2026年3月期有価証券報告書より

事業内容

セグメント情報
※セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります

地球環境エネルギー マテリアルソリューション 金属資源 社会インフラ モビリティ 食品産業 S.L.C. 電力ソリューション その他 天然ガス 総合素材 化学ソリューション 産業インフラ 自動車・モビリティ コンシューマー産業 複合都市開発
  • 売上
  • 利益
  • 利益率

最新年度

セグメント名 売上
(百万円)
売上構成比率
(%)
利益
(百万円)
利益構成比率
(%)
利益率
(%)
地球環境エネルギー - - 160,862 20.0 -
マテリアルソリューション - - 26,348 3.3 -
金属資源 - - 204,523 25.4 -
社会インフラ - - 85,124 10.6 -
モビリティ - - 57,609 7.2 -
食品産業 - - 83,257 10.4 -
S.L.C. - - 91,007 11.3 -
電力ソリューション - - 43,408 5.4 -
その他 - - 51,776 6.4 -

 

3 【事業の内容】

当社グループが営む事業の内容については、第5 経理の状況 連結財務諸表注記1をご参照ください。

当社は取扱商品又はサービスの内容に応じて事業を複数の営業グループに区分しており、それぞれの事業は、当社の各事業部門及びその直轄の関係会社(連結子会社 833社、持分法適用会社 349社)により推進しています。

(注)連結対象会社数は、連結子会社が連結経理処理している関係会社788社を除いた場合には394社となります。

 

事業セグメントごとの取扱商品又はサービスの内容については、第5 経理の状況 連結財務諸表注記6をご参照ください。

事業セグメントごとの主要な関係会社は以下のとおりです。

 

主要な連結子会社

主要な持分法適用会社

地球環境エネルギー

三菱商事エネルギー
CUTBANK DAWSON GAS RESOURCES
DGS JAPAN
DIAMOND GAS HOLDINGS
DIAMOND LNG CANADA

アストモスエネルギー
BRUNEI LNG
CAMERON LNG HOLDINGS
JAPAN AUSTRALIA LNG (MIMI)
 

マテリアルソリューション

三菱商事ケミカル
三菱商事プラスチック
メタルワン
CAPE FLATTERY SILICA MINES

サウディ石油化学
東洋紡エムシー
MCC DEVELOPMENT
METANOL DE ORIENTE,METOR
MITSUBISHI CEMENT

金属資源

ジエコ
三菱商事RtMジャパン
MITSUBISHI CORPORATION RTM INTERNATIONAL
MITSUBISHI DEVELOPMENT

ANGLO AMERICAN QUELLAVECO
ANGLO AMERICAN SUR
COMPANIA MINERA DEL PACIFICO
IRON ORE COMPANY OF CANADA

社会インフラ

千代田化工建設
三菱商事都市開発
三菱商事マシナリ
レンタルのニッケン
DIAMOND REALTY INVESTMENTS

MITSUBISHI ELEVATOR HONG KONG

モビリティ

DIPO STAR FINANCE
ISUZU UTE AUSTRALIA
MITSUBISHI MOTORS KRAMA YUDHA SALES INDONESIA
TRI PETCH ISUZU SALES

三菱自動車工業
TOYO TIRE

食品産業

三菱商事ライフサイエンス
AGREX DO BRASIL
CERMAQ
INDIANA PACKERS

伊藤ハム米久ホールディングス
OLAM GROUP

S.L.C.

