2024年3月期有価証券報告書より

社長・役員

代表取締役社長 松 岡 克 憲 (60歳) 議決権保有率 0.03%

略歴

2006年4月

三井造船㈱(現㈱三井E&S)入社

機械・システム事業本部事業開発部主管

2011年7月

同社企画管理部企画グループ長

2018年4月

㈱三井E&Sマシナリー(現㈱三井E&S)企画管理部次長

2019年4月

同社戦略企画室長

2020年4月

同社執行役員戦略企画室長

2021年4月

同社取締役執行役員戦略企画部長営業統括室・水素ビジネス戦略室・DX推進室担当

2022年4月

同社CCO 取締役執行役員 企画管理部長

環境安全管理室・内部統制監査室・輸出管理室担当

2022年6月

当社取締役(非常勤)

2023年4月

㈱三井E&S成長事業推進事業部 事業部長補佐

2023年6月

同社退職

2023年6月

当社代表取締役社長 最高経営責任者(CEO)兼人事・報酬委員会副委員長(現)

所有者

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2024年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満

株式の状況

(株)

政府及び

地方公共

団体

金融機関

金融商品

取引業者

その他の

法人

外国法人等

個人その他

個人以外

個人

株主数(人)

2

20

28

11

1

2,070

2,132

所有株式数(単元)

58

444

8,985

75

1

7,525

17,088

9,200

所有株式数の割合

(%)

0.34

2.60

52.60

0.44

0.01

44.04

100.00

(注) 自己株式63,486株は、「個人その他」に634単元、「単元未満株式の状況」に86株含まれております。

 

役員

(2)【役員の状況】

1.役員一覧

男性9名 女性-名 (役員のうち女性の比率-%)

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(株)

代表取締役社長

松岡 克憲

1964年10月26日

2006年4月

三井造船㈱(現㈱三井E&S)入社

機械・システム事業本部事業開発部主管

2011年7月

同社企画管理部企画グループ長

2018年4月

㈱三井E&Sマシナリー(現㈱三井E&S)企画管理部次長

2019年4月

同社戦略企画室長

2020年4月

同社執行役員戦略企画室長

2021年4月

同社取締役執行役員戦略企画部長営業統括室・水素ビジネス戦略室・DX推進室担当

2022年4月

同社CCO 取締役執行役員 企画管理部長

環境安全管理室・内部統制監査室・輸出管理室担当

2022年6月

当社取締役(非常勤)

2023年4月

㈱三井E&S成長事業推進事業部 事業部長補佐

2023年6月

同社退職

2023年6月

当社代表取締役社長 最高経営責任者(CEO)兼人事・報酬委員会副委員長(現)

 

(注)3

600

取締役

小山 幸広

1961年2月11日

1985年4月

当社入社

2010年4月

技術本部技術部長

2018年6月

取締役設計部長

2019年4月

取締役品質保証部担当役員兼品質保証部長

2020年4月

取締役品質保証部担当役員

2020年6月

取締役執行役員 品質保証部担当

2022年4月

取締役執行役員 人事総務部担当

2022年10月

取締役執行役員 人事総務部担当兼人事・報酬委員会委員

2023年4月

取締役執行役員 監査部担当兼人事・報酬委員会委員(現)

 

(注)3

2,500

取締役

塩口 修治

1966年9月10日

2002年11月

三井造船㈱(現㈱三井E&S)入社

2010年6月

三井造船環境エンジニアリング㈱(現JFE環境テクノロジー㈱)監査役(非常勤)

2012年12月

耐徳三井造船(重慶)環境装備有限公司 監事(非常勤)

2014年5月

三井造船㈱(現㈱三井E&S)経営企画部 主管

2017年8月

同社財務経理部 主管

2018年4月

分社化により㈱三井E&Sビジネスサービス(現㈱三井E&S)転籍 財務経理サービス部 主管

2019年6月

同社財務経理サービス部 玉野分室長

2021年4月

三井造船特機エンジニアリング㈱ 監査役(非常勤)

2023年4月

当社へ出向 執行役員経営企画室・財務経理部担当

2023年6月

取締役執行役員 経営企画室・財務経理部担当(現)

 

