社長・役員
略歴
1989年4月 ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン・インコーポレイ
テッド 入社
1998年2月 ディズニー・ストア・ジャパン株式会社(現 ウォルト・
ディズニー・ジャパン株式会社)プランニングシニアディ
レクター
1999年2月 同社 シニアファイナンスディレクター
2001年3月 日本GEプラスチックス株式会社(現 SABICジャパン合
同会社) 取締役CFO
2004年4月 Janssen Pharmaceuticals Inc. (現Ortho Neurologics
Inc.)(米国)プロダクト・ディレクター
2005年9月 Janssen-Cilag Pty Ltd.(オーストラリア)消化器領域・
疼痛・OTC事業部門本部長
2007年1月 ヤンセンファーマ株式会社 マーケティング本部副本部長
2009年8月 日本ストライカー株式会社 取締役グローバルマーケティ
ングバイスプレジデント
2012年1月 同社 代表取締役社長
2013年3月 株式会社ベルシステム24 専務執行役社長室長
(兼) 経理財務本部管掌
2014年3月 アッヴィ合同会社 社長
2014年7月 日本スキー場開発株式会社 社外取締役
2015年2月 医療法人社団色空会 最高執行責任者
2015年4月 ビジネス・ブレークスルー大学大学院 教授(現任)
2016年3月 クックパッド株式会社 社外取締役
2016年6月 株式会社ティーガイア 社外取締役
2017年8月 医療法人社団色空会 副院長
2019年6月 株式会社NHKテクノロジーズ 社外取締役
2020年1月 Heartseed株式会社 社外取締役(現任)
2021年6月 当社 社外取締役
2022年9月 どうやリハビリ整形外科 副院長
2024年4月 当社 代表取締役社長CEO(現任)
所有者
(5)【所有者別状況】
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|
2025年3月31日現在 |
||
区分 |
株式の状況(1単元の株式数100株) |
単元未満 株式の状況 (株) |
|||||||
政府及び 地方公共 団体 |
金融機関 |
金融商品 取引業者 |
その他の 法人 |
外国法人等 |
個人その他 |
計 |
|||
個人以外 |
個人 |
||||||||
株主数(人) |
- |
12 |
29 |
288 |
140 |
159 |
24,556 |
25,184 |
- |
所有株式数(単元) |
- |
57,087 |
10,660 |
449,047 |
578,832 |
903 |
167,057 |
1,263,586 |
51,472 |
所有株式数の割合(%) |
- |
4.52 |
0.84 |
35.54 |
45.81 |
0.07 |
13.22 |
100 |
- |
(注) 自己株式211,941株は、「個人その他」に2,119単元、「単元未満株式の状況」に41株が含まれています。
役員
(2)【役員の状況】
a.役員一覧
男性8名 女性3名(役員のうち女性の比率27.3%)
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有株式数(株) (注)8 |
代表取締役社長CEO |
出口 恭子 |
1965年12月12日生 |
1989年4月 ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン・インコーポレイ テッド 入社 1998年2月 ディズニー・ストア・ジャパン株式会社(現 ウォルト・ ディズニー・ジャパン株式会社)プランニングシニアディ レクター 1999年2月 同社 シニアファイナンスディレクター 2001年3月 日本GEプラスチックス株式会社(現 SABICジャパン合 同会社) 取締役CFO 2004年4月 Janssen Pharmaceuticals Inc. (現Ortho Neurologics Inc.)(米国)プロダクト・ディレクター 2005年9月 Janssen-Cilag Pty Ltd.(オーストラリア)消化器領域・ 疼痛・OTC事業部門本部長 2007年1月 ヤンセンファーマ株式会社 マーケティング本部副本部長 2009年8月 日本ストライカー株式会社 取締役グローバルマーケティ ングバイスプレジデント 2012年1月 同社 代表取締役社長 2013年3月 株式会社ベルシステム24 専務執行役社長室長 (兼) 経理財務本部管掌 2014年3月 アッヴィ合同会社 社長 2014年7月 日本スキー場開発株式会社 社外取締役 2015年2月 医療法人社団色空会 最高執行責任者 2015年4月 ビジネス・ブレークスルー大学大学院 教授(現任) 2016年3月 クックパッド株式会社 社外取締役 2016年6月 株式会社ティーガイア 社外取締役 2017年8月 医療法人社団色空会 副院長 2019年6月 株式会社NHKテクノロジーズ 社外取締役 2020年1月 Heartseed株式会社 社外取締役(現任) 2021年6月 当社 社外取締役 2022年9月 どうやリハビリ整形外科 副院長 2024年4月 当社 代表取締役社長CEO(現任) |
