人的資本
OpenWork(社員クチコミ)-
社員数147名(単体) 13,417名(連結)
-
平均年齢44.5歳(単体)
-
平均勤続年数10.9年(単体)
-
平均年収8,277,511円(単体)
従業員の状況
5【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況
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2026年2月28日現在 |
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区分 |
従業員数(人) |
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店舗 |
11,422 |
(13,710) |
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全社(共通) |
1,995 |
(241) |
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合計 |
13,417 |
(13,950) |
(注) 1.従業員数は就業人員であり、( )内の臨時雇用者数(1日8時間換算)は年間の平均人員を記載しております。
2.当社グループは、ドラッグストア・調剤事業の単一セグメントであるため、セグメント別の従業員数は記載しておりません。
3.全社(共通)として記載されている従業員数は、店舗に区分できない管理部門等に所属しているものであります。
(2) 提出会社の状況
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2026年2月28日現在 |
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従業員数(人) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(円) |
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147 |
(35) |
44.5 |
10.9 |
8,277,511 |
(注) 1.従業員数は就業人員であり、( )内の臨時雇用者数(1日8時間換算)は年間の平均人員を記載しております。
2.平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでおります。
3.従業員が前連結会計年度末に比べ103名増加しておりますが、その主な理由は、事業の拡大に伴いグループ
機能を強化するため、人員を増強したことによるものです。
(3) 労働組合の状況
当社グループには、「UAゼンセン同盟スギ薬局ユニオン」が組織されており、当社の子会社である株式会社スギ薬局の従業員の一部は、UAゼンセン同盟に属しております。
なお、労使関係については安定しており、特に記載すべき事項はありません。
(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
①提出会社
提出会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)および「育児休業、
介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の
対象ではないため、記載を省略しております。
②連結子会社
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当事業年度 |
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名称 |
管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1 |
男性労働者の育児休業取得率 (%) (注)2 |
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1 |
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全労働者 |
正規雇用労働者 |
パート・有期労働者 |
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株式会社スギ薬局 |
15.0 |
63.7 |
64.4 |
71.5 |
116.9 |
|
株式会社メディカルかるがも |
5.6 |
100.0 |
84.0 |
68.9 |
96.3 |
|
株式会社メディプラン |
9.1 |
166.7 |
76.9 |
69.2 |
83.4 |
(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したもので
あります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定
に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3
年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
3. 上記以外の連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)お
よび「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)
