2026年3月期有価証券報告書より

事業内容

セグメント情報
※セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります

鉄鋼 自動車 電子・半導体 ゴム・タイヤ 工作機械 高機能材 環境 紙パルプ その他
  • 売上
  • 利益
  • 利益率

最新年度

セグメント名 売上
(百万円)
売上構成比率
(%)
利益
(百万円)
利益構成比率
(%)
利益率
(%)
鉄鋼 15,822 28.3 2,026 28.8 12.8
自動車 12,180 21.8 1,366 19.4 11.2
電子・半導体 7,859 14.1 960 13.6 12.2
ゴム・タイヤ 3,765 6.7 339 4.8 9.0
工作機械 2,634 4.7 636 9.0 24.2
高機能材 2,253 4.0 246 3.5 10.9
環境 2,743 4.9 232 3.3 8.5
紙パルプ 893 1.6 107 1.5 12.0
その他 7,679 13.8 1,121 15.9 14.6

 

3 【事業の内容】

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、子会社19社、関連会社2社で構成されており、高圧液圧応用機器を中心とした産業用機器類の仕入販売及び製造販売、並びに精密計測・検査機器類の仕入販売を主な事業として取り組んでおります。

当社グループの事業にかかる位置付けは、次のとおりであります。

 

事業区分

事業の内容

グループ会社の位置付け

商社事業

高圧液圧技術を核とした流体の圧力発生機をベースに、その応用機器・システム製品、付属機器・部品、関連技術商品などの販売を行っております。
(主力商品)
〔圧力発生機〕
 プランジャーポンプ、高圧油圧ポンプ、渦巻
 ポンプ・水中ポンプなど
〔応用機器・システム製品〕
 高圧水洗浄機など
〔付属機器・部品〕
 オイルシール、回転ノズル、フィルターなど
〔関連技術商品〕
 ピストン弁、バルブ、真空ポンプ、コンプレ
 ッサー
〔精密自動・計測機器〕
 測定装置、インバーター

 当社
○エクノス㈱
○㈱ネクサスCT
○瑞顧斯貿易(上海)有限公司
○RIX TECHNOLOGY (THAILAND) CO.,LTD.
○RIX North America,LLC
 RIX WOOJEON KOREA CO.,LTD.
  PT.RIX ORIENT INDONESSIA
  RIX INDIA TRADING & SERVICE PVT.LTD.
※㈱ROCKY-ICHIMARU
 ㈱四葉機械製作所

自社製品事業

コア技術であるトライボロジ技術、高圧・精密洗浄技術を核として、流体機器である回転継手及び高圧・精密洗浄装置などの製作を行っております。

 

 

回転継手

固定された配管から回転する機械などに油、水、空気など様々な流体を供給する継手です。工作機械業界、鉄鋼業界(連続鋳造機向け)、電子・半導体業界(半導体・液晶装置向け)、紙パルプ業界、ゴム・タイヤ業界など様々な業界の生産設備に展開しております。

 当社
○瑞顧克斯工業(大連)有限公司
○RIX Europe GmbH

〇RIX INDIA MANUFACTURING PVT.LTD.

 

高圧・精密洗浄装置

高圧・精密洗浄技術(水に高い圧力をかけることにより強い水流をつくり、水圧と打撃力で対象物の切断、剥離、洗浄などに活用する技術)を突き詰め、顧客の課題を解決し続けた結果、複数の洗浄技術(スピンジェット・ダイレクトパス、電解処理技術など)及びユニット製品(マイクロアイスジェットなど)が生まれ、各種ラインナップを形成しております。

 当社
○リックステクノ㈱
○SIAM RIX MANUFACTURING CO.,LTD.
○瑞顧克斯(常州)机械制造有限公司

 

その他

産業用機械の制御盤製作、搬送機械の設計製作
ベアリング再生及び製造
タイヤ製造設備向け断熱板製造
耐蝕ポンプ・耐蝕送風機・排ガス処理装置製造
治工具・大型加工品の製作及びメンテナンス
ポンプ等真空機器の販売及び修理

○リックステクノ㈱

○タイヨー軸受㈱
○㈱ロッキーケミカル
○高研㈱
 RIX Machining and Manufacturing,LLC
  ライベックス㈱

 

(注)○印は連結子会社、※印は持分法適用関連会社を示しております。

 

