2026年3月期有価証券報告書より
  • 社員数
    2名(単体) 207名(連結)
  • 平均年齢
    55.0歳(単体)
  • 平均勤続年数
    21.0年(単体)
  • 平均年収
    6,575,000円(単体)
  • 平均年収の
    対前年増減率
    10.3%(単体)

従業員の状況

人材戦略に関する基本方針等

(1)【人材戦略に関する基本方針等】

①従業員の給与その他の給付の額及び内容の決定に関する方針

当社グループは、工業炉燃焼装置関連事業及びエレクトロニクス事業の2事業を展開しており、各事業における高度な技術力と専門知識を持つ人材が、持続的な成長の基盤であると考えております。

工業炉燃焼装置関連事業においては、長年培ってきた燃焼技術・熱処理技術の次世代への継承と、水素・アンモニア等の脱炭素燃料対応など新たな技術領域への対応力を持つ人材の育成に取り組んでおります。エレクトロニクス事業においては、LSI・FPGA設計やメカトロニクス等の専門技術を持つ人材の確保・定着を図るとともに、技術革新に対応できる継続的な学習環境の整備を推進しております。組織における長期的な年齢構成の適正化を図るため毎年継続的に新卒採用を実施するとともに、即戦力となる専門人材の中途採用を適宜実施しております。また、両事業において技術・技能の継承を重要課題と位置付け、OJTや研修等を通じて次世代を担う中核人材の育成に取り組んでおります。

当社グループは、多様な人材がそれぞれの能力を最大限に発揮できる職場環境の整備に取り組んでおります。育児・介護と仕事の両立支援を通じて、男性従業員を含む育児休業の取得促進に取り組んでまいります。また、安全衛生の確保、ハラスメント防止及び適切な労働時間管理を推進し、従業員が安心して働くことのできる職場環境の整備に努めております。さらに、女性及び中途採用者を含む多様な人材の活躍を促進し、組織の活性化及び企業価値の向上を図ってまいります。

なお、上記方針に係る指標・目標・実績については、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組(4)指標及び目標」をご参照ください。当社グループでは、工業炉燃焼装置関連事業及びエレクトロニクス事業において求められる人材像や事業特性が異なることから、各事業会社において人材育成及び社内環境整備に関する指標及び目標を設定し、その進捗状況を継続的に管理しております。

 

②従業員の給与その他の給付の額及び内容の決定に関する方針

当社グループにおける従業員の給与・賞与その他の給付については、職務内容、役割の重要性、成果及び専門性の水準に加え、事業環境、労働市場並びに物価動向等を総合的に勘案し、各社の社内規程に基づいて決定しております。

当社(株式会社NFKホールディングス)においては、社内規程に基づく定期昇給及び個人評価を反映した給与体系を採用しており、賞与については業績連動により決定しております。

最大人員会社である株式会社キャストリコにおいては、上記の基本方針に加え、事業戦略の実現に不可欠なエンジニア人材や事業推進を担う中核人材については、外部労働市場の動向も踏まえた処遇を行うことにより、優秀な人材の確保及び定着を図っております。また、人材への投資が事業成長及び企業価値向上につながるよう、報酬制度の適切な運用及び処遇水準の見直しに継続的に取り組んでまいります。

 

(2)【従業員の状況】

①連結会社の状況

 

2026年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

工業炉燃焼装置関連事業

79

(1)

エレクトロニクス事業

127

(13)

その他

1

(-)

合計

207

(14)

(注)1.従業員数は、就業人員数(嘱託職員を含む。)であります。

2.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員数(パートタイマーの年間平均雇用人員)であり、派遣社員を除いております。

3.当連結会計年度より、株式会社キャストリコを連結子会社化したことに伴い、エレクトロニクス事業の従業員127名が新たに加わっております。

 

②提出会社の状況

 

 

 

 

 

2026年3月31日現在

従業員数
(名)

平均年齢
(歳)

