2026年2月期有価証券報告書より

事業内容

セグメント情報
※セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります

(単一セグメント)
  • 売上
  • 利益
  • 利益率

最新年度
単一セグメントの企業の場合は、連結(あるいは単体)の売上と営業利益を反映しています

セグメント名 売上
(百万円)
売上構成比率
(%)
利益
(百万円)
利益構成比率
(%)
利益率
(%)
(単一セグメント) 384,951 100.0 13,557 100.0 3.5

3【事業の内容】

当社グループは、当連結会計年度末現在、イオン株式会社を親会社とする当社と連結子会社1社(デリカ食品株式会社)及び持分法非適用関連会社1社(株式会社エスオー)で構成されております。当社は、純粋持株会社イオン株式会社を中心とするイオングループのスーパーマーケット事業における東海地区の中核企業であり、静岡県、愛知県、三重県、岐阜県、滋賀県、神奈川県及び山梨県に食品スーパーマーケットを展開しております。デリカ食品株式会社は寿司、米飯、総菜等の製造業を営んでおります。この他、その他事業として静岡県内及び愛知県内においてミスタードーナツ事業、不二家事業をフランチャイズ展開しております。

 

(1) 当社グループはイオングループ各社との間で、イオンのブランド「トップバリュ」をはじめとする商品の仕入や

用度品・資材購入取引、店舗等の維持管理に係る取引、ショッピングセンターへのテナント出店、WAON・クレジッ

ト等に係る業務や物流業務の委託等の取引を行っております。

 これら事業に係る系統図は、次のとおりであります。

 

 [事業系統図]

 

 

(2) 親会社イオン株式会社との関係について

① 当社グループの親会社はイオン株式会社であり、当連結会計年度末現在、当社の議決権の被所有割合は64.55%であります。

当有価証券報告書提出日現在、当社が店舗展開をしている静岡県、愛知県、三重県、岐阜県、滋賀県、神奈川県及び山梨県において、イオングループ他社が、静岡県では25店舗、愛知県では44店舗、三重県では31店舗、岐阜県では18店舗、滋賀県では10店舗、神奈川県では161店舗、山梨県では15店舗のGMS(総合スーパー)、食品スーパーマーケット等を展開しております。

 

② 当社とイオングループ(当社連結子会社を除く)との取引

ア.2026年2月期において当社はイオングループ47社と取引があり、その取引の内容及び金額は下記のとおりであります。

(ア)商品仕入高

イオン商品調達株式会社、イオントップバリュ株式会社をはじめとする企業から各種商品を仕入れており、これらの総額は989億15百万円であります。

(イ)業務委託契約等

 イオングローバルSCM株式会社への物流業務の委託や、イオンスマートテクノロジー株式会社をはじめとする企業の情報処理等のサービスを利用しており、これらの総額は71億51百万円であります。

(ウ)クレジット、商品券等の取扱い

イオンフィナンシャルサービス株式会社をはじめとする企業が取り扱うクレジットカード、WAON等の利用の総額は2,445億93百万円であります。また、WAONカード及びイオン商品券の販売総額は8億43百万円であります。このほか、WAONのチャージ(入金)の取扱いをしております。これらに係る支払手数料等は51億32百万円、受取手数料は16億44百万円であります。

(エ)ロイヤルティ

イオン株式会社に対し、グループ経営ノウハウ利用、ブランド使用の対価としてのロイヤルティ7億83百万円を支払っております。

(オ)その他の取引

イオンタウン株式会社、ウエルシア薬局株式会社をはじめとする企業から店舗を賃借しており、これらにかかる賃借料の総額は20億49百万円であります。また、イオンディライト株式会社をはじめとする企業から店舗等で使用する資材備品等を購入しており、これらの総額は13億39百万円であります。

上記のほか、店舗賃貸など当社の収益にかかる取引は15億87百万円、店舗維持管理などの費用に係る取引は41億84百万円であります。

 

イ.2026年2月期における当社とイオングループに係る主な取引は、以下のとおりであります。

会社名

事業の内容

取引の内容

取引金額

(百万円)

イオン(株)

純粋持株会社

ロイヤルティ

783

 

 

退職給付制度運営費用

12

 

 

研修費用

14

 

 

受取利息

222

イオンリテール(株)

