2026年3月期有価証券報告書より

事業内容

セグメント情報
※セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります

第一事業 第二事業 第三事業 電池・自動車事業 その他 自動車・電池材料事業
  • 売上
  • 利益
  • 利益率

最新年度

セグメント名 売上
(百万円)
売上構成比率
(%)
利益
(百万円)
利益構成比率
(%)
利益率
(%)
第一事業 45,267 27.3 2,500 60.7 5.5
第二事業 40,497 24.5 925 22.5 2.3
第三事業 66,975 40.5 953 23.2 1.4
電池・自動車事業 12,834 7.8 23 0.6 0.2
その他 - - -285 -6.9 -

3 【事業の内容】

 

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(明和産業株式会社)、子会社12社、関連会社3社により構成されており、資源・環境ビジネス事業、難燃剤事業、機能建材事業、石油製品事業、高機能素材事業、機能化学品事業、合成樹脂事業、無機薬品事業、電池材料事業、自動車事業を主たる業務とし、さらに各事業に関連する各種のサービスを事業内容としております。

 

当社及び当社の関係会社の事業の内容をセグメントの区分により示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

主な事業

主な取扱商品

第一事業

資源・環境ビジネス事業
難燃剤事業
機能建材事業

レアアース・レアメタル、環境関連、金属関連
難燃剤
断熱材、防水材、内装材

第二事業

石油製品事業

潤滑油、ベースオイル、添加剤

第三事業

高機能素材事業
機能化学品事業
合成樹脂事業
無機薬品事業

フィルム製品、印刷原材料
製紙薬剤原料、粘接着剤原料
合成樹脂原料、合成樹脂製品
無機薬品

電池・自動車事業

電池材料事業

自動車事業

電池材料

自動車部品関連

 

 

〔事業系統図〕

当社及び関係会社の位置付け並びにセグメントとの関連を事業系統図によって示すと次のとおりであります。

 


 

業績状況

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 

当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

 

(1) 経営成績

 

当連結会計年度の売上高は、1,649億2千7百万円前年同期の5.2%にあたる82億円の増収営業利益は41億3千2百万円前年同期の15.8%にあたる5億6千3百万円の増益経常利益は44億3千8百万円前年同期の1.8%にあたる8千1百万円の減益となり、親会社株主に帰属する当期純利益については、33億7千4百万円前年同期の0.1%にあたる2百万円の減益となりました。

これらの結果、当連結会計年度の1株当たり当期純利益は83.99円、自己資本当期純利益率が8.5%となりました。

なお、主な要因は以下のとおりであります。

・売上高については、第一事業、電池・自動車事業は好調に推移し、第三事業は主に株式取得をした株式会社タカロクの業績が寄与したため、第二事業が低調に推移したものの、増収となりました。

・営業利益については、売上高の増加のため、増益となりました。

・経常利益については、持分法による投資利益の減少に加えて、一部取引において為替差損が発生したため、減益となりました。

・親会社株主に帰属する当期純利益については、政策保有株式の売却による特別利益の増加があったものの、上記の結果により減益となりました。

 

セグメントごとの主な事業及び主な取扱商品は次のとおりであります。

セグメントの名称

主な事業

主な取扱商品

第一事業

資源・環境ビジネス事業

難燃剤事業

機能建材事業

レアアース・レアメタル、環境関連、金属関連

難燃剤

断熱材、防水材、内装材

第二事業

石油製品事業

潤滑油、ベースオイル、添加剤

第三事業

高機能素材事業

機能化学品事業

合成樹脂事業

無機薬品事業

フィルム製品、印刷原材料

製紙薬剤原料、粘接着剤原料

合成樹脂原料、合成樹脂製品

無機薬品

電池・自動車事業

電池材料事業

自動車事業

電池材料

自動車部品関連

 

 

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

 

①  第一事業

売上高は、446億9千8百万円前年同期の5.6%にあたる23億5千7百万円の増収セグメント利益につきましては、25億円前年同期の5.5%にあたる1億3千万円の増益なりました。

