2025年3月期有価証券報告書より

社長・役員

代表取締役社長  小川 浩平 (68歳) 議決権保有率 10.98%

略歴

1979年3月

慶應義塾大学経済学部卒業

1979年4月

㈱トーメン入社

1987年6月

コロンビア大学経営大学院修士課程修了

1987年9月

ゴールドマン・サックス・アンド・カンパニー入社

1994年11月

ファー・イースト・コンソーシアム・インターナショナル・リミテッド入社

1994年12月

同社代表取締役

1997年5月

当社顧問

1997年6月

当社代表取締役社長(現任)

2009年12月

㈱ディーワンダーランド(現大黒屋グローバルホールディング㈱) 取締役

2010年7月

㈱大黒屋取締役

2010年12月

㈱ディーワンダーランド(現大黒屋グローバルホールディング㈱) 取締役社長(現任)

2012年8月

㈱大黒屋代表取締役社長(現任)

2015年10月

SPEEDLOAN FINANCE LIMITED ディレクター(現任)

2021年3月

上海黛庫商業有限公司董事長(現任)

所有者

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2025年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満

株式の状況

(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品

取引業者

その他の

法人

外国法人等

個人その他

個人以外

個人

株主数(人)

-

2

26

123

39

279

29,530

29,999

-

所有株式数

(単元)

-

6,045

65,948

52,936

95,866

24,397

1,439,985

1,685,177

51,894

所有株式数の割合 (%)

-

0.358

3.913

3.141

5.688

1.447

85.450

100.00

(注)自己株式12,498株は、「個人その他」に124単元及び「単元未満株式の状況」に98株を含めて記載しております。

 

役員

(2)【役員の状況】

① 役員一覧

男性8名 女性-名 (役員のうち女性の比率-%)

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有

株式数

(千株)

取締役社長

(代表取締役)

小川 浩平

1956年9月14日

1979年3月

慶應義塾大学経済学部卒業

1979年4月

㈱トーメン入社

1987年6月

コロンビア大学経営大学院修士課程修了

1987年9月

ゴールドマン・サックス・アンド・カンパニー入社

1994年11月

ファー・イースト・コンソーシアム・インターナショナル・リミテッド入社

1994年12月

同社代表取締役

1997年5月

当社顧問

1997年6月

当社代表取締役社長(現任)

2009年12月

㈱ディーワンダーランド(現大黒屋グローバルホールディング㈱) 取締役

2010年7月

㈱大黒屋取締役

2010年12月

㈱ディーワンダーランド(現大黒屋グローバルホールディング㈱) 取締役社長(現任)

2012年8月

㈱大黒屋代表取締役社長(現任)

2015年10月

SPEEDLOAN FINANCE LIMITED ディレクター(現任)

2021年3月

上海黛庫商業有限公司董事長(現任)

 

(注)3

18,509

取締役

辛 羅 林

1949年8月21日

1980年

北京大学大学院卒業

1980年

オーストラリア国立大学特別研究員早稲田大学客員研究員

1983年

カナダブリティッシュコロンビア大学名誉研究員

1985年

Potter Warburgシニアファイナンスアドバイザー

1991年

ヤオハンインターナショナル会長アドバイザー及び副会長

1992年

三井物産グループ特別顧問

1993年

オーストラリア Hambros

 

アジアンキャピタルホールディングスLTD名誉会長(現任)(香港證券取引所上場)

 

Oriental Technologies Investment Ltd.取締役(オーストラリア證券取引所上場)

 

Sinolink Worldwide Holdings Ltd.取締役(現任)(香港證券取引所上場)

 

Enerchina Holdings Ltd.取締役(香港證券取引所上場)

 

オーストラリア ニューサウスウェールズ州治安判事(現任)

2004年6月

当社取締役(就任)

2006年6月

当社取締役(退任)

2007年6月

当社取締役(現任)

2010年12月

㈱ディーワンダーランド(現大黒屋グローバルホールディング㈱) 取締役(現任)

2016年6月

㈱大黒屋 取締役(現任)

2023年

Beijing Sports and Entertainmment Industry Group Ltd.取締役(香港證券取引所上場)(現任)

2023年

Central China Real Estate Ltd.取締役(香港證券取引所上場)(現任)

 

(注)3

-

取締役

鞍掛 法道

1949年4月19日

1973年3月

東京都立大学経済学部卒業

1973年4月

㈱日本不動産銀行入行(現㈱あおぞら銀行)

