2026年3月期有価証券報告書より

事業内容

セグメント情報
※セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります

プロパティ事業 化粧品健康食品事業 グルメ事業 ナース関連事業 呉服関連事業 アパレル・雑貨事業 データベース活用事業
  • 売上
  • 利益
  • 利益率

最新年度

セグメント名 売上
(百万円)
売上構成比率
(%)
利益
(百万円)
利益構成比率
(%)
利益率
(%)
プロパティ事業 49,701 22.9 8,553 51.1 17.2
化粧品健康食品事業 11,439 5.3 735 4.4 6.4
グルメ事業 33,736 15.6 1,316 7.9 3.9
ナース関連事業 12,304 5.7 651 3.9 5.3
呉服関連事業 22,562 10.4 1,375 8.2 6.1
アパレル・雑貨事業 68,910 31.8 -408 -2.4 -0.6
データベース活用事業 17,949 8.3 4,514 27.0 25.1

 

3 【事業の内容】

当社グループは、当社と連結子会社59社(2026年3月31日現在)により構成されており、プロパティ事業、化粧品健康食品事業、グルメ事業、ナース関連事業、呉服関連事業、アパレル・雑貨事業、その他の事業、データベース活用事業を行っております。

当社グループの事業内容及び当社と子会社の事業に係る位置付けは次のとおりであります。

次の8事業は、「第5  経理の状況  1.連結財務諸表等  (1) 連結財務諸表  注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

 

(1) プロパティ事業

当社並びに当社子会社が、不動産賃貸・不動産再生及び開発事業、発電事業を行っております。子会社では、㈱テキサス、㈱カリフォルニア、㈱オージオなどが不動産賃貸・不動産再生及び開発事業を、㈱グランベルホテル、MIRIANDHOO MALDIVES RESORTS PVT.LTD.等がホテル事業を、㈱エルドラドがゴルフ場運営事業・飲食店事業を行っております。

(2) 化粧品健康食品事業

当社子会社の㈱オージオが化粧品等を、㈱リフレが健康食品等を販売する事業を行っております。

(3) グルメ事業

当社が、食料品・日本酒・ワイン等を販売する事業を行っております。

(4) ナース関連事業

当社子会社の㈱ナースステージが看護師向け通販事業、JOBSTUDIO PTE.LTD.が看護師人材紹介事業を行っております。

(5) 呉服関連事業

当社子会社の㈱BANKANわものや、㈱さが美、㈱東京ますいわ屋などが和装関連商品の店舗販売等を行っております。また㈱マイムが衣料品を主体とした衣裳レンタル事業を行っております。

(6) アパレル・雑貨事業

当社並びに当社子会社が、カタログやインターネット等を媒体とする、生活関連商品の販売及び関連事業を行っております。主要な商品は、衣料品、生活雑貨・家具等の家庭用品及び身の回り・趣味用品であります。子会社では、㈱アイシーネット、丸長㈱、㈱セレクトなどがアパレル・雑貨事業を行っております。

(7) その他の事業

当社子会社のフレンドリー㈱が衣料品を主体とした卸売事業を行っております。

(8) データベース活用事業

当社並びに当社子会社が、受託業務事業(封入・同送サービス、通販代行サービス)を行っております。子会社では、㈱サンステージが主に通信販売事業のお客様に対するファイナンス事業を行っております。㈱ベルーナ・ジーエフ・ロジスティクス、㈱レーベルが物流3PL事業を行っております。

 

 

〔事業系統図〕

 


業績状況

 

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績等の状況の概要

当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

① 経営成績の状況

当連結会計年度におけるわが国経済は、訪日外客数が過去最多となる年間4,000万人を突破したインバウンド需要の拡大に加え、企業収益の改善や賃上げによる雇用・所得環境の改善などを背景に緩やかな回復基調で推移しました。一方で、物価上昇が継続する中、消費者の節約志向や選別消費の傾向は根強く、個人消費の先行きには不透明感が残りました。また、米国の通商政策や中東情勢等の地政学リスクの影響、為替及び長期金利の動向など懸念材料が多岐にわたっており、依然として先行きが不透明な状況が続いております。

 このような状況下におきまして、当社グループは前期より8つのセグメントを今後の成長性・収益性の拡大を担う「グロース領域」と安定した収益性・継続性・社会性を主眼においた「サステナブル領域」の2つにグルーピングをし、それぞれに適した経営資源の配分や事業展開を図っております。