エム・シー・ヘルスケアホールディングス
三菱商事パッケージング
三菱商事ロジスティクス
三菱食品
 

日本ケアサプライ
三菱オートリース
三菱HCキャピタル
ライフコーポレーション
ロイヤリティマーケティング
ローソン

電力ソリューション

三菱商事エナジーソリューションズ
DIAMOND GENERATING ASIA
DIAMOND GENERATING CORPORATION
ENECO

NEXAMP

その他

三菱商事フィナンシャルサービス
MC FINANCE & CONSULTING ASIA
MITSUBISHI CORPORATION FINANCE

 

 

 

現地法人

欧州三菱商事会社
北米三菱商事会社
米国三菱商事会社
三菱商事(上海)

 

(注) 「その他」に含まれる取扱商品又はサービスは、財務、経理、人事、総務関連、IT、保険等です。

 

業績状況

 

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 重要性のある会計方針及び見積り

財務諸表の作成にあたり、経営者は、決算日における資産及び負債の報告金額、偶発資産及び負債の開示、報告期間における収益及び費用の報告金額に影響を与える様な見積りを行う必要があります。見積りは、過去の経験やその時点の状況として妥当と考えられる様々な要素に基づき行っており、他の情報源からは得られない資産及び負債の帳簿価額について当社及び連結子会社の判断の基礎となっています。経営者は見積りが必要となる項目に関する評価は合理的であると判断しています。ただし、これらの評価には経営者としても管理不能な不確実性が含まれているため、前提条件や事業環境などに変化が見られた場合には、見積りと将来の実績が異なることもあります。

当社及び連結子会社の財政状態又は経営成績に対して重大な影響を与え得る会計上の見積り及び判断が必要となる項目の詳細は、第5 経理の状況 連結財務諸表注記2「(5)重要な会計上の判断、見積り及び仮定」をご参照ください。

 

(2) 当連結会計年度の業績の概況

当連結会計年度においては、関税をはじめとする米国の通商政策の影響もあり、世界経済は減速しつつも総じて底堅い成長を維持しました。日本経済に関しては、雇用・所得環境が改善する中で個人消費は緩やかな成長を続けたものの、海外経済減速や先行き不透明感を背景とした輸出・設備投資の下押し等を受けて、景気はやや弱含みで推移しました。

 

このような環境下、当連結会計年度の業績の概況は、以下のとおりとなりました。経営戦略の進捗状況、当連結会計年度以降における主な取り組み、及び経営環境に関しては、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照ください。

(単位:億円)

前連結

会計年度

当連結

会計年度

増減

主な増減要因

収益

186,176

189,160

+2,984

ローソン持分法適用会社化に伴う減少の一方、市況上昇による増加

売上総利益

18,364

16,551

△1,813

ローソン持分法適用会社化に伴う減少

販売費及び一般管理費

△14,653

△12,365

+2,288

ローソン持分法適用会社化に伴う減少

有価証券損益

3,056

418

△2,638

前年度に計上したローソン持分法適用会社化に伴う再評価益の反動

固定資産除・売却損益

1,346

△93

△1,439

前年度に計上した豪州原料炭事業における有形固定資産の売却益の反動

固定資産減損損失及び戻入

△39

△74

△35

前年度に計上した有形固定資産減損戻入の反動

その他の損益-純額

765

361

△404

前年度に計上した千代田化工建設関連引当金の戻入の反動

金融収益

3,426

3,267

△159

貸付金の減少による金利収益の減少

金融費用

△1,706

△1,785

△78

借入金増加による金利費用増加

持分法による投資損益

3,375

4,679

+1,305

銅事業における過年度計上した減損損失の一部戻入及び前年度に計上した国内洋上風力発電事業における減損損失等の反動

税引前利益

13,934

10,961

△2,973

法人所得税

△3,172

△1,794

+1,378

前年度に計上したローソン持分法適用会社化に伴う再評価益に対する税効果の反動

当期純利益

10,762

9,167

△1,595

当期純利益
(当社の所有者に帰属)

(%はROE)

9,507

10.3%

8,005

8.5%

△1,502

△1.8%

 

※四捨五入差異により縦計・横計が合わないことがあります(以下同様)。

 

(3) 当連結会計年度のセグメント別業績概況

事業セグメント別の「当社の所有者に帰属する当期純利益」は下表のとおりです。セグメント別の事業内容及び業績の詳細は、第5 経理の状況 連結財務諸表注記6をご参照ください。

(単位:億円)