(注)3

200

取締役

福田 慶実

1968年7月18日

1993年4月

三井造船㈱(現㈱三井E&S)入社

エネルギープラント事業部設計部

2002年4月

三造エコ燃料㈱へ出向 製造部長

2007年8月

三井造船㈱(現㈱三井E&S)復職 鉄鋼運搬機工場製造部

2011年2月

同社経営企画部

2013年7月

同社運搬機工場製造部

2016年11月

同社運搬機工場管理部

2018年4月

㈱三井E&Sマシナリー(現㈱三井E&S)運搬機システム事業部企画管理室

2019年4月

同社運搬機システム事業部企画管理部長

2022年4月

同社DX推進部大分センター長兼務

2023年4月

㈱三井E&S成長事業推進事業部管理部長(現)

2023年6月

当社取締役(非常勤)(現)

 

(注)3

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(株)

取締役

前田 洋輔

1955年3月27日

1978年4月

日東化工㈱(現アクアス㈱)入社

1992年9月

同社退職

1992年10月

㈱タクマ入社

2010年10月

同社品質管理部専任副部長

2012年4月

㈱環境ソルテック取締役

2013年6月

㈱環境ソルテック代表取締役社長

2014年3月

㈱タクマ退職

2018年6月

㈱環境ソルテック顧問

2019年6月

当社取締役兼人事・報酬委員会委員長(非常勤)(現)

2020年3月

㈱環境ソルテック退職

 

(注)1,3

取締役

中塚 秀聡

1964年10月26日

1983年4月

大阪国税局採用

2000年7月

国税庁課税部法人課税課会社分割PT(組織再編税制通達担当)兼調査査察部調査課

2002年1月

財務省主税局法人税制企画室(連結納税制度法制担当)兼国税庁調査査察部調査課

2009年7月

大阪国税局調査第一部 調査審理課国際調査審理官

2012年7月

同局調査第一部調査総括課課長補佐

2013年8月

税理士登録

中塚秀聡税理士事務所開設 代表者(現)

2014年4月

姫路獨協大学大学院法科研究科 法学部特別教授

2018年12月

タイガー魔法瓶㈱ 社外監査役(現)

2020年5月

㈱MORESCO 社外取締役(監査等委員)(現)

2023年6月

当社取締役兼人事・報酬委員会委員(非常勤)(現)

 

(注)1,3

常勤監査役

立花 勝

1960年6月17日

1982年5月

当社入社

2011年4月

技術部次長

2015年10月

管理本部人事総務部長兼人事総務課長

2018年6月

人事総務部長

2019年3月

生産管理部長

2020年10月

再雇用入社

2022年6月

常勤監査役(現)

 

(注)4

監査役

飯塚 芳正

1952年1月13日

1975年4月

三井造船㈱(現㈱三井E&S)入社

2001年6月

同社財務部長

2010年4月

三井造船システム技研㈱(現三井E&Sシステム技研㈱)出向、社長付

2010年6月

三井造船㈱(現㈱三井E&S)退職

2010年6月

三井造船システム技研㈱(現三井E&Sシステム技研㈱)取締役経理部長

2013年6月

同社常務取締役社長補佐 コーポレート部門統括兼監査室長

2016年6月

同社取締役退任 顧問

2017年3月

同社退職

2017年3月

当社監査役(非常勤)(現)

 

(注)2,5

監査役

多田 敏夫

1950年3月2日

1968年4月

三井造船㈱(現㈱三井E&S)入社

1996年5月

同社総務部主管

1997年1月

同社総務部勤労グループ長

1999年5月

同社営業総括本部関西支社総務課長

2013年3月

同社退職

2017年3月

当社監査役(非常勤)(現)

 

(注)2,5

3,300

(注)1 取締役前田洋輔氏及び中塚秀聡氏は、会社法第2条第15号に定める社外取締役であります。

2 監査役飯塚芳正氏及び多田敏夫氏は、会社法第2条第16号に定める社外監査役であります。

3 取締役の任期は、2024年3月期に係る定時株主総会終結の時から2025年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

4 監査役の任期は、2022年3月期に係る定時株主総会終結の時から2026年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

5 監査役の任期は、2024年3月期に係る定時株主総会終結の時から2028年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

 