 その結果、当連結会計年度の売上高は218,098百万円(前年同期比3.4%増)、営業利益は16,478百万円(同38.6%増)となりました。経常利益は前年同期と比べ為替差益が増加した一方で、支払利息の増加やシンジケートローンの締結にかかわる支払手数料が発生したことなどにより16,274百万円(同22.8%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は11,542百万円(同31.2%増)となりました。

 

 セグメント別の経営成績は以下のとおりであります。

 

〔プロパティ事業〕

    国内ホテル事業においては、国内旅行需要の高まりや訪日外客数が増加したことなどにより増収増益となりました。国内都市型ホテルにおいては、すべてのホテルが堅調に推移し増収増益となりました。特に当期より本格稼働した札幌ホテルbyグランベルや2025年7月に開業した小樽グランベルホテル、万博が開催された大阪エリアのホテルにおいて稼働率及び客室単価が上昇したため好調な推移となりました。なお、訪日中国人観光客の減少による影響は当期末時点においても限定的となっております。国内リゾート型ホテルにおいては、2025年9月に取得した秋保温泉のホテル瑞鳳及び秋保グランドホテルの上乗せ効果もあり増収増益となりました。また販売用不動産の売却により1,042百万円の売却益が発生しました。この結果、売上高は49,701百万円(同38.3%増)となり、セグメント利益は8,553百万円(同62.7%増)となりました。

 

〔化粧品健康食品事業〕

 化粧品通販事業においては、新規顧客の獲得数減少や新規購入者の定期コースへの引上げ率低下などにより減収となりました。一方で、非効率な広告宣伝を控え収益性の確保を優先したため増益となりました。健康食品通販事業においては、新規顧客の獲得効率改善は不十分であったものの、既存顧客の定期コース継続率が改善傾向となったため減収増益となりました。この結果、売上高は11,439百万円(同17.4%減)となり、セグメント利益は735百万円(同2.3%増)となりました。

 

〔グルメ事業〕

 グルメ通販事業においては、食品頒布ジャンルが好調に推移したことに加え、卸売上の増加により増収となりました。一方で、原価率の高い卸売上の構成比が上昇したことなどにより減益となりました。ワイン通販事業においては、円安の影響により原価率は悪化したものの、新規顧客獲得が好調に推移したため増収増益となりました。この結果、売上高は33,736百万円(同5.2%増)となり、セグメント利益は1,316百万円(同5.1%増)となりました。

 

〔ナース関連事業〕

 看護師向け通販事業においては、一部販売経路における商品価格やサービスレベルの見直し、カタログ媒体の発行数量を抑制するなど収益性の改善を重視したため減収増益となりました。不採算事業であった看護師転職サイト「ナースキャリアネクスト」のサービスを2025年6月30日に終了したこともあり、この結果、売上高は12,304百万円(同2.5%減)となり、セグメント利益は651百万円(同60.6%増)となりました。

 

 

〔呉服関連事業〕

 和装販売事業においては、出店するショッピングセンターの閉鎖に伴う既存店舗の減少や1店舗当りの購入者数が前年同期と比べ減少したことなどにより減収となりました。一方で、仕入原価の改善及び販売単価が上昇したため増益となりました。衣裳レンタル事業においては、キャンセル率の増加はあったものの、早期受注会の実施による卒業式袴レンタルの受注増加により増収増益となりました。この結果、売上高は22,562百万円(同1.5%減)となり、セグメント利益は1,375百万円(同10.0%増)となりました。

 

〔アパレル・雑貨事業〕

 アパレル・雑貨通販事業においては、原材料・資材価格の高止まりを受け仕入原価が上昇する中、DM配送費の値上げも受けたため収益性を重視し広告宣伝費の抑制を図りました。不採算事業であったファッションECモールとインポートブランド品ECサイトのサービスを終了したことにより減収となりましたが収益性は改善しました。この結果、売上高は68,910百万円(同7.9%減)となり、セグメント損失は408百万円(前年同期は1,696百万円のセグメント損失)となりました。

 

〔その他の事業〕

 アパレル卸売事業においては、クライアント各社の展開縮小が継続しており今後の収益性の改善が見込めないことや委託販売方式を主にしていることによる在庫リスクの拡大を回避するため事業の縮小を図りました。また、今後は委託販売方式による卸売からは撤退することといたしました。旅行代理店事業においては、成長性を優先した事業展開を図ったため増収となり収益性は改善しました。この結果、売上高は2,839百万円(同0.4%増)となり、セグメント損失は189百万円(前年同期は399百万円のセグメント損失)となりました。

 

