2026年2月期有価証券報告書より
  • 社員数
    259名(単体) 4,435名(連結)
  • 平均年齢
    42.6歳(単体)
  • 平均勤続年数
    15.5年(単体)
  • 平均年収
    10,391,228円(単体)

従業員の状況

 

5 【従業員の状況】

(1) 連結会社の状況

2026年2月28日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

半導体・FPD関連装置事業

4,385

(116)

ライフサイエンス事業

50

(-)

合計

4,435

(116)

 

(注) 1.従業員数は就業人員であります。

2.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員及び再雇用従業員の年間平均雇用人員であります。

3.従業員数の算出において、連結子会社については、各決算日の従業員数を用いております。

 

(2) 提出会社の状況

 2026年2月28日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

259

(103)

42.6

15.5

10,391,228

 

 

セグメントの名称

従業員数(名)

半導体・FPD関連装置事業

259

(103)

合計

259

(103)

 

(注) 1.従業員数は就業人員であり、海外子会社への出向者12名を含んでおりません。

2.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員及び再雇用従業員の年間平均雇用人員であります。

3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

 

(3) 労働組合の状況

労働組合は結成されておりませんが、労使が互いに信頼と理解の上に立ち、親密な関係を保っております。

 

 

(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

① 提出会社

 

当事業年度

管理職に占める
女性労働者の割合(%)(注)1.

男性労働者の

育児休業取得率(%)(注)2.

労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1.

全労働者

うち正規雇用
労働者(管理職)

うち正規雇用
労働者
(管理職以外)

うちパート・有期労働者

16.1

125.0

51.8

91.1

85.1

39.2

 

(注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

3.当社における男女の賃金差異については、管理職構成、育児短時間勤務の利用状況および雇用形態の違いが主な要因となっています。正規雇用労働者においては、女性管理職の割合が11.8%、男性管理職の割合が12.7%であり、部長職は男性が100%を占めています。また、育児短時間勤務の利用状況については、女性の利用者が年間延べ4名(長期間)であるのに対し、男性は延べ1名(短期間)となっています。非正規雇用労働者においては、男性は再雇用社員が中心である一方、女性はパートタイマーが大半を占めており、これらの構成の違いが男女の賃金差異に影響を及ぼしています。

 

② 連結子会社

「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

 

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

 

2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】

当社のサステナビリティに関する考え方及び取り組みは、次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。

 

(1) ガバナンス

 ローツェでは、2022年3月に「サステナビリティ委員会」(年2回開催、経営会議内で実施)を設置しました。サステナビリティ委員会では、当社が置かれている経営環境を踏まえサステナビリティに関連するリスク及び機会について重要性に応じて識別・監視し、重要案件については取締役会へ報告する体制としています。なお、上記のサステナビリティ関連のリスク及び機会を監視し、管理するためのガバナンスの過程、統制及び手続等の体制は、その他のコーポレート・ガバナンスの体制と区別せず、サステナビリティを経営上の重要な戦略として取り扱っています。

なお、提出会社におけるコーポレート・ガバナンスの体制の概要等は、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等(1)コーポレート・ガバナンスの概要」に記載しております。

 

(2) 戦略

 当社は、環境・社会・ガバナンスの視点を経営と統合し、持続可能な成長を追求するために、当社を取り巻く環境と現状を把握、重要課題と最重要課題の選定をおこない、各マテリアリティを特定しました。また、各マテリアリティに対して中長期的な施策と指標・目標を設定し、グループ全体でその達成に取り組んでいます。進捗状況はサステナビリティ委員会に報告され、必要に応じて施策の見直しや強化を図っています。

 

  マテリアリティ 重要課題・施策一覧

 

マテリアリティ

テーマ/施策

目指すゴール

イノベーションの源泉となる従業員参画・ダイバーシティ

●国籍、性別等によらない人材の登用推進
●グローバル拠点を含むキャリア支援

創造的な仕事および適切な待遇の提供を通じて、多様な人材が能力を発揮できる職場づくりを推進。中核人材における女性比率8%、外国人比率36%(いずれも2024年時点)を今後さらに引き上げ、イノベーションを支える組織文化の醸成を目指します。