の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
当社グループは地域の人々の生活に密着した企業として、経営理念の実践により、社会課題を解決し持続可能な社会の形成に貢献することが持続可能な企業成長につながると考えております。また、「サステナビリティ基本方針」を定めるとともに、2021年には重要課題(マテリアリティ)を検討し、5つのテーマと16の重要課題(マテリアリティ)を設定し、課題解決に向けて取組を行っております。なお、当社グループのサステナビリティ推進に関する考え方や取組の詳細は、当社企業WEBサイトに掲載している“統合報告書”をご参照ください。
「サステナビリティ基本方針」
当社グループは、環境と社会の様々な課題に真摯に向き合い、企業活動を通して、健康で元気な人を増やし、活
力ある社会を実現するため、ステークホルダーの皆様と協働し、「地域社会」の持続可能な発展に貢献する企業を目指します。
5つのテーマと重要課題(マテリアリティ)
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テーマ |
重要課題(マテリアリティ) |
主な取組 |
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健康的なコミュニティ |
手ごろで質の高い ヘルスケアサービスへのアクセス向上 |
・カウンセリング機能を持つ店舗の拡充 ・オンラインサービスの拡充 ・データに基づくヘルスケアサービスの提供 ・医療・介護・ウエルネス等の新規事業の創出・拡大 |
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医療の安全性確保と医薬品の適正管理 |
・ヒヤリハット事例の収集と教育、インフラ整備 ・医薬品、医療機器の安全な回収 ・デジタルを活用した医療品などの情報提供 |
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生活の利便性向上と地域への支援 |
・商品、サービスへのアクセス向上 ・在宅患者様向けの医療・介護サービスの拡大 ・地域・団体などへの活動支援 |
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地域の健康教育と患者様支援 |
・予防とケアを目的にした情報提供の拡充 ・患者様および患者様家族などへの教育・啓発 ・患者様および患者様家族などへの支援 |
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患者様の治療効果の向上 |
・服薬フォローの実施によるアドヒアランス向上 ・ポリファーマシー回避による治療効果向上 ・医療機関への情報提供による治療効果向上 |
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災害・防犯に対する強靭な社会づくり |
・強靭な店舗およびインフラの構築 ・地域の災害被災者への支援 |
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サステナブルな取引関係 |
商品による豊かな暮らしへの貢献 |
・健康に配慮した商品の提供 ・高付加価値商品の開発強化 |
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商品の安全・安心の確保 |
・商品の品質保証体制の確立 ・適切な情報開示 ・エシカルに配慮した商品の展開強化 |
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責任あるサプライチェーン マネジメント体制の構築 |
・サプライチェーンの適切な管理 ・サプライヤーとの円滑なコミュニケーション ・次世代物流ネットワークの構築 ・BCP対応 ・ロジスティクスのサービスプラットフォーム化/データ活用・自動化 |
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地球環境への 貢献 |
脱炭素社会の実現 |
・再生可能エネルギーへのシフト ・温室効果ガス排出量の削減 ・ライフサイクル全体での環境負荷低減 |
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循環型社会の実現 |
・水資源の保全に向けた店舗づくりの推進 ・製・配・販連携による資源循環の推進 |
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テーマ |
重要課題(マテリアリティ) |
主な取組 |
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健康的な職場環境 |
人財の育成 |
・社員の能力開発研修の充実 ・ジョブ型の人事制度への転換 ・活躍のための場と機会の積極的な提供 ・次世代経営人財の戦略的育成 ・人財ポートフォリオと戦略的人事DX構築 |
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健康で安全な働き方への改革 |
・健康経営の推進 ・社員の安全に配慮した職場づくりの推進 ・働き方改革の推進 |
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多様な人財の活躍 |
・ダイバーシティを念頭に置いた場と機会の創出 ・多様な働き方を支援する制度の拡充 ・挑戦と多様性を促す企業風土改革 |
