2026.08.24更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: INTEGRATED REPORT 2026

サマリ

構造機材の「ベースパック」や「セレクトベース」、のり面補強の「フリーフレーム工法」などの耐震・防災技術を強みとする建設資材メーカーです。現場の省力化や安全性を高める「カスタマー・セントリック」の製品開発を徹底しています。老朽化インフラ対策や「レベルアングルNS工法」などの新工法投入に加え、ブルーカーボン事業や北米事業の強化、DX推進により新たな成長ステージへの飛躍を目指しています。

目指す経営指標

・2026年度 営業利益目標 51.5億円
・2026年度 売上高 72,500百万円
・2026年度 当期純利益 3,700百万円
・2026年度 ROE 6.0%+α(将来的にROE8%以上)
・2026年度 海外建設関連製品事業売上高 182億円
・2026年度 セレクトベース売上約15億円
・2032年度 米国売上高 2億ドル
・2040年度 営業利益 150億円
・配当性向 40%以上を原則
・DOE 3%以上を目安

用語解説

■困ったときの岡部
創業以来受け継がれてきた現場第一主義と、お客様の課題解決に粘り強く取り組む姿勢から生まれた岡部への絶対的な信頼感を象徴する言葉です。

■セレクトベース
鉄骨造建物の柱脚部(足元)と基礎コンクリートを固定する露出型の柱脚工法で、建物の規模や用途、設計要件に応じて最適な性能とコストを柔軟に選択できる製品です。

■レベルアングルNS工法
コンクリート床の打継ぎ工事において、手直し作業を大幅に削減し省力化と美しい仕上がりを実現する新工法です。

■ベースパック柱脚工法
高い耐震性能と施工性を兼ね備えた岡部の看板製品である露出型の柱脚工法で、過去の大地震でも柱脚部の被害ゼロの実績を誇ります。

■フリーフレーム工法
のり面(斜面)の補強と緑化を同時に実現し、地震や大雨による土砂災害から人々の命や暮らしを守る工法です。

■型枠一本締め工法
コンクリート施工に不可欠な型枠工事において、施工の簡略化により現場の作業負担を大幅に軽減し、工期短縮や環境負荷低減に寄与する新工法です。

■レインフォースフレーム工法
風化や浸食により劣化したのり面の機能を既設枠を活かして補強・回復させる、予防保全や国土強靱化に対応した工法です。

■バットレス型補強アンカー工法
倒壊リスクが高まっている石積擁壁を解体せずそのまま活かして補強する工法で、伝統的な景観保全と安全確保を両立します。

■OSIP
「Okabe Star Incubation Program」の略で、新規事業の創出と挑戦する組織風土の醸成を目的とした岡部の社内事業アイデア提案制度です。

■ワクワク推進表彰制度
創業100周年を機に導入された社内表彰制度で、業績改善や品質向上、社会貢献などで会社のワクワク感を高める優れた取組みを表彰する仕組みです。
2025年12月期有価証券報告書より

