2026.06.04更新
ストーリー・沿革
価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。
情報ソース:
INTEGRATED REPORT 2025
サマリ
TEPCOは「安心で快適なくらしのため エネルギーの未来を切り拓く」を軸に、4つのマテリアリティで価値創造を描く。福島第一の廃炉と賠償を「不変の軸」に据えつつ、関東圏の電力需要増(データセンター等)に「ニーズ即応力」で応える。GXは「供給・系統・社会」の3分野で推進し、S+3Eの同時達成を狙う。財務では安定的なFCF創出を最重要の経営課題に置き、投資の前倒しで表面化した制約と向き合いながら、アライアンスや設備の最適化で「稼ぐ力」を鍛える。
過去
本資料では、創業時期や創業の背景、事業開始当初の主力ビジネスに関する記載が確認できませんでした。
一方で、現在の企業像としては、持株会社(HD)を中心に、燃料・火力発電(FP)、送配電(PG)、小売(EP)、再生可能エネルギー発電(RP)の基幹事業会社で構成される「東京電力グループ5社計」を示し、...
現在
発電・燃料、送配電、小売、再エネを一体で運営し、安定供給と脱炭素ニーズに対応する。福島第一の廃炉と賠償を最優先で進め、需要家・地域と対話を重ねる。
2024年度は、福島第一の廃炉と事故に伴う賠償のため、過年度と同水準の資金を確保したと説明する。一方で、高経年化設備の更新、系統増強、災害対策など将来の安定供給に向けた先行投資を前倒しし、キャッシュフ...
未来
国内の電力需要増に「迅速に応える」ため、国内事業へ経営資本を優先投下し、ニーズ即応力とGXを両輪に事業構造を変える。FCF黒字化を軸に、投資最適化と収益力強化を進める。
データセンター事業者の「電力供給までのスピード・脱炭素・コスト安定化」ニーズに対し、脱炭素電源の立地地域へデータセンターを誘致し、工期短縮やコスト低減も狙う提案を掲げる。実現手段として、データセンター...
目指す経営指標
・発電容量:600~700万kW(2030年度、再エネ電源の新規開発・国内外)
・販売電力由来CO₂の削減率:50%(2013年度比、2030年度)
・連結純利益:4,500億円規模(2030年度以降)
・FCF:中長期的な黒字化(事業基盤の強化)
・捻出額:5,000億円程度/年(毎年度、賠償・廃炉の資金確保)
・DX人財の育成人数:8,000人(2025年度)
・事業創造人財の育成人数:2,700人(2027年度)
・女性管理職比率:10%(2035年度)
・人権DD実施率:100%(2025年度)
・DXによる費用削減効果:約90億円(2024年度からの累積、2030年度)
・柏崎刈羽7号機 特定重大事故等対処施設:工事完了時期(2029年8月(現時点での目途))
・販売電力由来CO₂の削減率:50%(2013年度比、2030年度)
・連結純利益:4,500億円規模(2030年度以降)
・FCF:中長期的な黒字化(事業基盤の強化)
・捻出額:5,000億円程度/年(毎年度、賠償・廃炉の資金確保)
・DX人財の育成人数:8,000人(2025年度)
・事業創造人財の育成人数:2,700人(2027年度)
・女性管理職比率:10%(2035年度)
・人権DD実施率:100%(2025年度)
・DXによる費用削減効果:約90億円(2024年度からの累積、2030年度)
・柏崎刈羽7号機 特定重大事故等対処施設:工事完了時期(2029年8月(現時点での目途))
トップメッセージの要約
コーポレートガバナンス
指名委員会等設置会社
法定の3委員会
実効性評価
リスクと機会
指名委員会等設置会社
法定の3委員会
実効性評価
リスクと機会
会長小林は、社会的価値の創造とTEPCOの成長には、事業活動を支え強化するコーポレートガバナンスが不可欠だと述べる。業務執行と監督を明確に分離した指名委員会等設置会社の体制を採り、指名委員会・報酬委員...