(注) 4 |
11,400 |
代表取締役副社長COO・CSO |
佐藤 浩一郎 |
1973年5月25日生 |
1997年4月 三井物産株式会社 入社 2007年2月 Novus International, Inc. 出向 Vice President Planning(在米国) 2011年6月 株式会社ミスミ入社 金型企業体社長補佐 2012年5月 同社 インド金型事業統括ディレクター(在インド) 2014年4月 同社 中国金型事業部副事業部長(在中国) 2015年11月 三井物産株式会社 入社 2016年4月 三井物産株式会社 ヘルスケア事業部医療事業第一室長 2017年3月 当社 社外取締役 2017年4月 三井物産株式会社 ヘルスケア事業部医療事業第三室長 2018年4月 Director, DaVita Care Pte. Ltd. 2021年4月 三井物産株式会社 ヘルスケア事業部アジア事業室長 2021年6月 MBK HEALTHCARE MANAGEMENT PTE. LTD.Hong Kong Branch Chief Executive Officer 2021年6月 株式会社アルム 取締役 2022年7月 当社 代表取締役副社長COO 2023年5月 Director, Senseonics Holdings, Inc.(現任) 2024年7月 当社 代表取締役副社長COO・CSO(現任) |
(注) 4 |
8,000 |
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有株式数(株) (注)8 |
取締役CFO |
山口 快樹 |
1978年7月11日生 |
2002年4月 株式会社三井住友銀行 入行 2004年4月 同社 大和証券SMBC株式会社 出向 2007年9月 同社 大和証券SMBC Europe Ltd. (London) 2008年9月 同社 大和証券SMBC株式会社 2011年8月 ペンシルバニア大学Wharton校MBA課程 修了 2011年9月 株式会社三井住友銀行 2013年2月 三井物産株式会社 入社 2017年4月 同社 PHCホールディングス株式会社 経営企画部 出向 2019年3月 当社 経営企画部長 2021年6月 当社 入社 執行役員 経営企画部長 2022年6月 当社 常務執行役員 CSO 2024年6月 当社 常務執行役員 CFO 2025年6月 当社 取締役 専務執行役員 CFO(現任) |
(注) 4 |
27,000 |
社外取締役 |
平野 博文 |
1961年3月14日生 |
1983年4月 日興證券株式会社(現 SMBC日興証券株式会社) 入社 1998年10月 株式会社日興ヨーロッパ(現 Citigroup Capital Partners Japan Ltd.) 社長(兼)日興コーディアル グループ投資運用部長 1999年4月 日興プリンシパル・インベストメンツ株式会社 CEO・会長 2003年6月 日興コーディアルグループ 取締役 2008年4月 アリックスパートナーズ・アジアLLC 入社 2010年1月 同社 日本代表 2010年10月 同社 アジア地域フィナンシャル・サービス統括 2013年4月 株式会社KKRジャパン 代表取締役社長 2013年8月 オリオンインベストメント株式会社(現 当社) 社外取締役(現任) 2015年3月 Pioneer DJ株式会社(現 AlphaTheta株式会社) 社外取締役 2017年5月 CKホールディングス株式会社(現 マレリホールディング ス株式会社) 取締役(現任) 2017年10月 日立工機株式会社(現 工機ホールディングス株式会社) 社外取締役 2019年6月 株式会社日立国際電気 社外取締役 2019年9月 株式会社KKRジャパン 代表取締役社長(兼)アジア プライベートエクイティ共同代表 2021年3月 株式会社KOKUSAI ELECTRIC 社外取締役 2022年4月 株式会社KJRマネジメント 取締役 2023年3月 株式会社日立物流(現 ロジスティード株式会社) 社外取締役(現任) 2025年2月 株式会社KJRMホールディングス 取締役 (現任) |
(注) 4 |
- |
社外取締役 |
谷田川 英治 |
1978年1月20日生 |