当社グループは、顧客業界ごとの販売体制を基礎とした業界別セグメントから構成されており、「鉄鋼」「自動車」「電子・半導体」「ゴム・タイヤ」「工作機械」「高機能材」「環境」及び「紙パルプ」の8業界を主たる報告セグメントとしております。
 当社グループの事業は、特定のセグメントに関連付けることなく幅広く展開しているため、報告セグメントと同一の区分ではありません。

 

事業の系統図は、次のとおりであります。

 


 

業績状況

 

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

なお、当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。また、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 

(1) 経営成績

当連結会計年度における世界経済は、米国では関税政策の影響等により特に個人消費に景気の下押し圧力が見られたものの、活況なAI関連に対する投資が見られました。欧州では製造業の外需は落ち込みが見られましたが内需は底堅く推移し、中国では不動産市況の低迷の影響が継続して見られました。地域及び需要分野によって景況感に差がありますが、中東情勢の悪化による先行き不透明な状態が見られております。

また、日本経済は、訪日外国人数が継続して過去最高を記録し、サービス産業においては回復基調が見られました。製造業については、活況である半導体関連や人手不足に対応する設備投資等は継続して堅調に推移しました。ただ、世界動向と同様に中東情勢悪化の影響が顕在化し、先行き不透明な状態が見られております。

このような経済環境の中、当社グループでは中期3ヵ年計画「GP2026」に基づく施策に取り組んだ結果、2026年3月期連結業績は、売上高558億27百万円(前年同期比2.0%増)、営業利益35億37百万円(同8.9%減)、経常利益38億97百万円(同7.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益31億80百万円(同11.9%増)となりました。

 

セグメントごとの業績は、次のとおりであります。当社グループは、顧客の属する業界ごとに業績管理を行っており、「鉄鋼」「自動車」「電子・半導体」「ゴム・タイヤ」「工作機械」「高機能材」「環境」及び「紙パルプ」の8業界を報告セグメントとしております。

 

(鉄鋼業界)

同業界では、世界の動向として、経済発展が著しいインドにおいては粗鋼生産が前年同期比で継続して増加しましたが、世界最大の生産国である中国においては不動産不況の継続や中東情勢悪化の影響等により粗鋼生産に低迷が見られ、世界全体としては前年同期比で微減にて推移しました。日本の動向としては、人手不足による建設業回復の遅れ等が継続して影響し、粗鋼生産量は微減にて推移しました。

当社グループにおきましては、海外市場の更なる開拓に加え、生産比例品のみならず整備部門への営業活動にも注力した結果、製鋼工程及び熱延工程向けの設備機器の更新案件や製鉄所内の老朽設備のメンテナンス案件、電炉向けの設備機器の案件等により、売上が増加しました。

この結果、鉄鋼業界向け全体としての売上高は158億22百万円(前年同期比1.2%増)、セグメント利益は20億25百万円(前年同期比1.0%増)となりました。

 

(自動車業界)

同業界では、世界の動向として、中国での新エネルギー車の生産・販売は税優遇措置終了等の影響もあり低迷が見られました。経済成長が著しいインドにおいては自動車生産量は継続して堅調に推移しました。日本の動向としては、前年同期と同水準にて推移しましたが、自動車メーカーにおける工場再編や中東情勢悪化による減産の兆しが見られました。

当社グループにおきましては、CASE市場で注目されている電池やモーター分野への営業・提案活動に注力した結果、電池製造工程向け設備機器の販売や製造工程向け搬送装置類の販売等により、前年同期比で売上が増加しました。

この結果、自動車業界向け全体としての売上高は121億79百万円(前年同期比3.9%増)、セグメント利益は13億66百万円(前年同期比5.1%増)となりました。

 

(電子・半導体業界)

同業界では、世界の動向として、AI技術進歩に伴うロジック半導体の需要は増加しており、半導体販売額は増加しました。日本の動向としては、世界動向と連動したAI関連需要増加の恩恵を受け、半導体製造装置関連の売上は前年同期に比べて継続して増加しました。

当社グループにおきましては、修理・再生ビジネスに加え、現場・設備・保全部門に対する営業活動に注力した結果、半導体製造装置で使われる各種部材の販売が増加し、当社オリジナル品であるロータリージョイントの販売も増加したこと等により、売上が増加しました。