総合小売業

WAON等に係る受取手数料

1,120

 

 

商品仕入高

629

 

 

 商品券等に係る支払手数料

29

 

 

資材備品等購入

19

 

 

広告費用

61

 

 

店舗等維持管理費

10

 

 

店舗賃借

46

 

 

商品供給手数料

15

イオントップバリュ(株)

プライベートブランド、商品開発

業務委託収入

38

 

 

販促費

29

 

 

商品仕入高

36,278

イオン商品調達(株)

商品企画・卸売

業務委託収入

46

 

 

商品仕入高

37,872

 

 

販促協力金

57

イオンフードサプライ(株)

生鮮食品製造加工及び配送事業

業務委託収入

11

 

 

商品仕入高

16,748

 

 

配送料金

61

 

 

店舗等維持管理費

41

 

 

会社名

事業の内容

取引の内容

取引金額

(百万円)

イオンベーカリー(株)

製パンショップの運営

商品リベート

18

(株)未来屋書店

書籍類販売事業

商品仕入高

251

イオンコンパス(株)

旅行代理店事業

旅費交通費等

81

イオンリカー(株)

リカー専門店、商品供給事業

商品仕入高

6,100

ウエルシア薬局(株)

調剤併設型ドラッグストアチェーン

店舗賃貸

200

 

 

店舗賃借

154

イオングローバルSCM(株)

物流センター運営

物流収入

23

 

 

物流業務委託費等

5,962

 

 

リサイクル費用

57

イオンアイビス(株)

シェアードサービス及びITサービス事業

情報システム利用料等

50

イオンフィナンシャルサービス(株)

金融サービス業

WAON、クレジット等に係る受取手数料

447

 

 

WAON、クレジット等に係る支払手数料

4,078

 

 

販促負担金

44

 

 

情報システム利用料等

14

イオンタウン(株)

ディベロッパー事業

店舗賃貸

89

 

 

店舗賃借

1,788

 

 

広告費用

10

 

 

店舗等維持管理費

205

イオンディライト(株)

総合メンテナンス事業

自動販売機受取手数料

60

 

 

店舗等維持管理費

2,181

 

 

商品仕入高

1,059

 

 

間接部門業務委託

47

 

 

レンタル費用

13

 

 

店舗賃貸

11

 

 

資材備品等購入

1,286

イオンマーケティング(株)

ポイント事業 ・CRM統括事業

コンシューマーマーケティング統括事業

WAON POINTサービスに係る受取手数料

45

 

 

WAON POINTサービスに係る支払手数料等

999

 

 

情報システム利用収入等

19

(株)生活品質科学研究所

商品検査事業

衛生調査費用等

35

 

 

資材備品等購入

14

 

 

店舗等維持管理費

22

イオンスマートテクノロジー(株)

情報システムサービス

情報システム利用料等

1,262

 

 

資材備品等購入

13

 

 

店舗等維持管理

273

イオン保険サービス(株)

保険商品販売事業

店舗総合保険等

16

(株)キャンドゥ

100円均一ショップ等の運営

店舗賃貸

76

 

 

商品仕入高

27

フェリカポケットマーケティング(株)

地域活性ソリューション提供

電子マネーカード購入

11

(株)イオンファンタジー

「アミューズメント施設」及び

「インドアプレイグラウンド」の運営

店舗賃貸

13

(株)ダイエースペースクリエイト

物販催事及び人材サポート事業

店舗賃貸

25

(株)イオン銀行

銀行業

店舗賃貸

19

ACSリース(株)

リース事業

リース料

27

イオンデモンストレーションサービス(株)

販売促進イベント事業

ラウンジ運用費

18

 

 

会社名

事業の内容

取引の内容

取引金額

(百万円)

イオンビッグ(株)

ディスカウントストア等の運営

商品供給

251

 

 

店舗賃貸

333

 

 

店舗等維持管理費

24

(株)エスオー

店舗運営業務

店舗等賃借

63

 

 

店舗等維持管理費

15

(注)1.ロイヤルティについては当社の営業収益及び営業利益に対し、第三者評価により算定された一定

        の料率を乗じて決定しております。

2.商品仕入、資材備品等購入、店舗維持管理に係る取引などにつきましては、一般的な取引条件を

  参考に、交渉の上決定しております。

3.地代家賃等の取引につきましては、近隣の取引実績等を参考に、交渉の上決定しております。

 