2002年4月 ゴールドマン・サックス証券株式会社 入社 2006年8月 株式会社KKRジャパン 入社(現任) 2013年8月 オリオンインベストメント株式会社 (現 当社) 社外取締役 2015年3月 Pioneer DJ株式会社(現 AlphaTheta株式会社) 社外取締役 2015年6月 Transphorm Inc. Board Director 2015年9月 トランスフォーム・ジャパン株式会社 社外取締役 2016年10月 CKホールディングス株式会社(現マレリホールディングス 株式会社) 社外取締役 2017年6月 トランスフォーム・会津株式会社 社外取締役 2017年10月 日立工機株式会社 社外取締役(現工機ホールディングス 株式会社)(現任) 2018年6月 株式会社KOKUSAI ELECTRIC 社外取締役 2019年8月 株式会社フロムスクラッチ(現株式会社データX) 社外取締役(現任) 2020年12月 GANOVATION, PTE. LTD. Director 2021年3月 株式会社西友ホールディングス 取締役 2021年4月 株式会社ネットスターズ 取締役 2021年6月 当社 社外取締役 退任 2022年3月 弥生株式会社 社外取締役(現任) 2022年3月 アルトア株式会社 取締役 2022年6月 当社 社外取締役(現任) 2023年3月 株式会社日立物流(現 ロジスティード株式会社) 社外取締役(現任) 2024年6月 株式会社西友 取締役(現任) 2025年4月 株式会社富士ソフト 社外取締役(現任) |
(注) 4 |
- |
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有株式数(株) (注)8 |
社外取締役 |
イヴァン・トルノス |
1975年7月29日生 |
1995年6月 CEO, Operating Partner, Audibest Bausch and Lomb Group Iberia (Currently: Bausch Health Companies Inc.) 1997年7月 Johnson & Johnson 2008年5月 Vice President, General Manager, Cordis, Johnson & Johnson 2008年8月 Head Strategy & Business Development Renal/Life Sciences/Medication Delivery Businesses AMERICAS, Baxter International Inc. 2011年8月 Head of Emerging Markets /South Group, Becton Dickinson and Company 2017年1月 Group President of Urology/Ischemic Tech / Critical Care / Medical Group, Becton Dickinson and Company 2018年11月 Group President, Zimmer Biomet Group 2021年2月 Chief Operating Officer, Zimmer Biomet Group 2021年9月 当社 社外取締役(現任) 2023年8月 President and Chief Executive Officer and a member of the Board of Directors, Zimmer Biomet Group 2025年5月 Chairman, President and Chief Executive Officer, Zimmer Biomet Group(現任) |
(注) 4 |
- |
社外取締役 |
デイビッド・スナイダー |
1957年7月25日生 |
1984年12月 Associate, Paul, Weiss, Rifkind, Wharton & Garrison 1987年7月 Director and Counsel, Legal Department, Salomon Brothers Inc. 1992年2月 Associate, Simpson Thacher & Bartlett LLP 1994年1月 Partner, Simpson Thacher & Bartlett LLP 2022年6月 当社 社外取締役(現任) 2023年6月 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 社外取締役(現任) |
(注) 4 |
- |
社外取締役 |
山下 美砂 |
1964年12月24日生 |
1990年9月 株式会社バードランド 1993年3月 Time Warner Inc. アソシエイト・エディター 1994年2月 ヒルアンドノウルトンジャパン株式会社 アカウントディ レクター・アカウントマネージャー 1998年9月 株式会社プラップジャパン アカウントマネージャー 1999年10月 GE東芝シリコーン株式会社(現 モメンティブ・パフォー マンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社) コミュニケーションマネジャー 2000年7月 同社 人事部長 2001年7月 同社 執行役員人事本部長 2005年4月 日本ゼネラル・エレクトリック株式会社 取締役人事本部長 2008年10月 GE横河メディカルシステム株式会社(現 GEヘルスケア・ ジャパン株式会社) 執行役員人事本部長・アジアパシフ ィック人事本部長 2011年6月 同社 取締役人事本部長・アジアパシフィック人事本部長 2015年11月 コーチジャパン合同会社 日本人事部長 2016年2月 同社 日本・アジア人事部長 2017年3月 アクサ生命保険株式会社 執行役兼人事部門長(ガバナン ス体制変更により常務執行役員兼人事部門長へ名称変更) 2020年4月 同社 常務執行役員特命担当 2021年4月 株式会社JERA グローバル人事アドバイザー 2022年4月 ビジネスコーチ株式会社 社外取締役(現任) 2024年4月 株式会社JERA D&Iアドバイザー 2024年6月 当社 社外取締役(現任) |