前連結
会計年度

当連結
会計年度

増減

主な増減要因

地球環境
エネルギー

1,986

1,609

△377

[+]LNG北米事業(生産開始に伴う税効果の計上)

 

[-]LNG北米事業/LNG自社持分販売事業(生産開始に伴うコスト先行)、LNGアジアパシフィック事業(市況下落・配当減少)、石油製品関連事業(生産低下に伴う取引減)、次世代エネルギー事業(評価損)

マテリアル
ソリューション

683

263

△420

[-]汎用素材事業(サウディ石油化学・基礎化学事業における減損)、北米樹脂建材事業(市況下落)、機能素材事業(減損)、資源素材事業(取引低調)

金属資源

2,278

2,045

△233

[+]銅事業(過年度減損損失の一部戻入れ・市況上昇)

 

[-]豪州原料炭事業(前年度炭鉱売却の反動・市況下落)

社会インフラ

398

851

+453

[+]千代田化工建設(前年度米国ゴールデンパスLNGプロジェクト関連損失の反動・当年度契約改定等による採算改善)、北米不動産開発事業(前年度減損・売却損の反動)

モビリティ

1,124

576

△548

[-]自動車関連事業(持分法投資の減損)、インド自動車関連事業(前年度再編に伴う既存株式再評価益の反動)

食品産業

924

833

△91

[+]サーモン養殖事業(Grieg Seafood傘下事業取得関連損益・生物資産の公正価値測定方法変更による評価益)、TH FOODS株式売却、国内畜産事業(市況上昇)

 

[-]前年度日本KFCホールディングス株式売却益の反動、前年度PRINCES株式売却益の反動、海外食品原料事業(前年度税金損益の反動)

S.L.C.

1,850

910

△940

[+]ローソン(過年度配当受領に伴う税効果取り崩し)、三菱食品(TOB成立に伴う持分比率上昇)

 

[-]ローソン(前年度持分法適用会社化に伴う再評価益の反動)

電力
ソリューション

△156

434

+590

[+]国内洋上風力発電事業(前年度減損損失等の反動)、米州電力事業(トレーディング事業利益増加)、欧州総合エネルギー事業(トレーディング事業利益増加)

 

[-]欧州送電事業(前年度英国事業売却益の反動)、国内電力事業(国内発電資産の減損損失)

 

 

(4) 販売、仕入及び受注の状況

① 販売の状況

「(2) 当連結会計年度の業績の概況」及び第5 経理の状況 連結財務諸表注記24をご参照ください。

 

② 仕入の状況

仕入は販売と概ね連動しているため、記載は省略しています。

 

③ 受注の状況

販売までの期間が1年以内の受注は販売と概ね連動しているため、記載は省略しています。販売までの期間が1年超の受注については、第5 経理の状況 連結財務諸表注記24をご参照ください。

 

(5) 流動性と資金の源泉

① 資金調達方針と流動性マネジメント

当社では事業活動を支える資金調達に際して、低コストでかつ安定的に資金が確保できることを目標として取り組んでいます。資金調達にあたっては、コマーシャル・ペーパーや社債等の直接金融と銀行借入等の間接金融とを機動的に選択・活用しており、その時々でのマーケット状況に応じた有利手段を追求しています。当社は資本市場でのレピュテーションも高く、加えて間接金融についても、メガバンク以外に外銀・生保・地銀等の金融機関とも幅広く好関係を維持しており、調達コストは競争力のあるものとなっています。今後とも長期資金を中心とした資金調達を継続するとともに、経営戦略2027の下、投資の順調な実行等で追加資金が必要となった際は財務健全性を維持できる範囲でレバレッジの活用も検討しながら、十分な流動性の確保を行っていく方針であり、当連結会計年度の資金調達活動としては、同方針に即して調達を行いました

これらの資金調達活動の結果は以下のとおりです。

 

前連結会計年度末

(億円)

当連結会計年度末

(億円)

グロス有利子負債(リース負債除く)

46,170

57,469

ネット有利子負債(同上)

30,472

38,882

長期資金(グロス有利子負債うち長期分)

35,344

45,153

長期資金比率(%)

77%

79%

流動比率(%)

149%

141%

 

(注)

1.