③ 人的関係

 当有価証券報告書提出日現在、社外監査役である熊谷美知雄氏はイオングループ会社の役員を兼任しております。監査役篠崎岳氏は親会社であるイオン株式会社の業務執行者であるとともにイオングループ会社の役員を兼任しております。その他、2026年2月28日現在、イオングループ会社からの当社受入出向者は10名、イオングループ会社への当社からの派遣出向者は99名(当社の連結子会社への出向12名は除く)であります。

 

当社とイオングループとの関係は以上のとおりですが、いずれも当社の経営判断や営業活動に影響を与えるものではなく、当社が独立して主体的に事業運営を行っております。

 

業績状況

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績等の状況の概要

当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

 

 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・個人消費の改善等により景気は緩やかな回復基調を示す一方で、米国の関税引き上げによる影響が懸念されるなど、依然として先行きの不透明な状況が継続しております。当社が属する食品スーパーマーケット業界においては、食品価格の上昇に伴う消費マインド低迷の影響を受けるとともに、配送費のコスト負担の増加、業種・業態を超えた競争環境の激化といった経営課題の継続など、厳しい経営環境にあります。

 このような中、当社グループはブランドメッセージである「想いを形に、『おいしい』でつながる。」を具現化すべく、中期経営計画(2024~2026年度)で掲げた3つの基本戦略「事業構造の変革」「テクノロジーの活用を通じた付加価値の創造」「サステナビリティ経営の推進」に取り組みました。

 

[国内事業]

事業構造の変革におきましては、お客さまの購買行動に寄り添った取り組みを推進すべく、店舗力の強化として、「安さ実感 家計応援」商品を通じた価格訴求、イオンのトータルアプリ「iAEON」を活用したお買い得情報の提供、「AEON Pay」の利用促進に努めました。また、お買い得な価格で高品質な商品を提供する「トップバリュ」や、デリカ・冷凍食品・インストアベーカリーなど成長カテゴリーの品揃え拡大に取り組みました。商品面では、「じもの」(注釈1参照)の拡大に向け、じもの商品の発掘・育成の場として「じもの商品大商談会」をリアルとオンラインで開催したほか、地元の原材料を使用した商品や地元人気店の味を再現した商品など地域とのつながりを広げる商品開発を進めました。「ちゃんとごはん」(注釈2参照)については、より豊かな食生活をサポートする「ちゃんとごはんSTUDIO」を活用し、店舗やSNSを通じた情報発信や料理教室を開催したほか、健康キャンペーンや学生との共同開発弁当の販売に取り組みました。店舗展開では、2025年7月にマックスバリュエクスプレス御器所2丁目店(名古屋市昭和区)、12月に「おいしさ、すぐそこ、毎日を便利に。」をコンセプトとする都市型小型店として、マックスバリュエクスプレス今池駅南店(名古屋市千種区)、マックスバリュエクスプレス大曽根駅西店(名古屋市北区)、マックスバリュエクスプレス平安通駅前店(名古屋市北区)を3店舗同日に開設し名古屋市でのドミナント強化を進めたほか、同じく12月に、旬と鮮度にこだわったじものを含む生鮮商品の充実をはじめ、地元の「とりめし」を使用した弁当の提供など、生鮮・デリカ部門の強みを打ち出したマックスバリュ高浜呉竹店(愛知県高浜市)を開設するなど、計5店舗を新規開設いたしました。また、10月にマックスバリュ豊橋橋良店(愛知県豊橋市)、11月にマックスバリュ小牧堀の内店(愛知県小牧市)を改装し、お客さまにたくさんのワクワクを感じていただくために、生鮮・デリカ部門における専門店を意識したこだわり商品の販売、加工食品や冷凍食品などご利用頻度の高い商品を毎日お買い得な価格で提供しております。加えて、7月にマックスバリュエクスプレス浜松早出店(浜松市中央区)、11月にマックスバリュエクスプレス香良洲店(三重県津市)を、お客さまの利便性向上と効率的な店舗運営を追求した小型店モデルへ転換するなど、既存店舗の改装を計10店舗にて実施しました。これらの結果、店舗数は静岡県109店舗、愛知県61店舗、三重県48店舗、滋賀県6店舗、岐阜県8店舗、神奈川県16店舗、山梨県1店舗の計249店舗となりました。新たな顧客接点の創出では、地域のお買物の利便性向上と地域活性化に貢献するため、移動スーパーを新たに9台稼働し累計43台へと拡大しました。また、無人店舗「Maxマート」の新規開設を進め累計200店舗体制へ拡大するとともに、ネットショップにおけるじもの商品の品揃え強化、ネットスーパーの販促強化、Uber Eatsを利用した配達サービス拡大を行いました。

