事業内容
セグメント情報
※セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります
-
売上
-
利益
-
利益率
最新年度
セグメント名 | 売上 (百万円) |
売上構成比率 (%) |
利益 (百万円) |
利益構成比率 (%) |
利益率 (%) |
---|---|---|---|---|---|
住宅資材 | 60,866 | 84.1 | 3,919 | 227.6 | 6.4 |
木質ボード | 11,418 | 15.8 | -2,271 | -131.9 | -19.9 |
その他 | 126 | 0.2 | 74 | 4.3 | 58.7 |
事業内容
3【事業の内容】
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(永大産業株式会社)、連結子会社4社、非連結子会社2社及び関連会社1社により構成されており、住宅資材及び木質ボードの製造販売を主たる事業としております。
当社グループの製品は、一般住宅及び非住宅の内装部材として多岐にわたって使用されていることから、市場動向を常に把握し、お客様のニーズに合った製品の提供に努めております。また、省施工でかつ、安全と使い勝手に配慮した製品の品揃えを充実させ、豊かな住環境の創造に貢献する製品開発に注力しております。
当社グループでは一般住宅及び非住宅で使用される内装部材の素材から製品に至るまで幅広い事業を展開するとともに、地球環境に配慮した製品開発を推進しております。素材であるパーティクルボードの製造では、不用となった木質製品のマテリアルリサイクルを行い、製造したパーティクルボードを住宅資材事業の製品の基材に使用するなど、木を活かした製品づくりを通じて環境問題に取り組んでおります。今後もこれらの事業活動を推進することにより、社会課題の解決に貢献してまいります。
当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりであります。
なお、次の3事業は「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 セグメント情報等」に掲げるセグメントの区分と同一であります。
事業名 |
主な製品 |
製造・販売会社 |
|
住宅資材事業 |
建材分野 |
フローリング、階段セット、壁材
|
当社山口・平生事業所 当社敦賀事業所 Eidai Vietnam Co.,Ltd. |
内装システム分野 |
室内ドア、造作材(注)1 クロゼット、シューズボックス その他内装部材 |
当社大阪事業所 永大小名浜株式会社 関東住設産業株式会社 |
|
住設分野 |
システムキッチン、洗面化粧台、 システムバス |
当社大阪事業所 関東住設産業株式会社 |
|
木質ボード事業 |
パーティクルボード分野 |
素材パーティクルボード(注)2 化粧パーティクルボード(注)3 |
当社敦賀事業所 永大小名浜株式会社 ENボード株式会社 |
その他事業 |
不動産有効活用事業(所有不動産の有効活用) 太陽光発電事業 |
当社
|
(注)1.内装部材のうち、窓枠、幅木(壁面と床面の間材)、廻り縁(壁面と天井の間材)など。
2.木材をチップ化し、接着剤を塗布して熱圧成形したもの。表層に細かいチップ、内層に粗いチップを使用し、内層から表層に向けて徐々に細かいチップで構成されている。
3.素材パーティクルボードの表面に、ウレタン樹脂等であらかじめコートした化粧紙(シート)を貼り加工したもの。
(1)住宅資材事業
① 建材分野
合板や木質繊維板を基材として天然木やオレフィンシートの表面化粧材を貼った複合フローリングや、集合住宅向けの直貼り遮音フローリングを主力製品としております。フローリング用基材は、適切に管理された持続可能な森林資源を活用するとともに、国産材を積極的に活用しております。階段製品では熟練大工の減少や環境配慮への対応として、施工時間の短縮、仕上がりの均一化及び現場の廃材削減を実現する正寸プレカットを充実させ、施工現場や環境面に配慮した製品づくりに注力しております。
② 内装システム分野
室内ドアやクロゼット、シューズボックス等を取り扱っており、常に次のトレンドを意識し、最新のデザインを製品に取り入れています。また、デザイン性だけでなく施工性や操作性にも配慮した製品を充実させるとともに、受注後短納期で納入する仕組を構築するなど、顧客ニーズの多様化に対応しております。また、主要材料に木材資源を無駄なく有効的に循環させることが可能なパーティクルボードを使用するなど、環境保全にも寄与しております。
③ 住設分野
システムキッチンについては、シンク及び天板生産のためのステンレス加工技術、キャビネット生産のための木質材料加工技術により、高品質な製品を生産しております。また、キャビネットの主要材料に、木材資源を無駄なく有効的に循環させることが可能なパーティクルボードを使用するなど、環境保全にも寄与しております。
(2)木質ボード事業
パーティクルボード分野
パーティクルボードは、木材の弱点である反りや狂いを解消できる寸法安定性に優れた木質素材です。また、これまで廃棄されていた廃材や間伐材に加え、不用となった木質製品を焼却せずにパーティクルボードの原料として再利用し、資源を無駄なく有効的に循環させるマテリアルリサイクルを行うことにより、環境保全にも寄与しております。
[主要な営業拠点及び生産拠点(2025年6月26日現在)]
① 主要な営業拠点
名 称 |
所在地 |
|
東北営業部 |
仙台営業所 |
仙台市若林区 |
首都圏営業部 |
東京西営業所 |
東京都立川市 |
関東営業部 |
埼玉営業所 |
さいたま市北区 |
中部営業部 |
名古屋営業所 |
名古屋市中川区 |
大阪営業部 |
大阪営業所 |
大阪市住之江区 |
中四国営業部 |
広島営業所 |
広島市西区 |
九州営業部 |
福岡営業所 |
福岡市博多区 |
東京特販営業部 |
|
東京都新宿区 |
大阪特販営業部 |
|
大阪市北区 |
② 主要な生産拠点
名 称 |
所在地 |
