人的資本
OpenWork(社員クチコミ)-
社員数152名(単体) 179名(連結)
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平均年齢46.7歳(単体)
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平均勤続年数12.6年(単体)
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平均年収4,858,000円(単体)
従業員の状況
5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況
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2024年3月31日現在 |
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セグメントの名称 |
従業員数(人) |
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産業機械関連事業 |
179 |
(2) |
合計 |
179 |
(2) |
(注)1.上記従業員数は就業人員であり、契約社員29名を含んでおります。臨時雇用者(パートタイマー)は、年間の平均人数を( )外数で記載しております。
2.当社グループは従来、「産業機械関連事業」と「不動産関連事業」の2事業を報告セグメントとしておりましたが、当連結会計年度より「産業機械関連事業」の単一セグメントに変更しております。
(2)提出会社の状況
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2024年3月31日現在 |
従業員数(人) |
平均年令(才) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(千円) |
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152 |
(2) |
46.7 |
12.6 |
4,858 |
(注)1.上記従業員数は就業人員であり、契約社員29名を含んでおります。なお、臨時雇用者(パートタイマー)は、年間の平均人数を( )外数で記載しております。
2.平均年間給与は、基準外賃金及び賞与を含んでおります。
3.当社は、産業機械関連事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(3)労働組合の状況
提出会社の従業員は本社(各事業所を含む)と足利事業所とに単位組合を組織し、その連合体たる明治機械従業員組合協議会を構成しております。組合協議会は無所属でありますが、本社組合はJAM神奈川に加盟しておりますが、何れも中正穏健であって、会社と円満な労使関係を持続しております。
(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
①提出会社
当事業年度 |
補足説明 |
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管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1. |
男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2. |
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1. |
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全労働者 |
正規雇用労働者 |
パート・有期労働者 |
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8.5 |
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86.2 |
85.6 |
- |
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(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
②連結子会社
「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
(1)サステナビリティの基本方針と取組
当社グループは、『存在意義』として「技術を通じて、日本の「食」「農」を支え、人々の食生活の安定と可能性を追求し続ける」ことを掲げ、また『目指す姿』として「人々の食生活を支え続けるために、伝統を大切にするとともに、変革にもチャレンジし、取引先・社会への貢献や従業員の働きがいを最大化する」取組を推進しております。
当社グループでは、サステナビリティに関連する項目のうち当社の企業価値に影響を及ぼす課題を整理・分析し、リスク要因を抽出するとともに、当該リスクへの対応方針や進捗状況を報告・検討する体制を構築しており、持続可能な成長と中長期的な企業価値の向上を目指して、ESG経営、SDGs経営を推進しております。
①ガバナンス
月に一度開催される「SDGs推進委員会」おいて、気候変動、食・農への貢献、次世代育成、職場環境等のテーマごとに具体的な目標を設定するとともに、各種施策・取組の進捗状況と課題について議論しております。本委員会での検討事項等は、四半期ごとに取締役会で経営層に提案及び報告され、適時適切に指示を受ける体制が構築されており、タイムリーな監視・監督機能が確保されています。また、SDGs推進委員会メンバーは各部門の社員により構成されており、進捗状況や課題等を自部門に持ち帰り、フィードバックし自部門で実施すべき事項について対応を検討し実施しており、全従業員のESG・SDGsに対する理解・浸透を図っております。
②戦略
取締役会はESG・SDGsへの取組は当社グループの経営基盤を支える重要項目であると認識し、リスク要因、対応方針を審議しており、今後は中長期的な事業戦略立案にもつなげてまいります。
当社グループのESG・SDGsに関する戦略は、『存在意義』として掲げる「技術を通じて、日本の「食」「農」を支え、人々の食生活の安定と可能性を追求し続ける」に基づいており、リスク低減、新たな事業機会の創出、人材力強化、社会・地域への貢献等につながるものであり、持続可能な社会の実現に資するものと考えております。
③リスク管理
リスク管理面に関しては、SDGs推進委員会において、各種リスクを定期的にモニタリングしており、経営へのリスクが大きいものについては、適時適切に取締役会において経営層に提案・報告されております。これらはまた、各部門でコントロール可能なリスクについては、各部門が対応を行っております。
④指標及び目標
目標設定に関しては、「気候変動」「食・農・畜 への貢献」「技術革新、次世代育成」「職場環境」「社員の健康」といった目標軸を定め、当該目標軸の中で個別具体的な目標を設定する運営を行っております。
気候変動に関する取組 |
CO2排出量の削減 |
CO2排出量 |
本年度は未設定 |
LED切替 |
2024年100%LED化 |
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節電 |
