2026.05.18更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 統合報告書2025

サマリ

エーアンドエーマテリアルは、「熱をコントロールする技術」を核に、建設・建材、産業インフラ、環境領域で価値を生む企業です。不燃、耐火、断熱の技術を製品化・工法化し、製造販売施工のワンストップ体制で安全・安心・快適な社会を支えています。今はM&A、船舶分野、環境領域、DXを成長の種として育てています。

目指す経営指標

・2026年度目標:売上高500億円
・2026年度目標:営業利益35億円
・2026年度目標:営業利益率7.0%
・2026年度までにM&Aで少なくとも売上高30億円、営業利益2億円以上を積み上げ
・2033年度目標:売上高1,000億円
・2033年度目標:売上総利益率30%
・2033年度目標:営業利益率10%
・2033年度にM&Aによる売上高増加180億円・M&A実施目標5件以上、買収投資額100~150億円を想定

用語解説

■熱をコントロールする技術
エーアンドエーマテリアルの中核技術です。不燃、耐火、断熱などを通じて、火災の熱、設備の温度、船舶や建物の熱環境を管理する技術を指します。同社はこの技術を製品や工法に展開し、建物、プラント、船舶などの安全性と快適性を支えています。

■不燃ボード
火に燃えにくい内外装材です。建物の壁や天井などに使われ、火災から人命や財産を守る役割を持ちます。同社では「エフジーボード」や「ハイラックフネン」などを展開しています。

■不燃化粧ボード
燃えにくさに加えて、見た目の美しさやデザイン性を備えた建材です。公共施設、オフィス、商業施設などで、内装の安全性と意匠性を両立するために使われます。同社では「ステンド」や「アデック」などを展開しています。

■耐火被覆工事
建物の鉄骨などを火災の熱から守る工事です。鉄骨は高温になると強度が下がるため、耐火材で覆うことで建物の安全性を高めます。同社は「吹付け耐火」「成型板耐火」「巻付け耐火」などを扱っています。

■製造販売施工のワンストップ体制
製品を作るだけでなく、販売、設計、施工、保守までを一体で提供する体制です。顧客は複数の会社に依頼する手間を減らせます。同社にとっては、現場の課題に合わせて最適な製品や工法を提案できる強みになります。

■Vision2033
エーアンドエーマテリアルグループが2033年度に向けて掲げる長期経営構想です。「地球の未来を“CREATE”」をテーマに、建設・建材、産業インフラ、環境領域へ事業を広げ、売上高1,000億円の企業グループを目指す構想です。

■CREATE
Vision2033で使われているキーワードです。協働、解決、環境配慮、連携、変革、進化を意味する考え方として示されています。同社が新しい事業領域に挑み、地球の未来に貢献する姿勢を表す言葉です。

■3つのドメイン
Vision2033で再定義された事業領域です。「建設・建材領域」「産業インフラ領域」「環境領域」の3つを指します。従来の事業区分にとどまらず、社会や顧客の課題に合わせて事業価値を広げる考え方です。

■エリア密着サービスカバーモデル
建設・建材領域で目指すビジネスモデルです。地域ごとの顧客ニーズに寄り添い、製造、販売、工事、サービスを一体で提供する考え方です。製品を売るだけでなく、施工やサービスまで含めて地域の現場を支えるモデルです。

■産業インフラソリューションモデル
産業インフラ領域で目指すビジネスモデルです。発電所、プラント、船舶などの現場に対して、製品、商社機能、エンジニアリング機能を組み合わせて提供する考え方です。グループの力を集め、ワンストップで新しい価値を生み出すモデルです。

■環境配慮型製品・サービスのコンサルティングモデル
環境領域で目指すビジネスモデルです。同社が持つ熱コントロール技術や商材を使い、環境に配慮した製品やサービスを提案する考え方です。モノを売るだけでなく、顧客の環境対応を支援するサービス型の事業を目指しています。