(注) 4 |
- |
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有株式数(株) (注)8 |
監査役 |
吉光 透 |
1963年3月11日生 |
1987年4月 山之内製薬株式会社(現:アステラス製薬株式会社) 2013年4月 同社 製品戦略部長 2015年6月 同社 執行役員 製品戦略部長 2017年4月 同社 執行役員 経営推進部長 2019年4月 同社 執行役員 コーポレート・ファイナンシャルプラン ニング&アナリシス部長 2019年10月 同社 執行役員 ファイナンス長兼コーポレート・ファイ ナンシャルプランニング&アナリシス部長 2020年6月 同社 取締役監査等委員 (監査等委員会委員長) 2021年11月 公益社団法人 日本監査役協会 理事 2023年11月 同法人 副会長・広報政策推進会議議長 2025年6月 当社 監査役 (現任) |
(注) 5 |
- |
社外監査役 |
北川 哲雄 |
1961年8月17日生 |
1985年9月 青山監査法人 入所 1989年3月 公認会計士 登録 2002年7月 中央青山監査法人 代表社員 2006年9月 あらた監査法人(現PwC Japan有限責任監査法人) 代表社員 化学・医薬・産業資材監査部リーダー 2013年7月 同法人 リスク管理・コンプライアンス室独立性管理 グループリーダー 2014年8月 日本公認会計士協会 倫理委員会 副委員長 2016年6月 あらた監査法人 退職 2016年7月 北川哲雄公認会計士事務所開設 代表(現任) 2017年6月 株式会社ティーガイア社外監査役 2017年12月 金融庁 公認会計士・監査審査会 公認会計士試験 試験委員 2019年6月 大王製紙株式会社 社外取締役 2022年6月 当社 社外監査役 (現任) |
(注) 6 |
- |
社外監査役 |
森山 裕紀子 |
1976年3月20日生 |
2008年12月 弁護士登録 東京都内法律事務所所属 2010年10月 内閣府 参事官補佐(情報公開法改正法案準備室) 2015年1月 早稲田リーガルコモンズ法律事務所参画 パートナー弁護 士(現任) 2015年4月 第二東京弁護士会情報公開個人情報保護委員会副委員長 2020年7月 和光市個人情報保護審査会 (現 個人情報保護審議会) 委員 2020年11月 マニー株式会社 社外取締役 (現任) 2022年4月 和光市個人情報保護審議会会長 (現任) 2025年4月 検察審査会情報公開・個人情報保護審査委員会委員(現 任) 2025年4月 第二東京弁護士会常議員(現任) 2025年6月 当社 社外監査役(現任) |
(注) 7 |
- |
計 |
46,400 |
(注)1.当社では、意思決定・監督と執行の分離により取締役会を活性化させるため、執行役員制度を導入して
おります。2025年度の定時株主総会終結時点の執行役員の役位及び氏名は以下の予定であります。
役位 |
氏名 |
所管 |
最高経営責任者(CEO) |
出口 恭子 |
グループ経営統括、内部監査担当 |
最高執行責任者(COO) 最高戦略責任者(CSO) |
佐藤 浩一郎 |
技術・モノづくり統括、調達・リスクマネジメント、経営企画・事業開発・医療政策渉外担当 糖尿病マネジメントドメイン長 ヘルスケアソリューションドメイン長 BGM事業部長 |
専務執行役員 最高財務責任者(CFO) |
山口 快樹 |
経理・財務・税務・IR・広報担当 |
専務執行役員 最高総務責任者(CAO) 最高人事責任者(CHRO) 最高変革責任者(CTO) |
平嶋 竜一 |
総務・人事・法務・知財・変革推進・IT担当 |
常務執行役員 |
中村 伸朗 |
診断・ライフサイエンスドメイン長 |
執行役員 |
スティーブン・ライナム |
診断・ライフサイエンス副ドメイン長 病理事業部長 |
執行役員 |
内野 健一 |
LSIM事業部長 |
執行役員 |
高魚 力 |
バイオメディカ事業部長 |
執行役員 |
高橋 秀明 |
ヘルスケアITソリューション事業部長 |
2.取締役 平野博文、谷田川英治、イヴァン・トルノス、デイビッド・スナイダー、山下美砂は、社外取締役です。
3.監査役 北川哲雄、森山裕紀子は、社外監査役です。
4.取締役の任期は2025年6月25日から2026年3月期に係る株主総会の終結時までです。
5.常勤監査役 吉光透の任期は2025年6月25日から2029年3月期に係る株主総会の終結時までです。