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コーポレート・ガバナンス |
個人情報保護と情報セキュリティの強化 |
・個人情報保護の強化と教育の徹底 ・情報セキュリティ体制の強化と教育の徹底 |
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コーポレート・ガバナンスの強化 |
・取締役会の実効性の強化 ・コンプライアンス教育の徹底 ・リスク管理体制の強化 ・透明性の高い対話と情報開示 ・グループ経営管理のデジタル化 ・資本効率を意識した経営 |
重要課題(マテリアリティ)のテーマに対するKPI
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テーマ |
KPI |
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健康的なコミュニティ |
・デジタル会員アプリ(スギ薬局、お薬、walk+)DL件数:1,760万件(2025年度末実績) ・地域連携薬局/専門医療機関連携薬局の展開強化 ・コミュニティスペースを強化した店舗の展開強化 ・訪問調剤サービス提供の年間延べ患者様数: 24万人(2026年度末) ・AED設置店舗比率:100%(2026年度末) |
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サステナブルな取引関係 |
・お取引先様行動指針の運用強化 ・PB商品の品質管理体制の強化 ・環境に配慮したPB商品の展開強化 |
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地球環境への貢献 |
・廃棄削減に向けた取組の強化 ・CO2排出量削減に向けた取組の強化 |
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健康的な職場環境 |
・健康診断/特定保健指導の受診率向上 ・女性管理職比率:30%(2029年度末) |
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コーポレート・ガバナンス |
・リスク管理体制の強化 ・情報セキュリティ体制の強化 |
(1)ガバナンス
当社は、サステナビリティ経営の推進を目的に、代表取締役社長の諮問機関としてサステナビリティ委員会を含む各委員会を設置しており、グループ全体を通じた戦略および取組を検討し、代表取締役社長に報告、提言を行っております。更に、定期的に重要事項を取締役会に報告、提案を実施しております。
委員会の機能
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委員会 |
機 能 |
議長・委員長 |
2025年度開催数 |
|
サステナビリティ委員会 |
サステナビリティ委員会は、スギ薬局グループ全体の事業活動を通じた社会・経済の持続的な発展、および社会との共通価値の創造に関する事項を審議することを目的とする。 |
代表取締役社長 |
2回 |
|
リスク委員会 |
スギ薬局グループ全体の国内外におけるさまざまなリスクに関する事項を審議するとともに、リスク管理の進捗と対策の有効性を検証し、リスク管理の実効性を高めることを目的とする。 |
代表取締役社長 |
14回 |
|
投融資委員会 |
スギ薬局グループ職務権限規程に定める一定額以上のM&A・出資・子会社・合弁会社設立等およびこれらに関する資金融資等に関連する事項等について審議することを目的とする。 |
代表取締役社長 |
9回 |
|
情報セキュリティ委員会 |
スギ薬局グループ全体の情報セキュリティ対策について、継続的に強化・改善するための事項を審議するとともに、情報セキュリティに関する啓発と教育を行うことを目的とする。 |
執行役員 SCM・DX・コーポレートブランディング担当 |
4回 |
|
安全衛生委員会 |
スギ薬局グループ全体の労働災害の未然防止、社員の安全と健康確保、快適な職場環境の形成に関する事項を審議するとともに、安全衛生に関する啓発と教育を行うことを目的とする。 |
執行役員 人財・管理・リスク担当 |
12回 |
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開示委員会 |
スギ薬局グループ全体の法定・適時・任意開示や非財務情報を含む報告書等の透明性・適時性・公正性を確保し、各報告書の整合性を審議することを目的とする。 |
執行役員 経営企画・財務担当 |
14回 |
(2)戦略
サステナビリティ経営を推進する上で、特に重要な①気候変動リスク、②人財戦略について下記に記載してお
ります。
①気候変動リスクについて
・TCFD提言への対応
当社グループは、2021年12月にTCFDの最終報告書の趣旨に賛同しました。今後は、TCFDが推奨する枠組み
(「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標及び目標」)に沿って情報開示を行い、気候変動問題に対する取組を推進し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
・シナリオ分析
気候変動が当社グループに影響を及ぼすリスクと機会は、IPCC第5次評価報告書やIEA WEO NZEシナリオ
等に掲載されている“1.5℃、4℃シナリオ”等を参照し、将来予測に基づく各種パラメーターを収集した上