地域との関係構築および人権の尊重

●現地雇用の創出と技能教育の提供
●次世代育成観点の地域貢献活動

各国拠点において、人権に配慮するとともに、地域雇用の創出や人材育成支援を通じて、地域社会との共生と信頼構築を進めています。各国拠点にて、ステークホルダーの声に耳を傾け、責任ある企業市民を目指します。

サプライチェーンを通じた環境・社会・ガバナンスリスクの管理

●サステナブル調達ガイドラインの策定
●サプライヤー評価とフィードバック

調達先に対し、環境課題への対応・人権への配慮を求める、持続可能な調達ガイドラインを策定。サプライヤーとの対話等による情報交換を通じて、グローバルな責任ある調達体制を構築します。

公正な労働条件

●適正な評価・報酬制度の運用と透明化
●社員の健康および家庭との両立に配慮した労務管理推進

納得感の高い報酬・評価制度、育児・介護等にも配慮した労働時間管理、福利厚生の整備を通じて、働きがいと多様性に配慮した職場環境を実現します。

 

 

 

 

製品ライフサイクルを通じた環境インパクト

●製品ライフサイクルアセスメント(LCA)

●製品のメンテナンス・オーバーホールの推進

省エネ設計や長寿命化を通じて、製品の使用から廃棄までの環境影響を低減。LCA導入により、持続可能なものづくりを目指します。

地球温暖化の抑制

●再生可能エネルギー導入
●省エネ型製品の開発
●排出量データのモニタリング体制強化

2030年までにスコープ1・2のGHG排出量を2019年比で50%削減することを目標に、再エネ導入や省エネ設備化を目指します。2050年までのカーボンニュートラル実現を見据え、持続可能な生産体制の構築を目指します。

高い倫理性と透明性の維持

●社内研修の定期実施等による行動規範の徹底

内部通報制度の整備、贈収賄防止策の強化を通じて、誠実で透明性の高い企業行動を実践。全役職員に向けた倫理研修も定期的に実施しています。

情報セキュリティ

●情報セキュリティ管理体制の整備と改善

ISO27001認証取得とともに、情報セキュリティガイドラインの整備や多層的なアクセス管理により、顧客情報および技術情報の安全な管理を徹底。サイバーリスク対策の維持・強化を図ります。

心身ともに健康で安全に働ける職場づくり

●身体の健康保持・増進
●ワークライフバランスの推進

すべての社員が安心して働ける環境を整えるため、適正な安全衛生活動およびメンタルヘルス対策等を実施、超過勤務時間短縮を推進。作業環境の改善や適正な人員配置とともに、グローバル拠点での役割分担による業務効率化を推進します。

コンプライアンスの徹底

●ESG基準・開示基準への準拠
●法律規制変更に対応できる社内体制の構築

最新規制や業界ガイドライン等へ対応。各種開示規制および環境・貿易規制の変更には適切に対応し、世界基準で信頼性あるコンプライアンス体制を目指しています。

材料調達網のレジリエンス強化

●環境低負荷資材の利用拡大
●リスク分散調達

環境影響の面で、リサイクルや代替素材の活用を進めるとともに、調達先の拡大により調達網のレジリエンスを強化し、安定供給と環境配慮を両立してまいります。

 

 

① 環境についての取り組み

 当社は、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指し、気候変動に関するリスクと機会について、ISSBに準拠した情報開示を推進しています。気候変動に関するシナリオ分析をもとに「気候変動対策が進み将来の気温上昇が1.5℃に抑制された世界」と「気候変動対策が停滞し将来の気温上昇が4℃に達してしまう世界」の2つの世界観を記述することで、グループ全体における気候関連のリスクと機会による影響度を明らかにし、気候関連の変化及び不確実性に対する対応策を定めています。2025年度に洗い出しと評価を行ったリスクと機会については、リスクマネジメント体制に則りモニタリングを継続的に実施し、適宜再評価を行ってまいります。

