人的資本
OpenWork(社員クチコミ)-
社員数3,773名(単体) 10,690名(連結)
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平均年齢38.5歳(単体)
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平均勤続年数15.7年(単体)
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平均年収6,150,000円(単体)
従業員の状況
5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況
(2024年3月31日現在)
(注) 従業員数は当社グループから当社グループ外への出向者を除く就業人員であります。
(2) 提出会社の状況
(2024年3月31日現在)
(注) 1 従業員数は当社から他社への出向者を除く就業人員であります。
2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
(3) 提出会社及び連結子会社における女性管理職比率等
①管理職に占める女性従業員の割合
②育児休業取得率
(注) 1 当事業年度に出産した従業員数及び配偶者が出産した従業員数に対して、当事業年度に育児休業を取得した従業員数の割合を算出しております。
2 過年度に出産した従業員または配偶者が出産した従業員が、当事業年度に育児休業を取得することがあるため、取得率が100%を超える場合があります。
③男女の賃金差異
(注) 1 正規従業員は、当社から海外への出向者、社外からの出向者、休職者及び役員を除いております。
2 非正規従業員は、有期雇用社員(定年後再雇用者、契約社員、パートタイマー等)を対象にしており、派遣社員を除いております。パートタイマーは短時間勤務のため他の有期雇用社員に比べ賃金が低くなっております。㈱フタバ九州では当連結会計年度パートタイマーにおける女性比率が高まったため男女の賃金差異が拡大しております。
3 従業員は、正規従業員と非正規従業員を含んでおります。
4 男女の賃金は、性別や国籍などの属性に関わらず、同一の基準を適用しておりますが、人員構成、職種・等級、勤務形態の違い等により、男女での差が生じております。特に、男性に比べ女性の管理職比率が少ないことが男女の賃金差異の主な要因となっております。女性管理職比率の向上に向け、個人別キャリアプランに基づいた管理職以上への積極的なチャレンジを支援する活動を行ってまいります。
(4) 労働組合の状況
当社グループのうち提出会社の労働組合と一部の子会社の労働組合は、全トヨタ労働組合連合会に加盟し、全トヨタ労働組合連合会を通じて全日本自動車産業労働組合総連合会に所属しており、2024年3月31日現在の組合員数は4,135人であります。
なお、労使関係については、特記すべき事項はありません。
サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】
(1) ガバナンス (サステナビリティ推進体制)
ⅰ 基本的な考え方
当社グループは、持続可能な社会の実現への貢献を「社会的使命」と考え、国際社会の共通目標であるSDGs(持続可能な開発目標)に賛同し、事業活動を通じた「環境・社会活動の解決」とそれを支える「経営基盤の強化」のため、「14の重要テーマ(マテリアリティ)」を経営戦略に採り入れ、取り組んでおります。
この中でも「自然との共生(カーボンニュートラル、生物多様性等)」「人への投資(人的資本)」を最重要テーマとして取り組んでおります。
ⅱ 推進体制
CSO(Chief Sustainability Officer)をリーダーとして「自然との共生(カーボンニュートラル、生物多様性等)」と「人への投資(人的資本)」の2つの最重要テーマをCSOがリードし、実現へと導くために以下体制で取り組んでおります。
(2) リスク管理
当社ではサステナビリティに関するリスクを以下のプロセスで識別・評価及び管理を行います。
ⅰ リスクの識別
①ステークホルダー視点と事業視点から重要性の高い社会課題を選定
②社外有識者によるレビューを実施
③関連部署へヒアリングを行い、中長期目標及び管理指標を選定
④サステナビリティ推進会議で報告・監督
ⅱ リスクの評価及び管理
(3) 気候変動への対応
当社は2022年6月にTCFDへの賛同を表明しました。TCFDの考え方に基づき、シナリオ分析を行い、事業活動に影響を与えるリスクと機会を抽出し、経営戦略へ織り込む活動を実施しております。今後も財務への影響等を検証し、活動を充実させてまいります。
なお、気候変動に関するガバナンス、リスク管理については、前述の(1)ガバナンス、(2)リスク管理に組み込まれております。
①戦略
気候変動が当社グループに与えるリスク・機会とその影響の把握、及び2030年頃の世界を想定した戦略の妥当性と、さらなる施策の必要性の検討を目的に、シナリオ分析を実施しております。
シナリオ分析では、国際エネルギー機関(IEA)や、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が公表する複数の既存のシナリオを参照のうえ、移行面で影響が顕在化する「2℃未満シナリオ※1」及び物理面で影響が顕在化する「4℃シナリオ※2」の2つの世界を想定し、各シナリオにおける当社に影響が大きいと思われるリスク・機会と、その対応策を以下にまとめております。
※1 政策・制度が強化され、産業革命前に比べて21世紀末に世界平均気温の上昇が2℃未満に抑えられるシナリオ
※2 新たな政策・制度が導入されず、産業革命前に比べて21世紀末に4℃前後上昇するシナリオ
②指標と目標
当社は、特定したリスクと機会への対応のため、管理指標を設定し取り組みを推進しております。
なお、詳細については毎年9月発行の『FUTABA統合レポート』をご参照ください。
(4) 人的資本(人材の多様性を含む)に関する戦略並びに指標及び目標
①基本方針
中期経営方針、そして、「環境」「安心」「豊かな生活」という3つの分野における価値提供の実現には、人材が重要な事業基盤であると認識しております。
そこで、人材に関する基本的な考え方として「全員活躍」を掲げました。「一人ひとりの強み」×「働きがい」×「チャレンジ」を「全員活躍」実現の3本柱とし「人材マネジメント戦略の検討・実行」「全員活躍に向けた人事制度改革」を推進することで、従業員一人ひとりが、適材適所でそれぞれの強みを活かし、挑戦・活躍・成長すること、会社の事業活動を通じて、誰もが暮らしやすい社会に貢献することを目指しております。
また、国際連合の「ビジネスと人権に関する指導原則」に基づき策定した、「フタバグループ人権方針」を指針として、フタバグループの従業員や仕入先様に対して、人権尊重の実践を働きかけるとともに、当社が事業活動を行うそれぞれの国・地域において、より一層人権を尊重する経営を推進していきます。
②「人材マネジメント戦略」、及び「全員活躍に向けた人事制度改革」
経営・事業戦略と人材戦略を結びつけ、多様な人材の採用・育成、そして重要なポジションへの登用を通じ全員活躍を実現してまいります。
③指標と目標[単体※1]
※1 指標と目標は、連結グループに属する全ての会社で同じではなく一律の記載が困難であるため、提出会社単体の記載としております。
※2 適正体重、朝食、飲酒、間食、禁煙、運動、睡眠、ストレスの8項目について各自で取り組む活動
これらの人的資本に関する取り組みを通じて、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を実現してまいります。全員活躍の実現に向けた具体的な取り組みの詳細については、毎年9月発行の『FUTABA統合レポート』をご参照ください。