で、評価を行いました。
リスク・機会の評価
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分類 |
評価 |
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+1.5℃の世界における評価 |
+4℃の世界における評価 |
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移行リスク機会 |
政策 規制 |
炭素価格 |
リスク: |
炭素価格導入により、支出が増加 |
リスク: |
炭素価格の影響は限定的 |
|
リスク: |
サプライチェーン全体で、商品やサービスの生産・調達に関するコストが増大し、支出が増加 |
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フロン規制 |
リスク: |
店舗におけるノンフロン設備等の導入に伴う支出が増加 |
- |
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技術 |
物流効率 |
機 会: |
物流効率化による支出の削減 |
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市場 |
電気価格 |
リスク: |
電気価格の増加により、支出が増加 |
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評判 |
顧客の好み |
リスク:
機 会: |
環境配慮商品、サービスの遅れによる売上の低下 サステナブルな消費ニーズをとらえたPB開発による売上増加 |
機 会: |
サステナブルな消費ニーズをとらえたPB開発による売上増加 |
|
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EV充電 |
機 会: |
充電環境拡充により顧客来店頻度の増加 |
- |
|||
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物理的リスク機会 |
急性 |
異常気象 激増 |
リスク: |
店舗休業、客数低下により限定的に売上減少 |
リスク: |
店舗被災による休業増加、客数低下で売上が大幅に減少 |
|
- |
リスク: |
自然災害増加による保険料の値上がりが発生し、支出が増加 |
||||
|
機 会: |
防災、備蓄関連商品の売上増加 |
機 会:
リスク: |
防災、備蓄関連商品の売上増加 店舗被災による修繕支出増加 |
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|
慢性 |
平均気温 |
リスク: |
気温上昇に伴う空調関連の支出増加 |
リスク: |
気温上昇に伴う空調関連の支出増加 |
|
|
生産・入荷 |
- |
リスク: |
原材料の生産悪化による仕入れ原価高騰による支出増加 |
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②人財戦略について
当社グループは、「社員が最も大切な財産」という考えに基づき、経営戦略と融合した人財戦略を推進しています。「社員一人ひとりの働きがいの向上」と「個々の力を引き出すことによる目標達成」を重要視点とし、長期的に必要とされる企業を目指しています。人事制度改革と働き方改革をはじめとした、社員の働きがいと成長を伸ばし、安心につながる人財戦略を推進した結果、2018年から離職率は半減し、エンゲージメントも年々向上するなど着実に成果が出ています。この成果を礎に、新たな中期経営計画の人財戦略を開始します。
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(3)リスク管理
当社グループは、持続的な企業価値の向上と、新中期経営計画(2026年度~2030年度)を実現するため、事業戦略の進化に伴い拡大・複雑化するリスク群に対し、予防的・能動的に対処することを基本方針としています。
新中期経営計画では、戦略的M&Aの本格的な活用、戦略的レバレッジ活用、海外展開及び新規事業領域への注力等を打ち出しており、当社グループが直面するリスクの範囲・性質は従来から大きく変化しています。
当社グループは、リスクの全体像を「事業戦略・市場環境」「法規制・制度」「商品・サービス」「自然災害・感染症等」「情報セキュリティ」「人財・組織」「コンプライアンス・レピュテーション」「サプライチェーン」「投資・財務」の9大分類に整理し、業界共通の枠組みに準拠した網羅的な管理体制を構築しています。
リスク管理体制は、取締役会が内部統制システムの整備・運用状況を監督し、代表取締役社長の下にサステナビリティ委員会、リスク委員会、投融資委員会、情報セキュリティ委員会、開示委員会を設置しています。リスク委員会は社内の委員に加えて、社外取締役及び外部の有識者で構成され、国内外の上述の各リスク項目のリスクを管理しています。投融資委員会は、社内の専門部署からの委員を拡充し、投融資案件の精査・PMI状況のモニタリングを強化しています。各委員会では、優先度を整理のうえ取締役会に報告し、対応方針の決議を経たうえで、PDCAサイクルにより継続的に改善を図っています。また、危機発生時には、別途「緊急対策本部」を設置し、迅速かつ適切に対応できる体制を整えています。
管理すべきリスクの主な事例
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大分類 |