山口・平生事業所 |
山口県熊毛郡平生町 |
敦賀事業所 |
福井県敦賀市 |
大阪事業所 |
堺市西区 |
永大小名浜株式会社 |
福島県いわき市 |
ENボード株式会社 |
静岡県駿東郡小山町 |
関東住設産業株式会社 |
群馬県前橋市 |
Eidai Vietnam Co.,Ltd. |
ベトナム国ハナム省 |
[事業系統図]
事業系統図は、次のとおりであります。
(注)1.PT. Eidai Industries Indonesiaは2022年11月に清算手続きを開始しております。
業績
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績等の概要
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や旺盛なインバウンド需要を背景に、景気は緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら、長期化する原材料、資源・エネルギー価格の高止まりに加え、為替影響等による輸入物価の上昇が国内物価を押し上げる要因となるなど、先行きは依然として不透明な状況が続きました。
住宅業界におきましては、住宅価格や住宅ローン金利の上昇等により、住宅取得マインドが低下しており、当社グループの業績と相関関係が強い持家や分譲戸建の新設住宅着工戸数は低調な推移となりました。さらに、電力費や燃料費等の高止まりに加え、物流・運送業における2024年問題により物流コストが上昇するなど、企業収益を圧迫する状況が続いております。
このような状況下、当社グループでは、2027年3月期を最終年度とする中期経営計画「EIDAI Advance Plan 2026」の達成に向けて各施策に取り組んでおります。特に、物流コストの上昇等による損益への影響を抑制するため、全社を挙げて生産性の向上や経費削減に取り組むとともに、お客様に対して適正な販売価格への改定をお願いするなど、製販一体となって取り組んでおります。
これらの結果、当連結会計年度の売上高は、主力の住宅資材事業が新設住宅着工戸数の低迷による影響を受けたことにより、71,202百万円(前年同期比0.6%減)となりました。
損益面では、住宅資材事業は売上減による影響を利益率の改善効果が上回りましたが、木質ボード事業の収益改善の遅れを補うには至らず、当連結会計年度の営業損失は293百万円(前年同期は営業利益368百万円)、経常損失は398百万円(前年同期は経常利益321百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失は29百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益3,219百万円)となりました。なお、親会社株主に帰属する当期純利益が前年同期比で大きく乖離している要因は、前年同期実績において火災事故に伴う受取保険金を特別利益に計上したことによるものであります。
また、中期的な経営指標として売上高経常利益率3%以上を目標に取り組んでおりましたが、原材料や資源・エネルギー価格の高止まりが続く中、連結子会社であるENボード株式会社の収益改善が遅れているため、目標は未達となっております。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
(住宅資材事業)
住宅資材事業におきましては、引き続きフローリング、室内階段、室内ドア、収納等の色柄・デザインを体系化した基軸ブランド「Skism(スキスム)」の更なる販売拡大を図るとともに、フローリングの「銘樹」や室内ドア、収納のハイエンドモデル「グランマジェスト」といった独自ブランドの拡充をはじめとして、機能性、デザイン性、安全性に優れた新製品の開発に注力しました。さらに、お客様が当社製品を検討するツールとして、多彩なシーンでのコーディネートシミュレーションが可能な「3D空間シミュレーション」を当社ウェブサイト上に公開しました。また、TVドラマへの美術協力や当社ウェブサイト及びSNSを通じた情報発信を積極的に行うなど、認知度の向上に努めております。
一方、物流・運送業における2024年問題への対応は喫緊の課題でありますが、生産性の向上や経費削減等のコスト低減の取組だけでは物流コストの増加を吸収することが困難であるため、お客様に製品価格の改定をお願いするなど、損益への影響の抑制に努めてまいりました。さらに、政府が策定した「物流の適正化・生産性向上に向けた荷主事業者・物流事業者の取組に関するガイドライン」に沿った物流サービスの提供を大前提として、荷卸し作業や仕分け作業といった荷渡しの諸条件に係る費用負担についても、お客様のご了承をいただくべく、協議を進めました。
このほか、各分野別の取組は以下のとおりであります。
建材分野では、引き続きフローリングや室内階段において「銘樹ブランド」の販売拡大に努めました。さらに、シートでありながらモチーフとなる素材に応じて質感をリアルに再現したフローリング「コンカーボ」の販売を強化するとともに、シートタイプのフローリングに対応するシート化粧階段を充実させるなど、商品力の向上を図っております。
内装システム分野では、主力製品である「スキスムT」や最上位シリーズの「グランマジェスト」の販売拡大に努めるとともに、収納製品の「収納棚 フリーハンギングシェルフ」にペット対応アイテムを追加しました。また、既存商品の改廃を進めるなど、市場ニーズに合致した製品のラインナップ、さらには新たなニーズの掘り起こしに注力しました。
住設分野では、システムキッチン「ラフィーナ ネオ リアリスタシリーズ」に連続木目柄デザインや大理石調の扉、ワークトップと同素材のダイニングテーブルを追加しました。さらに、「コンパクトキッチン プレッソ」をリニューアルするとともに、造作風洗面「アクアージュsai」を発売するなど、システムキッチン及び洗面化粧台の販売拡大に努めました。
当連結会計年度の売上高は、新設住宅着工戸数が低迷している影響を受けたことにより、60,865百万円(前年同期比3.7%減)となりましたが、セグメント利益は、売上減による影響を利益率の改善効果が上回ったため、3,919百万円(同10.7%増)となりました。