■APコネクター
発電所や各プラントに供給される非金属製伸縮継手です。ダクト配管に生じる変位、振動、応力を吸収・絶縁する重要な部材です。同社は国内シェアNo.1の製品として位置づけ、アフターフォローを充実させた制度の整備も進めています。

■LNG燃料のタンク保冷工法
LNG燃料船のタンクを低温に保つための工法です。環境にやさしい次世代型発泡ガスを使い、タンクの保冷を行います。国内造船業の回復を背景に、同社が船舶分野で成長を狙う重要な技術の一つです。

■ヨドックス粒
ウイルスや一般細菌を除去できる散布型除菌剤です。動植物への侵襲性が低い点が特徴です。同社は鳥インフルエンザなどの感染症拡大抑制や、農作物の品質向上に役立つ資材として展開を進めています。

■スマートファクトリー
工場の働き方、生産工程、提供価値を変えるための取り組みです。同社はIoTを活用した生産工程の見える化や、タブレット版操作マニュアルなどを進めています。技術の継承、人手不足、コスト上昇といった製造現場の課題に対応する狙いがあります。

■ワークスマートファクトリー
スマートファクトリー化のうち、社員の働き方を変える取り組みです。工場で働く人の負担を減らし、効率的で働きやすい現場をつくる考え方です。Vision2033では、スマートファクトリーの第一段階として位置づけられています。

■プロセススマートファクトリー
スマートファクトリー化のうち、生産工程を変える取り組みです。IoTなどを活用して工程を見える化し、生産性や品質の向上を目指します。人の経験に頼りすぎない工場運営を進めるための考え方です。

■バリュースマートファクトリー
スマートファクトリー化のうち、提供価値を変える取り組みです。単に工場を効率化するだけでなく、顧客に届ける価値そのものを高めることを目指します。製品やサービスの質を高めるための工場変革といえます。

■ありたい働き方実現プロジェクト
若手中堅従業員19名を集めて立ち上げた人事制度づくりのプロジェクトです。メンバーが人事施策を経営側に提案し、「転勤選択制」「キャリアプラン設計」「働き方の多様化」を柱とする新たな人事制度につながりました。

■ステンドSpeed工法
同社の化粧板を専用の特殊接着両面テープで下張材に張り付ける省力化工法です。接着剤を使わずに施工でき、工期短縮、廃棄物低減、施工精度の安定につながります。内壁だけでなく天井施工にも適用が広がっています。
2026年3月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

当社は、2000年10月1日、株式会社アスク(旧  朝日石綿工業株式会社)と浅野スレート株式会社が合併して株式会社エーアンドエーマテリアルとして発足いたしました。

主な変遷は次のとおりであります。

1914年12月

東京深川に浅野スレート工場を建設し、わが国最初の石綿スレートを製造
(浅野スレート株式会社の創立)

1924年3月

横浜市神奈川区に朝日スレート株式会社を設立(朝日石綿工業株式会社の創立)

1949年5月

東京証券取引所に株式上場

1944年3月

山梨工場開設

1962年1月

大阪工場開設

1964年7月

朝日珪酸工業株式会社を設立

1975年11月

茨城工場開設

1989年11月

アスク・サンシンエンジニアリング株式会社を設立

1991年5月

山梨工場を分社化し、株式会社アスクテクニカを設立

2000年10月

株式会社アスクと浅野スレート株式会社が合併し、株式会社エーアンドエーマテリアルが発足

2004年3月

茨城工場及び大阪工場を分社化し、それぞれ株式会社エーアンドエー茨城、
株式会社エーアンドエー大阪を設立

2009年2月

エーアンドエー工事株式会社を設立

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行

2024年10月

大昭和ユニボード株式会社を子会社化

2025年2月

本店を東京都港区に移転

 

エーアンドエー工事株式会社の商号を株式会社エーアンドエークレストに変更

 

大昭和ユニボード株式会社の商号をユニボード株式会社に変更

2025年4月

DICデコール株式会社を子会社化

 

