2023年12月期有価証券報告書より

社長・役員

代表取締役社長   山  﨑  潤  一

所有者

 

(5) 【所有者別状況】

2023年12月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数
(人)

1

5

8

97

10

10

6,475

6,606

所有株式数
(単元)

150

1,772

68

8,849

203

21

10,845

21,908

9,200

所有株式数
の割合(%)

0.68

8.08

0.31

40.39

0.92

0.09

49.50

100.00

 

(注) 自己株式5,291株は「個人その他」および「単元未満株式の状況」の欄にそれぞれ52単元及び91株が含まれて
おります。

 

役員

 

(2) 【役員の状況】

①役員一覧

男性 9 名 女性 - 名 (役員のうち女性の比率 - %)

 

役職名

氏名

(生年月日)

略歴

任期

所有
株式数

代表取締役社長
執行役員
営業本部長

山 﨑 潤 一

(1947年4月12日生)

2004年3月

当社取締役総務部長

2006年3月

大島マリンサービス株式会社代表取締役

2007年3月

八丈マリンサービス株式会社代表取締役

2008年3月

東京ヴァンテアンクルーズ株式会社代表取締役

大島旅客自動車株式会社代表取締役

2008年6月

伊豆諸島開発株式会社代表取締役社長

2009年3月

当社代表取締役社長

2009年3月

東京汽船株式会社社外取締役(現)

2015年4月

当社代表取締役社長営業本部長

2016年6月

小笠原海運株式会社代表取締役社長

2020年6月

小笠原海運株式会社代表取締役

2021年3月

当社代表取締役社長執行役員営業本部長(現)

2023年3月~
2025年3月
   (2年)

千株

4.9

常務取締役
執行役員
運航本部長

櫻 井   薫

(1958年5月24日生)

2009年3月

当社総務部長

2010年4月

当社船舶部長

2011年3月

東海シップサービス株式会社代表取締役(現)

2013年3月

東海技術サービス株式会社代表取締役(現)

2015年3月

当社取締役船舶部長

2015年4月

当社取締役運航本部長船舶部長

2021年3月

当社取締役執行役員運航本部長兼船舶部長

2023年3月

当社常務取締役執行役員運航本部長兼船舶部長(現)

2023年3月~
2025年3月
   (2年)

2.4

取締役

若 林 英 一

(1960年9月21日生)

2009年6月

DOWAエレクトロニクス岡山株式会社取締役

2010年9月

DOWAマネジメントサービス株式会社取締役

2012年4月

DOWAホールディングス株式会社総務・法務部門部長

DOWAエレクトロニクス株式会社取締役

2018年3月

当社取締役(現)

2018年4月

DOWAホールディングス株式会社執行役員 情報システム部長

DOWAマネジメントサービス株式会社代表取締役社長(現)

2021年4月

DOWAホールディングス株式会社執行役員 総務・法務部長
兼 秘書室長 兼 情報システム部長

DOWA興産株式会社代表取締役社長(現)

2022年7月

神島化学工業株式会社社外監査役(現)

2023年4月

DOWAホールディングス株式会社執行役員 総務・法務部長
兼 秘書室長 兼 DX推進部長(現)

2023年3月~
2025年3月
   (2年)

取締役

齊 藤 宏 之

(1960年10月6日生)

1995年6月

東京汽船株式会社取締役

1997年6月

東京汽船株式会社取締役事業企画部長

2001年6月

東京汽船株式会社専務取締役総務部・事業企画部管掌

2003年6月

東京汽船株式会社代表取締役専務取締役総務部・事業企画部管掌

2009年6月

東京汽船株式会社代表取締役社長(現)

2021年3月

当社取締役(現)

2021年4月

T-KOS株式会社代表取締役社長(現)

2021年6月

東京湾フェリー株式会社代表取締役社長(現)

株式会社ポートサービス代表取締役社長(現)

2023年3月~
2025年3月
   (2年)

取締役

櫻 井 和 秀

(1966年1月8日生)

2019年6月

京浜急行電鉄株式会社執行役員

2022年4月

京浜急行電鉄株式会社常務執行役員

京浜急行電鉄株式会社鉄道本部長

京浜急行電鉄株式会社品川開発推進室担当

2022年6月

京浜急行電鉄株式会社取締役常務執行役員(現)

