2024年8月期有価証券報告書より

事業内容

セグメント情報
※セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります

(単一セグメント)
  • 売上
  • 利益
  • 利益率

最新年度
単一セグメントの企業の場合は、連結(あるいは単体)の売上と営業利益を反映しています

セグメント名 売上
(百万円)
売上構成比率
(%)
利益
(百万円)
利益構成比率
(%)
利益率
(%)
(単一セグメント) 16,413 100.0 4,005 100.0 24.4

事業内容

3【事業の内容】

 当社グループは、当社(ナガイレーベン㈱)及び連結子会社1社により構成されており、各種メディカルウェアの企画、製造、販売並びにシューズ等を販売しております。

 当社グループの事業内容及び当該事業に係る位置付けは、次のとおりであります。

 なお、当社グループは、メディカルウェア等の製造・販売の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載は省略しております。

メディカルウェア ……

当社は、自社企画・開発商品である医療従事者及び介護従事者が使用するメディカルウェアを、製造子会社であるナガイ白衣工業㈱から供給を受け、販売しております。

また、当社は、一部のメディカルウェアについて、海外及び国内での生産品をナガイ白衣工業㈱および一般取引先から購入し、販売しております。

シューズ ………………

当社は、一般取引先から購入し、販売しております。

 

 〔事業系統図〕

  当社グループについて図示すると次のとおりであります。

 

業績

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 

(1)経営成績等の状況の概要

① 財政状態及び経営成績の状況

(経営成績)

 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や、インバウンド需要の増加などにより緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、ウクライナ情勢やイスラエル・パレスチナ情勢での地政学上のリスクの深刻化、原材料及びエネルギー価格の高騰や円安による物価高など、先行き不透明な状態が続いております。

 医療・介護を取り巻く環境としましては、インフレによる資材購入費や光熱費などの支出増に加え、患者数の減少、新型コロナウイルス感染症対策補助金の終了に伴う収入減により、医療施設等の経営環境は大変厳しい状況となりました。今回の診療報酬本体及び介護報酬改定は各々+0.88%、+1.59%とプラス改定となったものの、従事者の待遇改善への分配分が大きく、経営改善に活用できる実質的な財源は限定的と見られております。また、諸物価高騰や人件費のコストアップは、医療・介護機関のみならず業界のサプライヤーへの影響も大きく、全体として厳しい状況で推移しております。

 このような状況のもと、当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の売上高は、前年同期比4.5%の減収と厳しい結果となりました。第2四半期累計の△6.8%に対し、第3四半期及び第4四半期の合計は△2.5%と減収率は減少し回復基調ではあったものの、増収までには至りませんでした。主力のコア市場においては、更新案件の値上げ交渉に時間を要し、特に価格競争の厳しい低価格市場における期ズレ案件が顕著に発生し、△6.4%と大幅な減収となりました。また周辺市場では、患者ウェアが業界の厳しい経営環境を受け補充需要が減少したものの、期中での新規取組みの開始により売上は回復し、ほぼ前年並みの売上高となりました。一方、海外市場は日本におけるビジネスモデルの着実な浸透により、規模は小さいものの+12.5%と大幅な増収となりました。

 この結果、当連結会計年度の売上高につきましては16,412百万円(前年同期比4.5%減)、営業利益は4,004百万円(同13.0%減)、経常利益は4,074百万円(同12.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,822百万円(同12.5%減)を計上いたしました。

 

 なお、当社グループは、メディカルウェア等の製造・販売の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。

(財政状態)

a. 資産

 当連結会計年度末の総資産は46,727百万円となり、前期比650百万円の減少となりました。

 流動資産は38,285百万円となり、前期比709百万円の減少となりました。これは主に、現金及び預金の減少809百万円、受取手形及び売掛金の減少223百万円、棚卸資産の増加531百万円、電子記録債権の増加249百万円等によるものであります。

 固定資産は8,441百万円となり、前期比59百万円の増加となりました。

 有形固定資産は7,313百万円となり、前期比1百万円の増加となりました。

 無形固定資産は72百万円となり、前期比12百万円の増加となりました。

 投資その他の資産は1,055百万円となり、前期比45百万円の増加となりました。

b. 負債

 負債の合計額は4,029百万円となり、前期比133百万円の減少となりました。これは主に、支払手形及び買掛金の減少308百万円、未払法人税等の減少117百万円、その他流動負債の増加307百万円等によるものであります。

c. 純資産

 純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益を2,822百万円計上した一方、株主還元としての配当金1,926百万円の実施等により42,697百万円となり、前期比516百万円の減少となりました。

 以上により、自己資本比率は、前連結会計年度末の91.2%から91.4%になりました。

 

 

② キャッシュ・フローの状況

 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は5,349百万円となり、前連結会計年度末より2,409百万円減少(前連結会計年度は2,298百万円の増加)いたしました。

 

 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果獲得した資金は2,286百万円(前連結会計年度は1,812百万円)となりました。

 主な増加要因は、税金等調整前当期純利益4,074百万円(同4,671百万円)、減価償却費266百万円(同272百万円)、売上債権の減少36百万円(同67百万円)、減少要因は、棚卸資産の増加531百万円(同1,173百万円)、法人税等の支払1,345百万円(同1,620百万円)等であります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は1,769百万円(前連結会計年度は3,417百万円の獲得)となりました。

 主な減少要因は、定期預金の払戻に対する預入の超過支出1,600百万円(前連結会計年度は預入に対する払戻の超過収入3,700百万円)、有形固定資産の取得による支出142百万円(同258百万円)等であります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は2,929百万円(同2,935百万円)となりました。