 

 テクノロジーの活用を通じた付加価値の創造におきましては、サービスレベル向上による生産性の改善を目的に、電子棚札の導入やセルフレジの増設を進めました。また、発注業務の精度向上と負担軽減に向け、既に農産部門で導入している日本気象協会が提供する気象データを用いた自動発注支援システムを、新たに畜産部門にも拡大しました。加えて、当社の取り組みや販促情報をお客さまに売場でお伝えする、デジタルサイネージの導入を進めております。

 

サステナビリティ経営の推進におきましては、2024年4月に制定した当社の「サステナビリティ基本方針」に基づき、これまで以上に地域社会への貢献度を高めつつ、持続的な企業価値向上を目指した取り組みを進めております。

環境保全・社会貢献活動の観点では、お客さまと同じ地域社会の一員として、店舗を通じて直接お客さまと接することができる事業特性を活かし、「地域社会との共生」「脱炭素社会の実現」「資源循環の促進」「生物多様性の保全」を進めております。地域社会との共生については、地域の活動支援を目的に、「しずおか富士山WAON」「あいち三英傑WAON」などのご当地WAONの運用を通じて、お客さまのご利用金額の一部を各自治体に寄付したほか、被災地の復興支援に向けた緊急支援募金・義援金募金の実施、地域のライフライン整備のための防災協定の締結や、地域とのつながりを深めるべくお買物支援や見守り活動に関する協定締結を進めております。脱炭素社会の実現に向けては、再生可能エネルギーへの転換を進めるべく、太陽光発電システムの導入を進めております。資源循環の促進への取り組みとして、循環型社会の構築に向けリサイクル資源の回収と再利用に努めたほか、お客さまとともに食品ロスについて考え地域の一員として食品ロス削減に取り組むべく、全店舗にて「イオン フードドライブ」をスタートしました。生物多様性の保全のために、マックスバリュ高浜呉竹店の新規開設にあわせた「イオン ふるさとの森づくり」植樹祭の開催や、地域の皆さまとともに行う社会貢献活動として多様な募金活動に取り組んだほか、売上の一部を地域の保全活動や活性化に活用いただく「ありがとうキャンペーン」活動の推進に加え、持続可能な社会の実現に向け、「イオン ハートフル・ボランティア」における取り組みの一環として三重県の海岸部清掃を継続しました。

働く環境の整備の観点では、働き方に関する意識改革の取り組みを継続しながら、より主体的に成長でき、働きがいにつながる社員教育・研修体制の充実に努めました。主な教育施策として、「次世代人材の育成」「理念・未来ビジョンの浸透」に取り組んでおります。次世代人材の育成に向けては、「ブラザー・シスター制度」の継続により、新入社員のフォローアップとともに、若手社員間での双方向のコミュニケーションが可能な体制の整備を進めております。また、現場力の強化を進めるべく、部下のキャリア自律を支援する店長向けキャリア研修を継続するとともに、その対象を副店長にまで拡大しました。加えて、新たにバイヤー業務を遂行するために必要とされるスキルを習得する「商品部員研修」を実施したほか、企業経営に必要な知識を体系的に学ぶ「ベーシックマネジメントプログラム」を実施しました。理念・未来ビジョンの浸透のために、店舗・本社間における意思疎通を深めることで会社として目指すべき方向性の認識を共有すべく、本社従業員がメンターとなり店舗との情報伝達・意見交換及びビジョンの浸透を進める「月例ミーティング」を継続しました。