 また、当社では、気候変動への対応として、半導体産業全体を通じて貢献するという視点から、高性能半導体デバイスの製造に貢献すること自体の価値が高いと考えています。さらに直接的な貢献としては、製品である搬送装置の消費電力あるいは製品の実際の使用期間などを評価、省エネルギーや長寿命が環境への配慮につながるものとして、省エネ化のためのさらなる技術革新や、長期メンテナンス・オーバーホール対応を通じ、環境貢献型の製品群を着実に拡大していきます。

 

 

② 人的資本について

 「社員一人ひとりの幸せ」と「企業理念の実現」を両立させることを経営の基盤とし、持続可能な企業価値の向上を目指しています。その中核には、人的資本経営と多様な人材の協働を重視する姿勢があります。事業成長を支える中核人材には、技術力に加えて創造性・課題解決力・グローバル連携力を求めており、海外拠点との連携を強化しながら、外国人材や女性の登用も推進しています。資格取得支援や特許報奨制度、FA制度などにより、社員の挑戦と成長も積極的に支援しています。職場環境では、ダイバーシティ&インクルージョンを推進し、公平で安全、働きがいのある職場づくりを重視。ワークライフバランスの確保、エンゲージメント向上策にも力を入れています。

 

(3) リスク管理

 事業活動に重要な影響を及ぼすリスクについては経営会議で識別・評価・絞込みを行っています。気候変動リスクも事業リスクと一体でリスク管理プロセスに組み込み、サステナビリティ委員会で評価・絞込みを行い、重要案件は取締役会へ報告する体制です。今後は環境・品質・情報セキュリティなどと同様に、社長直下でのリスク管理体制への見直しを検討しています。

 

(4) 指標及び目標

  ①温室効果ガス排出削減目標

  気候変動対応での当社グループ温室効果ガスの削減目標と対応策、検討状況は以下のとおりです。

 

2030年度目標

2050年度目標

自社の温室効果ガス排出量(Scope1,2)

50%削減
 (2019年度比)

カーボンニュートラル

バリューチェーン全体の排出量(Scope3)

scope11:製品の使用にかかる排出
30%削減
 (2019年度比)

 

 

対応策

検討状況

ベトナム工場の再生可能エネルギーの導入

大口需要家には再生可能エネルギー由来の電力購入ができる制度の導入が予定されており、その導入を検討。一方で、ベトナムでは法制度が未整備で導入に伴うリスク有。

製品の省電力化

研究開発テーマとして加えることを検討中

製品原材料データの把握精度向上

精度向上に向けた施策を検討中
 今後のCO2削減計画への使用を予定

部品等の輸送手段の工夫

航空便から他の輸送手段への切り替えを一部実施し、さらに検討中

 

 

 気候変動への対策が進む業界潮流を鑑み、1.5℃シナリオ実現に向けて、当社グループ売上高の98%以上を占める半導体・FPD関連装置事業におけるCO2排出量削減に関する目標を設定しました。本目標の達成と1.5℃シナリオ実現に伴い生じる「短期」「中期」の移行リスクと機会を鑑み、当社グループでは対応策を検討・推進してまいります。「長期」の物理リスクについては「短期」「中期」のリスクと機会に対する対応が実施され、直近のリスクと機会損失が回避された後に、当社グループを取り巻く環境を考慮し対応する方針です。

 