当連結会計年度末におけるグロス有利子負債のうち、4,500億円はハイブリッドファイナンスであり、格付機関は残高の50%である2,250億円を資本と同等に扱っています。

 

2.

ネット有利子負債はグロス有利子負債より現金及び現金同等物、並びに定期預金を控除したものです。

 

 
翌連結会計年度は、引き続き資金調達ソースの多様化等を通じて、中長期的に安定した調達基盤を維持する方針です。また、連結ベースでの資金効率の向上に向けた取組みも継続します。
金融市場の環境は、地政学リスクや主要国の金融政策の変化など、引き続き予断を許さない状況のため、細心の注意を払って対処すべく、現預金等及び銀行融資枠(コミットメントライン)を十分に確保し、流動性を維持してまいります。

連結ベースでの資金管理体制については、当社に加え、国内外の金融子会社及び特定の海外現地法人(以下、財務拠点)において集中して資金調達を行い、子会社へ資金供給するというグループファイナンス方針を原則とし、資金調達の一元化による資金効率の向上、流動性の確保を図っています。結果として、当連結会計年度末では、連結有利子負債のうち88%が当社及び財務拠点による調達となっています。

当連結会計年度末時点の当社及び財務拠点でコマーシャル・ペーパー及び1年以内に償還を予定している社債を合わせた短期の市場性資金が7,361億円あるのに対して、現預金、コミットメントライン、一年以内に満期の到来する公社債が合計で3兆2,290億円あり、カバー超過額は2兆4,929億円と十分な水準にあると考えています。なお、当社のコミットメントラインについては、協調融資枠として円貨で5,100億円を国内主要銀行より、外貨で主要通貨10億米ドル、ソフトカレンシー1.5億米ドル相当を欧米を中心とした国内外の主要銀行より取得しています

当社ではグローバルな資金調達とビジネスを円滑に行うため、格付投資情報センター(R&I)、ムーディーズ・インベスターズ・サービス(Moody's)、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)の3社から格付けを取得しています。

当連結会計年度末の当社に対する格付けは以下のとおりです。

 

R&I

Moody's

S&P

長期

AA(見通し安定的)

A2(見通し安定的)

A(見通し安定的)

短期

a-1+

P-1

A-1

 

 

② 資産及び負債・資本

当連結会計年度末の資産及び負債・資本の概況は下表のとおりです。

(単位:億円)

前連結

会計年度末

当連結

会計年度末

増減

主な増減要因

総資産

214,961

241,517

+26,556

 

流動資産

87,524

101,717

+14,193

その他の金融資産及びその他の流動資産の増加

非流動資産

127,437

139,800

+12,363

有形固定資産の増加

負債

113,418

139,011

+25,593

 

流動負債

58,830

72,080

+13,250

その他の流動負債、社債及び借入金の増加

非流動負債

54,588

66,932

+12,344

社債及び借入金の増加

資本

101,543

102,506

+963

 

当社の所有者に

帰属する持分

93,687

94,406

+719

非支配持分

7,856

8,100

+244

 

ネット有利子負債

(リース負債除く)

30,472

38,882

+8,410

 

 

 

また、セグメントごとの前連結会計年度及び当連結会計年度における情報は以下のとおりです。

 

     (前連結会計年度) 

                                                                     (単位:億円)

 

地球環境

エネルギー

マテリアル

ソリューション

金属資源

社会インフラ

モビリティ

持分法で会計処理される
投資

9,562

3,518

6,303

6,936

5,478

その他の投資

2,641

1,574

5,403

634

1,749

有形固定資産及び
投資不動産 

4,821

1,270

9,950

1,825

529

無形資産及びのれん

42

163

33

988

56

資産合計

32,469

20,214

45,381

21,595

18,481

 

 

 (単位:億円)

 

食品産業

S.L.C.