2000年6月

同行執行役員兼投資銀行部長

2002年4月

同行常務執行役員審査部・調査部管掌

2004年4月

同行常務執行役員本店営業本部長

2005年9月

森ビル㈱都市開発本部不動産投資顧問室長

2007年7月

㈱SMGパートナーズ取締役会長

2008年11月

東京債権回収㈱代表取締役社長

2010年10月

㈱gumi監査役

2011年11月

同社取締役

2012年8月

㈱大黒屋取締役(現任)

2012年12月

㈱ディーワンダーランド(現大黒屋グローバルホールディング㈱) 取締役(現任)

2013年6月

当社取締役(現任)

 

(注)3

-

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有

株式数

(千株)

取締役

伴野 健二

1944年7月9日

1967年3月

慶應義塾大学経済学部卒業

1967年4月

山一證券㈱入社

1994年6月

同社  取締役ヨーロッパ本部長(ロンドン駐在)

1996年6月

同社  常務取締役資本市場本部長

2000年1月

㈱トランサーチインターナショナル入社 取締役副社長

2009年7月

同社 顧問

2011年6月

当社 監査役

2012年12月

㈱ディーワンダーランド(現大黒屋グローバルホールディング㈱) 監査役

2015年6月

当社監査役 退任

2015年6月

当社取締役就任(現任)

 

(注)3

-

取締役

中岡 邦憲

1957年3月19日

1980年3月

慶應義塾大学商学部卒業

1980年4月

㈱四国銀行入行

1997年9月

㈱エスシステム入社

2000年11月

㈱バネット 代表取締役

2001年5月

㈱ディーワンダーランド(現大黒屋グローバルホールディング㈱) 社外監査役

2001年6月

㈱スクウェア 社外監査役

2005年8月

㈱スマートコミュニティ 取締役(現任)

2016年6月

当社取締役(現任)

 

(注)3

-

常勤監査役

永井 卓

1956年10月5日

1980年4月

川田工業㈱入社

1981年1月

㈱飛鳥総合企画設計部入社

1989年12月

エーアート㈱設立 代表取締役

2000年3月

東海観光㈱監査役

2001年6月

当社監査役

2002年3月

東海観光㈱取締役

2004年4月

当社顧問

2004年6月

当社取締役

2010年6月

当社監査役(現任)

2011年12月

㈱ディーワンダーランド(現大黒屋グローバルホールディング㈱) 監査役(現任)

2012年8月

㈱大黒屋監査役(現任)

 

(注)4

-

監査役

栃木 敏明

1949年4月16日

1979年4月

弁護士登録(第二東京弁護士会)

1995年5月

のぞみ総合法律事務所創業パートナー(現任)

1998年4月

第二東京弁護士会副会長

2006年9月

株式会社十六銀行監査役

2010年4月

第二東京弁護士会会長

 

日本弁護士連合会副会長

2011年5月

日本弁護士政治連盟副理事長

2011年6月

当社監査役(現任)

2014年6月

株式会社ヨコオ社外監査役(現任)

 

(注)5

-

監査役

粕井 滋

1952年1月21日

1974年3月

同志社大学社会学部卒業

1974年4月

総合商社入社

1977年2月

(株)日本マーケティングセンター(現(株)船井総合研究所)入社

1984年12月

同社組織運営部長

1990年12月

同社東京第二開発部長

1997年12月

同社社長室部長

2000年1月

(株)コスモ開発代表取締役兼(株)船井総合研究所社長室部長

2001年11月

プロフィット・パートナーズ(株)((株)船井総合研究所グループ会社)設立

2012年2月

定年により退社

2014年2月

粕井総合研究所設立

2015年6月

2021年6月

当社監査役(現任)

大黒屋グローバルホールディング(株)監査役(現任)

 

(注)5

-

18,509

(注)1.取締役 伴野健二及び中岡邦憲は、社外取締役であります。

2.監査役 栃木敏明及び粕井滋は、社外監査役であります。

3.2024年6月27日開催の定時株主総会の終結の時から2年間

4.2022年6月29日開催の定時株主総会の終結の時から4年間

5.2023年6月29日開催の定時株主総会の終結の時から4年間

 

 

② 社外役員の状況

当社の社外取締役の員数は2名、社外監査役の員数は2名であります。

社外取締役 伴野健二氏は、金融機関における長年にわたる業務経験と経営者としての幅広い見識を、客観的な立場から当社の経営に反映していただくことを期待できるため、社外取締役に選任しています。同氏は(株)トランサーチインターナショナルの元顧問でありますが、同社と当社ならびに同氏と当社の間には、人的・資本的・取引関係その他の利害関係はありません。