沿革

2【沿革】

1917年4月

創業者岡部蜜之助のボルト、ナット、カスガイ、その他一般建築用金物の製造並びに販売を目的とした個人営業にはじまり、1933年10月に合資会社岡部鉄工所に改組。

1944年2月

合資会社岡部鉄工所を改組し、資本金30万円をもって岡部鉄工株式会社を設立。

1951年8月

フォームタイ(コンクリート型枠締付ボルト)の製品化に成功、製造販売を開始。

1956年6月

通商産業大臣よりフォームタイ類につき日本工業規格表示の認可を受領。

1962年4月

埼玉県越谷市に東京工場を新設し、操業を開始。

1963年8月

岡部商事株式会社を吸収合併し、社名を岡部株式会社と変更。

1968年7月

京都府久世郡久御山町に京都工場を新設し、操業を開始。

1972年7月

東京証券取引所の市場第二部に上場。

1975年11月

東京工場を全面移転し、埼玉県久喜市に久喜工場を新設し、操業を開始。

1977年7月

市場開拓のため、米国イリノイ州にオカベCO., INC.(連結子会社)を全額出資により設立。

1982年9月

第1次分社として、全国の支店・営業所を分離独立させ全額出資の販売子会社を設立。

1984年12月

トルク株式会社と業務提携等の契約を締結。

1985年12月

第2次分社として、土木部門を分離独立させ全額出資の岡部土木株式会社を設立、研究所を分離独立させ全額出資の岡部エンジニアリング株式会社(2001年6月 清算結了)を設立。

1986年2月

第2次分社の一環として、主要製品製造工場を分離独立させ全額出資の岡部機工株式会社を設立。

1988年11月

カナダにおけるホテル事業への参入のため、コースト・ホテルズ・グループの持株会社であるコースト・ホテルズLTD.の株式を全株取得し、同社の商号をオカベ・カナダ・インベストメンツ CO., LTD.に変更(1990年7月 オカベ・ノースアメリカINC.へ商号変更、2016年9月 所有全株式売却)。

1991年6月

東京証券取引所市場第二部から市場第一部へ指定替。

1992年2月

広島県賀茂郡大和町(現 三原市)に、製造子会社である岡部機工株式会社に貸与するため、広島工場を新設し、操業を開始(2010年5月 売却)。

2000年10月

香港・中国・台湾への事業展開に備えて、香港企業の株式を取得し、商号を香港岡部有限公司に変更(2010年1月 所有全株式売却)。

2001年1月

岡部東京販売株式会社を存続会社として他の販売子会社を吸収合併させ、商号を岡部建材株式会社に変更。

岡部テック株式会社を存続会社として他の構造機材製品担当子会社を吸収合併させ、商号を岡部ストラクト株式会社に変更。

2001年7月

岡部建材株式会社を存続会社として製造子会社の岡部機工株式会社を吸収合併させ、建設領域事業における3事業会社体制(岡部建材株式会社、岡部ストラクト株式会社、岡部土木株式会社)を確立。当社はグループの総本社として持株会社体制に移行。

2002年5月

建設関連製品事業の拡大のため、米国イリノイ州にOCM, Inc.(連結子会社)を全額出資により設立。

2005年1月

当社を存続会社として事業子会社の岡部建材株式会社、岡部ストラクト株式会社及び岡部土木株式会社を吸収合併し、事業会社として一体化した新体制に移行。

2005年4月

自動車関連製品事業の拡大のため、米国イリノイ州にオカベ・ホールディングUSA, Inc.(現 ウォーター・グレムリン・ホールディングス, Inc.)(2025年12月 清算結了)を全額出資により設立。また、同社を経由して米国ミネソタ州において自動車用バッテリー部品の製造販売事業を展開したウォーター・グレムリン・カンパニー(2024年2月 売却)の株式を全株取得。

2007年4月

当社を分割会社として当社の土木事業部門を新たに設立する岡部シビルエンジ株式会社に承継。

2007年9月

オカベ・ホールディングUSA, Inc.を経由してイタリア国ロンバルディア州において自動車用バッテリー部品の製造販売事業を展開したアクイラ・ピオンボS.r.l.(現 ウォーター・グレムリン・アクイラ・カンパニーS.p.A.)(2024年1月 売却)の株式を全株取得。