ダイバーシティ経営推進の取り組みでは、多様な人材が活躍でき、柔軟な働き方を選択できる「短時間正社員制度」を導入しました。また、店舗管理者を目指す女性社員を対象とした「なでしこ勉強会」を実施したほか、女性副店長を対象とした座談会を実施しました。加えて、健康経営推進の取り組みとして、従業員の健康リテラシー向上に努めるべく、特定保健指導の受診勧奨や禁煙プログラムの提供を促進した結果、経済産業省と日本健康会議が共同で行っている認定制度「健康経営優良法人」に3期連続で認定されました。

 

これらの取り組みの結果、通期における全店売上高の前期比は102.8%、既存店売上高では101.9%となりました。なお、同対比に用いた数値は、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用していない数値となります。

 

[連結子会社]

国内にて惣菜や米飯等を製造・加工するデリカ食品株式会社におきましては、地産域消の拡大に向けたじもの食材を使用した商品の開発・販売に取り組んだほか、商品改廃と教育体制の整備に努めました。

 イオンマックスバリュ(広州)商業有限公司におきましては、当連結会計年度にて清算を結了しました。

 

(注釈1)「じもの」・・・当社では、地元で長年親しまれている商品や地元企業さまが生産する商品など、

それぞれの地域に根ざした商品を「じもの」と呼び、これら商品の販売活動を通じて、地域の

活性化を応援しております。

 

(注釈2)「ちゃんとごはん」・・・当社では、お客さまに健康でいきいきとした生活を送っていただくため、

バランスの良い食事、すなわち“ちゃんとごはんを食べる”ことを知っていただく機会として、

健康的な食生活のご提案や、食事バランスを考慮したお弁当や惣菜の紹介などに取り組んでおり、

このような取り組みの総称を「ちゃんとごはん」と呼んでおります。

 

  これらの結果、当連結会計年度の経営成績等は以下のとおりとなりました。

(ア)財政状態

当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比し、169億84百万円増加し、1,524億5百万円となりました。

当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末に比し、83億80百万円増加し、553億53百万円となりました。

当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比し、86億4百万円増加し、970億52百万円となりました。

 

(イ)経営成績

 当連結会計年度の成績は、営業収益3,849億51百万円(前期比2.0%増)、営業利益135億57百万円(同3.6%減)、経常利益137億71百万円(同2.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益102億49百万円(同9.2%増)となりました。

 

(ウ)キャッシュ・フロー

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比し103億64百万円増加し、478億35百万円となりました。

・営業活動によるキャッシュ・フロー

営業活動の結果得られた資金は、196億72百万円(前連結会計年度は97億61百万円の収入)となりました。

・投資活動によるキャッシュ・フロー

投資活動の結果支出した資金は、66億54百万円(前連結会計年度は108億65百万円の支出)となりました。

・財務活動によるキャッシュ・フロー

財務活動の結果支出した資金は、26億67百万円(前連結会計年度は22億30百万円の支出)となりました。

 

当社グループは、「スーパーマーケット事業」と「その他事業(ミスタードーナツ、不二家のFC事業等)」の2つを事業セグメントとしております。「その他事業」については、報告セグメントとして区分する重要性が乏しいため、「その他事業」を「スーパーマーケット事業」に結合した結果、報告セグメントが単一となるため、セグメント情報の開示は省略しております。

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。また、当社グループは、「スーパーマーケット事業」と「その他事業(ミスタードーナツ、不二家のFC事業等)」の2つを事業セグメントとしております。「その他事業」については、報告セグメントとして区分する重要性が乏しいため、「その他事業」を「スーパーマーケット事業」に結合した結果、報告セグメントが単一となるため、セグメント情報の開示は省略しております。

 

① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成のための重要な会計方針等は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。

連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

 

② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

財政状態及び経営成績

(ア) 財政状態

・資産

当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比し、169億84百万円増加し、1,524億5百万円となりました。これは現金及び預金の増加33億58百万円、未収入金の増加46億50百万円、関係会社預け金の増加70億円などによるものであります。

 

・負債

当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末に比し、83億80百万円増加し、553億53百万円となりました。これは買掛金の増加54億10百万円などによるものであります。

 

・純資産

当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比し、86億4百万円増加し、970億52百万円となりました。これは親会社株主に帰属する当期純利益の計上102億49百万円、剰余金の配当による減少23億90百万円などによるものであります。

 

(イ) 経営成績

 

2026年2月期

 

当社

(百万円)

増減額

(百万円)