2022年9月

京浜急行電鉄株式会社生活事業創造本部品川開発推進部担当

2023年3月

当社取締役(現)

2023年4月

京浜急行電鉄株式会社生活事業創造本部長 兼 鉄道本部担当(現)

2023年3月~
2025年3月
   (2年)

0.1

取締役
執行役員
管理本部長

倉 﨑 嘉 典

(1962年3月15日生)

2015年4月

当社入社 総務部長

2016年4月

当社内部統制部長

2019年7月

当社総務部長

2020年4月

当社執行役員管理本部長兼総務部長

2021年3月

当社取締役執行役員管理本部長兼総務部長(現)

2023年3月~
2025年3月
   (2年)

2.6

 

 

 

 

役職名

氏名

(生年月日)

略歴

任期

所有
株式数

常勤監査役

藤 間   修

(1957年1月30日生)

2003年1月

当社船舶部長

2014年6月

当社内部統制担当部長

2016年4月

当社総務部長

2017年11月

当社旅客部門営業担当部長

2018年10月

伊豆諸島開発株式会社代表取締役社長

2019年10月

東京ヴァンテアンクルーズ株式会社常務取締役

2020年3月

東京ヴァンテアンクルーズ株式会社代表取締役社長

2021年1月

当社内部統制部長

2021年10月

当社監査役(現)

2023年3月~
2027年3月
   (4年)

1.4

常勤監査役

竹 崎 啓 介

(1964年2月16日生)

2007年4月

藤田観光株式会社企画本部経営企画部長

2011年2月

藤田ホテルマネジメント株式会社常務取締役 兼 京都国際ホテル総務支配人

2015年1月

藤田観光株式会社経理・財務グループ 経理・財務担当責任者

2016年4月

藤田観光株式会社企画グループ 経営企画担当責任者

2017年10月

藤田観光株式会社人事グループ 人事担当責任者

2020年3月

藤田観光株式会社WHG事業部 新宿ワシントンホテル総支配人

2021年7月

株式会社CSSホールディングス内部監査室長

2022年1月

藤田観光株式会社人事総務本部人事部

2022年3月

当社監査役(現)

2022年3月~
2026年3月
   (4年)

0.2

監査役

宇田川 秀 人

(1948年7月9日生)

1996年5月

株式会社松屋取締役総務部長・関連事業部長

2001年5月

株式会社松屋常務取締役総務部長・庶務部・広報部担当

2005年3月

株式会社松屋常務取締役営業副本部長・外販事業部長

2010年3月

株式会社アターブル松屋フードサービス取締役会長

株式会社アターブルグリーンレストラン取締役会長

2012年3月

当社監査役(現)

2024年3月~
2028年3月
   (4年)

11.6

 

(注) 1 取締役若林英一、齊藤宏之及び櫻井和秀は、社外取締役であります。

   2 監査役竹崎啓介及び宇田川秀人は、社外監査役であります。

 

 

 ② 社外役員の状況

当社は2024年3月28日現在、社外取締役3名、社外監査役2名を選任しております

社外取締役および社外監査役を選任するための独立性に関する基準または方針を定めておりませんが、その選任にあたっては、東京証券取引所が定める独立役員の独立性に関する判断基準等を参考にしております。

社外取締役若林英一氏は、DOWAホールディングス株式会社の執行役員、総務・法務部長、秘書室長、DX推進部長、同社の子会社であるDOWAマネジメントサービス株式会社の代表取締役社長、DOWA興産株式会社の代表取締役社長を兼務しており、DOWAホールディングス株式会社は当社の発行済株式(除、自己株式)の6.83%を保有する大株主でありますが、それ以外の記載すべき人的関係、資本的関係又は重要な取引関係その他の利害関係はないものと判断しております。また、同氏は神島化学工業株式会社の社外監査役を兼務しておりますが、当社と同社の間には特別な関係はありません。

社外取締役齊藤宏之氏は、東京汽船株式会社の代表取締役社長、同社の子会社である東京湾フェリー株式会社の代表取締役社長、株式会社ポートサービスの代表取締役社長、T-KOS株式会社の代表取締役社長を兼務しており、東京汽船株式会社は当社の発行済株式(除、自己株式)の3.45%を保有する大株主でありますが、それ以外の記載すべき人的関係、資本的関係又は重要な取引関係その他の利害関係はないものと判断しております。

