2024年3月期有価証券報告書より
  • 社員数
    201名(単体) 256名(連結)
  • 平均年齢
    34.9歳(単体)
  • 平均勤続年数
    5.0年(単体)
  • 平均年収
    5,508,000円(単体)

従業員の状況

5【従業員の状況】

(1) 連結会社の状況

 

2024年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

動物医療関連事業

256

(31)

合計

256

(31)

 (注)1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

2.従業員数が前連結会計年度末と比べて27名増加しましたのは、主に2023年6月1日に開院しました大阪病院の従業員を採用したことによるものであります。

3.当社グループは動物医療関連事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(2) 提出会社の状況

 

 

 

 

 

2024年3月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

201

(11)

34.9歳

5年

4か月

5,508

 

セグメントの名称

従業員数(人)

動物医療関連事業

201

(11)

合計

201

(11)

 (注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

2.平均年間給与は、基準外賃金及び賞与を含んでおります。

3.従業員数が前事業年度末と比べて22名増加しましたのは、主に2023年6月1日に開院しました大阪病院の従業員を採用したことによるものであります。

4.当社は、動物医療関連事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(3) 労働組合の状況

当社グループの労働組合は結成されておりませんが、労使関係は安定しております。

 

(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

①提出会社

当事業年度

管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1.

男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2.

31.3

100.0

(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

3.労働者の男女の賃金の差異については、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

 

②主要な連結子会社

 連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

2【サステナビリティに関する考え方及び取組】

 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

<サステナビリティ基本方針>

 当社グループは、動物医療において人と変わらぬ最先端の医療設備や技術を追及し、高度医療サービスを中心に、あらゆる場面で動物の健康を支えることで人と動物が安心して暮らせるサステナブルな共生社会の実現を目指します。当社は、サステナビリティに関する取組を推進するために、ステークホルダーの方々とのコミュニケーションや協働を通して、社会の持続性と事業の持続性の両面から重要課題(マテリアリティ)を特定し、課題解決に向け適切に対応する方針です。

 

<マテリアリティ>

① 高品質の動物医療サービス提供による社会・地域への貢献

 高品質の動物医療サービスをより早く、より多くの顧客にお届けすることで国内動物医療に貢献

② 生物多様性の保全活動への貢献

 環境省、大学、研究施設、団体等と連携し、希少種(絶滅危惧ⅠA類であるツシマヤマネコ、希少な日本在来馬である木曽馬等)に当社開発製品を利用した調査・保全施策への貢献

③ 地球環境配慮・脱炭素社会への取り組み

 医療廃棄物の削減や、事業で使用している紙の使用量の削減、24時間365日稼働している医療機器・事業所等の省電力製品への切り替えによる電力削減

④ 人的資本に関する取組

 高品質な動物医療サービスの持続的な提供を可能にするための、高度な専門性を備える多様な人材の確保・育成、及び社員一人ひとりが生き生きと働ける組織・環境整備

 

(1) ガバナンス

 当社グループは、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図るため、代表取締役を中心としたサステナビリティ会議において、サステナビリティに関する議論を行い、基本方針を策定するとともに、当社が取組むべき重要課題(マテリアリティ)の特定を行っております。サステナビリティに関する事項は取締役会へ報告され、取締役会はこれを審議・承認し、対応状況を監督しております。

なお、当社のコーポレート・ガバナンスの概要は「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」に記載のとおりであり、サステナビリティへの取り組みについても、この体制のもとで運営されています。

 

(2) 戦略

<人的資本に関する取組>

・優秀な専門人材の最適配置を中長期的に見通し、採用・育成・配置戦略を実行しております。

・当社のミッションを体現するために必要な、専門領域を早期習熟するための育成プログラムを整備し、運用しております。具体的には豊富な指導陣の元で多くの専門症例実績を経験できる研修制度を構築し、社員の成長とやりがいを醸成しながら、品質と専門性を確保してまいります。また、獣医師資格のほか、2023年から開始された愛玩動物看護師資格の取得促進により、当社グループの成長を支える有資格者数を確保しております。

・日々技術が進歩している動物医療業界におきましては、継続的な知識のアップデートが必要であり、当社では動物医療に関する学会やセミナー等への年間参加計画に沿った専門性維持向上施策により、高品質な専門性を確保するとともに、学会等との知見の共有により動物医療の発展に注力しております。

・当社では高品質な動物医療サービスを提供し、ミッションを実現するために多様で優秀な人材が活躍できる環境が必要です。当社では基本的人権を保護し、人種、国籍、性別、宗教、信条、出生、年齢、心身の障がい、性的思考、その他の差別やハラスメントを行わず、従業員の自主性と創造性を最大限に発揮できる環境整備に取り組んでおります。

 

(3) リスク管理

当社グループでは、一般的なリスク及び当社グループ特有のリスクのほか、サステナビリティに関連するリスクについても、中長期経営計画の策定に合わせ、中期経営計画主要施策等に影響を与えうる事業環境を確認、整理するとともに、事業戦略等の見直しの必要性について、取締役会にて議論しております。

当社グループのリスク管理については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。

 

(4) 指標及び目標

上記「(2) 戦略」において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、指標の目標及び実績は以下のとおりであります。

                               (当社単体、各年度3月31日時点)

指標

目標値(2026年度)

実績(当連結会計年度)

全獣医師数

120人

82人

女性管理職割合

35%

31%

女性労働者の育児休業取得率

100%

100%

男性労働者の育児休業取得率

100%

100%

有給取得率

95%

87%