2024年2月期有価証券報告書より

社長・役員

代表取締役社長 安孫子 正 (76歳) 議決権保有率 0.02%

略歴

1975年5月

松竹㈱入社

1998年2月

松竹㈱第一演劇部演劇製作室長(部長待遇)

1999年5月

松竹㈱取締役 演劇製作部門担当

2003年5月

松竹㈱常務取締役

2004年11月

松竹㈱専務取締役

2006年5月

松竹㈱演劇本部長、演劇興行部門担当、歌舞伎座総支配人

2006年9月

松竹㈱演劇営業部門、演劇事業部門担当

2011年8月

新橋演舞場㈱専務取締役

2014年5月

松竹㈱取締役副社長

2019年5月

松竹㈱代表取締役副社長

2020年6月

(公社)日本演劇興行協会会長(現任)

2021年5月

当社代表取締役社長(現任)

 

松竹㈱顧問(現任)

所有者

(5) 【所有者別状況】

(2024年2月29日現在)

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数
(人)

-

11

10

139

6

1

5,392

5,559

所有株式数
(単元)

-

15,194

708

43,124

213

10

61,972

121,221

47,900

所有株式数
の割合(%)

-

12.53

0.58

35.57

0.17

0.00

51.12

100.00

 

(注) 自己株式数は50,306株で「個人その他」に503単元、「単元未満株式の状況」に6株含めて記載しております。

 

役員

 

(2) 【役員の状況】

① 役員一覧

男性7名 女性0名 (役員のうち女性の比率0%)

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有

株式数
(百株)

代表取締役社長

安孫子 正

1948年3月23日

1975年5月

松竹㈱入社

1998年2月

松竹㈱第一演劇部演劇製作室長(部長待遇)

1999年5月

松竹㈱取締役 演劇製作部門担当

2003年5月

松竹㈱常務取締役

2004年11月

松竹㈱専務取締役

2006年5月

松竹㈱演劇本部長、演劇興行部門担当、歌舞伎座総支配人

2006年9月

松竹㈱演劇営業部門、演劇事業部門担当

2011年8月

新橋演舞場㈱専務取締役

2014年5月

松竹㈱取締役副社長

2019年5月

松竹㈱代表取締役副社長

2020年6月

(公社)日本演劇興行協会会長(現任)

2021年5月

当社代表取締役社長(現任)

 

松竹㈱顧問(現任)

(注)3

30

取締役
総務担当
事業担当

田中 智明

1964年1月18日

2005年3月

松竹㈱総務部人事管理課長

2009年4月

松竹㈱総務課次長

2016年5月

松竹㈱人事部長

2018年10月

松竹㈱総務部長

2022年5月

当社取締役総務担当・業務副担当 総務部長

2023年5月

当社取締役総務担当・事業副担当 総務部長

2024年5月

当社取締役総務担当・事業担当 総務部長(現任)

(注)3

1

取締役

小平  健

1951年12月31日

1974年4月

㈱日本長期信用銀行入行

1999年11月

㈱ホテルニューオータニ(現・㈱ニュー・オータニ)東京副総支配人 マネージメントサービス部長 ニューオータニ美術館担当部長

2000年6月

㈱ニュー・オータニ取締役 マネージメントサービス部長
ホテルニューオータニ東京副総支配人

2005年6月

㈱大谷工業代表取締役副会長

2008年6月

㈱テーオーシー取締役 ビル施設管理部門安全管理室担当

2014年6月

㈱テーオーシー取締役

2015年5月

当社取締役(現任)

2016年6月

㈱テーオーシー顧問

(注)3

15

取締役

鈴木 太一郎

1968年5月28日

2005年4月

森トラスト㈱入社

2014年1月

松竹㈱入社

2016年5月

松竹㈱不動産部施設室長 開発室長

2018年5月

松竹㈱不動産部長

2019年5月

 

 

松竹㈱執行役員 不動産部門担当 不動産部長 経営企画部経営企画室付(統括担当)オリンピック・パラリンピック・IR事業推進プロジェクトチーム

2022年3月

 

 

 

松竹㈱執行役員 不動産本部副本部長 不動産戦略部門、不動産運営部門、エリアマネジメント推進室担当 不動産戦略部長 不動産本部付㈱松竹サービスネットワーク出向(代表取締役社長)

2023年5月

当社取締役(現任)

2024年5月

 

松竹㈱上席執行役員 不動産本部副本部長 不動産本部付㈱松竹サービスネットワーク出向(代表取締役社長)(現任)

(注)3

-

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有

株式数
(百株)

