人的資本
OpenWork(社員クチコミ)-
社員数289名(単体)
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平均年齢30.8歳(単体)
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平均勤続年数1.7年(単体)
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平均年収5,628,000円(単体)
従業員の状況
5 【従業員の状況】
(1) 提出会社の状況
2023年7月31日現在
(注) 1.従業員数は就業人員であります。また平均臨時雇用者数は従業員の100分の10未満であるため、記載を省略しております。
2.前事業年度末に比べ従業員数が54名増加しております。主な理由は、業容の拡大に伴う中途採用及び新卒採用が増加したことによるものであります。
3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
4.プロシェアリング事業の単一セグメントのため、セグメント別の記載を省略しております。
(2) 労働組合の状況
労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満な関係にあり、特記すべき事項はありません。
(3) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
(注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規程に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4号1号より算出した、当事業年度に配偶者が出産した労働者数に対して、当事業年度に育児休業を取得した労働者数の割合であります
3.男女賃金差異について、役職・等級別の人数構成及び短時間勤務者によるものであり、正規雇用労働者及びパート・有期労働者のいずれにおいても、性別による人事制度上の差を設けておりません。
サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】
サーキュレーションは、ビジョンである「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」を実現することで多くの社会課題を解決し、「機会格差をなくし、人の可能性を最大化する」社会を創りたいと考えています。
私たちのステークホルダーは仲間、クライアントやパートナー、地方自治体、地方銀行など多岐に渡ります。サーキュレーションは創業当初から、ビジョンで繋がり共に挑戦するステークホルダーの皆様からの期待と信頼を大切にし、事業成長し続けてきました。
サーキュレーションは2019年よりソーシャルデベロップメント推進プロジェクトを設置し、地方中小企業や上場企業へのSDGs/サステナビリティ推進支援を積極化してきました。2021年4月には国連グローバル・コンパクトにスタートアップ企業として署名し、同年7月にサステナビリティページを公開し、8月には社内でサステナビリティ委員会を設立するなど、社内外共に日本のサステナビリティ経営の着実な実装に向けて歩みを進めてきました。
2022年には、10年後を見据えた着実な経営と成長を実現するための5つのマテリアリティ(重要課題)と17の価値創出項目に対する取り組みの内容や成果について、レポートも発表しております。
今後もマテリアリティ(重要課題)に対する中長期起点での機会やリスクを捉えながら、指標と目標に対する戦略と実行に取り組み、サステナビリティ情報開示の充実と持続的成長の実現を目指します。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
(1) 戦略
[価値創造ストーリー]
私たちは、ビジョンである「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」を通じて、「機会格差をなくし、人の可能性を最大化する」社会を目指しています。サーキュレーションの価値創造ストーリーは、私たちの資本を活かし(IMPUT)、VISION・MISSION・CIRCUIZMを体現することが(PHILOSOPHY)、私たち自身の利益やサービスを生み出すことに繋がるだけではなく(OUTPUT)、社会へ新たな社会価値を生み出し、社会課題解決へ貢献していくことを示しています(OUTCOME)。その結果として、理想の社会としてかかげる「機会格差をなくし、人の可能性を最大化する」社会を実現と世界共通の目標であるSDGsの達成を目指しています(IMPACT)。
[ステークホルダーとの関わり]
サーキュレーションの事業活動は、様々なステークホルダーとの共創によって進められています。持続可能な社会の実現に貢献する企業であり続けるために、ステークホルダーの皆さまとのコミュニケーションを大切にし、頂いたご期待や社会のニーズを企業活動に反映し、高い信頼関係や共創関係を継続的に築いていくことを目指しています。
[サステナビリティ経営実装プロセス]