この結果、電子・半導体業界向け全体としての売上高は78億58百万円(前年同期比6.1%増)、セグメント利益は9億59百万円(前年同期比7.8%増)となりました。

 

(ゴム・タイヤ業界)

同業界では、日本の動向として、自動車生産の回復に伴い、新車用タイヤの販売は前年同期比で増加しました。一方、市販用タイヤについては前年同期と同水準で推移しました。

当社グループにおきましては、開発部門への営業活動に加え、設備投資に関する営業活動に注力した結果、ユーティリティ設備のメンテナンス案件や海外のタイヤ製造工場向け設備部品の販売等の好調な要因はあったものの、前年同期に発生した大型案件が今期はなく、売上が減少しました。

この結果、ゴム・タイヤ業界向け全体としての売上高は37億64百万円(前年同期比2.7%減)、セグメント利益は3億39百万円(前年同期比18.3%減)となりました。

 

(工作機械業界)

同業界では、活況を呈するAI投資に関連する工作機械の受注が継続して増加しており、自動車向けについても増加傾向が見られた等、海外向けの工作機械受注は継続して堅調に推移しました。国内向けにおいては半導体関連に伴う需要が増加しましたが、トータルとしては前年同期と同水準で推移しました。

当社グループにおきましては、工作機械の5軸化・複合化の要求に対応する用途開発・機器の営業に加え、付帯設備の拡販活動に注力した結果、当社オリジナル品であるロータリージョイントの販売が増加したことや顧客での開発案件に寄与する装置の販売等により、売上が増加しました。

この結果、工作機械業界向け全体としての売上高は26億33百万円(前年同期比13.5%増)、セグメント利益は6億36百万円(前年同期比26.6%増)となりました。

 

(高機能材業界)

同業界では、中国での増産及び中東情勢の悪化が影響し、国内におけるエチレンの生産量が継続して低迷しました。

当社グループにおきましては、医薬・化粧品分野の開拓に加え、修理・再生ビジネスにも注力した結果、高機能材料メーカーでの能力増強投資に伴う設備機器の販売や生産ライン向け設備機器の販売等の好調な要因はあったものの、前期からの落ち込みを埋めるまでには至らず、売上が減少しました。

この結果、高機能材業界向け全体としての売上高は22億52百万円(前年同期比11.3%減)、セグメント利益は2億45百万円(前年同期比8.1%減)となりました。

 

(環境業界)

同業界では、環境装置関連の受注は前年同期に比べ減少しており、需要部門によって差が見られました。

当社グループにおきましては、近年重要視されている環境及びエネルギー産業、水処理関連事業への深耕に注力した結果、水処理関連事業向けに設備部品の販売や排水処理設備向けに当社オリジナル品の販売等の好調な要因はあったものの、前期からの落ち込みを埋めるまでには至らず、売上が減少しました。

この結果、環境業界向け全体としての売上高は27億42百万円(前年同期比10.0%減)、セグメント利益は2億31百万円(前年同期比21.4%減)となりました。

 

(紙パルプ業界)

同業界では、紙類全体で需要の減少が継続して見られており、国内及び海外向け問わず紙類の生産は減少しました。

当社グループにおきましては、バイオマス素材であるCNF分野やエネルギー・ケミカル素材分野、既存設備のメンテナンス事業への深耕に注力した結果、ポンプ類やフィルター類といった生産活動における設備備品の販売は好調でしたが、前期からの落ち込みを埋めるまでには至らず、売上は減少しました。

この結果、紙パルプ業界向け全体としての売上高は8億93百万円(前年同期比2.8%減)、セグメント利益は1億7百万円(前年同期比1.1%増)となりました。

 

各段階損益の分析は次のとおりであります。

売上高は前年同期比で2.0%の増収となりました。売上総利益は利益率の高い当社オリジナル品の販売が伸び、前年同期比で8.5%増となりました。販売費及び一般管理費は、新たな研究開発施設の稼働開始に伴う関連費用の増加や米国非連結孫会社(RIX Machining and Manufacturing, LLC.)の業績悪化に伴い、同社に対する貸付金に対して貸倒引当金を計上したことなどにより、前年同期比で15.4%増となり、その結果、営業利益は前年同期比8.9%減となりました。