電力

ソリューション

その他、

調整・消去

連結金額

持分法で会計処理される
投資

2,949

10,851

5,819

14

51,430

その他の投資

1,638

3,388

443

2,372

19,842

有形固定資産及び
投資不動産 

2,952

661

6,145

921

29,074

無形資産及びのれん

2,372

355

3,348

233

7,589

資産合計

19,521

25,873

25,121

6,307

214,961

 

 

   (当連結会計年度)  

                                                                     (単位:億円)

 

地球環境

エネルギー

マテリアル

ソリューション

金属資源

社会インフラ

モビリティ

持分法で会計処理される
投資

7,051

3,260

9,030

6,528

5,353

その他の投資

3,535

1,763

5,793

602

2,023

有形固定資産及び
投資不動産 

7,719

1,322

11,610

1,893

541

無形資産及びのれん

53

198

31

1,003

295

資産合計

33,392

19,714

59,952

21,738

19,427

 

 

(単位:億円)

 

食品産業

S.L.C.

電力

ソリューション

その他、

調整・消去

連結金額

持分法で会計処理される
投資

3,076

11,875

5,943

13

52,130

その他の投資

1,554

4,062

426

2,779

22,537

有形固定資産及び
投資不動産 

3,934

634

7,083

929

35,665

無形資産及びのれん

3,314

394

3,631

216

9,134

資産合計

23,341

27,455

27,398

9,101

241,517

 

 

 

③ キャッシュ・フロー

当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ3,048億円増加し、1兆8,415億円となりました。キャッシュ・フローの内訳は下表のとおりです。

(単位:億円)

前連結

会計年度

当連結

会計年度

増減

当連結会計年度の内訳

及び主な増減要因

営業活動による

キャッシュ・フロー

16,583

14,900

△1,683

(当連結会計年度の内訳)

法人所得税の支払いの一方、営業収入や配当収入により資金が増加

 

(主な増減要因)

法人所得税の支払額増加や営業収入の減少

投資活動による

キャッシュ・フロー

△2,739

△4,486

△1,747

(当連結会計年度の内訳)

設備投資や持分法投資の取得により資金が減少

 

(主な増減要因)

前年度のローソン持分法適用会社化に伴う現預金減少の反動の一方、前年度の融資回収及び原料炭事業の一部炭鉱売却収入の反動により減少

フリーキャッシュ・フロー

13,844

10,414

△3,430

財務活動による

キャッシュ・フロー

△15,307

△8,047

+7,260

(当連結会計年度の内訳)

社債・借入による調達の一方、自己株式の取得、配当金の支払い、子会社持分追加取得により資金が減少

 

(主な増減要因)

自己株式の取得による減少の一方、社債・借入による調達増加

現金及び現金同等物に係る為替相場変動の影響額

226

681

+455

売却目的保有資産に

含まれる現金及び

現金同等物の増減額

4,088

△4,088

前年度のローソン保有現金及び現金同等物の売却目的保有からの振り戻しによる資金の増加の反動

現金及び現金同等物の増減

2,850

3,048

+198

 

 

 

 

 

 

営業収益

キャッシュ・フロー

9,837

10,481

+644

(当連結会計年度の内訳)

リース負債の支払いの一方、当期純利益や配当収入により資金が増加

 

(主な増減要因)

主に減価償却費等や有価証券損益及び固定資産損益を除く当期純利益の増加

 

 

財務会計上の営業キャッシュ・フローとは別に、持続的な稼ぐ力とその成長性を測る指標として、運転資金の増減影響を控除した営業キャッシュ・フローに、事業活動における必要資金であるリース負債支払額を反映した「営業収益キャッシュ・フロー」を定義しています。

 

投資キャッシュ・フローの主な内容は下表のとおりです。

新規・更新投資

売却及び回収

・サーモン養殖事業(食品産業)

・天然ガス・LNG関連事業(地球環境エネルギー)

・米州電力事業(電力ソリューション)

・欧州総合エネルギー事業(電力ソリューション)

・米国銅事業(金属資源)

・豪州原料炭事業(金属資源)

・フィリピンデジタル金融事業(S.L.C.)