前期比(%)

連結

(百万円)

増減額

(百万円)

前期比

(%)

営業収益

382,963

10,463

102.8

384,951

7,533

102.0

売上高

374,930

10,264

102.8

377,031

7,455

102.0

売上総利益

100,982

1,115

101.1

101,636

690

100.7

営業利益

13,449

△576

95.9

13,557

△504

96.4

経常利益

13,659

△392

97.2

13,771

△313

97.8

当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純利益

10,007

779

108.5

10,249

861

109.2

 

・営業収益

当連結会計年度における営業収益は、海外子会社であるイオンマックスバリュ(広州)商業有限公司の清算に伴う店舗閉鎖がありましたが、国内事業において、小型店1店舗、都市型小型店3店舗を含む5店舗の新規出店及び店舗の業態変更や大型改装を含む10店舗の改装を実施するとともに、引き続き消費動向の変化への対応に注力したことや、ノンストア事業の展開を拡大したことなどにより客数・客単価が前期を上回って推移し、営業収益は3,849億51百万円(前期比102.0%)となりました。

営業収益を部門別、地域別に分解した情報は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。

・売上総利益

当連結会計年度における売上総利益は、1,016億36百万円(前期比100.7%)となりました。お買い得感を打ち出した価格戦略の見直しにより、売上総利益率が27.0%と前期に比べ0.3ポイント低下いたしましたが、売上高が前期比102.0%と伸長したことによります。

 

・販売費及び一般管理費

当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、960億円(前期比101.3%)となりました。人件費は、電子棚札やセルフレジの導入など引き続き効率化投資を実施したことにより生産性が向上し人件費率は改善しました。設備費は、冷凍・冷凍ケースの設備刷新及び再生可能エネルギー活用等で電気使用量の増加を抑制しました。その結果、売上高販管費率は25.5%と前期に比べ0.1ポイント改善いたしました。

 

・営業利益

当連結会計年度における営業利益は、前連結会計年度に比べ5億4百万円減少し、135億57百万円(前期比96.4%)となり、売上高営業利益率は3.6%となりました。

・経常利益

当連結会計年度における経常利益は、前連結会計年度に比べ3億13百万円減少し、137億71百万円(前期比97.8%)となり、総資本経常利益率は、9.6%となりました。

・特別利益、特別損失

当連結会計年度における特別利益は、イオンマックスバリュ(広州)商業有限公司の清算に伴う債務免除益等により4億50百万円(前連結会計年度は発生なし)となりました。また、特別損失は前連結会計年度に比べ4億53百万円増加し、12億69百万円(前期比155.6%)となりました。

・親会社株主に帰属する当期純利益

当連結会計年度における税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度に比べ3億16百万円減少し、129億52百万円(前期比97.6%)となりました。税金費用(法人税、住民税及び事業税と法人税等調整額の合計額)は、前連結会計年度に比べ11億85百万円減少し、26億95百万円(前期比69.5%)となりました。その主な要因は、イオンマックスバリュ(広州)商業有限公司の清算結了に伴い、法人税等が減少したことによるものであります。

以上の結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ8億61百万円増加し、102億49百万円(前期比109.2%)となり、自己資本当期純利益率は11.1%となりました。

 

③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

(ア) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比し103億64百万円増加し、478億35百万円となりました。

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は、196億72百万円(前連結会計年度は97億61百万円の収入)となりました。これは税金等調整前当期純利益129億52百万円、減価償却費55億48百万円、仕入債務の増加額55億14百万円などによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果支出した資金は、66億54百万円(前連結会計年度は108億65百万円の支出)となりました。これは有形固定資産の取得による支出65億1百万円などによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果支出した資金は、26億67百万円(前連結会計年度は22億30百万円の支出)となりました。これは、配当金の支払額23億90百万円などによるものであります。

 

(イ) 資本政策上の指標数値の実績

 (連結)

 

 

 

 

 

 

2022年2月期

2023年2月期

2024年2月期

2025年2月期

2026年2月期

売上総利益率       (%)

27.4

27.0

27.5

27.3

27.0

売上高営業利益率     (%)

3.2

3.0

3.8

3.8

3.6

ROE(自己資本当期利益率)(%)

10.6

8.6

10.8

11.1

11.1

・売上高当期利益率     (%)