経常利益は持分法による投資利益が11百万円、為替差益が11百万円、前年同期比でそれぞれ増加したことなどにより、前年同期比7.2%減となりました。

なお、親会社株主に帰属する当期純利益は旧本社土地建物の売却等により特別利益が前年同期比で7億17百万円増加したことなどにより前年同期比11.9%増となりました。

 

生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。

① 生産実績

当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。

セグメントの名称

生産高(千円)

前年同期比(%)

全セグメント

6,919,578

120.0

 

(注) 1 当社グループの製品は、特定のセグメントに区分することが困難であるため、生産実績については一括して記載しております。

2 金額は販売価格によっております。

 

② 受注実績

当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。

セグメントの名称

受注高(千円)

前年同期比(%)

受注残高(千円)

前年同期比(%)

鉄鋼

16,981,089

105.2

3,752,073

144.7

自動車

12,466,984

103.3

2,226,749

114.8

電子・半導体

8,667,144

115.3

1,631,042

198.3

ゴム・タイヤ

3,814,127

92.6

881,342

105.9

工作機械

2,968,526

128.4

448,265

394.4

高機能材

2,810,159

121.3

716,210

451.2

環境

2,972,536

96.3

940,156

132.4

紙パルプ

1,054,227

118.2

210,566

423.7

その他

8,089,447

106.4

2,129,724

123.9

合計

59,824,243

106.7

12,936,129

144.7

 

(注) 1 当連結会計年度末における受注残高の集計につきましては、翌連結会計年度より稼働する新販売管理システムへの移行・データ整備に伴い、より精緻な情報の把握が可能となったため、前連結会計年度末と比較して受注残高が大きく増加しております。

2 金額は販売価格によっております。

3 比較可能性を担保するため、旧販売管理システムに基づき算出した数値を下表に記載しております。

 

 

(参考)旧販売管理システムによる集計

セグメントの名称

受注高(千円)

前年同期比(%)

受注残高(千円)

前年同期比(%)

鉄鋼

16,352,118

101.3

3,123,102

120.4

自動車

12,270,501

101.7

2,030,266

104.7

電子・半導体

8,103,884

107.8

1,067,782

129.8

ゴム・タイヤ

3,679,323

89.4

746,537

89.7

工作機械

2,704,966

117.0

184,705

162.5

高機能材

2,574,356

111.2

480,406

302.7

環境

2,809,177

91.0

776,797

109.4

紙パルプ

986,784

110.6

143,124

288.0

その他

7,838,811

103.1

1,879,088

109.3

合計

57,319,924

102.3

10,431,810

116.7

 

(注) 金額は販売価格によっております。

 

③ 販売実績

当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。

セグメントの名称

販売高(千円)

前年同期比(%)

鉄鋼

15,822,331

101.2

自動車

12,179,853

103.9

電子・半導体

7,858,658

106.1

ゴム・タイヤ

3,764,855

97.3

工作機械

2,633,923

113.5

高機能材

2,252,678

88.7

環境

2,742,525

90.0

紙パルプ

893,359

97.2

その他

7,679,162

105.6

合計

55,827,347

102.0

 

(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。

2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合

相手先

前連結会計年度

当連結会計年度

販売高(千円)

割合(%)

販売高(千円)

割合(%)

日本製鉄㈱

6,268,329

11.5

6,265,962

11.2

 

 

 

(2) 財政状態

(資産)

流動資産は、前連結会計年度末に比べて4.2%増加337億72百万円となりました。これは、主に現金及び預金が2億31百万円、売上債権が7億23百万円、棚卸資産が3億88百万円それぞれ増加したことなどによるものです。

固定資産は、前連結会計年度末に比べて20.4%増加137億33百万円となりました。これは主に有形固定資産が6億94百万円、無形固定資産が8億32百万円、投資有価証券が8億60百万円それぞれ増加したことなどによるものです。

これらの結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて8.4%増加し、475億5百万円となりました。

 

(負債)

流動負債は、前連結会計年度末に比べて0.5%減少162億8百万円となりました。これは、主に未払消費税等が3億40百万円、契約負債が2億15百万円、未払費用が1億77百万円、その他が9億6百万円それぞれ増加し、一方で、仕入債務が18億57百万円減少したことなどによるものです。