6.社外監査役 北川哲雄の任期は2022年6月29日から2026年3月期に係る株主総会の終結時までです。
7.社外監査役 森山裕紀子の任期は2025年6月25日から2029年3月期に係る株主総会の終結時までです。
8.「所有株式数」欄には、2025年3月31日時点の所有株式数を記載しております。
b.社外役員の状況
当社の取締役8名のうち5名は社外取締役であり、監査役3名のうち2名は社外監査役となります。社外取締役及び社外監査役の選任に当たっては、常勤の取締役、監査役及び執行役員のスキル・経験を考慮した上で、当社として補うべきスキル・経験を有した人物を選任することを基本としております。社外役員の選任を通じて、豊富な経験や知識に基づき客観的な視点で当社グループの経営に対する助言を得ることで、当社グループの持続的な成長及びコーポレート・ガバナンス体制の強化を図ることを目指しております。
各社外取締役及び社外監査役の選任理由は以下のとおりであります。
平野博文氏は、株式会社KKRジャパンの代表取締役社長としてこれまで数多くの企業の経営を見てきており、企業経営に関する幅広い知見を有することから、当社の経営に対して適切な助言・監督を行うことが期待できるものと判断し、社外取締役に選任しております。当社の筆頭株主であるKKR PHC Investment L.P.はKohlberg Kravis Roberts & Co. L.P.の運営するプライベート・エクイティ・ファンドであり、同氏はKohlberg Kravis Roberts & Co. L.P.の日本法人である株式会社KKRジャパンの代表取締役社長であります。上記以外に同氏と当社との間には人的関係、資本関係又は取引関係及びその他利害関係はありません。
谷田川英治氏は、Kohlberg Kravis Roberts & Co. L.P.の日本法人である株式会社KKRジャパンのパートナーであり、Kohlberg Kravis Roberts & Co. L.P.は当社の筆頭株主であるKKR PHC Investment L.P.へ投資を行うプライベート・エクイティ・ファンドの運営会社です。また、同氏はNASDAQ上場会社であるTransphorm, Inc.等複数社の取締役を務めております。投資ファンドのパートナーとしてこれまで数多くの企業にて社外取締役として経営に携わっており、企業経営に関する幅広い知見を有することから、当社の経営に対して適切な助言・監督を行うことが期待できるものと判断し、社外取締役に選任しております。上記以外に同氏と当社との間には人的関係、資本関係又は取引関係及びその他利害関係はありません。
イヴァン・トルノス氏はグローバルに事業を展開する複数の医療機器企業において、グループ経営責任者や地域統括責任者としての経験を有し、医療機器業界、特に医療とテクノロジーを組み合わせたMed Tech事業に関する豊富な経験や知識を有しております。それらの知識と経験を活かし、当社の経営に対して適切な助言・監督を行うことが期待できるものと判断し、社外取締役に選任しております。同氏と当社との間には人的関係、資本関係又は取引関係及びその他利害関係はありません。
デイビッド・スナイダー氏は弁護士として日本を含むグローバルでのM&Aや資本市場取引にも精通されており、多年にわたり日本企業及び多国籍企業に対して助言を行ってきました。それらの知識と経験を活かし、当社の経営に対して適切な助言・監督を行うことが期待できるものと判断し、社外取締役に選任しております。同氏と当社との間には人的関係、資本関係又は取引関係及びその他利害関係はありません。
山下美砂氏は、長年にわたり、複数のグローバル企業や医療機器メーカー等にて、人事部門統括の立場で、人財・組織・企業文化の側面からビジネスをサポートすることを通して、各社の市場における競争優位の確保に貢献し、また人事領域において豊富な経験を有しております。それらの知識と経験を活かし、当社の経営に対して適切な助言・監督を行うことができるものと判断し、社外取締役に選任しております。同氏と当社との間には人的関係、資本関係又は取引関係及びその他利害関係はありません。
北川哲雄氏は多年にわたり、PwCあらた監査法人に勤務し、主として製造業の会計監査に従事され、大規模・中小規模の上場会社、同族会社、外資系有限責任会社、合弁会社等に対する豊富な経験を有しております。東証1部やプライム市場上場会社の社外監査役、社外取締役としての経験も有し、これらの会社の社外役員として、コーポレート・ガバナンス体制と内部統制の向上、資本コスト経営の導入、国内・海外におけるM&A、海外事業の管理等についても専門性と経験を有しています。当社においても、公認会計士としての専門性と経験を活かして頂けるものと判断し、社外監査役に選任しております。同氏と当社との間には人的関係、資本関係又は取引関係及びその他利害関係はありません。
森山裕紀子氏は、弁護士としての専門知識と豊富な実績に加え、他社における社外取締役(指名委員会等設置会社における監査委員)としての経験も有しています。当社においても監査役としてその専門性と経験を活かしていただけるものと判断し、独立社外監査役の候補とするものです。
