2026.02.09更新

用語解説

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: アルバックバリューレポート2024
■ 真空薄膜形成
材料の表面に、ナノメートル単位のとても薄い膜を真空中で成長させる技術です。半導体やディスプレイの機能となる層を作る基本技術で、性能や信頼性を大きく左右します。

■ 巻取式真空蒸着装置
長いフィルム状の基材をロールで巻き取りながら、真空中で金属や材料を連続的に蒸着する装置です。EVバッテリー用の電極や包装フィルムなど、大量生産が必要な分野で使われます。

■ メタルハードマスク
半導体やディスプレイの製造で使う、金属製の高精度なマスク(型)のことです。パターンを高精度に転写できるため、微細な配線や画素を作る工程で重要な役割を果たします。

■ EVバッテリー
電気自動車(Electric Vehicle)に使われる車載用の二次電池です。高容量・長寿命・安全性が求められ、電極形成などの製造プロセスに真空技術が活用されます。

■ 真空アーク炉
真空中で電極間にアーク放電を起こし、高温で金属を溶かして高純度な合金や特殊鋼を作る炉です。不純物を減らし、均一な材料特性が必要な産業向けに使われます。

■ 真空溶解炉
真空状態で金属を溶かす炉の総称で、酸素などの不純物が入りにくい環境で溶解することで、高品質な金属材料を製造する装置です。タービンや精密部品向けの材料にも用いられます。

■ 真空凍結乾燥装置(真空凍結乾燥)
食品や医薬品を一度凍らせ、真空中で氷を直接水蒸気にして取り除く乾燥装置・プロセスです。香りや栄養、成分を保ったまま長期保存できるインスタント食品や医薬品に使われます。

■ スペースチャンバ
人工衛星やロケット部品などを真空中で試験するための大型タンクです。宇宙空間に近い環境(真空・温度など)を地上で再現し、性能や耐久性を確認するために使われます。

■ スパッタリング装置
真空中でターゲットと呼ばれる材料にイオンをぶつけて原子を飛び出させ、基板上に薄膜を形成する装置です。半導体やハードディスク、ディスプレイの配線や電極形成に広く用いられます。

■ スパッタリングターゲット材料
スパッタリング装置でイオンをぶつける「元の材料」のことです。銅やアルミ、酸化物など用途ごとに配合された材料で、その特性ができあがる薄膜の性能に大きく影響します。

■ CVD
「Chemical Vapor Deposition(化学気相成長)」の略で、ガス状の原料を基板表面で化学反応させて薄膜を形成する方法です。半導体の絶縁膜や保護膜などを均一に成膜するのに使われます。

■ エッチング
半導体やディスプレイ製造で、不要な部分の薄膜を選択的に削り取る加工プロセスです。ガスや液体を使って微細なパターンを刻み込み、回路や画素の形を作ります。

■ イオン注入
高速で加速したイオンを半導体基板に打ち込み、電気的な性質(導電性など)を変える工程です。トランジスタの特性や動作速度を決める重要なプロセスです。

■ FPD
「Flat Panel Display(フラットパネルディスプレイ)」の略で、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなど薄型の表示装置全般を指します。テレビ、スマートフォン、車載ディスプレイなどに使われます。

■ 有機EL
「有機エレクトロルミネッセンス」の略で、有機化合物に電圧をかけると自ら発光する仕組みを使ったディスプレイ技術です。薄くて軽く、コントラストが高い表示ができるのが特徴です。

■ パワーデバイス
モーターや電源など、大きな電力を制御するための半導体です。インバータや電気自動車、産業機器などで使われ、省エネや高効率化に直結するデバイスです。

■ ロジック(ロジック半導体)
計算や制御などの「論理処理」を行う半導体で、CPUやGPUなどが代表例です。スマートフォンやデータセンターなどの頭脳として、情報処理を担います。

■ メモリ(HBMを含む)
データを一時的・恒久的に保存する半導体の総称です。HBM(High Bandwidth Memory)は、複数のメモリチップを縦に積み重ねて配線することで、高速かつ大容量のデータ転送を実現するメモリです。

■ TCFD
「気候関連財務情報開示タスクフォース(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)」の略称で、企業に対し、気候変動がビジネスにもたらすリスクや機会をどのように認識・対応しているかの情報開示を求める枠組みです。

■ Technology Center PYEONGTAEK
韓国・平沢に設置された技術センターで、現地顧客に近い場所で真空技術や装置の評価・開発・サポートを行う拠点です。成長市場に密着した技術サービスの強化を目的としています。

■ US-JOINT
米国に設置された技術・共同研究拠点の名称で、現地の顧客やパートナーと連携し、真空技術を使った新しい装置やプロセスの開発・評価を行う場です。北米市場向けの価値共創を進める役割があります。

■ UL-GAIA
社内の人材育成や組織開発のためのプログラム名で、変化に強い人財を育てることを目的としています。真空技術やモノづくりだけでなく、経営視点やリーダーシップも磨くことを狙った取り組みです。

■ カスタマーサポート(装置ビジネスとしての意味)
装置を納入した後も、保守・点検・部品交換・改造提案などを通じて、顧客の生産ラインを長期間安定して動かすためのサービス活動です。特にアルバックでは、世界中の約7,000台の装置を対象に行う重要な収益源かつ顧客接点となっています。