〔データベース活用事業〕

 封入・同送サービス事業においては、アパレル・雑貨通販事業におけるカタログ発行数及び商品発送数の減少などにより減収減益となりました。フルフィルメント受託サービス事業においては、物流サービス及びコールセンターサービスにおいて新規クライアントが順調に獲得できたことや既存クライアントの売上が拡大した一方で、人件費が上昇したことやコールセンターの新設に伴いイニシャルコストが発生したことなどにより増収減益となりました。ファイナンス事業においては、ネット経由の新規申込数が増加する中、ターゲットとする顧客層を効率的に獲得できたことなどにより増収増益となりました。この結果、売上高は17,949百万円(同4.9%増)となり、セグメント利益は4,514百万円(同12.5%減)となりました。

 

 

② 財政状態の状況

(資産)

当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末比15百万円増加し、131,458百万円となりました。これは主に、商品及び製品が2,100百万円、仕掛販売用不動産が1,690百万円減少した一方で、営業貸付金が3,288百万円、販売用不動産が1,657百万円増加したことによるものであります。固定資産は、前連結会計年度末比27,660百万円増加し、208,679百万円となりました。これは主に、建物及び構築物が12,243百万円、リース資産が1,661百万円、土地が7,995百万円、建設仮勘定が6,022百万円、投資有価証券が1,654百万円増加したことによるものであります。この結果、資産合計は、前連結会計年度末比27,675百万円増加し、340,137百万円となりました。

 

(負債)
 当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末比8,284百万円減少し、53,332百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が1,320百万円、短期借入金が6,193百万円、未払費用が1,091百万円減少したことによるものであります。固定負債は、前連結会計年度末比26,162百万円増加し、135,351百万円となりました。これは主に、長期借入金が24,324百万円、リース債務が1,585百万円増加したことによるものであります。この結果、負債合計は、前連結会計年度末比17,877百万円増加し、188,683百万円となりました。

 
(純資産)
 当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末比9,797百万円増加し、151,454百万円となりました。この結果、自己資本比率は44.5%となりました。

 

③ キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末比345百万円増の36,558百万円となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度における営業活動による資金の増加は、18,465百万円(前年同期は9,689百万円の増加)となりました。主な増加要因は、税金等調整前当期純利益16,671百万円、減価償却費7,303百万円、棚卸資産の減少2,049百万円、その他流動資産の減少2,122百万円などであります。主な減少要因は、営業貸付金の増加3,302百万円、仕入債務の減少2,316百万円、その他の流動負債の減少1,221百万円、利息支払額1,413百万円、法人税等の支払額4,957百万円などであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
 当連結会計年度における投資活動による資金の減少は、32,288百万円(前年同期は17,792百万円の減少)となりました。主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出33,307百万円、投資有価証券の取得による支出1,931百万円などであります。主な増加要因は、投資有価証券の売却による収入2,762百万円などであります。

 
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
 当連結会計年度における財務活動による資金の増加は、13,907百万円(前年同期は6,721百万円の増加)となりました。主な増加要因は、短期借入金の純増減額1,040百万円、長期借入れによる収入50,150百万円などであります。主な減少要因は、長期借入金の返済による支出33,927百万円、配当金の支払額2,838百万円などであります。

 
 

 

(生産、受注及び販売の状況)

当社グループは、主にカタログ等を媒体とする通信販売により一般顧客を対象に小売販売を行っており、製品の製造は行っておりません。従って生産実績の記載は行っておりません。また、通信販売の特質上受注から商品発送までのリードタイムは極めて短いものであり受注状況の記載を行っておりません。

(1) 商品仕入実績

当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

 

仕入高(百万円)

 

前年同期比(%)






プロパティ事業

7,457

122.1

化粧品健康食品事業

2,777

84.3

グルメ事業

19,739

103.6

ナース関連事業

5,313

95.6








呉服関連事業

7,843

92.2

アパレル・雑貨事業

31,539

88.0

その他の事業

867

66.6

データベース活用事業

合計

75,537

94.8

 

(注) 金額は仕入価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。

 

(2) 販売実績

当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

 

販売高(百万円)

 

前年同期比(%)






プロパティ事業

49,106

138.7

化粧品健康食品事業

11,438

82.6

グルメ事業

33,295

105.2

ナース関連事業

12,304

97.5








呉服関連事業

22,467

98.4

アパレル・雑貨事業

68,804

92.2

その他の事業

2,791

100.8

データベース活用事業

17,890

104.7

合計

218,098

103.4

 

(注) 金額は販売実績によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。

 

 

