2025年3月期有価証券報告書より
  • 社員数
    230名(単体) 294名(連結)
  • 平均年齢
    34.4歳(単体)
  • 平均勤続年数
    5.0年(単体)
  • 平均年収
    5,804,000円(単体)

従業員の状況

5【従業員の状況】

(1) 連結会社の状況

 

2025年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

動物医療関連事業

294

(25)

合計

294

(25)

 (注)1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

2.従業員数が前連結会計年度末と比べて38名増加しましたのは、主に診療部門の新卒採用の増加、企業の成長に伴い管理部門強化のための従業員を採用したことによるものであります。

3.当社グループは動物医療関連事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(2) 提出会社の状況

 

 

 

 

 

2025年3月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

230

(10)

34.4歳

5年

3か月

5,804

 

セグメントの名称

従業員数(人)

動物医療関連事業

230

(10)

合計

230

(10)

 (注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

2.平均年間給与は、基準外賃金及び賞与を含んでおります。

3.従業員数が前事業年度末と比べて29名増加しましたのは、主に診療部門の新卒採用の増加、企業の成長に伴い管理部門強化のための従業員を採用したことによるものであります。

4.当社は、動物医療関連事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(3) 労働組合の状況

当社グループの労働組合は結成されておりませんが、労使関係は安定しております。

 

(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

①提出会社

当事業年度

管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1.

男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2.

34.2

87.5

(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

3.労働者の男女の賃金の差異については、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

 

②主要な連結子会社

 連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

2【サステナビリティに関する考え方及び取組】

 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) ガバナンス

 当社グループは、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図り、ご家族とどうぶつが安心して暮らせる社会を実現するため、サステナビリティに関する事項を取締役会で審議・承認し、対応状況を監督しております。

なお、当社のコーポレート・ガバナンスの概要は「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」に記載のとおりであり、サステナビリティへの取り組みについても、この体制のもとで運営されています。

 

(2) リスク管理

 当社グループでは、一般的なリスク及び当社グループ特有のリスクのほか、サステナビリティに関連するリスクについても、中長期経営計画の策定に合わせ、中期経営計画主要施策等に影響を与えうる事業環境を確認、整理するとともに、事業戦略等の見直しの必要性について、取締役会にて議論しております。

 当社グループのリスク管理については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。

 

(3) 戦略

当社では、高度な動物医療の提供を通じて、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。その実現に向けた中心的な取り組みとして、各分野の獣医師や動物看護師などがそれぞれの専門知識を結集し、最適な治療法を探求する「チーム診療」を推進しております。個々の能力向上を最大限支援するとともに、それらの能力を結集して多様な専門性を持つメンバーが協力し合うことを重視し、これを全従業員の行動指針にも定めています。

この「チーム診療」を実質的なものとし、スタッフ一人ひとりが各分野のトップランナーとして最大限の能力を発揮できる環境を整備するため、人事戦略及び人的資本への投資を最重要課題の一つと位置づけております。具体的には、当社は、高品質な動物医療サービスを提供し続ける上で、従業員一人ひとりの能力と意欲、相互に協力しあう体制や風土の実現が収益の最大の源泉であると認識しており、以下の取り組みを推進しております。

これらの取り組みを基盤とし、二次診療における専門性のさらなる追求、一次診療施設様との連携強化、そして動物福祉の向上に資する活動を戦略の柱として、動物と飼い主様、さらには社会とのより良い共生の実現に努めてまいります。

 

① 人的資本の強化に向けた積極投資と、ミッション実現のための行動指針の徹底

当社は、従業員がその能力を最大限に発揮し、成長し続けられる環境こそが企業価値向上の基盤であると考え、トップランナーとしての処遇実現に向けた人事制度の抜本的改定や積極的な人的資本への投資を行っております。また、個々の技術を高めるだけでなく、診療や様々な業務運営において個人よりもチームを優先し、他者への思いやり、メンバーの育成を実践し、顧客満足度を第一に考えることを行動指針として徹底し、これを評価制度にも反映しております。これにより、働きがいと従業員満足度の向上を目指してまいります。

② 人材育成

当社のミッションを体現するために必要な、専門領域を早期習熟するための育成プログラムを整備し、運用しております。具体的には豊富な指導陣の基で多くの専門症例実績を経験できる研修制度を構築し、社員の成長とやりがいを醸成しながら、品質と専門性を確保してまいります。また、獣医師資格のほか、愛玩動物看護師資格の取得促進により、当社グループの成長を支える有資格者数を確保しております。

③ 最新知識へのアップデート

日々技術が進歩している動物医療業界におきましては、継続的な知識のアップデートが必要であり、当社では動物医療に関する学会やセミナー等への年間参加計画に沿った専門性維持向上施策により、高品質な専門性を確保するとともに、学会等との知見の共有により動物医療の発展に注力しております。

④ 多様性の確保

当社では高品質な動物医療サービスを提供し、ミッションを実現するために多様で優秀な人材が活躍できる環境が必要です。当社では基本的人権を保護し、人種、国籍、性別、宗教、信条、出生、年齢、心身の障がい、性的指向、その他の差別やハラスメントを行わず、従業員の自主性と創造性を最大限に発揮できる環境整備に取り組んでおります。

 

(4) 指標及び目標

上記「(3) 戦略」において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、指標の目標及び実績は以下のとおりであります。

                               (当社単体、各年度3月31日時点)

指標

目標値(2026年度)

実績(当連結会計年度)

全獣医師数

120人

91人

女性管理職割合

35%

34%

女性労働者の育児休業取得率

100%

100%

男性労働者の育児休業取得率

100%

88%

有給取得率

95%

82%