[社外役員の独立性に関する考え方]
当社は、社外取締役又は社外監査役の選任に当たっては東京証券取引所「社外役員の独立性に関する基準」を採用しております。加えて、以下の定義を当社独自の基準として定めております。
・「当社を主要な取引先とする者」とは、直近事業年度においてその者の年間連結総売上高の2%以上の支払を
当社から受けた者をいうこととしております。
・「当社の主要な取引先」とは、直近事業年度において当社の年間連結総売上高の2%以上の支払を、当社に行
った者をいうこととしております。
・「当社から役員報酬以外に多額の金銭その他の財産を得ている」とは、直近事業年度において役員報酬以外
に1,000万円以上の金銭又は財産を当社から得ていることをいうこととしております。
なお、上記社外役員のうち、社外取締役3名及び社外監査役2名を独立社外役員に指定しております。
c.社外取締役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係
社外取締役は、取締役会を通じて内部監査の状況を把握し、社外監査役は、取締役会及び監査役会を通じて監査役監査、会計監査及び内部監査の報告を受け、必要に応じて意見を述べることにより監査の実用性を高めています。社外取締役及び社外監査役は、取締役会を通じ内部統制に関連する部門からの報告を受けて連携しています。
関係会社
4【関係会社の状況】
名称 |
住所 |
資本金 |
主要な事業の内容(注)1 |
議決権の所有割合又は被所有割合 (%) (注)2 |
関係内容 |
||
役員の |
貸付金 |
営業上の 取引 |
|||||
(連結子会社) |
|
|
|
|
|
|
|
PHC(株) (注)4、5 |
愛媛県 |
7,907百万円 |
糖尿病マネジメント 診断・ライフサイエンス |
100.00 |
|
有 |
当社製品の開発製造販売等 |
Ascensia Diabetes Care Holdings AG(注)4 |
スイス バーゼル |
100,000 スイスフラン |
糖尿病マネジメント |
100.00 [100.00] |
|
|
傘下子会社を通じた当社製品の販売等 |
Ascensia Diabetes Care US Inc. |
アメリカ ニュージャージー |
1米ドル |
糖尿病マネジメント |
100.00 [100.00] |
|
|
当社製品の販売等 |
Ascensia Diabetes Care Deutschland GmbH |
ドイツ レバークーゼン |
25,000 |
糖尿病マネジメント |
100.00 [100.00] |
|
|
当社製品の販売等 |
Epredia Holdings Ltd.(注)4 |
ケイマン諸島 グランドケイマン |
50,000 米ドル |
診断・ライフサイエンス |
100.00 |
|
|
傘下子会社を通じた当社製品の開発製造販売等 |
New Erie Scientific LLC(注)4 |
アメリカ デラウェア |
100米ドル |
診断・ライフサイエンス |
100.00 [100.00] |
|
|
当社製品の開発製造等 |
(株)LSIメディエンス (注)5 |
東京都 |
3,000百万円 |
ヘルスケアソリューション |
100.00 |
|
有 |
当社サービスの販売等 |
ウィーメックス(株)(注)5 |
東京都 |
50百万円 |
ヘルスケアソリューション |
100.00 |
|
有 |
当社製品/サービスの開発販売等 |
メディフォード(株) |
東京都 |
80百万円 |
ヘルスケアソリューション |
100.00 |
|
有 |
当社製品/サービスの販売等 |
ウィーメックス ヘルスケアシステムズ(株) |
東京都 |
50百万円 |
ヘルスケアソリューション |
100.00 [100.00] |
|
|
当社製品/サービスの開発販売等 |
その他63社 |
|
|
|
|
|
|
|
(持分法適用会社) |
|
|
|
|
|
|
|
Senseonics Holdings, Inc.(注)6 |
アメリカ メリーランド |
65万米ドル |
糖尿病マネジメント |
0.45 (注)7 |
有 |
|
Senseonics社製CGM製品のADCHDによるグローバル販売契約 |
その他5社 |
|
|
|
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|
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(その他の関係会社) |
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KKR PHC Investment L.P. |
ケイマン諸島 グランドケイマン |
224百万 米ドル |
KKRグループが運用する非上場ファンド |
被所有 38.05 |