サーキュレーションでは、経営メンバーを中心に、当社のサステナビリティ方針策定、マテリアリティ特定~目標の設計、中長期経営計画への組み込み~事業活動を通じた実装、進捗状況管理のPDCAを回すことにより、サステナビリティを経営戦略として位置づけ、推進しています。また、経営メンバーを対象とするだけでなく、年間を通じてマネジメントメンバーに向けた中長期視点での戦略検討の機会提供や、全社員を対象としたサステナビリティに関する理解促進や当事者意識醸成の機会を創出することで、全社横断でのサステナビリティ経営を目指して活動しています。
(2) ガバナンス
持続可能な経営及び成長戦略を実現するために、取締役会の諮問機関の一つとしてサステナビリティ委員会を設置しています。サステナビリティ委員会はサーキュレーションのマテリアリティ(重要課題)に対する「現在の取り組み進捗」や「中長期的に行う活動内容、目標、計画」における報告、「サステナビリティに関する議題」の検討、その他、外部プロ人材の皆様からのアドバイスを踏まえた「意見交換」を実施します。またサステナビリティ委員会以外にも、全社横断の施策やステークホルダーの期待を認識する機会創出をすることで、独自のサステナビリティ経営の実現を目指しています。
(3) リスク管理
持続可能な開発目標「SDGs」17項目のアジェンダ及び169ターゲット、SASB、GRIスタンダードなどを参考にし、自社及びステークホルダーにとっての重要課題を特定しています。また、2030年を起点とした外部環境分析及びステークホルダーの変化と機会/リスク評価から、現時点においてのみならず中長期的な視点で、自社及びステークホルダーにとっての重要度を評価し、横軸「自社事業との関連性」と横軸「ステークホルダーからの期待」にプロットしています。
(4) 人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略
サーキュレーションは、すべての人の可能性を信じています。
サーキュレーションに関わる一人ひとりが「成果と成長を最大化する働き方」を通じて、その人にとっての「自分らしい人生の実現」に寄り添っていきたいと考えています。そのために、一人ひとりのWHY(なぜ働くのか)やWILL(どうなりたいか)に向き合い、会社のビジョンやミッションを通じて何をGIVE(価値提供)したいかをとことん考えるPHILOSOPHY経営を実践しています。
また、個人と会社が従来の主従の関係ではなく、同じビジョンを志すパートナーシップとして繋がり、 一人ひとりが持つ経験や知見、働き方、アイデア、価値観、バックグラウンドや属性の違いを認め合い、掛け合わせるからこそ、「信頼と尊敬」溢れる組織を実現でき、一人ひとりの可能性と組織の可能性を最大化できると考えています。
「新しい働く価値観を創る」ことをミッションの一つとして掲げるサーキュレーションは、「ビジョンで繋がる信頼あるパートナーシップ」、「個人のウェルビーイングの追求」、「可能性を最大化するダイバーシティ&インクルージョン」、「個人がプロとなるための知とスキル獲得機会の創出」、「働きがいを生み出す機会の創出」を軸にした様々な施策とアクションを通じて、自分らしい人生を歩める働き方の実現と成果最大化の両立に向けて取り組んでいきます。
ビジョンで繋がる信頼あるパートナーシップ
目指す姿:PHILOSOPHYが共通意志となり、自律しながらも、サーキュレーションと繋がり、仲間と共に社会変革に寄与できるチームを目指しています
個人のウェルビーイングの追求
目指す姿:個人の幸せの定義の違い及び一人ひとりの"幸せ"を理解し合いながら、個人が心身ともに健康でその実現・維持に向けて進めている応対を目指しています
可能性を最大化するダイバーシティ&インクルージョン
目指す姿:"違い"を価値に変え、個人が可能性に満ち溢れていると実感できることで、"人"にしか創り出せない、新たな価値を生み出し続ける環境と信頼を築くことを目指しています
個人がプロとなるための知とスキル獲得機会の創出
目指す姿:個性や強みを活かし、社会変革に寄与できる個人を生み出すことで、新しいマーケットの創出と社会変革の牽引を目指しています
働きがいを生み出す機会の創出
目指す姿:サーキュレーションとの繋がりが一つの居場所となり、挑戦と変革をし続けられる環境構築を目指しています
(5) 人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標
挑戦と成長機会の創出、成長実感・やりがいの向上、PHILOSOPHYへの共感機会の提供、働き方の拡充を通じて、従業員の働きがいを高め、当社に関わる一人ひとりが「成果と成長を最大化する働き方」を実現していきたいと考えています。その人にとっての「自分らしい人生の実現」に寄り添える組織の実現を目指していきます。
今回、当社では個人の働きがいに関するデータとして「モチベーションスコア」「直近1年での成長実感」「直近1年でのやりがい実感」を指標にしており、定点でチェックを行い、目標値に向けて改善活動を継続してまいります。
(※1)株式会社リンクアンドモチベーションが提供する組織診断のためのエンゲージメントサーベイ「モチベーションクラウド」を年に2回実施しデータ取得。
(※2)(※3)※1実施において、当社独自の質問である「直近1年において、仕事へのやりがいを感じましたか。」「直近1年において成長実感はありますか。」の設問に対し、1.全くそう思わない、2.あまりそう思わない、3.ふつうである、4.まあまあそう思う、5.非常にそう思うの5段階の回答によりデータ取得。