2.2

1.8

2.3

2.5

2.7

・総資本回転率     (回)

2.8

2.9

2.8

2.8

2.6

・財務レバレッジ     (倍)

1.7

1.7

1.6

1.6

1.6

 

 ROE(自己資本当期利益率 =売上高当期利益率×総資本回転率×財務レバレッジ)についての分析

当連結会計年度のROEは11.1%であり、前連結会計年度の11.1%からの変動はありませんでした。ROEを構成する売上高当期利益率は2.7%(前連結会計年度は2.5%)と前連結会計年度に比し0.2ポイント上昇した一方、総資本回転率は2.6回(前連結会計年度は2.8回)と前連結会計年度に比し0.2回低下したためであります。

 

④ 経営成績に重要な影響を与える要因について

2027年2月期の連結経営成績予想(2026年3月1日~2027年2月28日)

 

(%表示は、対前期増減率)

 

 

営業収益

営業利益

経常利益

親会社株主に帰属

する当期純利益

1株当たり

当期純利益

 

百万円

百万円

百万円

百万円

円 銭

通期

400,000

3.9

14,700

8.4

14,700

6.7

9,300

△9.3

291.66

連結経営成績の予想につきましては、上記のとおりであります。

 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。その他、経営成績に重要な影響を与える要因については、「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。

 

⑤ 資本の財源及び資金の流動性についての分析

当連結会計年度において、当社グループは、新店に15億93百万円、既存店舗の活性化に19億60百万円の投資を行うとともに、他の既存店舗等につきましても電子棚札やセルフレジなどの導入を進めてまいりました。その総額は73億82百万円(未払金調整前)となりました。

当社は、フリー・キャッシュ・フローを営業活動により獲得したキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローの合計として定義しており、重要な資金の調達源として位置づけております。当連結会計年度においては、フリー・キャッシュ・フローは130億18百万円となり、財務活動により支出した26億67百万円を含めて、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比し103億64百万円増加し478億35百万円となりました。小売業である当社グループは、日々の売上金の入金があり、運転資金とフリー・キャッシュ・フローの区分けが必要な財政状況下にはなく、十分な水準の手元流動性を確保しております。一方で、今後の事業展開に伴う新たなる資金需要に対しての機動的対応策として金融機関からの借入も選択の範囲においております。当社グループと各取引金融機関は現在良好な関係にあり、また、下記キャッシュ・フロー指標のトレンドの数値は、主としてリース会計上のリース債務及びその利息により構成されており、新たなる借入負担に対する余力を備えております。

 

キャッシュ・フロー指標のトレンド

2023年2月期

2024年2月期

2025年2月期

2026年2月期

キャッシュ・フロー対有利子負債比率(%)

20.0

9.9

18.9

7.3

インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)

53.2

117.2

51.4

115.7

(注)各指標は以下の算式を使用しております。

キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債÷営業キャッシュ・フロー

インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー÷利払い

 営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。

 

セグメント情報

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

前連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

当社グループは、「スーパーマーケット事業」と「その他事業(ミスタードーナツ、不二家のFC事業等)」の2つを事業セグメントとしております。

「その他事業」については、報告セグメントとして区分する重要性が乏しいため、「その他事業」を「スーパーマーケット事業」に結合した結果、報告セグメントが単一となるため、セグメント情報の開示は省略しております。

 

当連結会計年度(自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)

当社グループは、「スーパーマーケット事業」と「その他事業(ミスタードーナツ、不二家のFC事業等)」の2つを事業セグメントとしております。

「その他事業」については、報告セグメントとして区分する重要性が乏しいため、「その他事業」を「スーパーマーケット事業」に結合した結果、報告セグメントが単一となるため、セグメント情報の開示は省略しております。

 

【関連情報】

前連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

1.製品及びサービスごとの情報

単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高

本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

(2)有形固定資産

本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

3.主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)

1.製品及びサービスごとの情報

単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高

本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

(2)有形固定資産

本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

3.主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載事項はありません。

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

当社グループは、報告セグメントが単一であるため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)

当社グループは、報告セグメントが単一であるため、記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

当社グループは、報告セグメントが単一であるため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)

当社グループは、報告セグメントが単一であるため、記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)

該当事項はありません。