 当社は、法令に定める監査役の員数を欠くことになる場合に備え、会社法第329条第3項に定める補欠監査役1名を選任しております。補欠監査役の略歴は次のとおりであります。

氏名

生年月日

略歴

所有株式数

(株)

泰井 俊彦

1957年12月22日生

1980年4月

三井造船㈱(現㈱三井E&S)入社

1989年2月

MitsuiZosen(USA).Inc.へ出向

2007年4月

三井造船㈱(現㈱三井E&S) 財務部次長

2012年4月

同社財務経理部部長(財務担当)

2013年5月

同社玉野事業所経理部長

2014年5月

同社監査役室長

2023年4月

同社監査役室員

2023年6月

同社退職

(注) 補欠監査役の任期は、就任した時から退任した監査役の任期満了の時までであります。

 

2.社外役員の状況(人数は2024年6月26日現在)

① 企業統治において果たす機能及び役割

 当社の社外取締役は2名であります。また、社外監査役は2名であります。

 社外取締役は、取締役会を通じて社外の専門家としての立場から当社経営陣に対して監督を行うと共に経営全般において助言・提言を行っております。

 社外監査役は、監査役会を通じて社外の専門家としての立場から業務全般に対する監査を行い、取締役会においても必要な助言・提言を行っております。

 

② 独立性及び選任状況に関する当社の考え方

Ⅰ 社外取締役

 社外取締役候補者の選任においては、監督機能が十分に発揮できるよう企業経営、リスク管理、品質管理、法令順守などの専門的な知識・経験および高い倫理観を有する者であることや、次に掲げる事項に該当する者であることに配慮しております。

・当社の業務執行取締役もしくは使用人でなく、かつ、社外取締役に就任する前10年以内に、当社の業務執行取締役、使用人であったことがないこと。

・当社の取締役、その他の重要な使用人の配偶者、二親等内の親族(親子、兄弟姉妹など)でないこと。

・独立社外取締役候補者の選任においては、上記の事項を含む東京証券取引所が定める基準に該当すること。

 社外取締役候補者の選任においては、他の会社の役員の兼務状況も考慮しております。その数は合理的な範囲内にとどめ、兼務状況を毎年開示しております。なお、取締役候補者の決定は、人事・報酬委員会での答申結果に基づき、取締役会にて行っております。

 

 社外取締役に親会社などの元従業員が含まれる場合においても、現状の事業規模、営業・収益基盤を拡大発展させ、企業価値を向上させるため、主として製造業での豊富な知識や幅広い実務経験および高い倫理観を有する社外取締役が、経営全般に対して第三者の立場から、リスクテイクも含めた種々の助言機能を発揮することで、社外取締役の独立性の確保を図っております。当社は、これら意思の共有と徹底を図るべく社外取締役に対し、継続した啓蒙活動を行っております。

 

Ⅱ 社外監査役

 社外監査役候補者の選任においては、監査機能が十分に発揮できるよう企業経営、リスク管理、品質管理、法令順守などの専門的な知識・経験および高い倫理観を有する者であることや、次に掲げる事項に該当する者であることに配慮しております。

・社外監査役就任の前10年間に当社の取締役などでないこと。

・当社の取締役あるいは重要な使用人の配偶者、二親等内の親族でないこと。

・独立社外監査役候補者を選任する場合は、上記の事項を含む東京証券取引所が定める基準に該当すること。

 社外監査役候補者の選任にあたっては、他の会社の役員の兼務状況も考慮しております。その数は合理的な範囲内にとどめ、兼務状況を毎年開示しております。なお、監査役候補者の決定は、監査役会の同意を踏まえて、人事・報酬委員会での答申結果に基づき、取締役会にて行っております。

 

 社外監査役に親会社などの元従業員が含まれる場合においても、株主の負託に応える観点で、主として製造業での豊富な知識や幅広い実務経験、更には高い倫理観を有する社外監査役が経営全般に対して第三者の立場から的確な視点で監視・検証することで、独立性を確保し、適切な監査に反映しております。

 

 当社と社外役員との利害関係については以下の通りであります。

〔社外取締役〕

氏名

当社との人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係

前田 洋輔

同氏は、東京証券取引所が確保を義務付ける独立役員に指定されており、当該取引所が規定する一般株主と利益相反の生じる恐れがあると判断する場合の判断要素に一切抵触しておらず、当社とはなんらの利害関係もありません。