これは主に各事業が以下のとおり推移した結果によるものです。

・資源・環境ビジネス事業は、レアアース・レアメタルは好調に推移し、環境関連は前年同期並に推移したものの、金属関連は低調に推移

・難燃剤事業は、市況が一定の落ち着きをみせたものの好調に推移

・機能建材事業は、断熱材、防水材、内装材ともに前年同期並に推移

 

②  第二事業

売上高は、404億3千5百万円前年同期の7.7%にあたる33億5千5百万円の減収セグメント利益につきましては、9億2千5百万円前年同期の15.0%にあたる1億2千万円の増益なりました。

これは主に各事業が以下のとおり推移した結果によるものです。

・国内向けベースオイル、添加剤は低調に推移

・海外向けベースオイル、添加剤は好調に推移

・中国潤滑油事業は、冷凍機油、産業機械潤滑油は好調に推移

 

③  第三事業

売上高は、669億5千9百万円前年同期の11.8%にあたる70億7千8百万円の増収セグメント利益につきましては、9億5千3百万円前年同期の7.6%にあたる7千8百万円の減益なりました。

これは主に各事業が以下のとおり推移した結果によるものです。

・高機能素材事業は、印刷原材料は好調に推移したものの、フィルム製品は需要の反動減により低調に推移

・機能化学品事業は、製紙薬剤原料、粘接着剤原料ともに低調に推移

・合成樹脂事業は、株式会社タカロクの株式取得に伴い、増収になったことに加え、合成樹脂原料が好調に推移したものの、合成樹脂製品は低調に推移

 上記に加えて、株式会社タカロクの株式取得関連費用を第1四半期会計期間に計上したこともセグメント利益減益要因

・無機薬品事業は、好調に推移

 

④  電池・自動車事業

売上高は、128億3千4百万円前年同期の19.8%にあたる21億1千9百万円の増収セグメント利益につきましては、2千3百万円前年同期の94.2%にあたる3億8千4百万円の減益なりました。

これは主に各事業が以下のとおり推移した結果によるものです。

・電池材料事業は、中国において自動車用などの電池材料販売が好調に推移

・自動車事業は、持分法適用会社における業績が低調に推移

 

 

 

(2) 生産、受注及び販売の実績

 

①  受注実績

当連結会計年度における受注残高をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

 

セグメントの名称

受注残高(百万円)

前年同期比(%)

第一事業

2,873

+45.7

第二事業

821

△51.6

第三事業

1,115

+11.8

電池・自動車事業

188

△49.8

その他

合計

4,999

△0.9

 

(注) セグメント間取引については、相殺消去しております。

 

②  販売実績

当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

 

セグメントの名称

販売実績(百万円)

前年同期比(%)

第一事業

44,698

+5.6

第二事業

40,435

△7.7

第三事業

66,959

+11.8

電池・自動車事業

12,834

+19.8

その他

△100.0

合計

164,927

+5.2

 

(注) セグメント間取引については、相殺消去しております。

 

 

(3) 財政状態

 

当連結会計年度末の総資産は、845億8千万円前連結会計年度末の13.3%にあたる99億4千6百万円の増加となりました。また、負債は424億8千3百万円前連結会計年度末の18.9%にあたる67億5千6百万円の増加、純資産は420億9千7百万円前連結会計年度末の8.2%にあたる31億8千9百万円の増加となりました。

この結果、自己資本比率は48.9%となりました。

なお、主な要因は以下のとおりであります。

・総資産については、主に現金及び預金と売上債権の増加により、流動資産が前連結会計年度末の9.5%にあたる54億2千7百万円の増加となり、固定資産が主に株式会社タカロクの株式取得に伴う有形固定資産及びのれんの増加により、前連結会計年度末の26.2%にあたる45億1千8百万円の増加となったことによるものであります。

・負債については、主に仕入債務と短期借入金の増加により、流動負債が前連結会計年度末の14.1%にあたる45億5千5百万円の増加となったことによるものであります。

・純資産については、主に剰余金の増加により、利益剰余金が前連結会計年度末の7.3%にあたる18億3千9百万円の増加となったことによるものであります。

 

セグメントごとの財政状態は、次のとおりであります。

 