 主な要因は、配当金の支払額1,925百万円(同1,935百万円)、自己株式の取得による支出額1,453百万円(同373百万円)であります。

 

③ 生産、受注及び販売の実績

a. 生産実績

 当社グループは、メディカルウェア等の製造・販売の単一セグメントであります。

セグメントの名称(千円)

当連結会計年度

(自 2023年9月1日

 至 2024年8月31日)

前年同期比(%)

メディカルウェア等の製造・販売事業(千円)

7,895,903

98.9

(注)生産金額は、製品製造原価によっております。

 

b. 商品仕入実績

 当社グループは、メディカルウェア等の製造・販売の単一セグメントであります。

セグメントの名称(千円)

当連結会計年度

(自 2023年9月1日

 至 2024年8月31日)

前年同期比(%)

メディカルウェア等の製造・販売事業(千円)

2,258,411

90.2

(注)商品仕入金額は、実際仕入価格によっております。

 

c. 受注実績

 当社グループは、見込み生産を行っておりますので、該当事項はありません。

 

d. 販売実績

 当社グループは、メディカルウェア等の製造・販売の単一セグメントであるため、市場別情報を記載しております。

市場別(千円)

当連結会計年度

(自 2023年9月1日

 至 2024年8月31日)

 

 前年同期比(%)

 

コア市場

11,640,601

93.6

周辺市場

4,508,346

100.0

海外市場

263,713

112.5

合計(千円)

16,412,661

95.5

(注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。

相手先

前連結会計年度

(自 2022年9月1日

 至 2023年8月31日)

当連結会計年度

(自 2023年9月1日

 至 2024年8月31日)

金額(千円)

割合(%)

金額(千円)

割合(%)

ワタキューセイモア㈱

3,533,832

20.6

3,410,208

20.8

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

(経営成績)

a. 売上高

 売上高につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況(経営成績)」に記載のとおりであります。

b. 売上総利益

 売上総利益につきましては、7,028百万円(前年同期比6.9%減)となりました。生産面におきまして、前年同様、度重なる資材類の価格改定を受けて、原材料価格の高騰の影響を大きく受けました。また国内生産においては、最低賃金の引き上げに伴い人件費の上昇の影響を受けました。一方、海外生産においては、急激な円安の進行がありましたが、為替先物予約により原価上昇の影響の低減を図りました。売上高総利益率は、海外生産シフトおよび価格改定等の利益率改善施策の結果、前年同期比1.1ポイントダウンの42.8%となりました。

c. 販売費及び一般管理費

 販売費及び一般管理費につきましては、賃金引き上げ等による人件費の増加等により、3,024百万円(前年同期比2.8%増)となりました。

 以上の結果、営業利益につきましては、4,004百万円(前年同期比13.0%減)となりました。

d. 営業外損益

 営業外収益は122百万円(前年同期は118百万円)、営業外費用は52百万円(前年同期は50百万円)となりました。

 以上の結果、経常利益につきましては、4,074百万円(前年同期比12.8%減)となりました。

e. 特別損益

 特別損失は0百万円(前年同期は1百万円)となりました。

 以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、2,822百万円(前年同期比12.5%減)となりました。

 

(財政状態)

 財政状態につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況(財政状態)」に記載のとおりであります。

 

(経営成績に重要な影響を与える要因)

 経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。

 

② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

 当社グループは、企業体質の強化を図りながら持続的な企業価値の向上を進めるにあたり、事業運営上必要な資金を安定的に確保することを基本方針としております。

 当社グループの資本の財源は、主に営業活動によるキャッシュ・フローで生み出した資金を源泉とし、運転資金及び設備資金は自己資金で賄っており、当連結会計年度の設備投資につきましては、主に物流設備や建物関連への投資を行いました。

 

③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。

 なお、重要な会計方針及び見積りにつきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

 

④ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

 当社グループの2025年8月期は売上高175億円、営業利益40億82百万円、中期経営計画として2027年8月期は売上高188億円、営業利益48億円を目標としております。

 その達成のため、市場戦略としてコア市場の深耕、周辺市場のシェア拡大、海外市場の開拓、商品戦略としてハイエンド/高付加価値商品の展開、海外素材/海外工場を活用した低価格戦略商品の開発、生産戦略として生産の海外シフト化による原価低減、また顧客満足度を高めるため国内生産QR/多品種小ロット追求といった取り組みを進めてまいります。

セグメント情報

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

 

前連結会計年度(自 2022年9月1日 至 2023年8月31日)

 当社グループの事業は、メディカルウェア等の製造・販売の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(自 2023年9月1日 至 2024年8月31日)

 当社グループの事業は、メディカルウェア等の製造・販売の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

 

【関連情報】

 前連結会計年度(自2022年9月1日 至2023年8月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

 単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

2.地域ごとの情報

 (1)売上高

 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 (2)有形固定資産

 本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

3.主要な顧客ごとの情報                      (単位:千円)

 顧客の名称

 売上高

 関連するセグメント名

 ワタキューセイモア㈱

3,533,832

 メディカルウェア等の製造・販売事業

 

 当連結会計年度(自2023年9月1日 至2024年8月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

 単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

2.地域ごとの情報

 (1)売上高

 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 (2)有形固定資産

 本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

3.主要な顧客ごとの情報                      (単位:千円)

 顧客の名称

 売上高

 関連するセグメント名

 ワタキューセイモア㈱

3,410,208

 メディカルウェア等の製造・販売事業