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(注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。
2.議決権の所有割合又は被所有割合の[ ]内は、間接所有割合で内数であります。
3.「役員の兼任等」については、上記以外に一部の連結子会社及び持分法適用会社において当社グループの従業員による役員の兼任等があります。
4.特定子会社に該当しております。
5.PHC(株)、(株)LSIメディエンス及びウィーメックス(株)については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。所在国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づいて作成された財務諸表における主要な損益情報は以下のとおりであります。
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主要な損益情報等(百万円) |
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売上高 |
経常利益 |
当期純利益 |
純資産額 |
総資産額 |
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PHC(株) |
84,939 |
8,416 |
6,073 |
14,240 |
152,906 |
(株)LSIメディエンス |
65,235 |
△231 |
168 |
4,218 |
28,964 |
ウィーメックス(株) |
43,125 |
9,003 |
6,156 |
20,811 |
36,036 |
6.Senseonics Holdings, Inc.はニューヨーク証券取引所に上場しております。
7.現時点での当社の出資比率は1%未満ですが、新株予約権の権利行使後に想定される出資比率、取締役の派遣状況、独占販売契約の状況を踏まえ、当社の持分法適用関連会社としております。
沿革
2【沿革】
当社は、2013年8月に当社グループの主要子会社であるパナソニックヘルスケア株式会社(現PHC株式会社)をパナソニック株式会社(現パナソニックホールディングス株式会社)から買収するためにKKR PHC Investment L.P.の出資受入れ会社としてオリオンインベストメント株式会社の商号で設立した、経営管理を行う持株会社となっております。つきましては、当社設立前と当社設立以降に分けて下記に記載し、当社設立前についてはパナソニックヘルスケア株式会社の沿革について記載いたします。
(1)当社設立前(パナソニックヘルスケア株式会社(現PHC株式会社))
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概要 |
1948年11月 |
大新鉱業株式会社 設立 |
1956年4月 |
医療用赤外線電球事業 開始 |
1961年4月 |
赤外線健康コタツ事業 開始 |
1966年 |
三洋電機株式会社にて薬用保冷庫事業 開始(現診断・ライフサイエンスドメイン) |
1969年11月 |
大新鉱業株式会社が商号を松下寿電子株式会社に変更した上で、寿電工株式会社(1960年12月設立)、寿電機株式会社(1964年6月設立)、寿録音機株式会社(1967年10月設立)の3社との対等合併を行ない、当社の源流となる松下寿電子工業株式会社を設立 |
1972年7月 |
三洋電機株式会社にて医科システム事業 開始(現ヘルスケアソリューションドメイン) |
1972年12月 |
松下寿電子工業株式会社が東京証券取引所市場第二部、大阪証券取引所市場第二部へ株式上場 |
1973年9月 |
三洋電機株式会社にて自動錠剤包装機事業 開始(現診断・ライフサイエンスドメイン) |
1973年10月 |
松下寿電子工業株式会社が東京証券取引所市場第一部、大阪証券取引所市場第一部へ株式上場 |
1975年9月 |
松下寿電子工業株式会社にてビデオ事業 開始 |
1977年4月 |
三洋電機株式会社にて超低温フリーザー事業 開始(現診断・ライフサイエンスドメイン) |
1980年6月 |
三洋電機株式会社にて保険薬局用システム事業 開始(現ヘルスケアソリューションドメイン) |
1984年3月 |
三洋電機株式会社にてCO2インキュベーター事業 開始(現診断・ライフサイエンスドメイン) |
1985年4月 |
松下寿電子工業株式会社にてビデオムービー事業 開始 |
1985年8月 |
松下寿電子工業株式会社にてハードディスクドライブ事業 開始 |
1991年11月 |
松下寿電子工業株式会社にて血糖自己測定システム事業 開始(現糖尿病マネジメントドメイン) |
1999年11月 |
三洋電機株式会社にて電子カルテシステム事業 開始(現ヘルスケアソリューションドメイン) |
2002年9月 |