DICデコール株式会社の商号をデコール株式会社に変更

 

 

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の所有
(被所有)割合

関係内容

所有割合(%)

被所有
割合(%)

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アスク・サンシン
エンジニアリング㈱
(注)4、5、6

東京都

港区

450

工業製品・
エンジニアリング事業

100.0

工事材料(保温断熱材)の供給及び保温保冷工事の施工

資金の借入

事務所賃貸

研究の受託

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

㈱アスクテクニカ
(注)4、6

山梨県
西八代郡
市川三郷町

400

工業製品・
エンジニアリング事業

100.0

各種摩擦材及びシール材の仕入
資金の貸付

事務所賃貸

役員の兼任        1人

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

㈱エーアンドエークレスト

(注)4、5、6

東京都

港区

400

建設・建材事業

100.0

各種建築工事、建築耐火工事の施工
各種不燃建築材料の加工、販売
資金の借入

事務所賃貸

研究の受託

役員の兼任    1人

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝日珪酸工業㈱

(注)6

大分県
大分市

160

工業製品・
エンジニアリング事業

100.0

保温断熱材及び耐火材の仕入

資金の貸付
債務保証

土地の賃貸
建物の一部賃借

役員の兼任    1人

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

㈱エーアンドエー茨城

(注)4、6

茨城県
筑西市

50

建設・建材事業

100.0

建築材料の仕入
社宅建物賃貸
資金の貸付
事務所賃借

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

㈱エーアンドエー大阪

(注)4、6

 

大阪府
高槻市

50

建設・建材事業

100.0

建築材料の仕入
資金の借入

事務所賃借
 

 

 

 

 

 

 

 

アスク沖縄㈱

(注)6

沖縄県
那覇市

20

工業製品・
エンジニアリング事業

100.0

(90.0)

 

 

工事材料(保温断熱材)の供給及び保温保冷工事の施工
資金の借入

 

 

 

 

 

 

 

 

アスクテクニカ
インドネシア

 

 

 

インド
ネシア
カラワン県

 

 

2,441

(千US$)

 

工業製品・
エンジニアリング事業

 

99.9

(99.9)

 

 

 

 

 

ユニボード㈱

(注)4、6

 
 

 

 

宮城県

岩沼市

 

 

490

 

建設・建材事業

 
 

100.0

 

 

資金の借入

 

 

 

デコール㈱

 

(注)4、6

 

 

埼玉県

 

桶川市

 

 

480

 

 

 

建設・建材事業

 

 

100.0

 

 

資金の借入

役員の兼任    1人

 

 

 

 

 

 

名称

住所

資本金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の所有
(被所有)割合

関係内容

所有割合(%)

被所有
割合(%)

 

 

 

 

 

 

 

(その他の関係会社)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

太平洋セメント㈱
(注)2

東京都
文京区

86,174

建設・建材事業

20.4

保温保冷工事の受注及び保温断熱材の販売
原材料の仕入

 

 

 

 

 

 

 

 

(注) 1 「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。

2 有価証券報告書を提出しております。

3 議決権の所有割合欄の(内書)は、間接所有割合で内数であります。

4 特定子会社に該当致します。

5 アスク・サンシンエンジニアリング㈱、㈱エーアンドエークレストについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

主要な損益情報等     アスク・サンシンエンジニアリング㈱

 

 (1) 売上高

12,722百万円

 

 (2) 経常利益

602百万円

 

 (3) 当期純利益

405百万円

 

 (4) 純資産額

5,721百万円

 

 (5) 総資産額

9,380百万円

 

 

㈱エーアンドエークレスト

 

 (1) 売上高

5,816百万円

 

 (2) 経常利益

353百万円

 

 (3) 当期純利益

244百万円

 

 (4) 純資産額

3,777百万円

 

 (5) 総資産額

4,594百万円

 

6 資金管理の効率化を推進する目的でCMS(キャッシュ・マネジメント・システム)を導入し、当社との間で資金の貸付及び借入を行っております。