固定負債は、前連結会計年度末に比べて42.9%増加21億9百万円となりました。これは、主に繰延税金負債が4億46百万円、リース債務が1億47百万円それぞれ増加したことなどによるものです。

これらの結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて3.1%増加し、183億17百万円となりました。

 

(純資産)

純資産は、前連結会計年度末に比べて12.0%増加291億87百万円となりました。これは、主に利益剰余金が21億57百万円、その他有価証券評価差額金が6億82百万円それぞれ増加したことなどによるものです。

 

なお、当社グループではセグメントに資産を配分していないため、セグメントごとの財政状態の状況に関する記載は行っておりません。

 

(3) キャッシュ・フロー

当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、新規連結に伴う現金及び現金同等物2億41百万円増加の影響もあり、前連結会計年度末に比べ1億84百万円増加し、67億53百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、全体として13億43百万円の収入となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益45億85百万円、減価償却費8億15百万円、貸倒引当金の増加額3億37百万円であり、支出の主な内訳は、仕入債務の減少額19億4百万円、売上債権の増加額6億8百万円、法人税等の支払額15億22百万円であります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、全体として3億79百万円の支出となりました。収入の主な内訳は、有形固定資産の売却による収入9億15百万円であり、支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出10億36百万円、無形固定資産の取得による支出1億90百万円であります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、全体として11億87百万円の支出となりました。支出の主な内訳は、配当金の支払額12億30百万円であります。

 

資本の財源及び資金の流動性については、次のとおりであります。

 

当社グループの運転資金及び設備資金につきましては、内部資金または借入により資金調達することとしております。このうち、借入による資金調達に関しましては、運転資金については短期借入金で、生産設備などの長期資金は、固定金利の長期借入金で調達しております。

当連結会計年度末の長期借入金残高は2億94百万円であります。また、当連結会計年度末において、複数の金融機関との間で合計20億円のコミットメントライン契約を締結しております。なお、この契約による借入実行残高はありません。

 

(4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。

特に以下の事項は、経営者の会計上の見積りの判断が財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼすと考えております。

① 退職給付

従業員退職給付費用及び債務は、数理計算上で設定される前提条件に基づき算出されています。これらの前提条件には、割引率、発生した給付額、利息費用、年金資産の長期期待運用収益率などの要素が含まれております。実際の結果がこれらの前提条件と異なる場合、または前提条件が変更された場合、その影響は蓄積され、将来の会計期間にわたって償却されるため、将来の退職給付費用に影響を及ぼす可能性があります。

 

② 繰延税金資産

当社グループは、繰延税金資産について、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できることや、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。

 

③ 固定資産の減損

当社グループは、固定資産のうち減損の兆候がある資産または資産グループについて、当該資産または資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定にあたっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、減損処理が必要となる可能性があります。

 

 

セグメント情報

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1  報告セグメントの概要

(1) 報告セグメントの決定方法

当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務諸表が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
 当社グループは、産業用機械・部品等を幅広い顧客に販売しております。営業部門の経営管理組織は、営業活動上の要請から地域別組織をとっておりますが、顧客業界の動向が当社グループの業績に大きな影響を与えるため、顧客業界ごとの業績を主たるマネジメント対象としております。
 従って、当社グループは顧客業界ごとの販売体制を基礎とした業界別セグメントから構成されており、「鉄鋼」「自動車」「電子・半導体」「ゴム・タイヤ」「工作機械」「高機能材」「環境」及び「紙パルプ」の8業界を報告セグメントとしております。

 

(2) 各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類

当社グループは高圧液圧応用機器、精密自動計測機器及びその他の製商品の製造販売を行っておりますが、報告セグメントと当社グループの取り扱う製商品・サービスとの関連性はありません。

 

2  報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。

 

 

 

3  報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報

前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

(単位:千円)

 

報告セグメント

 

鉄鋼

自動車

電子・
半導体

ゴム・
タイヤ

工作機械

高機能材

環境

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 外部顧客への
 売上高

15,633,369

11,723,765

7,406,748

3,870,027

2,320,540

2,539,416

3,045,757

 セグメント間の
 内部売上高又は
 振替高

15,633,369

11,723,765

7,406,748

3,870,027

2,320,540

2,539,416

3,045,757

セグメント利益

2,006,208

1,300,255

890,157

415,750

502,458

267,534

295,140

 