社外取締役櫻井和秀氏は、京浜急行電鉄株式会社の取締役常務執行役員、生活事業創造本部長 兼 鉄道本部担当であり、京浜急行電鉄株式会社は当社の発行済株式(除、自己株式)の2.32%を保有する大株主でありますが、それ以外の記載すべき人的関係、資本的関係又は重要な取引関係その他の利害関係はないものと判断しております。

外監査役竹崎啓介氏は、資本的関係又は重要な取引関係その他の利害関係はないものと判断しております

また、同氏は過去において藤田観光株式会社の経理・財務担当、経営企画担当、人事担当の責任者であり、藤田観光株式会社は当社の発行済株式(除、自己株式)の18.04%を保有する大株主であります。

社外監査役宇田川秀人氏は、記載すべき人的関係、資本的関係又は重要な取引関係その他の利害関係はないものと判断しております。また、同氏は過去において株式会社松屋の総務担当取締役でありましたが、当社との間には、記載すべき人的関係、資本的関係又は重要な取引関係その他の利害関係はないものと判断しております。

外取締役は取締役会において、経営陣から独立した立場で、客観的に当社の業務の適正性に資する助言・提言を行っております

外監査役は常勤監査役と常に連携をとり、経営の監視・監督に必要な情報を共有し、意見交換、情報聴取等を行っております

 

③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係

社は、社外取締役及び社外監査役が独立した立場から経営への監督と監視を有効に実行できる体制を構築するため、内部統制部門との連携のもと、必要の都度、経営に関る必要な資料の提供や事情説明を行う体制となっております。また、その体制をスムーズに進行させるため、常勤監査役が内部統制部門や会計監査人との情報共有を密に行うことで、社内各部からの十分な情報収集を行っております。これらを通して社外取締役、社外監査役の独立した活動を支援しております

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金又は出資金
(千円)

主要な事業
の内容

議決権の
所有(被所有)割合

関係内容

所有割合
(%)

被所有割合
(%)

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 

東汽観光㈱

 

東京都大島町

10,000

ホテル業

100.0

役員の兼任 4名
(うち当社従業員1名)
商品の販売・ホテル賃貸
資金の貸付

東海技術サービス㈱

 

東京都港区

10,000

船舶修理業

100.0

役員の兼任 5名
(うち当社従業員3名)
船舶機関の諸修理

東海マリンサービス㈱

 

東京都港区

10,000

海運代理店業

100.0

役員の兼任 5名
(うち当社従業員1名)
旅客の取扱・設備の賃貸

東海自動車サービス㈱

 

東京都大島町

10,000

自動車整備業

100.0

役員の兼任 4名
(うち当社従業員2名)
バスの諸修理・資金の貸付

大島旅客自動車㈱

 

東京都大島町

10,000

旅客自動車運送業

100.0

役員の兼任 5名
(うち当社従業員3名)
設備の賃貸・資金の貸付

大島マリンサービス㈱

 

東京都大島町

10,000

海運代理店業

100.0

役員の兼任 3名
(うち当社従業員0名)
旅客の取扱

八丈マリンサービス㈱

 

東京都八丈町

10,000

海運代理店業

100.0

役員の兼任 6名
(うち当社従業員4名)
貨客の取扱

伊東港運㈱

 

東京都港区

10,000

海運代理店業

100.0

役員の兼任 5名
(うち当社従業員3名)
貨客の取扱

東海シップサービス㈱

 

東京都港区

10,000

船内サービス業

100.0

役員の兼任 5名
(うち当社従業員3名)
船舶の接客部門管理

伊豆七島海運㈱

(注2)

東京都港区

44,000

内航海運業

46.6

(6.8)

役員の兼任 5名
(うち当社従業員3名)

貨物の取扱

小笠原海運㈱

(注3)

東京都港区

10,000

海運業

51.0

役員の兼任 3名
(うち当社従業員2名)
代理店業務

 