用語解説
■S+3E
「安全(Safety)を大前提に、エネルギーの安定供給(Energy security)・経済性(Economic efficiency)・環境適合(Environment)を同時に達成する」というエネルギー政策の考え方です。東京電力HDは、この観点でエネルギーミックスに取り組んできたと説明しています。
■GX
脱炭素社会への移行を通じて、経済社会システム全体を変革し、成長につなげる取り組みです。東京電力HDは「S+3EはGXと密接に関係」と位置づけています。
■供給・系統・社会(3分野)
カーボンニュートラルに向けた取り組みを「供給(脱炭素電源の活用)」「系統(広域化、系統利用の最適化、分散化)」「社会(省エネ、電化、創エネ等)」の3分野に整理した区分です。
■ワンチーム(One for All, All for One)
単なる仲良しではなく、ラグビーの精神になぞらえて「1つの目的を共有し、目標達成をめざす意思と姿勢を徹底する」ことを指します。社長は福島第一の現場での一体感と責任感が、ワンチームの本質を再確認させたと述べています。
■ニーズ即応力
お客さまや社会からの期待に応えるために、さらに強化が必要だと社長が述べる能力です。その手段として「企業やお客さま等との提携(アライアンス)を次々と実現し、シナジーを生み出す」ことを挙げています。
■四方よし
近江商人の「三方よし」に、時間軸として「未来よし」を加えた考え方です。社長は「未来からバックキャストして良いものをつくる」という意味で使い、ワンチームでこの姿勢を目指すと社内に呼びかけています。
■東京電力グループ5社(5社計)
統合報告書内で指標の集計範囲などを示すときに使うグループ定義です。「東京電力ホールディングス、東京電力フュエル&パワー、東京電力パワーグリッド、東京電力エナジーパートナー、東京電力リニューアブルパワー」の5社を指します。
■基幹事業会社/HD・FP・PG・EP・RP
グループの中核事業を担う会社群を指し、指標表では会社略称(HD/FP/PG/EP/RP)でバウンダリ(対象範囲)を示しています。たとえば「5社計」「RP」「EP」「HD」など、KPIごとに責任主体・範囲を明確にするための表記です。
■マテリアリティ/マテリアリティ・マトリクス
東京電力HDが「4つのマテリアリティの解決に向けて事業戦略を策定し、指標・目標を設定している」と説明する、重要テーマ整理の枠組みです。取締役会等で実績を評価・分析し、投入資本等も見直しながら達成確度を高める運用まで含めて述べています。
■CO₂ゼロメニュー
小売電気事業で、需要の高まりにより販売量が増加していると記載されている商品・メニュー名です。マテリアリティの指標・目標にも「CO₂ゼロメニュー販売拡大」が置かれています。
■環境価値関連サービス
「環境価値」を軸にしたサービス群の総称として、社会向け戦略の中で掲げられているカテゴリ名です。点のソリューションを組み合わせ、設計から保守まで含むワンストップ提供の流れの中で位置づけられています。
■生グリーンメニュー
再エネ電源由来の電気と環境価値を活用し、一定期間提供するメニューです。特徴として「再エネにより発電された電力量」と「お客さまに供給する電力量」を30分単位で合わせて同時同量を実現すると説明されています。
■オンサイト・オフサイトコーポレートPPA
戦略(社会)パートで、創エネ・省エネ等のサービスメニューの一つとして挙げられている企業向けのPPA(電力購入契約)形態です。オンサイト/オフサイトを並列表記し、提供メニューの中に組み込んでいます。
■分散型エネルギーリソース(DER)
太陽光発電や蓄電池など、需要家側・地域側に分散して存在するエネルギー設備を指す用語として使われています。東京電力HDはDERの導入に加えて、それらを束ねる取り組みも進めると記載しています。
■アグリゲーション
複数の電力需要家が持つDERを集約して効率的に管理する手法です。東京電力HDは、個別のお客さま向け「点のソリューション」と、自治体・広域向け「面のソリューション」を両輪にする戦略の中核手段として説明しています。
■点のソリューション/面のソリューション
「点」は個別のお客さま向け、「面」は自治体・広域エリア向けという提供単位の整理です。東京電力HDは、両者を両輪にして戦略を推進すると記載しています。
■ノンファーム型接続
再エネ導入促進のために、系統混雑時に自動的に発電出力を制御することで、既存設備の稼働率向上を図る仕組みとして説明されています。
■逆ROICツリー
2025年度から、ホールディングスおよび各基幹事業会社で作成し、「各事業活動と企業価値向上の成果の見える化」を進める枠組みです。見える化で従業員のモチベーション向上や、コスト・稼ぐ意識の定着につなげるとしています。
■FP&A(Financial Planning and Analysis)