社外取締役 中岡邦憲氏は、金融機関における長年にわたる業務経験と経営者としての幅広い見識を、客観的な立場から当社の経営に反映していただくことを期待できるため、社外取締役に選任しています。同氏は株式会社スマートコミュニティの取締役でありますが、同社と当社及び同氏と当社の間には、人的・資本的・取引関係その他の利害関係はありません。

社外監査役 栃木敏明氏は、弁護士として企業法務に精通しており、日本弁護士連合会での活動や企業の社外監査役の経験から企業経営を統治する充分な見識を有しており、当社業務執行の適法性を監査する社外監査役として適任であると考えております。同氏と当社との間に人的・資本的関係はありませんが、同氏がパートナーとなっているのぞみ総合法律事務所は当社の顧問弁護士事務所であり、当社は同事務所に顧問弁護士料を支払っております。当社への経済的依存度は極めて低く、一般株主と利益相反が生じるおそれがないため、独立役員として指定しております。

社外監査役 粕井滋氏は、長年にわたる企業経営者としての幅広い知識経験を当社の監査に反映していただくことを期待できるため、社外監査役に選任しています。同社と当社ならびに同氏と当社の間には、人的・資本的・取引関係その他の利害関係はありません。

当社は社外取締役及び社外監査役を選任するための独立性に関する基準または方針を特別に定めてはおりませんが、選任にあたっては東京証券取引所の独立役員の独立性に関する判断基準等を参考にしております。なお、当社は社外取締役2名、社外監査役の2名全員を東京証券取引所に独立役員として届出ております。

 

③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係

常勤監査役及び社外監査役は会計監査人との定例会合を持ち、監査内容について情報交換を行うとともにその内容を監査役会に報告を行っています。また、監査役会は必要に応じて内部監査室と情報交換を行う体制をとっております。

社外取締役は必要に応じて監査役会、会計監査人及び内部監査室と情報交換を行う体制をとっております。

この他、内部監査部門は代表取締役だけでなく社外取締役を含む取締役会及び社外監査役を含む監査役会に直接報告を行う仕組み(デュアルレポーティング)を採用しています。

 

関係会社

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金

(百万円)

主要な事業の内容

議決権の所有割合(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

㈱エスビーオー

(注)1

東京都

港区

10

投資事業

100.0

役員の兼任あり

資金の貸付あり

オリオン・キャピタル・マネージメント㈱

(注)2

東京都

港区

10

投資事業

100.0

(100.0)

役員の兼任あり

資金の借入あり

大黒屋グローバルホールディング㈱

(注)1、2

東京都

港区

6,757

持株会社

91.3

(17.4)

役員の兼任あり

資金の貸付及び借入あり

事務所賃貸あり

㈱大黒屋

(注)1、2、3

東京都

港区

318

 

質屋、古物売買業

91.3

(91.3)

役員の兼任あり

資金の借入あり

AU 79 LIMITED

(注)2

英国

レスター

0

金融サービス持株会社

91.3

(91.3)

役員の兼任あり

AG 47 LIMITED

(注)1、2

英国

レスター

0

金融サービス持株会社

91.3

(91.3)

役員の兼任あり

SPEEDLOAN FINANCE LIMITED

(注)2

英国

レスター

0

質事業、中古宝飾品買取販売事業

91.3

(91.3)

役員の兼任あり

資金の貸付及び借入あり

CHANTRY COLLECTIONS LIMITED

(注)2

英国

レスター

0

質事業、中古宝飾品買取販売事業

91.3

(91.3)

役員の兼任あり

ラックスワイズ㈱

東京都

港区

0

中古品及び新品の衣料品等の受託販売

100.0

役員の兼任あり

上海黛庫商業有限公司

中華人民共和国

上海市

50

古物売買業

100.0

役員の兼任あり

(注)1.特定子会社に該当しております。

2.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。

3.株式会社大黒屋については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

主要な損益情報等

㈱大黒屋

(1)

売上高

9,900

百万円

(2)

経常損失

947

百万円

(3)

当期純損失

826

百万円

(4)

純資産額

8,657

百万円

(5)

総資産額

13,454

百万円

沿革

2【沿革】

1915年10月

創業者森新治郎は、「森新治郎商店」を創立、照明器具の製造及び販売を開始

1921年4月

大田区大森に工場を新設

1935年12月

森電機㈱に改組

1946年8月

戦後資本金100万円で生産再開

1961年10月

東京証券取引所市場第二部に上場

 