(2)経営者の視点による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

当社グループは前期より8つのセグメントを今後の成長性・収益性の拡大を担う「グロース領域」と安定した収益性・継続性・社会性を主眼においた「サステナブル領域」の2つにグルーピングをし、それぞれに適した経営資源の配分や事業展開を図っております。その結果、売上高は218,098百万円(前年同期比3.4%増)、営業利益は16,478百万円(同38.6%増)、経常利益は16,274百万円(同22.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は11,542百万円(同31.2%増)となりました。なお、第六次経営計画の1年目である当連結会計年度の目標は売上高214,600百万円、営業利益13,500百万円、ROE8%以上としておりました。売上高は目標比1.6%増、営業利益は目標比21.5%増と達成となりました。ROEは7.9%と目標比0.1pt減と未達成となりました。売上及び営業利益につきましては、1年目目標を既に達成したことを踏まえ、目標とする経営指標に記載の通り2年目目標値を上方修正いたしました。3年目目標については、事業環境の変化や業績進捗を踏まえ、現在精査を行っており、未定であります。

主力事業の取り組みは次のとおりであります。

 

〔プロパティ事業〕

    国内ホテル事業においては、国内旅行需要の高まりや訪日外客数が増加したことなどにより増収増益となりました。国内都市型ホテルにおいては、すべてのホテルが堅調に推移し増収増益となりました。特に当期より本格稼働した札幌ホテルbyグランベルや2025年7月に開業した小樽グランベルホテル、万博が開催された大阪エリアのホテルにおいて稼働率及び客室単価が上昇したため好調な推移となりました。なお、訪日中国人観光客の減少による影響は当期末時点においても限定的となっております。国内リゾート型ホテルにおいては、2025年9月に取得した秋保温泉のホテル瑞鳳及び秋保グランドホテルの上乗せ効果もあり増収増益となりました。また販売用不動産の売却により1,042百万円の売却益が発生しました。この結果、売上高は49,701百万円(同38.3%増)となり、セグメント利益は8,553百万円(同62.7%増)となりました。

 

〔化粧品健康食品事業〕

 化粧品通販事業においては、新規顧客の獲得数減少や新規購入者の定期コースへの引上げ率低下などにより減収となりました。一方で、非効率な広告宣伝を控え収益性の確保を優先したため増益となりました。健康食品通販事業においては、新規顧客の獲得効率改善は不十分であったものの、既存顧客の定期コース継続率が改善傾向となったため減収増益となりました。この結果、売上高は11,439百万円(同17.4%減)となり、セグメント利益は735百万円(同2.3%増)となりました。

 

〔グルメ事業〕

 グルメ通販事業においては、食品頒布ジャンルが好調に推移したことに加え、卸売上の増加により増収となりました。一方で、原価率の高い卸売上の構成比が上昇したことなどにより減益となりました。ワイン通販事業においては、円安の影響により原価率は悪化したものの、新規顧客獲得が好調に推移したため増収増益となりました。この結果、売上高は33,736百万円(同5.2%増)となり、セグメント利益は1,316百万円(同5.1%増)となりました。

 

〔ナース関連事業〕

 看護師向け通販事業においては、一部販売経路における商品価格やサービスレベルの見直し、カタログ媒体の発行数量を抑制するなど収益性の改善を重視したため減収増益となりました。不採算事業であった看護師転職サイト「ナースキャリアネクスト」のサービスを2025年6月30日に終了したこともあり、この結果、売上高は12,304百万円(同2.5%減)となり、セグメント利益は651百万円(同60.6%増)となりました。

 

 

〔呉服関連事業〕

 和装販売事業においては、出店するショッピングセンターの閉鎖に伴う既存店舗の減少や1店舗当りの購入者数が前年同期と比べ減少したことなどにより減収となりました。一方で、仕入原価の改善及び販売単価が上昇したため増益となりました。衣裳レンタル事業においては、キャンセル率の増加はあったものの、早期受注会の実施による卒業式袴レンタルの受注増加により増収増益となりました。この結果、売上高は22,562百万円(同1.5%減)となり、セグメント利益は1,375百万円(同10.0%増)となりました。

 

〔アパレル・雑貨事業〕

 アパレル・雑貨通販事業においては、原材料・資材価格の高止まりを受け仕入原価が上昇する中、DM配送費の値上げも受けたため収益性を重視し広告宣伝費の抑制を図りました。不採算事業であったファッションECモールとインポートブランド品ECサイトのサービスを終了したことにより減収となりましたが収益性は改善しました。この結果、売上高は68,910百万円(同7.9%減)となり、セグメント損失は408百万円(前年同期は1,696百万円のセグメント損失)となりました。

 

