。事業ごとにどれだけ効率よく利益を生み出せているかを測るもので、投資判断や事業撤退・強化の判断軸として用いられています。
■ROIC改善活動
TOTO版ROICを高めるために行う一連の取り組みの総称です。売上拡大だけでなく、不採算商品の見直し、設備や在庫といった投下資本をスリム化することも含め、現場レベルで「稼ぐ力」と「資本の使い方」の両方を改善していく活動を指します。
■TOTOファン
単なるリピーターにとどまらず、「TOTOの商品や考え方が好きで、人に勧めたくなる顧客」を指す社内の呼び方です。使い心地やアフターサービスでの良い体験を積み重ね、ブランドへの信頼や共感を高めることで、長期的にTOTOを選び続けてくれる人を世界中で増やしていくという発想に基づいています。
■ウォシュレット
TOTOが開発した温水洗浄便座のブランド名で、便座に座ったままおしりなどを温水で洗浄できる機能を備えています。洗浄位置や水圧、温度をきめ細かく調整できる点や、暖房便座・脱臭・フタ自動開閉などの機能と組み合わせ、トイレを快適なリラックス空間に変える代表的な商品シリーズです。
■ネオレスト
TOTOの高級トイレブランドで、タンクレストイレのデザイン性と先進のクリーン技術を組み合わせた商品シリーズです。便器の形状や表面処理、きれい除菌関連の機能などを一体で設計することで、汚れが付きにくく、掃除がしやすく、見た目もすっきりしたトイレ空間を実現することを目指しています。
■セフィオンテクト
TOTOが便器などに採用している独自の表面処理技術の名称です。陶器表面をナノレベルでなめらかにし、ガラス層でコーティングすることで、汚れや細菌が付着しにくく落としやすい状態にします。これにより、少ない水でもしっかり流せて掃除の手間も減らせることが特徴です。
■トートライトバス
TOTOが過去に展開していた浴室関連商品の一つで、当時としては軽量で扱いやすい浴槽・浴室ユニットとして開発されたシリーズです。集合住宅や戸建て住宅への施工をしやすくし、日本の一般家庭に「快適なお風呂空間」を広げる役割を果たしました。
■静電チャック
半導体製造装置などで使われる部材で、静電気の力を利用してシリコンウエハーなどの薄い部材をしっかり固定するための装置です。TOTOは衛生陶器で培ったセラミック技術を応用し、高い耐熱性や平滑性を持つ静電チャックを提供することで、半導体製造プロセスの精度向上に貢献しています。
■「静かなる存在感」
TOTOのデザインフィロソフィーを表す言葉で、空間の主張をし過ぎず、生活に自然になじみながらも、使う人がふとした瞬間に「使いやすい」「気持ちいい」と感じられるデザインを目指す姿勢を指します。形や色で目立つのではなく、使い勝手や質感の良さで存在感を示す考え方です。
■サステナブルプロダクツ
TOTOが定義する商品群で、「環境への配慮」と「お客様への価値提供」の両方を一定以上の水準で満たしたものを指します。節水・節電性能に優れ、長く使える品質を持ちながら、トイレや浴室での快適性も高めることを条件とし、カタログなどでも通常商品と区別して位置づけています。
■TOTO水環境基金
TOTOグループが水資源・水環境の保全のために設立した基金です。NPOや地域団体などが行う河川・湿地の保全活動、環境教育、途上国の水衛生改善プロジェクトなどに助成を行い、事業活動とは別の形でも水と人のより良い関係づくりを支援しています。
■らくらくリモコン
身体の不自由な方なども含め、誰でも使いやすい操作性を目指してTOTOが開発したトイレ用リモコンです。ボタンの大きさや配置、表示のわかりやすさに工夫を凝らし、少ない力や動作で操作できるようにしたもので、ユーザーとの対話を通じて使い勝手を磨き込んだユニバーサルデザインの取り組みの一例となっています。
TOTOの創業期から受け継がれている価値観で、「どんな制約があっても、まずお客様に親切であれ」という意味合いの言葉です。商品開発やサービスの判断基準を「目の前の人の困りごとを本気で解決できているか」に置くことを社員に求める合言葉として使われています。
■All for customer
経営理念を社員にもわかりやすく伝えるために噛み砕いた表現で、「すべてはお客様のために」というTOTO流の行動指針です。単に顧客満足を高めるというレベルではなく、設計・製造・販売・アフターサービスまで、あらゆる部門が「お客様にとって本当に良いか」を起点に意思決定する姿勢を示しています。
■デイリーウェルネス
TOTOが掲げるブランドコンセプトで、トイレや浴室などの水まわり空間を通じて、毎日の生活の中で「きれい」「快適」「健康」「人とのつながり」を実感できる状態を指します。特別なイベントではなく、朝起きてから寝るまでの何気ないシーンを少しずつ心地よくすることで、暮らし全体の質を高めようとする考え方です。
■共通価値創造戦略 TOTO WILL2030