資本金を95,000千円に増資

1970年3月

オールステンレス製防爆型照明器具(日・米特許)を開発

1978年4月

日本石油化学㈱との共同開発による防爆型構内車を発売

 

日本発明振興会「発明功労賞」を受賞

1983年6月

電子情報機器業界への進出を図り、イ・アイ・イ㈱と業務提携

1984年6月

電設資材部を新設

 

レースウェイ、ケーブルラック等電気工事材の製造及び販売を開始

1984年10月

ハードディスク業界への進出決定に伴い米国グラハムマグネティック社と提携

1985年3月

ハードディスク工場の建設を開始

1987年5月

日新興業㈱を吸収合併

1993年3月

文化シヤッター㈱への第三者割当増資により資本金3,597,600千円に増資

1994年4月

栃木県小山市にケーブルラック等電気工事材の生産工場を新設

1994年12月

照明工場を栃木県小山市に移転

本社を東京都大田区大森地区から大田区蒲田地区に移転

1996年12月

新田鐘大氏への第三者割当増資により資本金3,894,000千円に増資

1997年1月

私募による米ドル建転換社債15百万米ドルを発行

1997年5月

ファー・イースト・オーガニゼーション・ファイナンス(インターナショナル)リミテッドへの第三者割当増資により資本金5,341,792千円に増資

エクセス・ウイン・インターナショナル・リミテッド株式を取得して子会社とし、中華人民共和国での不動産事業に進出

1998年1月

本社を東京都大田区蒲田地区から東京都港区高輪に移転

1998年10月

小山市の電設工場を小山工場に統合

1999年3月

エクセス・ウイン・インターナショナル・リミテッド株式を売却し、新たにリーガル・ゴールド・インダストリーズ・リミテッド株式を取得して子会社とし、マレーシアでの不動産事業に進出

2001年10月

情報通信関連事業を強化する目的で㈱アイフェイスの株式及び新株引受権取得と資本業務提携

アスコット・ホライズン社株式を取得して子会社化

2002年8月

㈱グッドコック株式及び転換社債型新株予約権付社債の取得

2002年9月

産業用照明器具を強化する目的で、防爆照明器具メーカーである伊東電機㈱と業務提携

2002年9月

アスコット・ホライズン社及びリーガル・ゴールド・インダストリーズ社の株式をすべて売却し、海外不動産事業から撤退

2005年3月

アイフェイス社との業務提携を解消し、同社の株式をすべて売却

2006年3月

㈱サクラダの事業再生計画の支援を行うため、サクラダ・ホールディングス有限責任中間法人が営業者となり当社が単独で匿名組合出資する匿名組合を通じて、㈱サクラダに出資

2007年8月

㈱グッドコックの株式及び転換社債型新株予約権付社債をすべて売却

2009年7月

㈱エスビーオーの株式全てを取得し、子会社化

2010年3月

㈱サクラダに対する事業再生投資の目的が完了したため、匿名組合出資を終了

2012年12月

アジアグロースキャピタル㈱に商号変更

2013年11月

㈱ディーワンダーランド(現 大黒屋グローバルホールディング㈱)の株式を取得し、同社及び㈱大黒屋を子会社化

2014年7月

㈱ディーワンダーランド(現 大黒屋グローバルホールディング㈱)の株式を公開買付けにより、28.7%追加取得。(当社グループ所有株式合計71.5%)

2015年9月

ラックスワイズ㈱を設立

2015年10月

㈱ディーワンダーランド(現 大黒屋グローバルホールディング㈱)がAU 79 LIMITEDの株式を取得し、AU 79 LIMITED、AG 47 LIMITED、SPEEDLOAN FINANCE LIMITED、CHANTRY COLLECTIONS LIMITEDを連結子会社化。

2015年12月

㈱ディーワンダーランド(現 大黒屋グローバルホールディング㈱)の株式をデット・エクイティ・スワップ方式による第三者割当てにより追加取得し、当社グループの所有株式数は71.5%から87.5%に増加。

2015年12月

CITIC XINBANG ASSET MANAGEMENT CORPORATION LTD. と業務提携を行い、合弁会社の設立に関して覚書を締結

2016年8月

大黒屋ホールディングス株式会社に商号変更

2017年5月

2018年9月

本社を東京都港区高輪から現在地に移転

Daikokuya Duo Jin Technology(Beijing)Co., Limitedを設立

2020年12月

2021年3月

2021年3月

2022年4月

Daikokuya Duo Jin Technology(Beijing)Co., Limitedを解散

中国合弁会社(持分法適用関連会社)を解散

中国上海に当社100%子会社上海黛庫商業有限公司を設立

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行