2025.10.02更新

コーポレートストーリー

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: イトーキ統合報告書2025

サマリ

オフィスの“つくって終わり”を改め、実利用データで改善を回す「Office3.0」を軸に、ワークプレイス事業の高収益化と設備機器・パブリック事業の育成を同時に進める。デジタル×デザインを全社戦略に組み込み、2026年度にROE15%・営業利益140億円を狙う。

目指す経営指標

2026年度 ROE 15%、営業利益率9%を目指す。

2026年度 売上高1,500億円、営業利益140億円を目指す。

専門用語

■Office1.0
イトーキが定義する「オフィス家具を売る」領域。机や椅子などプロダクト単体の販売が中心で、ワークプレイス事業の売上において依然大きな割合を占める段階を指します。

■Office2.0
空間デザインや内装工事まで一気通貫で提供する領域。顧客との議論を通じて最適な働き方を形にし、レイアウトや什器選定、工事までを含めて提案・実行するスタイルが標準化した段階を指します。

■Office3.0
「オフィスは作ってからが勝負」という前提のもと、完成後の利用実態をデータでモニタリングし、可視化した課題に対して改善施策を提案・実行する領域。顧客に伴走してPDCAを回すことで、フロービジネスからストック型へと稼ぐ構造を転換します。

■ワークプレイス事業
同社の主力セグメント。顧客ごとの働き方に合わせた最適な「働く環境」を実現するため、製品・サービスを組み合わせて提供し、オフィスづくりをリードする事業領域です。

■設備機器・パブリック事業
研究施設向け設備機器、図書館・美術館向け大型展示ケース、シャトル台車式自動倉庫システムなどの物流機器、原子力関連施設向け特殊扉などを展開。製品開発力強化や保守ビジネスの確立で収益力向上をめざす事業です。

■RISE TO GROWTH 2026
「持続的な成長力を高める」をテーマに掲げた中期経営計画。重点戦略「7Flags」とESG戦略を通じ、2026年度に売上高1,500億円、営業利益140億円、ROE15%などの達成を目標としています。