2030年をゴールとするTOTOグループの長期ビジョン・戦略の名称です。会社側の利益だけでなく、水と衛生、環境、健康といった分野で社会に提供する価値も同時に高めることを狙いとしています。住設事業とセラミック事業の両輪で成長しつつ、環境負荷低減や生活文化の向上を一体として進める方針を示しています。
■WILL2030 STAGE2
長期戦略「TOTO WILL2030」を段階的に進める中期フェーズの呼び名で、現在取り組んでいるステージを指します。このステージでは、需要変化に対応できるグローバル体制への組み替えと、収益性を高めるための事業ポートフォリオの見直しを同時に進めることが重視されています。
■TOTO版ROIC
一般的なROIC(投下資本利益率)の考え方をベースにしつつ、TOTOグループの事業構造に合わせて定義した独自指標です。事業ごとにどれだけ効率よく利益を生み出せているかを測るもので、投資判断や事業撤退・強化の判断軸として用いられています。
■ROIC改善活動
TOTO版ROICを高めるために行う一連の取り組みの総称です。売上拡大だけでなく、不採算商品の見直し、設備や在庫といった投下資本をスリム化することも含め、現場レベルで「稼ぐ力」と「資本の使い方」の両方を改善していく活動を指します。
■TOTOファン
単なるリピーターにとどまらず、「TOTOの商品や考え方が好きで、人に勧めたくなる顧客」を指す社内の呼び方です。使い心地やアフターサービスでの良い体験を積み重ね、ブランドへの信頼や共感を高めることで、長期的にTOTOを選び続けてくれる人を世界中で増やしていくという発想に基づいています。
■ウォシュレット
TOTOが開発した温水洗浄便座のブランド名で、便座に座ったままおしりなどを温水で洗浄できる機能を備えています。洗浄位置や水圧、温度をきめ細かく調整できる点や、暖房便座・脱臭・フタ自動開閉などの機能と組み合わせ、トイレを快適なリラックス空間に変える代表的な商品シリーズです。
■ネオレスト
TOTOの高級トイレブランドで、タンクレストイレのデザイン性と先進のクリーン技術を組み合わせた商品シリーズです。便器の形状や表面処理、きれい除菌関連の機能などを一体で設計することで、汚れが付きにくく、掃除がしやすく、見た目もすっきりしたトイレ空間を実現することを目指しています。
■セフィオンテクト
TOTOが便器などに採用している独自の表面処理技術の名称です。陶器表面をナノレベルでなめらかにし、ガラス層でコーティングすることで、汚れや細菌が付着しにくく落としやすい状態にします。これにより、少ない水でもしっかり流せて掃除の手間も減らせることが特徴です。
■トートライトバス
TOTOが過去に展開していた浴室関連商品の一つで、当時としては軽量で扱いやすい浴槽・浴室ユニットとして開発されたシリーズです。集合住宅や戸建て住宅への施工をしやすくし、日本の一般家庭に「快適なお風呂空間」を広げる役割を果たしました。
■静電チャック
半導体製造装置などで使われる部材で、静電気の力を利用してシリコンウエハーなどの薄い部材をしっかり固定するための装置です。TOTOは衛生陶器で培ったセラミック技術を応用し、高い耐熱性や平滑性を持つ静電チャックを提供することで、半導体製造プロセスの精度向上に貢献しています。
■「静かなる存在感」
TOTOのデザインフィロソフィーを表す言葉で、空間の主張をし過ぎず、生活に自然になじみながらも、使う人がふとした瞬間に「使いやすい」「気持ちいい」と感じられるデザインを目指す姿勢を指します。形や色で目立つのではなく、使い勝手や質感の良さで存在感を示す考え方です。
■サステナブルプロダクツ
TOTOが定義する商品群で、「環境への配慮」と「お客様への価値提供」の両方を一定以上の水準で満たしたものを指します。節水・節電性能に優れ、長く使える品質を持ちながら、トイレや浴室での快適性も高めることを条件とし、カタログなどでも通常商品と区別して位置づけています。
■TOTO水環境基金
TOTOグループが水資源・水環境の保全のために設立した基金です。NPOや地域団体などが行う河川・湿地の保全活動、環境教育、途上国の水衛生改善プロジェクトなどに助成を行い、事業活動とは別の形でも水と人のより良い関係づくりを支援しています。
■らくらくリモコン
身体の不自由な方なども含め、誰でも使いやすい操作性を目指してTOTOが開発したトイレ用リモコンです。ボタンの大きさや配置、表示のわかりやすさに工夫を凝らし、少ない力や動作で操作できるようにしたもので、ユーザーとの対話を通じて使い勝手を磨き込んだユニバーサルデザインの取り組みの一例となっています。
2026年3月期有価証券報告書より
沿革
2 【沿革】
関係会社
4 【関係会社の状況】
(注) 1.※の会社は、特定子会社に該当します。
2.議決権所有割合の( )内は、間接所有割合で内数です。
3.TOTO U.S.A., Inc.については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えています。
主要な損益情報等