中塚 秀聡

同氏は、東京証券取引所が確保を義務付ける独立役員に指定されており、当該取引所が規定する一般株主と利益相反の生じる恐れがあると判断する場合の判断要素に一切抵触しておらず、当社とはなんらの利害関係もありません。

 

〔社外監査役〕

氏名

当社との人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係

飯塚 芳正

同氏は、当社の親会社である三井造船株式会社(現㈱三井E&S)の元業務執行者であり、退職後は同社子会社の取締役に就いておりましたが、2017年3月に退職しております。その後、三井造船株式会社(現㈱三井E&S)を含むグループ会社との特筆すべき利害関係はありません。また、当社とも特別の利害関係等はありません。

多田 敏夫

同氏は、当社の親会社である三井造船株式会社(現㈱三井E&S)の元業務執行者であり、2013年3月に退職しております。その後、三井造船株式会社(現㈱三井E&S)を含むグループ会社との特筆すべき利害関係はありません。また、当社とも特別の利害関係等はありません。

 

3.社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係

 社外取締役は、取締役会において監査役監査、会計監査、内部監査及び内部統制の状況についての報告を受けており、必要な助言・提言を行っております。

 社外監査役は監査役会及び取締役会において内部監査、会計監査及び内部統制の状況について報告を受け、必要な助言・提言を行っております。

 

関係会社

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金

(百万円)

主要な事業

の内容

議決権の所有

又は被所有

割合(%)

関係内容

(親会社)

 

 

 

 

 

株式会社三井E&S(注)

東京都中央区

8,846

製造業

被所有

51.32

当社製品の販売

資金取引

(注)有価証券報告書の提出会社であります。

 

沿革

2【沿革】

1905年5月

加地弁二氏が繊維機械の製造を目的として、大阪市桜川町に加地鉄工所を設立しました。

1914年10月

堺市三宝町に移転しました。

1934年2月

事業の発展に伴い、株式会社加地鉄工所(資本金30万円)に改組すると共に、空気圧縮機を製造品目に加えました。

1950年8月

丸紅株式会社の資本参加を得ました。

1958年10月

東京都千代田区に東京営業所(1989年4月東京支社に改称)を開設しました。

1962年7月

大阪証券取引所市場第二部に上場しました。

1962年9月

名古屋市中区に名古屋出張所(1991年10月名古屋支店に改称・2000年3月閉鎖)を開設しました。

1963年3月

資本金を2億4千万円に増資しました。

1964年6月

美原工場(現本社・工場)を完成しました。

1964年12月

本社を現在地に移転しました。

1974年4月

資本金を3億円に増資しました。

1978年1月

資本金を4億円に増資しました。

1979年9月

資本金を5億円に増資しました。

1985年5月

資本金を8億7千万円に増資しました。

1988年3月

決算期を10月31日から3月31日に変更しました。

1990年9月

東京支社を東京都新宿区に移転しました。

1991年8月

資本金を14億4千万円に増資しました。

1991年10月

社名を株式会社加地鉄工所から株式会社加地テックに変更しました。

1994年7月

千葉県船橋市にサービスセンターを開設しました。

1997年1月

品質管理と品質保証の国際規格であるISO9001を認証取得しました。

2000年11月

大阪市中央区に大阪支店を開設しました。

2000年12月

環境マネジメントに関する国際規格であるISO14001を認証取得しました。

2003年4月

サービスセンターを千葉県習志野市に移転しました。

2003年8月

本社に天然ガススタンドである加地エコ・ステーションを開設しました。

2011年5月

大阪支店を大阪市浪速区に移転しました。

2015年1月

筆頭株主が丸紅株式会社から三井造船株式会社(現 株式会社三井E&S)となり、三井造船株式会社(現 株式会社三井E&S)との間で資本業務提携契約を締結しました。

2015年3月

大阪支店を本社へ統合しました。

2017年3月

三井造船株式会社(現 株式会社三井E&S)が当社株式を公開買付けにより取得し、当社の親会社になりました。

2019年5月

サービスセンターを東京支社へ統合するとともに、東京支社を東京都江戸川区に移転しました。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第二部からスタンダード市場へ移行しました。