①  第一事業

当連結会計年度末におけるセグメント資産は、前年度末の0.2%にあたる4千8百万円減少の193億6千1百万円となりました。

当セグメントに帰属する資産の内容は、その大部分が売上債権のほか、レアメタルや難燃剤等の棚卸資産であります。当連結会計年度末においては、難燃剤事業において、市況が一定の落ち着きをみせたことにより、棚卸資産が減少しております。

 

②  第二事業

当連結会計年度末におけるセグメント資産は、前年度末の9.3%にあたる9億7千2百万円減少の94億7千3百万円となりました。

当セグメントに帰属する資産の内容は、その大部分が売上債権のほか、石油製品等の棚卸資産であります。当連結会計年度末においては、国内向けベースオイル、添加剤が低調に推移したことにより売上債権及び棚卸資産が減少しております。

 

③  第三事業

当連結会計年度末におけるセグメント資産は、前年度末の19.7%にあたる51億2千万円増加の310億7千1百万円となりました。

当セグメントに帰属する資産の内容は、その大部分を売上債権が占めております。当連結会計年度末においては、無機薬品事業が好調に推移したことにより売上債権が増加するとともに、株式会社タカロクの連結子会社化による資産の受入れにより増加しております。

 

④  電池・自動車事業

当連結会計年度末におけるセグメント資産は、前年度末の20.3%にあたる21億8千6百万円増加の129億5千万円となりました。

当セグメントに帰属する資産の内容は、その大部分が売上債権及び自動車事業の持分法適用会社に対する投資資産により占められております。当連結会計年度末においては、中国において自動車用などの電池材料販売が好調に推移したことにより売上債権が増加しております。

 

 

(4) キャッシュ・フロー

当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、112億3千1百万円前年度末の35.0%にあたる29億1千3百万円の増加となりました。

当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同期の1.7%にあたる7千1百万円が増加し、44億6百万円の資金増となりました。また、投資活動によるキャッシュ・フローは、前年同期から35億4千4百万円が減少し31億9千3百万円の資金減、財務活動によるキャッシュ・フローは、前年同期から67億7千1百万円が増加し9億5千9百万円の資金増となりました。

その主要な原因は、以下のとおりであります。

・営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益50億9千1百万円から非現金収支等を調整した後の資金の増加47億8千1百万円及び、主に売上債権の減少及び棚卸資産の減少による26億1千7百万円の資金増に対し、仕入債務の減少による6億9千9百万円と法人税等の支払による15億8千4百万円の資金減が生じたことによるものであります。

・投資活動によるキャッシュ・フローは、主に長期貸付けによる支出19億4千5百万円及び連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出7億6千9百万円の資金減が生じたことによるものであります。

・財務活動によるキャッシュ・フローは、主に借入れによる収入30億2千7百万円の資金増があった一方、配当金の支払による16億8千8百万円、自己株式の取得による2億7千9百万円の資金減が生じたことによるものであります。

 

当社グループにおける資金の使途は、主に商品の仕入れや人件費の支払いのための運転資金のほか、税金及び配当金の支払いであり、これらの資金需要に対して、営業活動によるキャッシュ・フローから獲得した自己資金と金融機関からの借入金を充てております。

また、当社グループは、資金効率の向上と利息費用の低減のため、必要資金の一部をグループ・ファイナンスにより賄っております。

 

(5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。

連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。

 

(a) 市場価格のない有価証券の評価

市場価格のない株式の評価については原価法によっておりますが、株式を発行する会社において財政状態の著しい悪化が認められる場合には、銘柄の実質的な評価額を1株当たり純資産額を基礎とした方法により見積り、連結財務諸表に反映させております。評価額の見積りにおいては、財政状態の悪化の程度及び将来的な回復可能性について勘案し、当社が入手可能な情報に基づいて算定しております。

当該見積りについては、将来の経済条件や株式発行会社の業績及び財政状態の変動により見直しが必要となった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。

 