常勤監査役

長尾 卓史

1969年2月12日

2007年10月

松竹㈱経理部経理課長

2015年8月

松竹㈱内部監査室長

2017年1月

松竹㈱松竹健康保険組合出向

2018年7月

松竹㈱演劇興行部演劇業務室長

2019年9月

松竹㈱演劇経理部副部長

2023年4月

松竹㈱演劇経理部副部長 演劇統括部付 ゼネラルマネジャー

2023年5月

当社常勤監査役(現任)

2023年5月

歌舞伎座サービス㈱監査役(現任)

(注)5

-

監査役

大谷 二郎

1954年9月14日

1978年4月

松竹㈱入社

2000年5月

松竹第一興行㈱取締役

2006年4月

松竹衣裳㈱取締役

2008年3月

㈱松竹デジタルセンター取締役

2008年4月

㈱衛星劇場(現・松竹ブロードキャスティング㈱)監査役

2010年7月

松竹ブロードキャスティング㈱取締役

2015年5月

当社監査役(現任)

2016年5月

松竹ブロードキャスティング㈱常務取締役

2018年5月

松竹ブロードキャスティング㈱専務取締役

2020年5月

松竹ブロードキャスティング㈱代表取締役副社長(現任)

(注)5

223

監査役

井ノ上 正男

1958年11月9日

1986年4月

最高裁判所司法研修所入所

1988年3月

同所卒業

1988年4月

弁護士登録(大高法律事務所)

1999年4月

当社顧問弁護士

2009年5月

当社監査役(現任)

2015年6月

㈱永谷園ホールディングス社外監査役(現任)

2019年5月

松竹㈱社外監査役(現任)

(注)4

-

269

 

 

(注) 1 取締役小平健・鈴木太一郎は、社外取締役であります。

2 監査役井ノ上正男・長尾卓史は、社外監査役であります。

3 取締役の任期は、2024年2月期に係る定時株主総会終結の時から2025年2月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

4 監査役井ノ上正男の任期は、2021年2月期に係る定時株主総会終結の時から2025年2月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

5 監査役大谷二郎・長尾卓史の任期は、2023年2月期に係る定時株主総会終結の時から2027年2月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

6 当社は、法令に定める監査役の員数を欠くことになる場合に備え、会社法第329条第3項に定める補欠監査役1名を選任しております。補欠監査役の略歴は次のとおりであります。

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

所有

株式数(百株)

補欠監査役

大日方 元

1967年11月16日

1990年4月

2014年4月

2017年4月

 

2021年7月

2022年4月

2023年5月

2024年5月

富士銀行 入行

㈱みずほ銀行 成城支店長

㈱みずほフィナンシャルグループ

グローバル人事業務部 参事役

松竹㈱出向 演劇統括部 ゼネラルマネジャー

松竹㈱入社 演劇統括部 ゼネラルマネジャー

松竹㈱経営企画部長 兼 演劇経理部長

松竹㈱執行役員 経営企画部長 兼 演劇経理部長(現任)

-

 

 

 

② 社外役員の状況

当社の社外取締役は2名であります。

社外取締役小平健氏は、金融機関やホテル業界でのサービス業、また不動産賃貸業界における豊富な経験と経営者としての幅広い見地から、当社の経営やガバナンス体制に有効に貢献していただけるものと判断しております。なお、同氏は東京証券取引所が指定を義務付ける一般株主と利益相反が生じるおそれのない独立役員として届け出ております。

社外取締役鈴木太一郎氏は、一級建築士としての建築・不動産分野における豊富な知識と経験を有しており、当社の不動産経営及び建物管理への適切な助言と経営監督が期待されます。

当社の社外監査役は2名であります。

社外監査役である常勤監査役長尾卓史氏は、松竹株式会社において演劇経理部門における業務執行者であったことから、その豊富な経営企画や情報提供の経験・見識により、当社経営全般を充分に監視していただけるものと判断しております。

社外監査役井ノ上正男氏は弁護士であり、法務の専門的な知識、経験から議案審議に必要な発言を適宜いただいております。

なお、当社は、社外取締役又は社外監査役を選任するための独立性に関する基準及び方針は明確に定めておりませんが、その選任にあたっては一般株主と利益相反が生じるおそれのないよう、東京証券取引所の独立性に関する判断基準等を参考にしております。

 

③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係

社外取締役及び社外監査役は取締役会に出席し、議案審議等に必要な発言を適宜行っております。

さらに、社外監査役は、監査役会において常勤監査役と監査役監査、会計監査及び内部統制委員会の情報を交換し、会計監査人とは定期的な会合を持つことで実効性を確保しております。