平均勤続年数
(年)

平均年間給与(千円)

平均年間給与の

対前事業年度増減率

(%)

2

(-)

55

21

6,575

10.27

 

セグメントの名称

従業員数(名)

工業炉燃焼装置関連事業

1

(-)

エレクトロニクス事業

(-)

その他

1

(-)

合計

2

(-)

(注)1.従業員数には、当社から他社への出向者を含んでおります。

2.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員数(パートタイマーの年間平均雇用人員)であり、派遣社員を除いております。

3.平均年間給与には、当社から他社への出向者を含んでおり、賞与及び基準外賃金も記載しております。

 

③最大人員会社の状況

当事業年度における従業員数が最も多い会社

株式会社キャストリコ

 

 

 

 

 

2026年3月31日現在

従業員数
(名)

平均年齢
(歳)

平均勤続年数
(年)

平均年間給与(千円)

平均年間給与の

対前事業年度増減率

(%)

127

(13)

39.8

5.0

5,385

97.8

(注)1.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員数(パートタイマーの年間平均雇用人員)であります。

2.平均年間給与は、基準外賃金及び賞与を含んでおります。

 

④使用人等のみに対して付与した新株予約権の内容

当社は、使用人等のみに対する新株予約権を付与しております。当該新株予約権の内容については、「1 株式等の状況 (2)新株予約権等の状況 ①ストックオプション制度の内容」に記載しております。

 

(3)労働組合の状況

当社グループには、NFK労働組合があり、2026年3月31日現在の組合員数30名であります。なお、労使関係については円滑な関係にあり、特筆すべき事項はありません。

 

(4)管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

当社は持株会社であり、当事業年度末における従業員数は2名であります。また、当事業年度においては当社及び連結子会社を含め、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」に基づく公表義務の対象となる会社が存在しないため、記載を省略しております。

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

2【サステナビリティに関する考え方及び取組】

当社グループは、工業炉燃焼装置関連事業及びエレクトロニクス事業を通じて、製造業を支える技術・サービスを社会に提供しております。当社グループにとってのサステナビリティとは、事業を通して社会課題の解決に寄与することであり、当社グループの持続的な成長が、社会の持続的な発展に貢献できると考えております。

工業炉燃焼装置関連事業においては、連結子会社である日本ファーネス株式会社が長年にわたり培ってきた燃焼技術を活かし、産業プロセスにおけるエネルギー効率の向上や排出ガスの低減に貢献する製品・ソリューションの開発・提供を通じて、脱炭素社会の実現に寄与してまいります。

エレクトロニクス事業においては、連結子会社である株式会社キャストリコが手掛けるLSI・FPGAの設計・販売、EMS及びメカトロニクスシステムの開発・製造を通じて、製造現場の自動化・省力化や機器の高性能化に貢献し、産業の高度化を支えてまいります。当社グループは、この2つの事業領域における技術革新を両輪として、環境負荷の低減と産業の発展という社会的要請に応えながら、グループ一体となって持続的な企業価値の向上に取り組んでまいります。

 

(1)ガバナンス

 当社グループは、「最先端技術を社会に提供し地球環境保全と循環型社会の実現に貢献する」という創業以来の経営理念のもと、公正で透明性の高い経営に取り組むことを基本方針としております。その実現のため、株主の皆様やお客様をはじめ、取引先、地域社会、従業員等の各ステークホルダーとの良好な関係を構築し、長期的な視点に立ってグループ企業価値の向上を目指した経営活動を推進しております。

 当社グループは、2025年8月に株式会社キャストリコを連結子会社化し、工業炉燃焼装置関連事業に加えてエレクトロニクス事業を新たにグループに取り込むことで、事業基盤の多様化と収益力の強化を図っております。このような事業領域の拡大を踏まえ、グループ全体としてのガバナンス体制の充実及び各ステークホルダーに対する説明責任の強化が、これまで以上に重要であると認識しております。

