2026.10.02更新
ストーリー・沿革
価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。
情報ソース:
統合報告書 2026
サマリ
日本電波工業は、高純度人工水晶育成技術とフォトリソ加工技術を強みとする水晶デバイスメーカーです。自社で育成した人工水晶を微細加工し、高周波源振を直接作り込む独自技術を有します。車載向けで築いた収益基盤を支えに、AIデータセンター向けの超低位相雑音発振器やIC内製化を進めています。さらに防衛向け特機や高出力レーザー用光学製品、シリコンMEMSや原子発振器の開発へと事業ポートフォリオ変革を推進しています。
過去
1948年に設立し、1949年に水晶振動子の製造販売を開始しました。1958年には日本初となる人工水晶の育成に成功し、テレビや時計、携帯電話向けへと用途を拡大しながら成長を遂げてきました。
1948年に東京都中央区日本橋で設立され、翌年に水晶振動子の製造販売を開始しました。1950年に日本電波工業株式会社へ社名変更し、1958年には日本初となる人工水晶育成に成功しました。1960年代以降...
現在
自動車の安全走行を支える車載向け製品やスマートフォン向け製品を中心に、高品質な水晶振動子や水晶発振器を提供しています。人工水晶の育成から加工までの一貫体制が独自の強みです。
当社の事業は車載向けを主軸とし、先進運転支援システム(ADAS)のカメラやレーダー向けに高信頼性・小型の水晶デバイスを供給しています。移動体通信向けでは、5Gスマートフォン向けに業界最小サイズの水晶振...
未来
AIデータセンター向け高精度タイミングデバイスの成長を加速させ、「水晶メーカー」から「波動ソリューション企業」への変革を目指します。事業ポートフォリオを「Five Pillars + One」構想に基づき刷新します。
AIの普及に伴い、データセンター内の高速伝送に必要な高周波・超低ジッターな水晶発振器の需要が急増しています。当社は1.6Tbps対応光トランシーバ向け製品や独自開発IC搭載発振器を順次投入します。半導...
目指す経営指標
・2026年度に売上高625億円、営業利益52億円(営業利益率8.3%)
・2027年度に売上高700億円、営業利益率10.0%以上
・2027年度にROIC9.0%以上
・2027年度までに3年間累計営業キャッシュ・フロー235億円(うち185億円を成長投資へ配分)
・2030年度(Vision2030)に売上高1,000億円、営業利益率20.0%
・2030年度までに自社でのGHG排出量(Scope 1, 2)を2023年度比42%削減
・2030年度までにScope 3(カテゴリー1, 3, 4, 11)を2023年度比25%削減
・2028年3月末までに女性管理職比率7%以上
・2028年3月末までに中途採用における女性比率20%以上
・2027年度に売上高700億円、営業利益率10.0%以上
・2027年度にROIC9.0%以上
・2027年度までに3年間累計営業キャッシュ・フロー235億円(うち185億円を成長投資へ配分)
・2030年度(Vision2030)に売上高1,000億円、営業利益率20.0%
・2030年度までに自社でのGHG排出量(Scope 1, 2)を2023年度比42%削減
・2030年度までにScope 3(カテゴリー1, 3, 4, 11)を2023年度比25%削減
・2028年3月末までに女性管理職比率7%以上
・2028年3月末までに中途採用における女性比率20%以上
トップメッセージの要約
成長の確度
Five Pillars + One
波動ソリューション企業
IC内製化体制
質の成長
Five Pillars + One
波動ソリューション企業
IC内製化体制
質の成長
代表取締役執行役員社長の加藤啓美氏は、2025年度を中長期ビジョン「Vision2030」に向け「成長の確度」が飛躍的に高まった一年と捉えています。短期的な利益追求より将来の飛躍に向けた戦略投資を優先...