・シンガポール医療事業(S.L.C.)

・米州電力事業(電力ソリューション)

・ペルー銅事業(金属資源)

・豪州原料炭事業(金属資源)

・北米不動産事業(社会インフラ)

・海外食品事業(食品産業)

・天然ガス・LNG関連事業(地球環境エネルギー)

・ベトナム不動産事業(社会インフラ)

・海外水事業(社会インフラ)

・国内不動産事業(社会インフラ)

 

 

株主還元は、持続的な利益成長に合わせて増配していく「累進配当」を継続し、自己株式の取得も機動的に実施することを基本方針としています。負債による資金調達は、流動性と財務健全性の観点で適切な水準を維持する方針としています。

セグメント情報

6. セグメント情報

【事業セグメント情報】

事業セグメントは、連結会社の最高経営意思決定者である当社の代表取締役 社長が経営資源の配分や業績評価を行うにあたり通常使用しており、財務情報が入手可能な企業の構成単位、として定義されています。

事業セグメントは商品及び提供するサービスの性質に基づき決定されています。連結会社の報告セグメントは以下の8グループにより構成されています。

 

地球環境エネルギー:

天然ガス・液化天然ガス(LNG)の開発・生産事業やLPG・石油製品事業などを展開しつつ、次世代エネルギー事業の開発にも取り組んでいます。

マテリアルソリューション:

資源素材、鉄鋼製品、機能素材、石油化学、基礎化学などの多岐にわたる素材関連分野において、トレーディング、事業投資、事業開発などを行っています。

金属資源:

銅、原料炭、鉄鉱石、アルミ、リチウム、ニッケルといった金属資源への投資・開発事業等に取り組むとともに、グローバルネットワークを通じた質の高いサービスや機能を活かし、鉄鋼原料、非鉄原料・製品の供給体制を強化しています。

社会インフラ:

国内外での都市開発・運営、不動産開発・運用、データセンター、船舶、宇宙航空機、産業機械、エネルギーインフラ事業などに取り組んでいます。

モビリティ:

自動車の生産・販売・販売金融・アフターサービスなどのバリューチェーン事業、移動に関する社会課題を解決するモビリティサービスやEV・バッテリーを起点としたモビリティ関連事業を行っています。

食品産業:

食料、生鮮品、生活消費財、食品素材などの「食」に関わる分野で、原料の生産・調達から製品製造に至るまでの幅広い領域において、販売取引、事業投資、事業開発などを行っています。

S.L.C.:

各地域・国の社会課題や生活者ニーズに応じた様々なC2B事業を立ち上げ、金融・デジタル・物流などのB2B事業と有機的に連携させることで、豊かな社会と生活者のよりよいくらし(Smart-Life)の創造に取り組んでいます。

電力ソリューション:

国内外の産業の基盤である電力関連事業における幅広い分野に取り組んでいます。具体的には、発電事業、電力トレーディング、電力小売事業などに加え、送電事業・水素エネルギー開発などを行っています。

 

 

各事業セグメントにおける会計方針は、注記3に記載のとおりです。

なお、セグメント間の内部取引における価額は、外部顧客との取引価額に準じています。

 

前連結会計年度及び当連結会計年度における連結会社の各セグメントの情報は以下のとおりです。

「収益」については、注記24をご参照ください。

 

(前連結会計年度)                                                                   

(単位:百万円)

 

地球環境
エネルギー

マテリアル
ソリューション

金属資源

社会インフラ

モビリティ

食品産業

売上総利益

114,177

229,144

193,931

141,917

154,006

279,984

持分法による投資損益

124,296

36,027

53,044

27,028

54,263

14,254

当社の所有者に帰属する当期純利益

198,646

68,270

227,812

39,802

112,354

92,438

資産合計

3,246,869

2,021,362

4,538,086

2,159,524

1,848,058

1,952,102

注記番号

 

 

 

27

 

39

 

 

(単位:百万円)

 

S.L.C.