 

 

報告セグメント

その他
(注1)

合計

調整額
(注2)

連結
損益計算書
計上額
(注3)

 

紙パルプ

売上高

 

 

 

 

 

 

 外部顧客への
 売上高

918,979

47,458,604

7,269,134

54,727,738

54,727,738

 セグメント間の
 内部売上高又は
 振替高

918,979

47,458,604

7,269,134

54,727,738

54,727,738

セグメント利益

106,251

5,783,756

965,613

6,749,370

△2,867,231

3,882,139

 

(注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、食品業界及び造船業界等を含んでおります。

2 セグメント利益の調整額 △2,867,231千円は、各報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

3 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

4 セグメント資産の金額は、当社では報告セグメントに資産を配分していないため、開示しておりません。

 

 

当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

(単位:千円)

 

報告セグメント

 

鉄鋼

自動車

電子・
半導体

ゴム・
タイヤ

工作機械

高機能材

環境

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 外部顧客への
 売上高

15,822,331

12,179,853

7,858,658

3,764,855

2,633,923

2,252,678

2,742,525

 セグメント間の
 内部売上高又は
 振替高

15,822,331

12,179,853

7,858,658

3,764,855

2,633,923

2,252,678

2,742,525

セグメント利益

2,025,598

1,366,189

959,861

339,497

636,222

245,834

231,969

 

 

 

報告セグメント

その他
(注1)

合計

調整額
(注2)

連結
損益計算書
計上額
(注3)

 

紙パルプ

売上高

 

 

 

 

 

 

 外部顧客への
 売上高

893,359

48,148,185

7,679,162

55,827,347

55,827,347

 セグメント間の
 内部売上高又は
 振替高

893,359

48,148,185

7,679,162

55,827,347

55,827,347

セグメント利益

107,445

5,912,618

1,120,602

7,033,221

△3,495,560

3,537,661

 

(注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、食品業界及び造船業界等を含んでおります。

2 セグメント利益の調整額 △3,495,560千円は、各報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

3 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

4 セグメント資産の金額は、当社では報告セグメントに資産を配分していないため、開示しておりません。

 

【関連情報】

前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

1  製品及びサービスごとの情報

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

高圧液圧応用機器

精密計測・
検査機器

その他

合計

(商品)

(製品)

(商品)

(商品)

(製品)

外部顧客への売上高

28,174,260

4,599,730

2,072,218

18,938,351

943,177

54,727,738

 

 

2  地域ごとの情報

(1) 売上高

 

 

 

 

 

(単位:千円)

日本

本邦以外のアジア

欧州

北米

その他

合計

47,615,408

4,852,868

573,588

1,610,451

75,419

54,727,738

 

(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

 

(2) 有形固定資産

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

日本

タイ

中国

ドイツ

アメリカ

インド

合計

4,739,558

72,251

383,084

531

86,139

144,382

5,425,947

 

 

 

3  主要な顧客ごとの情報

 

 

(単位:千円)

顧客の名称又は氏名

売上高

関連するセグメント名

日本製鉄㈱

6,268,329

鉄鋼

 

 

当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

1  製品及びサービスごとの情報

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

高圧液圧応用機器

精密計測・
検査機器

その他

合計

(商品)

(製品)

(商品)

(商品)

(製品)

外部顧客への売上高

28,084,877

5,164,281

2,100,851

19,150,031

1,327,306

55,827,347

 

 

2  地域ごとの情報

(1) 売上高

 

 

 

 

 

(単位:千円)

日本

本邦以外のアジア

欧州

北米

その他

合計

49,054,245

4,492,692

477,662

1,757,599

45,147

55,827,347

 

(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

 

(2) 有形固定資産

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

日本

タイ

中国

ドイツ

アメリカ

インド

合計

5,016,649

69,012

362,050

562

174,007

498,224

6,120,506

 

 

3  主要な顧客ごとの情報

 

 

(単位:千円)

顧客の名称又は氏名

売上高

関連するセグメント名

日本製鉄㈱

6,265,962

鉄鋼

 

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自  2025年4月1日  至  2026年3月31日)

該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日)及び当連結会計年度(自  2025年4月1日  至  2026年3月31日)

該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日)及び当連結会計年度(自  2025年4月1日  至  2026年3月31日)

該当事項はありません。