 当社グループは、この経営理念の実現と2030年へ向けた持続的な成長の実現へ向けて積極的な施策を実行しております。

 なお、これらを実現するための企業統治の体制につきましては、「4 コーポレート・ガバナンスの状況等(1) コーポレート・ガバナンスの概要 ①企業統治の体制」に記載しております。

 

(2)戦略

当社グループは、工業炉燃焼装置関連事業及びエレクトロニクス事業の2事業を柱として、それぞれの分野における技術革新と事業基盤の強化に取り組んでおります。

工業炉燃焼装置関連事業においては、国内で消費するエネルギー量の約2割を工業炉が占めているといわれており、脱炭素化に向けた燃料転換は喫緊の課題と考えます。連結子会社である日本ファーネス株式会社において、脱炭素化時代の燃料転換に対応すべく、水素バーナの開発をはじめとした脱炭素燃料対応の製品開発に積極的に取り組んでおります。

エレクトロニクス事業においては、連結子会社である株式会社キャストリコにおいて、LSI・FPGAを中心とした電子デバイスの設計・販売、EMS及びメカトロニクスシステムの開発・製造を通じて、製造現場の自動化・省力化及び機器の高性能化に貢献する製品・サービスの提供に注力しております。半導体市場の需給変動や技術革新に迅速に対応できる体制を整備しつつ、顧客との長期的なパートナーシップの深化を図ってまいります。

 

 また、当社グループは、事業領域の拡大に伴い、グループ全体での人材戦略の重要性が一層高まっているものと認識しております。年代・職歴等をはじめ多様な人材による組織づくりを推進しており、人的資本への投資については、組織における長期的な年齢構成の適正化を図るため毎年継続的に新卒採用を実施しているほか、組織に必要な人材を即戦力として採用するため中途採用を適宜実施しております。さらに、キャストリコのグループ参画により、多様な技術分野の人材を有する企業グループとなったことから、それぞれの事業特性に応じた人材育成及び組織力強化に取り組んでまいります。

 詳細は、「コーポレート・ガバナンス報告書」に記載しております。

 

(3)リスク管理

 当社グループは、サステナビリティ課題を含む事業へのリスクについても、年に2回実施しているリスクヒアリングの中でリスクの見直し・検討を実施しリスクの軽減化を図るとともに、リスク発見時に迅速に対応できるよう管理体制の整備に努めております。なお、2025年8月に株式会社キャストリコを連結子会社化したことに伴い、エレクトロニクス事業に固有のリスク(半導体市場の需給変動、特定顧客への依存、技術革新への対応等)が新たにグループのリスク項目として加わっており、同社を含めたグループ全体でのリスク管理体制の整備を進めております。リスク管理の詳細は、「3.事業等のリスク」に記載しております。

 

(4)指標及び目標

 当社グループは、経営理念の実現と2030年へ向けた持続的成長の実現へ向けて積極的な施策を実行しております。2025年8月に株式会社キャストリコを連結子会社化したことにより、グループ全体の従業員規模が拡大したことを踏まえ、人材の多様性確保を含む人材育成及び社内環境整備の重要性が一層高まっているものと認識しております。

 当社グループにおける人材育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針の指標並びに目標・実績は以下のとおりであります。

 当社(株式会社NFKホールディングス)においては、管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合について20%以上を目標として掲げており、当連結会計年度においては当該目標を達成しております。

 連結子会社である日本ファーネス株式会社においては、仕事と育児の両立支援の観点から男性労働者の育児休業取得の促進を目標として掲げており、当連結会計年度においては対象者が育児休業を取得しております。また、将来の事業継続及び技術継承を見据え、毎年継続的な新卒採用の実施を目標として掲げており、当連結会計年度においても実施いたしました。

 連結子会社である株式会社キャストリコにおいては、管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合について20%以上を目標として掲げており、当連結会計年度の実績は18.5%となっております。引き続き目標達成に向けた取り組みを推進してまいります。