(注) 1 「議決権の所有割合」欄の(内書)は間接所有であります。

2 持分は100分の50以下でありますが、実質的に支配しているため子会社としております。

3 小笠原海運㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

  主要な損益情報等 

① 売上高

2,619,712

千円

② 経常利益

98,527

千円

③ 当期純利益

69,913

千円

④ 純資産額

2,960,359

千円

⑤ 総資産額

5,152,849

千円

 

 

 

沿革

 

2 【沿革】

1889年11月

東京より三崎、横須賀、木更津、館山方面にそれぞれ小型貨物船を運航していた数名の船主が所有船舶を持ち寄り、資本金25万円の有限責任東京湾汽船会社を設立し、京橋区新船松町将監河岸(霊岸島)に本社を置いて、同方面の定期航路を開始

1890年12月

商法の公布に伴ない、株式会社に改組、商号を東京湾汽船株式会社に変更
その後、東京より伊豆及び外房航路から更に磐城、三陸、北海道方面に定期航路を開始すると共に伊豆諸島航路にも進出

1907年5月

東京府知事と契約を結び、東京と伊豆諸島を結ぶ命令航路を開始

1936年10月

芝区芝浦8号地(現 港区芝浦)に本社を移転

1942年8月

商号を東海汽船株式会社に変更

1948年3月

中央区月島に本社を移転

1949年5月

東京証券取引所に株式を上場

   7月

大島開発株式会社を吸収合併し、大島にて旅客自動車運送事業を開始

1950年7月

東京湾内周遊(納涼船)航路及び館山、勝山の海水浴航路を開始

1953年7月

東京港竹芝桟橋待合所竣工 東京発各航路の発着所となる

1954年6月

東海造機株式会社を設立(当社全額出資)

   9月

中央区銀座に本社を移転

1956年2月

会社決算期間を1月~12月の年1回に変更

1963年12月

房総観光株式会社を吸収合併

1964年9月

東汽観光株式会社を設立し、大島温泉ホテルを経営(当社全額出資)

1969年7月

東京~新島、式根島、神津島季節直行便航路を開始

   9月

日本郵船株式会社との折半出資により、小笠原諸島航路の経営を目的として小笠原海運株式会社を設立(当社50%出資 1972年より東京~父島間定期航路開始)

1972年4月

港区海岸(竹芝)に本社を移転

1974年7月

熱海~新島、熱海~神津島季節航路を開始

1981年3月

伊豆七島海運株式会社を設立(当社35%出資)

1988年12月

東京ヴァンテアンクルーズ株式会社を設立(当社全額出資)

1989年10月

東京湾クルージングレストラン船「ヴァンテアン」就航(創立100周年記念事業)

1992年12月

貨客船「さるびあ丸」就航 老朽船舶の代替により、安定した輸送体制の確保をめざす

1993年4月

伊東港運株式会社を設立(当社全額出資)

1997年9月

東海マリンサービス株式会社を設立(当社全額出資)

1998年10月

東海自動車サービス株式会社を設立(当社全額出資)

   12月

東汽商事株式会社を設立(当社全額出資)

2002年4月

高速船ジェットフォイル3隻(セブンアイランド「愛」「虹」「夢」)就航。東京~大島~神津島航路の所要時間が大幅に短縮

 

東海造機株式会社を東海技術サービス株式会社へ社名変更

2003年2月

大島旅客自動車株式会社を設立(当社全額出資)

2005年1月

大島マリンサービス株式会社を設立(当社全額出資)

2006年1月

八丈マリンサービス株式会社を設立(当社全額出資)

   2月

館山~大島~下田季節航路を開始

2011年3月

東海シップサービス株式会社を設立(当社全額出資)

2013年4月

高速船ジェットフォイル(セブンアイランド「友」)就航 4隻体制として、輸送力の増強を図る

2014年6月

貨客船「橘丸」就航

2015年1月

高速船ジェットフォイル(セブンアイランド「大漁」)就航

2016年1月

稲取~大島季節航路を再開

2020年6月

貨客船3代目「さるびあ丸」就航

   6月

東京ヴァンテアンクルーズ株式会社の解散

   7月

高速船ジェットフォイル(セブンアイランド「結」)就航

   12月

東京ヴァンテアンクルーズ株式会社の清算結了

2021年6月

株式追加取得により小笠原海運株式会社を連結子会社化(当社51%出資)

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場へ移行。

2023年4月

東汽商事株式会社を吸収合併。