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金(千円)

主要な事業の内容

議決権の所有
(被所有)割合
(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

歌舞伎座サービス株式会社(注)2、3

東京都中央区

40,000

食堂・飲食事業
売店事業

不動産賃貸事業

所有   100.0

役員の兼任 3人

(その他の関係会社)

 

 

 

 

 

松竹株式会社      (注)4

-

-

-

-

-

 

(注) 1 主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。

2 歌舞伎座サービス株式会社は売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。その主要な損益情報等は下記のとおりであります。

売上高

1,210,112千円

経常損失

52,004千円

当期純利益

69,036千円

純資産額

429,185千円

総資産額

1,128,249千円

 

3 歌舞伎座サービス株式会社は、有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社ではありません。

4 その他の関係会社の松竹株式会社は、有価証券報告書を提出している会社であり、関係会社の状況については、第5 [経理の状況] 1[連結財務諸表等] (1) [連結財務諸表] [注記事項] [関連当事者情報] において記載しているため、記載を省略しております。

 

沿革

 

2 【沿革】

歌舞伎座は1945年5月東京大空襲により焼失しましたが、戦後歌舞伎座復興に際し新たに当社株式会社歌舞伎座が設立され、敷地は所有者松竹株式会社より借り受け、劇場は演劇の興行を行う松竹株式会社に、また劇場内の食堂売店等を当社の子会社である歌舞伎座事業株式会社(現 歌舞伎座サービス株式会社)にそれぞれ賃貸しておりました。2010年4月末日に建替えのため閉場しておりました劇場歌舞伎座は、2013年2月末日に竣工を迎えることができ、3月1日に木挽町広場オープン、4月には新劇場を開場いたしました。当社の設立からの経過の概要は次のとおりであります。

1949年11月

株式会社歌舞伎座設立(資本金1億5千万円)

1950年12月

歌舞伎座竣工

1951年1月

歌舞伎座を開場

1952年7月

東京証券取引所株式上場

1954年3月

株式会社歌舞伎座サービス設立

1954年8月

株式会社歌舞伎座サービスを歌舞伎座サービス株式会社に社名変更

1956年3月

映画製作事業を開始

1958年5月

株式会社戎橋劇場(大阪)設立

1958年11月

テレビ映画部新設

1960年6月

松竹豊橋会館株式会社(愛知)設立

1961年3月

株式会社文楽座を吸収合併し、当社大阪営業所となる

1963年3月

歌舞伎座サービス株式会社を松竹豊橋会館株式会社が吸収合併し、歌舞伎座事業株式会社に社名変更(旧松竹豊橋会館株式会社が豊橋営業所となる)

1963年8月

文楽座を朝日座と改称

1973年10月

表新館竣工

1976年8月

歌舞伎会館の大半を取り壊し、歌舞伎座ビル竣工

1984年3月

朝日座閉鎖し、譲渡

1984年8月

大船に土地購入

1985年5月

大船セントラル駐車場オープン

1985年8月

テレビ映画の製作を一時的に見合わせる

1986年2月

大船に土地購入(1984年8月付取得した土地の隣接地)

1986年3月

株式会社戎橋劇場は同劇場入居先の改築工事の為、賃貸契約を解約し、その後所在地を東京に移転

1986年9月

大船セントラル駐車場を一時縮小し総合住宅展示場として賃貸

1990年9月

東新館ビル竣工

1996年3月

大船セントラル駐車場を駐車場用地及び映画撮影用のオープンセット用地として賃貸

1999年11月

大船セントラル駐車場と松竹株式会社所有の松竹ショッピングセンター内三越棟の土地の交換を行い、それに伴う建物を取得

2000年5月

歌舞伎座事業株式会社の豊橋営業所閉鎖

2000年11月

歌舞伎座事業株式会社の閉鎖した豊橋営業所の土地を譲渡

2002年2月

歌舞伎座の建物が登録有形文化財となる(2010年12月登録抹消)

2005年9月

株式会社戎橋劇場が社名を歌舞伎座サービス株式会社(現・連結子会社)に変更

2010年4月

劇場建替えのため、4月末日をもって閉場

2010年5月

劇場歌舞伎座、表新館、東新館及び歌舞伎座ビル取り壊し

2011年3月

歌舞伎座サービス株式会社と歌舞伎座事業株式会社が合併し、歌舞伎座サービス株式会社が存続会社となる

2013年2月

劇場歌舞伎座竣工

2013年3月

木挽町広場(地下広場)オープン

2013年4月

劇場歌舞伎座開場

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行