2026.06.11更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: CORPORATE REPORT 2025

サマリ

京三製作所は、鉄道信号システムと電源装置のパイオニアとして、100年超にわたり「安全と信頼」を軸に日本初・世界初の製品を生み出してきた会社です。電子連動装置、可動式ホーム柵、可動ステップ、D級RFアンプなどで社会インフラを支えてきました。いまは、インドでの電子連動装置拡大、半導体製造装置向け高効率電源の強化、自動運転やCBMへの対応を通じて、「世界が認めるKYOSANブランド」の確立を目指しています。

目指す経営指標

・2028年3月期に売上高970億円
・2028年3月期に営業利益78億円
・2028年3月期にROIC 6%
・2028年3月期にROE 10%
・2028年3月期にD/Eレシオ0.5倍
・2028年3月期の中計期間累計で海外受注高580億円
・2028年3月期の中計期間累計で半導体製造装置向け電源装置受注高410億円
・配当はDOE2%台半ばを目安
・2030年にCO2排出量を2013年度比46%以上削減
・2050年度にCO2排出量実質ゼロ

用語解説

■電子連動装置
駅構内や車両基地内で、列車や車両の進路を制御し、安全な走行を保証する装置です。信号機や転てつ機の関係を正しく保つことで、列車が安全に進める状態をつくります。

■可動式ホーム柵(ホームドア)
プラットホームと軌道の間を物理的に遮り、ホームからの転落事故を防ぐ装置です。京三製作所では、ホーム上の安全性を高める代表的な製品の一つとして展開しています。

■可動ステップ
京三製作所がホーム安全設備の分野で開発してきた装置の一つで、報告書では世界初の製品として紹介されています。同社が鉄道の安全性と使いやすさの向上に取り組んできたことを象徴する製品です。

■D級RFアンプ
高周波電力を高い効率で変換する技術です。京三製作所のデジタル制御RFシステムに使われており、半導体やフラットパネルディスプレイ、有機ELの製造装置に組み込まれる高周波電源の中核を担います。

■CBM
「状態基準保全」のことで、機器や設備の状態を常時監視し、故障が起きる前の適切なタイミングで保全作業を行う方式です。京三製作所では、鉄道事業者の保守負担を軽くするための重要なテーマとして扱っています。

■GOA2.5
鉄道の自動運転レベルの一つで、列車の先頭運転台に運転士以外の係員が乗車し、緊急停止操作や避難誘導などを担う添乗員付き自動運転です。京三製作所はこの分野で実証試験と実用化に取り組んでいます。

■RDSO
インド鉄道省研究設計標準機構のことです。インド鉄道に製品を納入するにはこの認証が必要で、京三製作所の電子連動装置は2013年に日系企業で初めて認証を取得しました。

■UTK
ポーランド鉄道運輸局のことです。京三製作所はポーランド国鉄との電子連動装置の案件を通じて、この認証取得を目指しています。

■KYOSANブランド
京三製作所が企業ビジョンとして掲げる考え方で、製品名を聞けば「それはKYOSANの製品」と認識されるほどの品質と信頼性を世界で確立することを意味します。単なる社名ではなく、安全性・信頼性・技術力をまとめた価値の呼び名です。

■Be professional:プロフェッショナルとしての矜持
京三製作所の行動規範です。高い専門性とスキルを発揮し、学び続け、顧客価値と企業価値の最大化に成果で応える姿勢を表しています。社長は「矜持」を、ぶれない信念と自信と誇りを持つことだと説明しています。
2026年3月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

1917年9月

商号を東京電機工業株式会社と称し、東京神田淡路町に創立し、医療用電気機器、電気測定器等の製作販売を開始。

1921年

信号装置の製作販売を開始し、漸次この事業に転換する。

1926年9月

商号を株式会社京三製作所と変更。

1928年1月

本社および工場を現所在地に新設移転。

1945年9月

大阪工場を大阪市平野町に設置。

1946年10月

大阪工場所在地に大阪支社を設置。

1947年8月

京三精機株式会社を設立。

1949年5月

東京証券取引所市場第一部に上場。

1961年9月

京三金属工業株式会社を設立。

 

大阪証券取引所市場第一部に上場。

1962年12月

京三電設工業株式会社(現 京三エレコス株式会社)を設立。

1964年4月

京三興業株式会社を設立。

1970年6月

京三化工株式会社を設立。

1971年3月

台湾京三股有限公司を設立。

1972年5月

京三エンジニアリングサービス株式会社を設立。

1976年3月

大阪支社を現在地に移設。

1983年7月

京三システム株式会社を設立。

1990年1月

末吉事業所を設置。

2013年1月

Kyosan India Private Limitedを設立。

2014年7月

京三精機株式会社と京三化工株式会社の合併により、京三精機株式会社が存続会社となる。

2015年6月

Kyosan USA Inc.を設立。

2018年4月

京三金属工業株式会社を吸収合併する。

2020年2月

Kyosan Europe Sp. z o.o.を設立。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。

 

京三電設工業株式会社は京三エレコス株式会社へ社名変更。

2022年10月

京三システム株式会社の清算手続きが完了。

2023年2月

京三エンジニアリングサービス株式会社の清算手続きが完了。

2024年12月

京上貿易(上海)有限公司を完全子会社化。

 

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の
所有(被所有)割合

関係内容

役員の
兼任等

資金
援助

営業上
の取引

設備の賃貸借

所有割合(%)

被所有割合(%)

当社
役員
(人)

当社
職員
(人)

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京三エレコス
株式会社

東京都大田区

50

信号システム事業

100

0

2

なし

信号保安装置の電気工事設計・施工

なし

京三パワーサプライ株式会社

大阪府枚方市

20

信号システム事業
パワーエレクトロニクス事業

100

0

3

なし

信号保安装置および電源装置の委託加工

あり

京三精機
株式会社

横浜市鶴見区

90

信号システム事業
パワーエレクトロニクス事業

100

1

1

なし

信号保安装置および電源装置の委託加工

あり

京三興業
株式会社

横浜市鶴見区

11

信号システム事業
パワーエレクトロニクス事業

100

0

3

なし

事務用品、
消耗品等の
購入

あり

台湾京三股份
有限公司

中華民国
台中市潭子区

12,500
千台湾ドル

信号システム事業
パワーエレクトロニクス事業

100

1

2

なし

信号保安装置の設計施工・委託加工

なし

Kyosan India
Private Limited

インド共和国
ニューデリー

350,000
千インド
ルピー

信号システム事業

100
 〔1〕

0

1

なし

信号保安装置の販売

なし

Kyosan USA Inc.

アメリカ合衆国
サンノゼ

500
千米ドル

パワーエレクトロニクス事業

100

0

2

なし

電源装置の販売

なし

Kyosan Europe

Sp. z o.o.

ポーランド

共和国

ワルシャワ市

2,400

万ズロチ

信号システム事業

100

0

3

なし

信号保安装置に関する市場開拓

なし

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アクテス京三
株式会社

神奈川県
厚木市

50

信号システム事業

30

0.1

0

1

なし

信号保安装置の製造・委託加工

なし

TVM Signalling
and Transportation Systems Private Limited

インド共和国
ベンガルール

27,726
千インド
ルピー

信号システム事業

34

0

1

なし

信号保安装置の設計施工・委託加工

なし

 

(注)1 主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。

2 「議決権の所有(被所有)割合」欄の〔内書〕は間接所有であります。

3 Kyosan Europe Sp. z o.o.は特定子会社であります。