電力
ソリューション

合計

その他

調整・消去

連結金額

売上総利益

538,491

175,851

1,827,501

7,806

1,087

1,836,394

持分法による投資損益

59,879

△31,526

337,265

155

62

337,482

当社の所有者に帰属する当期純利益

185,041

△15,607

908,756

51,167

△9,214

950,709

資産合計

2,587,267

2,512,091

20,865,359

3,153,422

△2,522,677

21,496,104

注記番号

38

39

 

 

 

 

 

 

(当連結会計年度)                                                                   

(単位:百万円)

 

地球環境
エネルギー

マテリアル
ソリューション

金属資源

社会インフラ

モビリティ

食品産業

売上総利益

112,211

214,527

175,226

236,457

170,999

297,344

持分法による投資損益

103,670

△1,188

122,995

59,678

45,485

22,685

当社の所有者に帰属する当期純利益

160,862

26,348

204,523

85,124

57,609

83,257

資産合計

3,339,191

1,971,360

5,995,234

2,173,800

1,942,720

2,334,066

注記番号

28

 

39

 

39

 

 

 

(単位:百万円)

 

S.L.C.

電力
ソリューション

合計

その他

調整・消去

連結金額

売上総利益

233,460

207,273

1,647,497

8,469

△892

1,655,074

持分法による投資損益

98,551

16,003

467,879

34

28

467,941

当社の所有者に帰属する当期純利益

91,007

43,408

752,138

51,776

△3,454

800,460

資産合計

2,745,464

2,739,770

23,241,605

3,234,624

△2,324,534

24,151,695

注記番号

 

 

 

 

 

 

 

(注)

「その他」は、主に当社及び関係会社に対するサービス及び業務支援を行うコーポレートスタッフ部門などを表しています。また「その他」には、各事業セグメントに配賦できない、財務・人事関連等の営業活動による収益及び費用も含まれています。「その他」に含めた全社資産は、主に財務・投資活動に係る現金・預金及び有価証券により構成されています。

なお、前連結会計年度において、千代田化工建設株式会社におけるGolden Pass LNGプロジェクトの工事原価の見積りによる工事損失に係る引当金の影響を、「社会インフラ」の「売上総利益」に計上したことに伴い、前々連結会計年度に「その他」に計上した当該工事損失に係る引当金の戻入が「その他」の「当社の所有者に帰属する当期純利益」に含まれています。当連結会計年度において、上述の千代田化工建設株式会社におけるGolden Pass LNGプロジェクトに関連して、2025年11月13日付で改定EPC契約を締結したことによる採算の見直しの影響(上記工事損失に係る引当金の戻入の影響を含む)を、「社会インフラ」の「売上総利益」に計上しており、前年同期比での増加要因となっています。

また、「調整・消去」には、各事業セグメントに配賦できない収益及び費用やセグメント間の内部取引消去が含まれています。

 

【地域別情報】

前連結会計年度及び当連結会計年度における収益、非流動資産は以下のとおりです。

 

 

前連結会計年度
(百万円)

当連結会計年度
(百万円)

収益

 

 

 日本

9,134,688

8,939,316

 アメリカ

3,007,521

3,475,425

 シンガポール

1,735,868

1,953,592

 オーストラリア

821,561

805,608

  オランダ

735,358

728,806

 その他

3,182,605

3,013,248

合計

18,617,601

18,915,995

非流動資産(金融資産、繰延税金資産及び退職後給付資産を除く)

 

 

 オーストラリア

1,034,247

1,206,418

 カナダ

685,263

986,344

 日本

899,941

920,373

 オランダ

788,580

903,080

 その他

1,002,738

1,248,177

合計

4,410,769

5,264,392

 

収益は、その発生原因となる資産の所在する地域により区分しています。

 

前連結会計年度及び当連結会計年度において、連結会社の収益の10%を超過する単一の顧客、顧客グループ又は政府機関はありません。