2025.10.02更新

コーポレートストーリー

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 統合報告書2025

サマリ

新日本電工は、電気炉・冶金技術を基盤に「合金鉄」「機能材料」「焼却灰資源化」「アクアソリューション」「電力」の5事業を展開。主力の高炭素フェロマンガンで国内トップサプライヤーの地位を持ち、価格フォーミュラ等で市況変動リスクを抑制。DX・GXを梃子に、生産性と資本効率を高めつつ、2030年にROE10%・実力ベース経常利益130億円以上を狙う方針です。

目指す経営指標

2027年度:売上高950億円程度、実力ベース経常利益100億円程度、ROE10%

2030年度:売上高1,100億円以上、実力ベース経常利益130億円以上、ROE10%以上

成長投資:総額450〜500億円(能力増強、DX・GX加速)

株主還元方針:配当基準を実力ベース純利益、配当性向40%、年間配当下限10円

専門用語

■ 価格フォーミュラ
主に国内向け販売で用いる同社の価格決定方式。原料や電力、市況指数など事前に合意した指標に連動して販売価格を自動調整し、市況変動の影響を最小化します。

■ 実力ベース経常利益(実力ベース純利益)
一過性の損益や特殊要因を除外し、事業の稼ぐ力を素直に示すために同社が用いる利益指標。中期計画や配当方針の判断基準として位置づけられています。

■ アクアソリューション
同社の水処理事業の呼称。産業排水などに対し、薬剤・装置・運転ノウハウを組み合わせて最適化提案を行うソリューション型の提供モデルを指します。

■ 焼却灰資源化
同社が展開するリサイクル事業の呼称。ごみ焼却で発生する灰から有用金属や資材を回収し、再資源化するプロセスをビジネスとして体系化しています。

■ 国内オンリーワン製品
国内で同社のみが量産・安定供給できる特性や製造体制を備えた機能材料を指す社内表現。価格交渉力や安定供給力の源泉として強調されています。

■ カーボンフリー合金鉄プロセス
将来の脱炭素生産を見据えて同社が取り組む合金鉄の次世代製造技術の総称。化石由来の炭素源や電力起因のCO₂排出を極小化・代替するプロセス開発を目指します。