人的資本
OpenWork(社員クチコミ)-
社員数1,191名(連結)
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平均年齢
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平均勤続年数
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平均年収
従業員の状況
5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況
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2024年3月31日現在 |
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セグメントの名称 |
従業員数(名) |
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放送事業 |
133 |
(6) |
システム関連事業 |
943 |
(119) |
建物サービスその他事業 |
115 |
(18) |
合計 |
1,191 |
(143) |
(注)1 従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員数を表示しております。
2 従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の当連結会計年度の平均雇用人員であります。
3 提出会社の従業員は、すべて放送事業セグメントに属しております。
(2)提出会社の状況
当社は持株会社であるため、記載を省略しております。
(3)労働組合の状況
① 当社は持株会社であるため、記載を省略しております。
② 連結子会社である新潟放送と、BSNウェーブにつきましては労働組合が設置されており、労使関係は概ね良好に推移しております。
③ その他の当社グループ子会社につきましては、労働組合は設置されておりませんが、労使関係は概ね良好に推移しております。
株式会社新潟放送2024年3月31日現在における主な労働組合への加入状況。
名称 BSN新潟放送労働組合
組合員数 60名
株式会社BSNウェーブ2024年3月31日現在における主な労働組合への加入状況。
名称 BSNウェーブ労働組合
組合員数 78名
(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
①提出会社
当社は持株会社であるため、記載を省略しております。
②連結子会社
当事業年度 |
補足説明 |
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名称 |
管理職に占める女性労働者の割合 (%) (注)1. |
男性労働者の育児休業取得率 (%) (注)2. |
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1. |
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全労働者 |
正規雇用労働者 |
パート・有期労働者 |
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㈱新潟放送 |
15.9 |
- |
71.5 |
79.1 |
97.2 |
- |
㈱BSNアイネット |
9.6 |
100.0 |
77.7 |
77.4 |
147.9 |
- |
㈱ビーアイテック |
10.0 |
- |
91.4 |
112.7 |
- |
- |
㈱ITスクエア |
- |
- |
68.7 |
68.0 |
- |
- |
㈱エム・エス・シー |
33.3 |
- |
71.0 |
72.6 |
68.4 |
- |
㈱BSNウェーブ |
18.2 |
- |
87.3 |
81.3 |
107.0 |
- |
(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
文中の将来に関する事項は当連結会計年度末現在において判断したものであります。
様々な社会課題の顕在化やステークホルダーの価値観の変化に伴い、ESG(環境・社会・ガバナンス)を重視した経営や経済価値と社会価値の双方を創出するサステナブル経営がより一層求められています。当社グループも持続的な社会の創造については、責任をもって取り組んでいく方針です。当社グループはグループパーパスとして「BSNグループは新潟の情報産業として、地域に寄り添い、様々な課題を解決していくことを通して新潟の持続的な発展に貢献し続けます。」を掲げています。その実現のためには、環境や社会の課題に目を向けることが非常に重要だと考えております。
(1)ガバナンス
公共性の極めて高い当社グループは、安定した経営基盤の確保、地域社会への貢献、長期的な企業価値の向上を最重要課題と考え、経営の効率性や透明性の確保に努めてまいります。
取締役会を経営の基本方針や最重要課題並びに法令で定められた重要事項を決定するための最高意思決定機関と位置付け、年7回定例開催しています。また事業経営のスピーディーな意思決定と柔軟な対応をするために常勤の取締役で構成する常務会を週1回開催しています。詳細は「第4 提出会社の状況 4 コーポレートガバナンスの概要等」をご覧ください。
(2)戦略
当グループでは、社会福祉の向上に貢献するためBSN愛の募金(福祉施設等への支援)、BSNキッズプロジェクト(子どもの体験活動や保護者に対する子育て支援)、BSN教育文化振興基金(学校や文化活動への支援)などに長年取り組んでまいりました。2019年からは「ケンジュプロジェクト」で新潟県と連携協定を結び、県民の健康増進、健康寿命の延伸活動も実施しております。
環境問題全般に関し、新潟放送では2016年から「海と日本プロジェクト」へ参画しており、海洋を中心とした環境保全活動に努めております。また、2021年からSDGメディア・コンパクトに加盟しており、引き続き環境問題などの情報発信に努めてまいります。
当社では人材の育成が会社の成長の根幹であると考え、その前提となるのが公平な人事で、性別やバックグラウンドによる差別のない人事政策を旨としております。
人的資本経営の推進につきましては、従業員の健康が企業経営の基盤であるとの観点から、グループ各社で健康経営に取り組んでいます。 主要3社はいずれも新潟県の「にいがた健康経営推進企業」に登録されており、そのうちBSNアイネットは2019年に、新潟放送は2022年に、それぞれ新潟市の健康経営認定制度のゴールドクラスを獲得しました。
グループ各社ではそれぞれの従業員の能力向上のため、多様な研修の機会を設けております。また、定期的にハラスメント研修を行うなど、働きやすい職場環境の整備に努めることで人材の定着に努めてまいります。
急速な事業環境の変化に対応するため、認定放送持株会社体制のもと、今後もグループ各社の連携による新規事業の創出と業務の効率化を実現し、グループ全体の長期的な成長と企業価値向上を目指してまいります。
(3)リスク管理
当社グループの中核となる放送事業においては、気候変動の影響が懸念される大規模な災害等が発生した場合には緊急に報道特別番組を放送することにより、事前に予定されているCM放送の休止などで収入が減少することがあります。それ以外にも自然災害や大規模災害等が発生した場合には、景気の動向と連動した広告収入の減少、放送設備等の被災による影響で十分な収入が確保できず、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社は今後、気候変動が事業に与えるリスクや機会などについて、情報収集と分析を進めていく方針です。
(4)指標及び目標
当社グループでは、地球環境問題において、各種団体と協力して環境保全の啓発活動や美化活動を推進してまいります。こうした活動を通して、CO₂削減に努め、さらなる環境問題への研究、分析を進めていく方針です。人的資本に関しては重要事項と認識しており、働きやすい環境づくり、スキルアップのための機会、制度を設け、能力が発揮できる環境整備を支援していく方針です。
2023年(1~12月)の主要3社(新潟放送、BSNアイネット、BSNウェーブ)合計の電力使用量のCO₂排出換算は3,456tでした。今後、グループ各社で設備更新の際に順次、エネルギー効率のより高いものを導入し、2030年には2023年比で15%のCO₂排出削減を目指してまいります。なお、BSNアイネットでは全社の使用電力の90%を消費するデータセンターの電力について、その10%を自然由来電力としております。また、設備管理を主要業務としているBSNウェーブではお客様に対し、ビルの省エネシステムの導入促進に力を入れております。
2024年4月1日現在のグループ連結対象社の従業員数は1,143人、男女の比率はほぼ5:5です。主要3社のうち、管理職における女性の割合は、新潟放送が15.9%、BSNアイネットが8.6%、BSNウェーブが16.0%となっております。今後はこの比率を徐々に高めていき、2030年には各社とも20%以上を目標と致します。