中分類 |
リスクの主な事例 |
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1. 事業戦略・ 市場環境に 関するリスク |
競争環境の変化 |
・同業他社・異業種(EC、コンビニ、食品スーパー等)との競争激化 ・大規模M&Aによる業界再編・寡占化の進展 ・ドラッグストア業態の同質化、価格競争の激化 |
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市場・出店環境 |
・少子高齢化、人口動態の変化に伴う商圏縮小 ・新規出店の遅延、出店候補地の取得難 ・既存店の競争力低下 |
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M&A・投資 |
・M&A・新規事業投資の効果未発現 ・のれん等の減損 |
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2. 法規制・ 制度に関する リスク |
医薬品・医療制度 |
・薬価改定・調剤報酬改定による収益性の悪化 ・医薬品医療機器等法(薬機法)等の改正に伴う対応コストの増加 |
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関連法規制 |
・食品衛生法、景品表示法、個人情報保護法等の改正 ・税制・会計基準の改正による業績影響 |
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3. 商品・ サービスに 関するリスク |
商品の品質・安全性 |
・取扱商品(PB商品含む)の不良・異物混入・表示不備によるリコール ・医薬品・健康食品等の副作用、健康被害 ・製造物責任(PL)に基づく損害賠償 |
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サービス品質・安全性 |
・調剤過誤、医薬品の販売・管理に関する事故 ・顧客対応に起因するクレーム |
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4.自然災害・感染症等に関するリスク |
大規模自然災害 |
・地震・津波・台風・豪雨等による店舗、物流、本社機能、システムの被害 ・保有資産の毀損、サプライチェーン寸断による営業活動の停止 |
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気候変動 |
・気象パターン変化による商品需要の変動、農産物・原材料調達への影響 ・GHG排出規制強化等に伴う対応コストの増加(TCFD提言を踏まえた開示) |
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感染症等 |
・感染症の流行に伴う経済活動の停滞、来店客数の減少 ・従業員の感染拡大による店舗・物流の営業継続困難 |
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5.情報セキュリティ・システムに関するリスク |
システム障害 |
・基幹システム・店舗POS・EC・調剤システム等の障害による業務停止 |
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サイバー攻撃・情報漏洩 |
・外部からの不正アクセス、ランサムウェア等のサイバー攻撃 ・顧客個人情報・調剤情報・従業員情報等の漏洩 |
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6.人財・組織に関するリスク |
人財の確保・育成 |
・薬剤師・登録販売者等の専門人財の確保難、人件費の高騰 ・経営人財・DX人財の不足 |
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労務・人権 |
・長時間労働、ハラスメント等の労務問題 ・労働安全衛生上の問題、ダイバーシティ推進への対応遅れ |
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7.コンプライアンス・レピュテーションに関するリスク |
法令違反・不正 |
・役員・従業員による法令違反、不正行為 ・薬機法、独占禁止法、取適法、個人情報保護法等の違反 |
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レピュテーション |
・不適切な情報発信、SNS等を契機とした風評の発生・拡散による信用毀損 |
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8.サプライチェーンに関するリスク |
調達・物流 |
・主要仕入先・物流委託先の事業継続性、供給途絶 ・原材料・エネルギー価格、為替変動に伴う仕入コスト上昇 |
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人権・環境 |
・サプライチェーン上の人権・環境問題(強制労働、児童労働等)の顕在化 |
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9.投資・財務に関するリスク |
資産価値の変動 |
・保有不動産(店舗・賃借物件含む)の減損、固定資産評価の下落 ・保有有価証券の価値下落 |
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資金調達 |