 気候変動対応にかかるリスクと機会の評価

リスク・機会の種類

ドライバー

当社グループへ想定される影響

時間軸

影響度

移行リスク
 1.5℃
 シナリオ

政策・法規制

炭素価格の導入

炭素価格による自社・調達先等のコスト上昇を製品価格転嫁困難な場合の利益減少

長期

排出量報告制度

取引先への報告作業・開示規制対応増加によるコスト増加

短~中期

テクノロジー

省エネ・再エネ技術の進歩・普及

再エネ発電設備、省エネ設備・工場断熱対応等の設備投資増額、対応が遅れた場合エネルギーコスト増加

中期

市場

顧客が低排出企業を選定

製品ライフサイクルでの温室効果ガス排出量削減に向けた投資増加、削減未達の場合の顧客との取引量減少

長期

小~大

サプライチェーン上流が脱炭素対応

調達先等の脱炭素対応に伴う調達価格上昇の製品価格転嫁が困難な場合の利益減少

長期

人材市場の関心の変化

人材のESG感応度の高まりに対し対応が遅れ、開発力の源泉たる優秀な理系人材が確保できない場合の製品開発力低下

短期

評判

金融機関の変化

サステナビリティ対応不十分な場合、銀行等の融資・機関投資家の投資等による資金調達コスト上昇

短期

物理リスク
 4℃
 シナリオ

急性リスク

気象災害の増加・激甚化

自社拠点・従業員の被災、送電網等インフラ途絶により生産停止した場合の売上減少
 防災対策費用・損害保険料の増加

長期

調達先等の被災による製品納入遅延頻発の場合、顧客との関係悪化に伴う売上減少

短~長期

小~中

顧客拠点の被災による製品納入遅延の場合、在庫管理コスト増加

長期

干ばつによる水不足の増加

水不足による顧客の生産量減少に伴う、売上減少

中期

慢性リスク

平均気温の上昇

調達先等の空調関連の投資・エネルギー費用増加等を製品価格転嫁困難な場合の利益減少

中~長期

調達先等が熱中症等の健康被害により製品納入遅延頻発の場合、顧客との関係悪化に伴う売上減少

中~長期

自社拠点の空調関連の投資・エネルギー費用増加等を製品価格転嫁困難な場合の利益減少

長期

海面の上昇

調達先等の拠点移転に伴う調達価格上昇を製品価格転嫁できない場合の利益減少

長期

自社拠点浸水による業務継続困難に伴う売上減少

長期

感染症の流行

調達先等が感染症流行により製品納入遅延頻発の場合、顧客との関係悪化に伴う売上減少
 感染流行に伴う訪問量減少により顧客サービス、状況、需要の正確な把握困難

長期

感染流行に伴う自社の欠員発生により売上減少

長期

 

 

 

機会

資源の効率性

省エネ・再エネ技術の進歩・普及

省エネ・再エネ設備導入や高効率設備の積極的導入によるエネルギー消費量抑制により製造コスト減少

長期

製品・サービス

顧客が低排出製品を選好

製品のエネルギー効率向上による競争力上昇

中~長期

中~大

製品ライフサイクルでの温室効果ガス削減要請を背景に、高耐久性対応等による製品訴求力向上

中~長期

高エネルギー効率半導体製造量の増加

半導体に対する消費電力抑制ニーズが高まり、省エネ・高エネルギー効率の先端半導体の製造設備需要が拡大

中~長期

市場

金融取引の変化

サステナビリティ経営によりESG関連でのスコア上昇に伴い、資金調達コストが低下

短期

人材市場の関心の変化

人材のESG感応度の高まりに対応し、開発力の源泉たる優秀な理系人材を確保し、製品開発力向上

短期

レジリエンス

気候変動に対するビジネス機能の維持

アルミニウム等製造工程発生資源の再利用、原材料グリーン調達等により、気候変動関連での調達の不安定化・価格高騰を回避し、競争力向上

長期

 

 

  ②人的資本に関する指標及び目標

 当社は、「世の中にないものをつくる」というビジョンのもと、社員一人ひとりの成長と挑戦を企業成長の原動力と位置づけています。人材育成のための支援制度の充実化や大学との連携、次世代を担う子供たちへモノづくりへの素養を高める取り組みなどを積極的に行ってはおりますが、現状、人的資本に関する指標及び目標は設定しておりません。今後の施策と併せて検討を進めてまいります。

 

 「サステナビリティに関する考え方及び取組」に関する詳細な情報については、当社ウェブサイト(https://www.rorze.com/ir/library/)において公表している当社統合報告書2025(報告対象期間2024年3月1日~2025年2月28日、一部、前後の活動や将来目標を含む)をご参照ください。
  統合報告書2026につきましては、2026年8月に同ウェブサイトにおいて公表予定です。