用語解説
■波動で未来を科学する
日本電波工業の企業理念。保有・開発する波動要素技術を社会課題の解決に注ぎ込み、快適で安心・安全な未来社会の実現と世界の平和に貢献することを目指す指針です。
■Five Pillars + One
持続的な高収益体質を確立するための事業ポートフォリオ変革構想。「車載」「移動体通信」「産業機器」「特機」「光学製品」の5つの柱(Five Pillars)と「新規事業開発(+ One)」で構成され、安定的な領域で創出したキャッシュを成長領域や新事業へ重点再投資する戦略を指します。
■波動要素技術
日本電波工業が長年培ってきた14の技術資産(人工水晶育成、フォトリソ加工、精密設計、無線技術、信号処理、センシング技術など)を体系化したもので、社会課題を解決する製品開発の競争力の源泉となっています。
■フォトリソ加工技術
半導体製造技術を応用し、水晶を微細かつ精密に加工して超小型・高周波を実現する技術です。業界最大級の4インチウエハに対応し、装置構成からプロセス条件まで自社独自で設計・開発を行っています。
■IC内製化体制
水晶発振器などに組み込むIC(集成回路)を自社で設計・開発する体制です。英国の開発拠点と日本の評価・応用開発チームが連携することで、顧客要望への即応力向上や開発スピードの加速、高収益構造の確立を実現しています。
■ツインQCM技術
水晶振動子の表面に物質が付着した際の周波数変化を利用し、微小な質量変化をナノグラム単位かつリアルタイムで高感度に検出するセンシング技術です。宇宙分野で培われ、半導体製造装置の工程安定化や品質向上などへ応用展開されています。
■グリーン・クリスタル・テクノロジー
電子機器の高精度化や低消費電力化に貢献する製品提供などを通じて、2050年のカーボンニュートラル達成を目指す日本電波工業独自の環境配慮コンセプトです。
■N-Grade EXシリーズ
結晶中の不純物濃度を極限まで抑えた超高純度人工水晶です。高出力レーザーの繰り返し照射に耐える優れた耐久性を持ち、半導体露光装置や高出力レーザー加工機向けの光学製品などに用いられています。
日本電波工業の企業理念。保有・開発する波動要素技術を社会課題の解決に注ぎ込み、快適で安心・安全な未来社会の実現と世界の平和に貢献することを目指す指針です。
■Five Pillars + One
持続的な高収益体質を確立するための事業ポートフォリオ変革構想。「車載」「移動体通信」「産業機器」「特機」「光学製品」の5つの柱(Five Pillars)と「新規事業開発(+ One)」で構成され、安定的な領域で創出したキャッシュを成長領域や新事業へ重点再投資する戦略を指します。
■波動要素技術
日本電波工業が長年培ってきた14の技術資産(人工水晶育成、フォトリソ加工、精密設計、無線技術、信号処理、センシング技術など)を体系化したもので、社会課題を解決する製品開発の競争力の源泉となっています。
■フォトリソ加工技術
半導体製造技術を応用し、水晶を微細かつ精密に加工して超小型・高周波を実現する技術です。業界最大級の4インチウエハに対応し、装置構成からプロセス条件まで自社独自で設計・開発を行っています。
■IC内製化体制
水晶発振器などに組み込むIC(集成回路)を自社で設計・開発する体制です。英国の開発拠点と日本の評価・応用開発チームが連携することで、顧客要望への即応力向上や開発スピードの加速、高収益構造の確立を実現しています。
■ツインQCM技術
水晶振動子の表面に物質が付着した際の周波数変化を利用し、微小な質量変化をナノグラム単位かつリアルタイムで高感度に検出するセンシング技術です。宇宙分野で培われ、半導体製造装置の工程安定化や品質向上などへ応用展開されています。
■グリーン・クリスタル・テクノロジー
電子機器の高精度化や低消費電力化に貢献する製品提供などを通じて、2050年のカーボンニュートラル達成を目指す日本電波工業独自の環境配慮コンセプトです。
■N-Grade EXシリーズ
結晶中の不純物濃度を極限まで抑えた超高純度人工水晶です。高出力レーザーの繰り返し照射に耐える優れた耐久性を持ち、半導体露光装置や高出力レーザー加工機向けの光学製品などに用いられています。
2026年3月期有価証券報告書より
沿革
2 【沿革】
当社は1948年4月15日東京都中央区日本橋に設立。1949年11月水晶振動子の製造、販売を開始。1950年6月本店を渋谷区大山町へ移転登記しました。
その後の主な変遷は次のとおりであります。
関係会社
4 【関係会社の状況】
(注) 1 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。
2 特定子会社であります。
3 NDK AMERICA, INC.、NDK EUROPE LTD.、NDK TAIPEI CO., LTD.及びNDK-ELECTRONICS SHANGHAI CO.,LTD.については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。