(b) 棚卸資産の収益性

棚卸資産の評価については原価法によっておりますが、収益性が著しく低下した場合には、正味売却価額又はその他の合理的な方法により見積もられた評価額を連結財務諸表に反映させております。評価額の見積りにおいては、棚卸資産の状態や関連する市場の状況、当社の経営方針等のさまざまな要素について勘案し、当社が入手可能な情報あるいは決定した事実に基づいて算定しております。

当該見積りについては、将来の経済条件の変動や事業環境の変化により見直しが必要となった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。

 

 

(c) 減損会計における将来キャッシュ・フロー

有形固定資産及び無形固定資産については、資産又は資産グループから発生する将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回ると判定された場合には減損を認識し、回収可能価額を連結財務諸表に反映させております。回収可能価額の算定においては、将来キャッシュ・フローの見積期間や割引率、市場の成長率について仮定を用いており、これらは現在までの資産又は資産グループの稼働実績や使用状況、今後の運用方針、期待可能な経済効果等に基づく経営者の最善の見積りと判断によって決定しております。

当該見積り及び当該仮定については、将来の経済条件の変動や事業環境の変化、資産等の用途の変更、事業戦略の変更等により見直しが必要となった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。

 

(d) 貸倒引当金の算定

当社グループは、顧客等の財務内容や債権の回収状況に基づいた信用リスクの評価を定期的に実施しており、回収不能の懸念が生じた売上債権又は貸付金等に対して必要な貸倒引当金を設定しております。発生した回収不能リスクは、これを回収不能見込額として顧客ごとの支払能力と担保・保証等の背景を総合的に考慮し算定しておりますが、その過程において、顧客の信用リスクの程度や債権回収の滞留状況等に基づく回収不能の蓋然性評価に応じた一定の設定率等の仮定を用いております。

当社は、債権の残高や回収の状況、顧客の財務状況及び将来の見通し等について定期的にモニタリングする信用管理体制によって充分な情報を収集しており、回収不能見込額の算定において用いた仮定は合理的かつ妥当であると判断しております。ただし、顧客の信用リスクは将来の経済条件や事業環境の変動をはじめ、当社が予見不能かつ干渉不能なあらゆる要因から影響を受ける可能性があり、当該会計処理に基づき設定された貸倒引当金は不確実性を有しております。従って、これらの要因・条件等が将来において変動することで当該見積りの見直しが必要となった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。

 

(e) 引当金の算定

当社グループは、将来において当社グループに損失を生じさせる事象が発生した場合、高い確率で現実化する可能性があり、かつその金額を合理的に見積もることが可能な場合において、引当金を計上しております。

当社グループが計上する重要な引当金の内容及び計上基準については、「第5  経理の状況  1 連結財務諸表等  (1) 連結財務諸表  注記事項  (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)  4.会計方針に関する事項  (3) 重要な引当金の計上基準」に記載のとおりであります。

引当金の見積りについては、当社が入手可能な情報に基づき、債務に関するリスク及び不確実性を考慮して算定しておりますが、将来において前提条件に変化が生じることで当該見積りの見直しが必要となった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。

 

(f) 退職給付債務の算定

当社グループにおいて確定給付制度を採用している会社は、退職給付債務及び関連する勤務費用について年金数理計算に基づき算定しております。年金数理計算においては、割引率、長期期待運用収益率及び予想昇給率等の計算基礎に仮定を用いており、これらは当社が入手可能な情報及び年金数理人の助言に基づく合理的な見積りと経営判断によって決定しております。

年金数理計算に用いるこれらの仮定は、多くの場合、統計的手法や蓄積された内部情報等に基づいて導出しており、その性質上、一定の判断が伴います。すなわち、当該会計処理は当社グループの連結財務諸表に対して、必ずしも確定した事実を反映させるものではありません。従って、将来の経済条件や社会情勢の変動、あるいは制度加入者数の増減等の結果が、当社による予測と異なることで当該見積りの見直しが必要となった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。

なお、当連結会計年度末の退職給付債務の算定に用いた主要な数理計算上の仮定は「第5  経理の状況  1 連結財務諸表等  (1) 連結財務諸表  注記事項  (退職給付関係) (8) 数理計算上の計算基礎に関する事項」に記載のとおりであります。