2008年10月

トルク株式会社との業務提携等の契約を終了。

2012年6月

自動車関連製品事業のさらなる拡大のため、中国浙江省に長興華泰格林金属製品有限公司(2019年4月 清算結了)を設立。

2012年7月

インサート・スペーサー製品等の製造販売事業を譲り受けるため、岡部インダストリー株式会社を設立。

2012年8月

株式会社タツミと包括的な業務提携契約を締結。

2013年4月

当社を存続会社とし、岡部シビルエンジ株式会社を吸収合併。

2015年11月

茨城県下妻市に茨城工場を新設し、操業を開始。

2017年9月

建設関連製品事業のさらなる拡大のため、機械式鉄筋継手の製造販売事業を展開している株式会社富士ボルト製作所(連結子会社)の株式を全株取得。

2017年12月

茨城県下妻市に総合実験センターを新設。

2018年1月

2019年1月

当社を存続会社とし、岡部インダストリー株式会社を吸収合併。

産業機械製品の製造、販売等を行っている株式会社河原(連結子会社)の株式を全株取得。

2021年1月

当社を存続会社とし、株式会社富士機材を吸収合併。

2021年9月

建設関連製品事業の拡大のため、OCM, Inc.が、米国ペンシルベニア州にOCM Manufacturing LLC(連結子会社)及びOkabe Real Estate Holdings LLC(連結子会社)を全額出資により設立。

2021年10月

OCM Manufacturing LLCが、Vimco Inc.(米国ペンシルベニア州)より譲り受けた建材製品の製造事業を開始。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。

2022年4月

他社建材商品の仕入販売事業開始に向けて、インドネシアバンテン州にPT. Okabe Hardware Indonesia(連結子会社)を設立。

2022年11月

他社建材商品の仕入販売事業開始に向けて、インドネシアバンテン州にPT. Okabe Retail Indonesia(連結子会社)を設立。

2023年5月

PT. Okabe Hardware Indonesia及びPT. Okabe Retail Indonesiaが、インドネシアにおいて事業を開始。

関係会社

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金又は出資金(百万円)

主要な事業の

内容

議決権の所有

割合(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 

OMM㈱

 

千葉県野田市

75

建設関連

製品事業

100.0

建物の賃貸及び転貸

情報機器等の賃貸及び転貸

資金の貸付

役員の兼任1名

㈱富士ボルト製作所

 

東京都墨田区

18

建設関連

製品事業

100.0

建物の賃貸及び転貸

情報機器等の賃貸及び転貸

資金の貸付

余剰資金の預り

役員の兼任1名

㈱河原

 

広島県尾道市

490

その他の事業

100.0

建物の賃貸及び転貸

情報機器等の賃貸及び転貸

役員の兼任2名

OCM, Inc.

米国イリノイ州

グレイズレイク市

61,300

千米ドル

建設関連

製品事業

100.0

役員の兼任1名

OCM Manufacturing LLC

米国ペンシルベニア州

フィラデルフィア市

41,000

千米ドル

建設関連

製品事業

100.0

(100.0)

役員の兼任1名

Okabe Real Estate Holdings LLC

米国ペンシルベニア州

フィラデルフィア市

19,000

千米ドル

建設関連

製品事業

100.0

(100.0)

役員の兼任1名

PT. フジボルトインドネシア

 

インドネシア

ジャカルタ特別州

4,000

千米ドル

建設関連

製品事業

95.0

(95.0)

 

PT. Okabe Hardware Indonesia

インドネシア

バンテン州

南タンゲラン市

390,000,000

千インドネシア

ルピア

建設関連

製品事業

その他の事業

100.0

(0.3)

役員の兼任1名

PT. Okabe Retail Indonesia

 

インドネシア

バンテン州

南タンゲラン市

50,000,000

千インドネシア

ルピア

建設関連

製品事業

100.0

(99.0)

役員の兼任1名

オカベCO., INC.

米国イリノイ州

グレイズレイク市

15,600

千米ドル

その他の事業

100.0

役員の兼任1名

(注)1 当社グループは単一セグメントであるため、主要な事業の内容には関係会社が行う主要な事業を記載しております。

2 議決権の所有割合の(内書)は間接所有であります。

3 *特定子会社に該当しております。

4 有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。

5 OCM, Inc.については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

主要な損益情報等   売上高   16,936百万円

経常利益   1,998百万円

当期純利益  1,443百万円

純資産額  17,422百万円

総資産額  22,035百万円