松下電器産業株式会社(パナソニック株式会社への社名変更を経て、現パナソニックホールディングス株式会社)による完全子会社化に伴い、松下寿電子工業株式会社の東京証券取引所市場第一部及び大阪証券取引所市場第一部における株式上場を廃止 |
2003年1月 |
松下電器産業株式会社内に社内分社 ヘルスケア社 設立 |
2005年4月 |
松下寿電子工業株式会社をパナソニック四国エレクトロニクス株式会社に商号変更 |
2007年4月 |
松下電器産業株式会社 ヘルスケア社をパナソニック四国エレクトロニクス株式会社に移管 |
2007年5月 |
三洋電機株式会社にてセルプロセッシングアイソレーター事業 開始(現診断・ライフサイエンスドメイン) |
2010年10月 |
パナソニック四国エレクトロニクス株式会社をパナソニックヘルスケア株式会社に商号変更 |
2012年4月 |
パナソニック株式会社と三洋電機株式会社の統合により、三洋電機株式会社の現ヘルスケアソリューションドメイン事業及び現診断・ライフサイエンスドメイン事業をパナソニックヘルスケア株式会社に事業統合 |
(2)当社設立以降
2013年8月 |
KKR PHC Investment L.P.がオリオンインベストメント株式会社(現当社)を設立 |
2013年9月 |
オリオンインベストメント株式会社からPHCホールディングス株式会社に社名変更 |
2014年3月 |
PHCホールディングス株式会社からパナソニックヘルスケアホールディングス株式会社に社名変更 |
2014年3月 |
KKR PHC Investment L.P.及びパナソニック株式会社から追加出資を受ける。 また、パナソニック株式会社からの株式譲渡により、パナソニックヘルスケア株式会社(現PHC株式会社)を100%子会社化 |
2015年7月 |
パナソニックヘルスケア株式会社及び山下医科機器株式会社による合弁会社パナソニックメディコム九州株式会社を設立 |
2016年1月 |
Bayer社より糖尿病ケア事業を買収し、Ascensiaグループを設立 |
2017年3月 |
三井物産株式会社がKKR PHC Investment L.P.から株式譲受により当社に資本参加 |
2017年4月 |
ヘルスケアソリューションドメインの販売関係会社4社をパナソニックメディコムネットワークス株式会社(現ウィーメックス株式会社)に吸収合併 |
2017年7月 |
パナソニックメディカルソリューションズ株式会社をコニカミノルタ株式会社に売却 |
2017年9月 |
山下医科機器株式会社とのパナソニックメディコム九州株式会社の合弁を解消し、パナソニックメディコム九州株式会社をパナソニックヘルスケア株式会社が完全子会社化 |
2017年10月 |
グループ内資本再編により当社子会社パナソニックヘルスケア株式会社が保有する子会社7社を当社の直接保有子会社として子会社化 |
2018年4月 |
パナソニックヘルスケア株式会社をPHC株式会社に社名変更 当社社名をパナソニックヘルスケアホールディングス株式会社からPHCホールディングス株式会社に社名変更 パナソニックメディコム九州株式会社をPHCメディコムネットワークス株式会社(現ウィーメックス株式会社)に吸収合併 |
2019年6月 |
サーモフィッシャーサイエンティフィックより病理事業を譲受 Eprediaブランドとして事業を開始(現診断・ライフサイエンスドメイン・病理事業部) |
2019年8月 |
三菱ケミカルホールディングスグループの株式会社生命科学インスティテュートとの間で、同社子会社の株式会社LSIメディエンス(以下、「LSIM」)の株式と当社株式の株式交換を実施。それにより、臨床検査事業大手のLSIMが当社グループに加わり(現ヘルスケアソリューションドメイン・LSIM事業部)、併せて、株式会社生命科学インスティテュートが当社に資本参加 |
2020年7月 |
SciMed (Asia) Pte Ltdの株式追加取得 |
2020年8月 |
Senseonics Holdings, Inc.との戦略的な業務提携 |
2021年3月 |
投資会社であるL Cattertonが当社への投資を目的とした特別目的会社としてLCA 3 Moonshot LPを設立のうえ、既存株主(KKR PHC Investment L.P.及びパナソニック株式会社)からの株式譲渡並びに新株引受により、当社に資本参加 |
2021年10月 |
東京証券取引所市場第一部に株式を上場 (注)2022年4月4日に東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行しております。 |
2022年12月 |
当社子会社であるPHC株式会社のメディコム事業部及び同じく当社子会社であるPHCメディコム株式会社の統合準備会社として、当社100%出資の事業子会社(現ウィーメックス株式会社)を設立 |
2023年11月 |
当社子会社であるLSIMの治験事業を吸収分割により、LSIMの子会社である株式会社LSIM安全科学研究所(以下「LSSI」)に承継、及びLSSIの全株式をLSIMから譲受し当社の子会社化のうえで、LSSIの商号をメディフォード株式会社に変更 |