(木質ボード事業)
木質ボード事業におきましては、2023年5月に発生した火災事故からの信頼回復に努めるとともに、既存販売先のシェアアップや新規販売先の開拓に取り組みました。一方、連結子会社であるENボード株式会社におきましては、停止ロスの削減等、生産性の改善に取り組んだ結果、生産量は徐々に増加しているものの、収益改善が遅れております。
当連結会計年度の売上高は、10,211百万円(前年同期比22.5%増)、セグメント損失は2,271百万円(前年同期はセグメント損失1,387百万円)となりました。
(その他事業)
当社グループは、上記事業のほか、不動産有効活用事業、太陽光発電事業を推進しております。
当期の売上高は126百万円(前年同期比0.7%増)、セグメント利益は74百万円(同2.7%増)となりました。
(2)中期経営計画の達成状況
当社グループは、2027年3月期を最終年度とする中期経営計画「EIDAI Advance Plan 2026」の実現に向けて、本計画の基本方針に基づく各施策を進めてまいりました。初年度となる2025年3月期の売上高は、主力の住宅資材事業が新設住宅着工戸数の低迷による影響を受けたため、数値計画の72,000百万円を若干下回る71,202百万円となりました。一方、各利益指標は、住宅資材事業において売上減による影響を利益率の改善効果が上回りましたが、木質ボード事業の収益改善の遅れを補うには至らず、営業利益は数値計画の250百万円に対して△293百万円、経常利益は同50百万円に対して△398百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同200百万円に対して△29百万円、EBITDAは同3,850百万円に対して3,380百万円の実績となり、数値計画を下回る結果となりました。
中期経営計画「EIDAI Advance Plan 2026」の詳細につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4)経営計画、経営戦略及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」に記載のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(3)生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
前年同期比(%) |
住宅資材事業(百万円) |
29,893 |
94.7 |
木質ボード事業(百万円) |
12,841 |
123.7 |
報告セグメント計(百万円) |
42,734 |
101.9 |
その他(百万円) |
14 |
95.1 |
合計(百万円) |
42,748 |
101.9 |
b.仕入実績
当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
前年同期比(%) |
住宅資材事業(百万円) |
13,826 |
90.7 |
木質ボード事業(百万円) |
584 |
111.6 |
報告セグメント計(百万円) |
14,411 |
91.4 |
その他(百万円) |
- |
- |
合計(百万円) |
14,411 |
91.4 |
c.受注実績
当社グループ(当社及び連結子会社)は概ね見込生産を行っております。内装システム分野では主として受注生産を行っておりますが、その多くが短期間で販売されるため、記載を省略しております。
d.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
前年同期比(%) |
住宅資材事業(百万円) |
60,865 |
96.3 |
木質ボード事業(百万円) |
10,211 |
122.5 |
報告セグメント計(百万円) |
71,076 |
99.4 |
その他(百万円) |
126 |
100.7 |
合計(百万円) |
71,202 |
99.4 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
相手先 |
前連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
||
金額(百万円) |
割合(%) |
金額(百万円) |
割合(%) |
|
住友林業株式会社 |
13,100 |
18.3 |
12,998 |
18.3 |
SMB建材株式会社 |
10,410 |
14.5 |
9,992 |
14.0 |
(4)財政状態の概要
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ7,404百万円減少し、88,714百万円となりました。主な要因は、現金及び預金、有形固定資産及び売上債権がそれぞれ減少したことによるものです。
負債は、前連結会計年度末に比べ6,384百万円減少し、46,922百万円となりました。主な要因は、未払金、未払法人税等及び未払消費税等がそれぞれ減少したことによるものです。
純資産は、前連結会計年度末に比べ1,020百万円減少し、41,791百万円となりました。主な要因は、非支配株主持分の減少及び配当金の支払いによるものです。