 

 

(g) 繰延税金資産の回収可能性

繰延税金資産の回収可能性は、将来の税金負担額を軽減する効果について検討して判断しております。当該判断は、収益力に基づく一時差異等加減算前課税所得の十分性、タックス・プランニングに基づく一時差異等加減算前課税所得の十分性及び将来加算一時差異の十分性のいずれかの条件の充足の程度に基づいております。これら条件についての十分性は、当社グループにおいて決定した経営計画に対して、達成状況や計画の修正、その他新たに入手された情報等の事後的な要素を考慮に入れた最新の見積りを基礎として検討しております。当該検討については、少なくとも四半期に1回以上実施しております。

繰延税金資産の回収可能性については、当社グループの収益力及びタックス・プランニングの実行可能性について公正妥当な評価が要求されますが、その性質上、経営者による一定の判断が伴います。当社は、当該回収可能性の検討について、入手可能な客観的証拠及び合理的な説明による裏付けに基づいたものであり、十分に妥当性があるものと判断しております。ただし、当該回収可能性は将来の経済条件や当社グループの業績の変動、税務ポジションの変化、その他の当社が予見不能なあらゆる要因に影響を受けることから不確実性を有しております。従って、これらの要因・条件等が将来において変動することで当該見積りの見直しが必要となった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。

 

セグメント情報

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

 

1.報告セグメントの概要

(1) 報告セグメントの決定方法

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社グループは、事業内容、取扱商品の特長及び市場の類似性等を軸として区分された事業部門を置いており、事業部門毎に国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。

従って、当社グループは事業部門を基礎とした事業別セグメントから構成されており、「第一事業」、「第二事業」、「第三事業」及び「電池・自動車事業」の4つを報告セグメントとしております。

 

(2) 各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類

セグメントの名称

主な事業

主な取扱商品

第一事業

資源・環境ビジネス事業

難燃剤事業

機能建材事業

レアアース・レアメタル、環境関連、金属関連
難燃剤
断熱材、防水材、内装材

第二事業

石油製品事業

潤滑油、ベースオイル、添加剤

第三事業

高機能素材事業

機能化学品事業

合成樹脂事業

無機薬品事業

フィルム製品、印刷原材料

製紙薬剤原料、粘接着剤原料

合成樹脂原料、合成樹脂製品

無機薬品

電池・自動車事業

電池材料事業

自動車事業

電池材料

自動車部品関連

 

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。

報告セグメントの利益は、経常利益ベースの数値であります。

セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

 

 

3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報

 

前連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

(注)

合計

第一事業

第二事業

第三事業

電池・

自動車事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

日本

39,209

5,929

55,987

1,542

102,668

102,668

中国

1,419

36,056

2,020

9,081

48,577

0

48,578

その他

1,711

1,805

1,871

91

5,480

5,480

顧客との契約から生じる収益

42,340

43,790

59,880

10,715

156,726

0

156,727

その他の収益

外部顧客への売上高

42,340

43,790

59,880

10,715

156,726

0

156,727

セグメント間の内部
売上高又は振替高

483

63

65

611

611

42,823

43,853

59,945

10,715

157,338

0

157,338

セグメント利益
又は損失(△)

2,370

804

1,031

408

4,614

△205

4,408

セグメント資産

19,410

10,445

25,951

10,764

66,571

157

66,729

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費

47

1

82

131

131

受取利息

0

3

4

4

13

0

13

支払利息

67

22

113

17

222

2

224

持分法投資利益
 

3

637

641

641

持分法適用会社への
投資額

48

8,746

8,795

8,795

有形固定資産及び
無形固定資産の増加額

63

93

157

35

192

 

(注)  「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであります。

 

 

 

当連結会計年度(自  2025年4月1日  至  2026年3月31日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

(注)