社員の意識付け エアコン設定温度の徹底 |
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環境エコ化 |
足利新社屋省エネ基準適合 (省エネ基準適合済) |
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社用車EV化 |
100%EVに化向けた計画立案 |
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ガソリン使用料の削減 |
エコ運転の意識付け |
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自家消費太陽光の導入 |
使用電力構成 |
目標RE100に向けた計画立案 (足利新社屋設置済み) |
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持続可能な資源の利用 |
廃棄物排出量の削減 |
ゴミ分別の推進 |
食農畜への貢献 |
持続可能な食農畜産業への貢献(製粉,飼料,産業) |
自動化技術、IoT、AI化技術を商品化、対外開示、SP支援 |
2025年度新製品開発 (IR・展示会PR) (顧客工場で実施テスト中) |
当社技術と地域資源の融合による6次産業化案件の事業化(ソーラーシェアリング含) |
1案件事業化 (情報収集)
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安全・衛生問題への貢献 |
「光触媒」のSP支援、成功事例の対外開示 |
受注件数 (広報IR、SP活動) |
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社会課題を解決する技術革新 |
省人化、生産性向上 |
IoT予知保全の開発 |
2025年実用化 (顧客工場で実施テスト中) |
省エネ機械の開発 |
省エネモーターの採用 開発機の選定 |
省エネモーター採用率の向上 |
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製粉業界の次世代育成 |
後継者不足、指導者不足 への貢献 |
新設テクニカルセンター〈仮称)の一般公開 |
2024年度テスト実施12件 |
取引先機械技術トレーニング |
2024年研修2件 |
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次世代への啓もう活動 |
インターンシップの実施 |
大学生。高校生のインターンシップによる採用1名 |
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職場環境 |
安定した雇用と働きやすい環境 |
70歳までの雇用継続 |
2024年度情報収集 (65歳までの定年引上げ済み) |
テレワークの導入、有休取得 |
テレワーク制度確立 有休5日完全所得 |
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人材育成と挑戦できる風土の醸成 |
社員個人に適切な能力開発、教育訓練の機会を提供するため、階層別教育を用い、能力の向上を図る |
研修回数 (階層別研修随時実施) (新設の人材課にて計画立案) |
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働く環境改善 (チャレンジできる人事制度等) |
新人事制度の定着 2025年制度の改善・見直し |
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ダイバーシティ&インクルージョン |
女性の管理職の積極登用 |
女性管理職2% 2024年度2名登用 |
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男女間賃金格差是正 |
2024年格差是正実施 |
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男性育休取得 |
最低1日取得を目指す |
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多様性(海外拠点、外国人雇用、障がい者雇用等) |
外人登用の調査 |
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社員の健康 |
健康診断、ストレスチェック |
健康診断、ストレスチェックの全員実施 有所見者のフォロー実施 |
健康診断、ストレスチェック完全実施(100%) (2023年度は100%実施) 有所見に再診を奨励 |
喫煙率 |
健康経営優良法人取得 (8月~11月申請予定) |
喫煙率低下の取り組み➡啓蒙 受動喫煙対策の実施 |
(2)人的資本・多様性に関する取組
人材戦略に関しては、取締役会においては高い専門性、知見を有する社外取締役より、各種議案から派生するケースも含め、人材戦略の問題提起、具体的な提言が行われております。また、業務執行取締役や人事部門においては、重要な人事施策、組織改編に伴う戦略的な人事異動、人員・人件費に関する計画、実績管理等の具体的施策の協議・検討が適時適切に行われております。
当社グループでは、働き甲斐のある企業への変容を経営戦略軸の一つに定め、これを実現するために、以下の3点を重点施策として取り組んでおります。
①企業風土変革、人事制度改革等による満足感、公平感を感じる体制の構築
②技術、設計等のエンジニアリング人材層の厚み確保、技術・ノウハウの体系的な伝承の仕組み整備
③個々の役職員の能力、知識を磨き・引き出し、価値創造を発揮してもらうための仕組み作り
当社グループでは、人材戦略のリスクとして、従業員が有する技術・専門性が継承されないこと、人材の多様性が確保されないこと、採用競争力劣後による人材獲得難、従業員の離職が重要と判断しております。こうしたリスクに対処するため、各部門において技術に精通した人材の育成、熟練者から若手層への技術の伝承、専門性の高い人材の厚みの確保等を進めており、これらの取り組みを支えるべく、企業風土改革に向けた各種ルール、処遇・評価・教育等の人事制度の見直し等により、働きがいのある職場へ変革すべく、社内環境の整備を進めております。
人材戦略に関する具体的な目標は、以下のとおりであります。
①人事制度の見直し
2024年4月の新しい人事制度を構築・導入し、等級、評価、報酬等の見直しを行いました。また、評価の透明性を高めるべく、評価者、さらには被評価者向けの研修を実施しております。
②人材教育制度の確立
各階層に応じた「スキル・知識の向上」と「階層に応じた役割の定着化」を目的として、階層別教育制度を整理し、順次実施しております。
個々の従業員の能力・知識を磨き・引き出し、価値創造を発揮してもらうための仕組み作り、伝統に拘ることなく、変革にチャレンジできるように、新たなルールや仕組みを検討してまいります。
③スキル・専門性の向上に向けた取組
主要取引先等との人的ネットワークを活かし、継続的に業界勉強会を実施しております。また、従業員が自発的に学ぶ・学び直す機会を提供すべく、社内ライブラリーの機能を拡充させてまいります。