2025年度からプロジェクトチーム体制を整え、正式に取り組み開始したとする構想です。目的はキャッシュフロー管理の強化で、設備投資規模が大きい部門に入り込み、日々のキャッシュの流れを丁寧に把握して兆しを早期に捉え、機動的な事業運営につなげると説明されています。
■レベニューキャップ制度/第一規制期間(2023~2027年度)
送配電部門での制度として言及されており、物価上昇が想定されていなかったことで支出が増え、第一規制期間に一部費用の回収ができていないことが、フリーキャッシュフロー悪化の主因の一つだと説明されています。
■賠償資金スキーム
賠償金の支払い(キャッシュアウト)に対して、機構から資金交付を受ける(キャッシュイン)ため、キャッシュフロー変動が限定的になる仕組みです。費用計上時に交付金を収益として認識することで、損益計算書・貸借対照表の大幅変動が起こりにくいとも説明されています。
■廃炉等積立金制度
廃炉を安全かつ着実に進めるため、廃炉に必要な資金を当社から機構に「廃炉等積立金」として積み立て、取り戻し計画に基づいて取り戻す制度です。取り戻し計画は、機構から提示された作成方針に基づき、当面3年間の作業を計画すると記載されています。
■原子力損害賠償・廃炉等支援機構(機構)
賠償資金や廃炉資金の枠組みの中で登場する主体です。東京電力HDは、機構から資金交付を受けること、また一般負担金・特別負担金を支払っていることを説明しています。
■捻出額(年間5,000億円程度)
「福島への責任貫徹」に向けて、賠償や廃炉のために年間5,000億円程度の資金確保をめざす、という文脈で使われる用語です。マテリアリティの指標・目標にも「捻出額」として整理されています。
■特定重大事故等対処施設(特重設)
柏崎刈羽の安全対策として登場し、航空機衝突・テロ等に備えた施設です。重大事故等対処設備(SA設備)のバックアップに位置づけられ、設置期限までに完成しない場合は運転停止が必要と説明されています。
「安全(Safety)を大前提に、エネルギーの安定供給(Energy security)・経済性(Economic efficiency)・環境適合(Environment)を同時に達成する」というエネルギー政策の考え方です。東京電力HDは、この観点でエネルギーミックスに取り組んできたと説明しています。
■GX
脱炭素社会への移行を通じて、経済社会システム全体を変革し、成長につなげる取り組みです。東京電力HDは「S+3EはGXと密接に関係」と位置づけています。
■供給・系統・社会(3分野)
カーボンニュートラルに向けた取り組みを「供給(脱炭素電源の活用)」「系統(広域化、系統利用の最適化、分散化)」「社会(省エネ、電化、創エネ等)」の3分野に整理した区分です。
■ワンチーム(One for All, All for One)
単なる仲良しではなく、ラグビーの精神になぞらえて「1つの目的を共有し、目標達成をめざす意思と姿勢を徹底する」ことを指します。社長は福島第一の現場での一体感と責任感が、ワンチームの本質を再確認させたと述べています。
■ニーズ即応力
お客さまや社会からの期待に応えるために、さらに強化が必要だと社長が述べる能力です。その手段として「企業やお客さま等との提携(アライアンス)を次々と実現し、シナジーを生み出す」ことを挙げています。
■四方よし
近江商人の「三方よし」に、時間軸として「未来よし」を加えた考え方です。社長は「未来からバックキャストして良いものをつくる」という意味で使い、ワンチームでこの姿勢を目指すと社内に呼びかけています。
■東京電力グループ5社(5社計)
統合報告書内で指標の集計範囲などを示すときに使うグループ定義です。「東京電力ホールディングス、東京電力フュエル&パワー、東京電力パワーグリッド、東京電力エナジーパートナー、東京電力リニューアブルパワー」の5社を指します。
■基幹事業会社/HD・FP・PG・EP・RP
グループの中核事業を担う会社群を指し、指標表では会社略称(HD/FP/PG/EP/RP)でバウンダリ(対象範囲)を示しています。たとえば「5社計」「RP」「EP」「HD」など、KPIごとに責任主体・範囲を明確にするための表記です。
■マテリアリティ/マテリアリティ・マトリクス
東京電力HDが「4つのマテリアリティの解決に向けて事業戦略を策定し、指標・目標を設定している」と説明する、重要テーマ整理の枠組みです。取締役会等で実績を評価・分析し、投入資本等も見直しながら達成確度を高める運用まで含めて述べています。
■CO₂ゼロメニュー
小売電気事業で、需要の高まりにより販売量が増加していると記載されている商品・メニュー名です。マテリアリティの指標・目標にも「CO₂ゼロメニュー販売拡大」が置かれています。
■環境価値関連サービス
「環境価値」を軸にしたサービス群の総称として、社会向け戦略の中で掲げられているカテゴリ名です。点のソリューションを組み合わせ、設計から保守まで含むワンストップ提供の流れの中で位置づけられています。