合計

第一事業

第二事業

第三事業

電池・

自動車事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

日本

40,386

6,242

62,120

1,119

109,869

109,869

中国

1,863

31,285

1,881

11,674

46,704

46,704

その他

2,448

2,907

2,957

40

8,352

8,352

顧客との契約から生じる収益

44,698

40,435

66,959

12,834

164,927

164,927

その他の収益

外部顧客への売上高

44,698

40,435

66,959

12,834

164,927

164,927

セグメント間の内部
売上高又は振替高

569

62

15

0

647

647

45,267

40,497

66,975

12,834

165,574

165,574

セグメント利益
又は損失(△)

2,500

925

953

23

4,402

△285

4,116

セグメント資産

19,361

9,473

31,071

12,950

72,857

226

73,084

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費

59

2

149

0

212

212

のれんの償却額

42

42

42

受取利息

0

4

5

0

11

0

11

支払利息

150

25

147

17

341

5

346

持分法投資利益
 

12

115

127

127

持分法適用会社への
投資額

60

9,012

9,073

9,073

有形固定資産及び
無形固定資産の増加額

160

3,143

3,303

44

3,348

 

(注)  「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであります。

 

 

4.報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)

 

(単位:百万円)

売上高

前連結会計年度

当連結会計年度

報告セグメント計

157,338

165,574

「その他」の区分の売上高

0

セグメント間取引消去

△611

△647

連結財務諸表の売上高

156,727

164,927

 

 

(単位:百万円)

利益又は損失

前連結会計年度

当連結会計年度

報告セグメント計

4,614

4,402

「その他」の区分の損失(△)

△205

△285

セグメント間取引消去

△89

△158

全社費用(注)

200

480

連結財務諸表の経常利益

4,520

4,438

 

(注)  全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及び営業外損益であります。

 

(単位:百万円)

資産

前連結会計年度

当連結会計年度

報告セグメント計

66,571

72,857

「その他」の区分の資産

157

226

セグメント間取引消去

△176

△191

全社資産(注)

8,082

11,687

連結財務諸表の資産合計

74,634

84,580

 

(注)  全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない本社資産であり、その主なものは、当社での現金及び預金、有価証券、管理部門に係る資産であります。

 

(単位:百万円)

その他の項目

報告セグメント計

その他

調整額(注)

連結財務諸表計上額

前連結
会計年度

当連結
会計年度

前連結
会計年度

当連結
会計年度

前連結
会計年度

当連結
会計年度

前連結
会計年度

当連結
会計年度

減価償却費

131

212

126

114

257

327

のれんの償却額

42

42

受取利息

13

11

0

0

30

23

44

34

支払利息

222

341

2

5

△181

△255

43

90

持分法投資利益又は
損失(△)

641

127

641

127

持分法適用会社への投資額

8,795

9,073

8,795

9,073

有形固定資産及び
無形固定資産の増加額

157

3,303

35

44

19

65

211

3,413

 

(注) 1.減価償却費の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社経費であります。

2.受取利息の調整額は、各報告セグメントに配分していない本社受取利息等であります。

3.支払利息の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。

4.有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、以下のとおりであります。

(前連結会計年度)

主に器具及び備品

(当連結会計年度)

主に建物及び構築物

 

 

 

【関連情報】

 

前連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日)

 

1.製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1) 売上高

(単位:百万円)

日本

中国

その他

合計

102,668

48,578

5,480

156,727

 

(注)  売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

 

(2) 有形固定資産

(単位:百万円)

日本

中国

その他

合計

1,249

78

1

1,329

 

 

3.主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。

 

当連結会計年度(自  2025年4月1日  至  2026年3月31日)

 

1.製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1) 売上高

(単位:百万円)

日本

中国

その他

合計

109,869

46,704

8,352

164,927

 

(注)  売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

 

(2) 有形固定資産

(単位:百万円)

日本

中国

その他

合計

1,847

34

15

1,897

 

 

3.主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。

 

 

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

 

前連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日)

 

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自  2025年4月1日  至  2026年3月31日)

 

該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

 

前連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日)

 

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自  2025年4月1日  至  2026年3月31日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

(注)

合計

第一事業

第二事業

第三事業

電池・

自動車事業

当期償却額

42

42

42

当期末残高

1,224

1,224

1,224

 

 

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

 

前連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日)

 

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自  2025年4月1日  至  2026年3月31日)

 

該当事項はありません。