・金利環境・金融市場の変動に伴う資金調達コストの増加 |
(4)指標及び目標
サステナビリティ経営を推進する上で、特に重要な①気候変動リスク、②人財戦略について下記に記載してお
ります。
①気候変動リスクに関する指標及び目標
(脱炭素社会の実現に向けた指標と目標)
指標:・1店舗あたりCO2排出量(スコープ1、2)の削減比率
・サプライチェーンCO2排出量(スコープ3)の削減比率
・再生可能エネルギー比率
目標:・1店舗あたりCO2排出量(スコープ1、2)削減目標
2030年度に2014年度比で50%削減
2050年度に2014年度比で実質ゼロ
・(スコープ3)の削減比率および再生可能エネルギー比率に関しては、目標設定を検討中
進捗・現状:
CO2排出量 スコープ1、2の現状
|
年度 |
2014 (基準年) |
2018 |
2019 |
2020 |
2021 |
2022 |
2023 |
2024 |
2025 |
|
店舗数(店) |
947 |
1,190 |
1,283 |
1,391 |
1,483 |
1,565 |
1,718 |
2,185 |
2,321 |
|
排出量 (t-CO2) |
112,773 |
120,826 |
117,611 |
126,160 |
135,149 |
138,416 |
152,791 |
168,288 |
算定中 |
|
1店舗平均(t-CO2) |
119.1 |
101.5 |
91.7 |
90.7 |
91.1 |
88.4 |
88.9 |
92.7 (注1) |
算定中 |
(注1)2024年度より、スコープ1にフロンの漏洩量を含む。1店舗平均はスギ薬局の店舗数(1,815店)のみで算出
※排出係数はロケーション基準(電気事業者別排出係数の全国平均係数)を使用
※社有車ガソリン使用量に基づくCO2排出量は、2020年度実績を店舗数で按分して試算(2020年度以前)
※CO2排出量は、スコープ1、2(自社排出量)を示す
※テナントショップや一部事業所に関しては、算定ロジック精査中
※一部子会社を除く
CO2排出量 スコープ3の現状(2024年度スコープ3内訳)
|
カテゴリ1 |
購入した製品・サービス |
2,419,880 |
|
カテゴリ2 |
資本財 |
80,092 |
|
カテゴリ3 |
スコープ1、2に含まれない燃料及びエネルギー関連活動 |
26,841 |
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カテゴリ4 |
輸送、配送(上流) |
17,165 |
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カテゴリ5 |
事業から出る廃棄物 |
5,159 |
|
カテゴリ6 |
出張 |
2,889 |
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カテゴリ7 |
雇用者の通勤 |
11,401 |
|
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2024年度 CO2排出量(t-CO2) スコープ3総計 |
2,563,427 |
(注)・カテゴリ8-15に関しては、対象なしまたは算定できていない項目
・カテゴリ4は、単月データを12ヵ月分で推定値を算出
・全カテゴリに対して、数値、算定ロジック精査中
②人財戦略について
当社グループは、ダイバーシティ(多様性)&インクルージョン(包摂性)=(個々の違いを受け入れ、認め合い、活かしていく)の拡大に向けて、真剣に取り組んでまいります。
人財戦略についての指標および目標
1.女性管理職比率の向上
指 標 :女性管理職比率
目 標 :2029年度30.0%
進捗状況 :2025年度15.0%
今後の取組:採用活動の強化、就業範囲の拡大、正社員登用の強化、男女間賃金格差の是正、管理職昇進に
向けての啓発研修、育児休業を取得しやすい環境づくり、キャリア相談窓口の設置、休職中・
復帰時のフォロー体制
2.産休・育休・短時間勤務制度の充実
指 標 :男性育児休業取得率・育児休業復帰率
目 標 :100%
進捗状況 :男性育児休業取得率(2025年度63.7%)、育児休業復帰率(2025年度女性92.4%。男性
99.3%)
今後の取組:妊娠・出産、育児に関する様々な支援制度、育児短時間勤務制度、育休後も復帰しやすく、
働き続け易い職場環境の創出、男性育児休業取得率の向上
3.男女間賃金格差
指 標 :男女間賃金差異
目 標 :賃金格差の是正
進捗状況 :男女間賃金差異(全労働者64.4%、正規雇用労働者71.5%)
今後の取組:女性管理職昇進に向けての啓発活動、男性育児休業取得率の向上
4.健康経営の推進
指 標 :健康経営の認定
目 標 :ホワイト500の認定
進捗状況 :「健康経営優良法人」に7年連続で認定
今後の取組:産業保健体制の強化、労働時間の適正化、ワークライフバランスの推進
5.障がいがある方の雇用率
指 標 :障害がある方の雇用率
目 標 :2028年度雇用率3.0%
進捗状況 :2025年度雇用率3.21%
今後の取組:採用活動の強化、支援強化による定着
6.職場の悩み・何でも相談ダイヤルの設置
指 標 :職場の悩み何でも相談ダイヤル入電回数
目 標 :適切に現場の相談ができる風通しの良い職場環境の構築
進捗状況 :2025年度2,009件
今後の取組:営業部門と人事部門が連携して、よせられた声に100%対応することにより、心理的安全性の
高い職場環境の構築