(5)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動で2,305百万円、投資活動に2,145百万円及び財務活動に1,227百万円の資金を使用したことにより、前連結会計年度末に比べ5,677百万円減少し、当連結会計年度末には7,120百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは2,305百万円の減少(前年同期は9,948百万円の増加)となりました。主な要因は、増加要因として減価償却費3,412百万円及び売上債権の減少1,065百万円、減少要因として未払金の減少4,644百万円、法人税等の支払1,040百万円及びその他の負債の減少855百万円などによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは2,145百万円の減少(前年同期は1,775百万円の減少)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出1,908百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは1,227百万円の減少(前年同期は1,700百万円の減少)となりました。主な要因は、長期借入れによる収入1,015百万円があったものの、長期借入金の返済による支出1,466百万円、配当金の支払441百万円があったことによるものです。
(6)資本の財源及び資金の流動性について
「(5)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。なお、当社グループは製品製造のための原材料の調達、経費等の支払いを始めとした運転資金のほか、安定した製品の生産を行うための設備投資資金、ソフト開発資金の需要があります。これらの資金需要に対し、自己資金並びに外部からの資金調達も含め柔軟に対応することを基本としております。また、売上債権の流動化や金融機関と総額5,000百万円の融資枠を設定することで流動性リスクに備えております。なお、当連結会計年度末の借入金残高21,499百万円は、ENボード株式会社の設備投資資金並びに運転資金に係るものであります。
(7)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
セグメント情報
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は製品群ごとに担当する事業部を置き、各事業部が中心となり戦略を立案し、事業活動を展開しております。したがって、当社は製品別のセグメントから構成されており、「住宅資材事業」「木質ボード事業」の2つを報告セグメントとしております。
「住宅資材事業」はフローリング、階段セット、室内ドア、造作材、システムキッチン等の製造・販売をしております。「木質ボード事業」は素材パーティクルボード、化粧パーティクルボードの製造・販売をしております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載の方法と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部売上高及び振替高は、同一会社内においては製造原価に、連結会社間においては市場実勢価格に基づいております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
報告セグメント |
その他 (注)1 |
合計 |
調整額 |
連結 財務諸表 計上額 |
||
|
住宅資材 |
木質ボード |
計 |
||||
売上高 |
|
|
|
|
|
|
|
外部顧客への売上高 |
63,201 |
8,338 |
71,539 |
125 |
71,665 |
- |
71,665 |
セグメント間の内部売上高又は振替高 |
1 |
1,249 |
1,251 |
- |
1,251 |
△1,251 |
- |
計 |
63,202 |
9,588 |
72,791 |
125 |
72,916 |
△1,251 |
71,665 |
セグメント利益又は損失(△) |
3,539 |
△1,387 |
2,151 |
72 |
2,224 |
△1,856 |
368 |
セグメント資産 |
44,320 |
29,148 |
73,469 |
846 |
74,315 |
21,803 |
96,118 |
その他の項目 |
|
|
|
|
|
|
|
減価償却費 |
1,143 |
1,719 |
2,862 |
31 |
2,893 |
254 |
3,148 |
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 |
1,124 |
382 |
1,507 |
1 |
1,508 |
348 |
1,857 |
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産有効活用事業及び太陽光発電事業であります。
2.セグメント利益又は損失の調整額は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3.セグメント資産の調整額は、提出会社の余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)及び一般管理部門に係る資産等であります。
4.減価償却費には長期前払費用の償却額等が含まれております。
5.減価償却費の調整額は、主に各報告セグメントに配分していない全社費用であります。
6.有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、主に各報告セグメントに配分していない全社資産の増加額であります。
7.セグメント利益又は損失は連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
報告セグメント |
その他 (注)1 |
合計 |
調整額 |
連結 財務諸表 計上額 |
||
|
住宅資材 |
木質ボード |
計 |
||||
売上高 |
|
|
|
|
|
|
|
外部顧客への売上高 |
60,865 |
10,211 |
71,076 |
126 |
71,202 |
- |
71,202 |
セグメント間の内部売上高又は振替高 |
1 |
1,206 |
1,208 |
- |
1,208 |
△1,208 |
- |
計 |
60,866 |
11,418 |
72,285 |
126 |
72,411 |
△1,208 |
71,202 |
セグメント利益又は損失(△) |
3,919 |
△2,271 |