■生グリーンメニュー
再エネ電源由来の電気と環境価値を活用し、一定期間提供するメニューです。特徴として「再エネにより発電された電力量」と「お客さまに供給する電力量」を30分単位で合わせて同時同量を実現すると説明されています。
■オンサイト・オフサイトコーポレートPPA
戦略(社会)パートで、創エネ・省エネ等のサービスメニューの一つとして挙げられている企業向けのPPA(電力購入契約)形態です。オンサイト/オフサイトを並列表記し、提供メニューの中に組み込んでいます。
■分散型エネルギーリソース(DER)
太陽光発電や蓄電池など、需要家側・地域側に分散して存在するエネルギー設備を指す用語として使われています。東京電力HDはDERの導入に加えて、それらを束ねる取り組みも進めると記載しています。
■アグリゲーション
複数の電力需要家が持つDERを集約して効率的に管理する手法です。東京電力HDは、個別のお客さま向け「点のソリューション」と、自治体・広域向け「面のソリューション」を両輪にする戦略の中核手段として説明しています。
■点のソリューション/面のソリューション
「点」は個別のお客さま向け、「面」は自治体・広域エリア向けという提供単位の整理です。東京電力HDは、両者を両輪にして戦略を推進すると記載しています。
■ノンファーム型接続
再エネ導入促進のために、系統混雑時に自動的に発電出力を制御することで、既存設備の稼働率向上を図る仕組みとして説明されています。
■逆ROICツリー
2025年度から、ホールディングスおよび各基幹事業会社で作成し、「各事業活動と企業価値向上の成果の見える化」を進める枠組みです。見える化で従業員のモチベーション向上や、コスト・稼ぐ意識の定着につなげるとしています。
■FP&A(Financial Planning and Analysis)
2025年度からプロジェクトチーム体制を整え、正式に取り組み開始したとする構想です。目的はキャッシュフロー管理の強化で、設備投資規模が大きい部門に入り込み、日々のキャッシュの流れを丁寧に把握して兆しを早期に捉え、機動的な事業運営につなげると説明されています。
■レベニューキャップ制度/第一規制期間(2023~2027年度)
送配電部門での制度として言及されており、物価上昇が想定されていなかったことで支出が増え、第一規制期間に一部費用の回収ができていないことが、フリーキャッシュフロー悪化の主因の一つだと説明されています。
■賠償資金スキーム
賠償金の支払い(キャッシュアウト)に対して、機構から資金交付を受ける(キャッシュイン)ため、キャッシュフロー変動が限定的になる仕組みです。費用計上時に交付金を収益として認識することで、損益計算書・貸借対照表の大幅変動が起こりにくいとも説明されています。
■廃炉等積立金制度
廃炉を安全かつ着実に進めるため、廃炉に必要な資金を当社から機構に「廃炉等積立金」として積み立て、取り戻し計画に基づいて取り戻す制度です。取り戻し計画は、機構から提示された作成方針に基づき、当面3年間の作業を計画すると記載されています。
■原子力損害賠償・廃炉等支援機構(機構)
賠償資金や廃炉資金の枠組みの中で登場する主体です。東京電力HDは、機構から資金交付を受けること、また一般負担金・特別負担金を支払っていることを説明しています。
■捻出額(年間5,000億円程度)
「福島への責任貫徹」に向けて、賠償や廃炉のために年間5,000億円程度の資金確保をめざす、という文脈で使われる用語です。マテリアリティの指標・目標にも「捻出額」として整理されています。
■特定重大事故等対処施設(特重設)
柏崎刈羽の安全対策として登場し、航空機衝突・テロ等に備えた施設です。重大事故等対処設備(SA設備)のバックアップに位置づけられ、設置期限までに完成しない場合は運転停止が必要と説明されています。
2026年3月期有価証券報告書より
沿革
2 【沿革】
関係会社
4 【関係会社の状況】
(1) 連結子会社
2026年3月31日現在
(注) 1.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数である。
2.特定子会社に該当している。
3.有価証券報告書を提出している。
4.東京電力エナジーパートナー㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が100分の10を超えているが、セグメント情報の売上高に占める当該連結子会社の売上高の割合(セグメント間の内部売上高又は振替高を含む。)が100分の90を超えるため、主要な損益情報等の記載を省略している。
(2) 持分法適用関連会社
2026年3月31日現在
2026年3月31日現在
(注) 1.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数である。
2.共同支配企業である。
3.有価証券報告書を提出している。