1,647 |
74 |
1,722 |
△2,015 |
△293 |
セグメント資産 |
43,691 |
29,014 |
72,706 |
825 |
73,531 |
15,182 |
88,714 |
その他の項目 |
|
|
|
|
|
|
|
減価償却費 |
1,206 |
1,916 |
3,123 |
31 |
3,154 |
257 |
3,412 |
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 |
1,599 |
408 |
2,007 |
11 |
2,019 |
310 |
2,329 |
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産有効活用事業及び太陽光発電事業であります。
2.セグメント利益又は損失の調整額は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3.セグメント資産の調整額は、提出会社の余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)及び一般管理部門に係る資産等であります。
4.減価償却費には長期前払費用の償却額等が含まれております。
5.減価償却費の調整額は、主に各報告セグメントに配分していない全社費用であります。
6.有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、主に各報告セグメントに配分していない全社資産の増加額であります。
7.セグメント利益又は損失は連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
報告セグメントと同一区分のため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦以外の外部顧客への売上高は、重要性が乏しいため記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産の金額は、重要性が乏しいため記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円) |
顧客の名称又は氏名 |
売上高 |
関連するセグメント名 |
住友林業株式会社 |
13,100 |
住宅資材、木質ボード |
SMB建材株式会社 |
10,410 |
住宅資材、木質ボード |
当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
報告セグメントと同一区分のため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦以外の外部顧客への売上高は、重要性が乏しいため記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産の金額は、重要性が乏しいため記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円) |
顧客の名称又は氏名 |
売上高 |
関連するセグメント名 |
住友林業株式会社 |
12,998 |
住宅資材、木質ボード |
SMB建材株式会社 |
9,992 |
住宅資材、木質ボード |
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
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(単位:百万円) |
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住宅資材 |
木質ボード |
その他 |
調整額 |
合計 |
減損損失 |
25 |
26 |
- |
0 |
52 |
当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
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(単位:百万円) |
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住宅資材 |
木質ボード |
その他 |
調整額 |
合計 |
減損損失 |
- |
28 |
- |
- |
28 |
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
該当事項はありません。
なお、2010年4月1日前に行われた企業結合により発生した負ののれんの償却額及び未償却残高は、以下のとおりであります。
前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
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(単位:百万円) |
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住宅資材 |
木質ボード |
その他 |
調整額 |
合計 |
当期償却額 |
10 |
18 |
- |
- |
29 |
当期末残高 |
17 |
30 |
- |
- |
47 |
当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
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(単位:百万円) |
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住宅資材 |
木質ボード |
その他 |
調整額 |
合計 |
当期償却額 |
10 |
18 |
- |
- |
29 |
当期末残高 |
6 |
12 |
- |
- |
18 |
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
該当事項はありません。