〔その他の事業〕

 アパレル卸売事業においては、クライアント各社の展開縮小が継続しており今後の収益性の改善が見込めないことや委託販売方式を主にしていることによる在庫リスクの拡大を回避するため事業の縮小を図りました。また、今後は委託販売方式による卸売からは撤退することといたしました。旅行代理店事業においては、成長性を優先した事業展開を図ったため増収となり収益性は改善しました。この結果、売上高は2,839百万円(同0.4%増)となり、セグメント損失は189百万円(前年同期は399百万円のセグメント損失)となりました。

 

〔データベース活用事業〕

 封入・同送サービス事業においては、アパレル・雑貨通販事業におけるカタログ発行数及び商品発送数の減少などにより減収減益となりました。フルフィルメント受託サービス事業においては、物流サービス及びコールセンターサービスにおいて新規クライアントが順調に獲得できたことや既存クライアントの売上が拡大した一方で、人件費が上昇したことやコールセンターの新設に伴いイニシャルコストが発生したことなどにより増収減益となりました。ファイナンス事業においては、ネット経由の新規申込数が増加する中、ターゲットとする顧客層を効率的に獲得できたことなどにより増収増益となりました。この結果、売上高は17,949百万円(同4.9%増)となり、セグメント利益は4,514百万円(同12.5%減)となりました。

 

 

 

   財政状態の分析

当連結会計年度末における財政状態の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に記載のとおりであります。

 

② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性

  キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

 

財務政策

当社グループは、更なる成長を目指すために、設備や不動産開発・取得への投資を行っており、財務の健全性や資本効率など当社グループにとって最適な資本構成を追及するとともに、将来の成長のための内部留保の充実と、株主への利益還元とのバランスを保つことに努めております。

資金の調達源としては、営業キャッシュ・フローに加え、金融機関からの借入金を基本としております。

なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務・社債を含む有利子負債の残高は150,037百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は36,558百万円となっております。

 

③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、決算日における資産・負債の報告数値、並びに報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える見積り及び仮定設定を行う必要があります。当社グループは連結財務諸表作成の基礎となる見積り、判断及び仮定を過去の実績や状況に応じ、合理的と判断される入手可能な情報により継続的に検証し、意思決定を行っております。しかしながら、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。この差異は、当社グループの連結財務諸表及びセグメントごとの業績に影響を及ぼす可能性があります。

連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

 

 

セグメント情報

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1.報告セグメントの概要

(1)報告セグメントの決定方法

当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社グループは、8つのセグメントを今後の成長性・収益性の拡大を担う「グロース領域」と、安定した収益性・継続性・社会性を主眼においた「サステナブル領域」の2つにグルーピングをし、それぞれに適した経営資源の配分、事業展開を図っております。当社グループは、「プロパティ事業」「化粧品健康食品事業」「グルメ事業」「ナース関連事業」「呉服関連事業」「アパレル・雑貨事業」「その他の事業」「データベース活用事業」の8つを報告セグメントとしております。

(2)各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類

 グロース領域

 

 ① プロパティ事業

不動産事業(オフィスビル等の賃貸・開発・販売)、ホテル事業、太陽光発電事業、ゴルフ場運営事業、飲食店事業

 ② 化粧品健康食品事業

化粧品通販、健康食品通販

 ③ グルメ事業

食品通販、日本酒通販、ワイン通販

 ④ ナース関連事業

看護師向け通販、看護師人材紹介

 サステナブル領域

 

 ⑤ 呉服関連事業

和装店舗、大学生の卒業式袴等衣裳レンタル事業

 ⑥ アパレル・雑貨事業

ミセス層中心のカタログ・ネット通販、ネット専門通販、アパレル店舗

 ⑦ その他の事業

卸売事業、旅行代理店事業等

 ⑧ データベース活用事業

封入・同送サービス事業、通販代行サービス、会員向けファイナンス事業、物流3PL事業

 

 

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。

報告セグメントの利益は、営業利益(のれん償却前)ベースの数値であります。

セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

 

 

3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報

前連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日)

(単位:百万円)

 

グロース領域

サステナブル領域

データ
ベース
活用

事業

調整額
(注1)

連結財
務諸表
計上額

(注2)

プロパティ事業

化粧品

健康食品
事業

グルメ

事業

ナース
関連

事業

呉服関連
事業

アパレル

・雑貨

事業

その他の
 事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一時点で移転される財

33,334

13,845

31,652

12,623

22,824

74,662

2,770

11,646

203,360

 顧客との契約から
 生じる収益

33,334

13,845

31,652

12,623

22,824

74,662

2,770

11,646

203,360

 その他の収益

2,060

5,435

7,495

外部顧客への売上高

35,395

13,845

31,652

12,623

22,824

74,662

2,770

17,081

210,856

セグメント間の内部

売上高又は振替高

546

1

420

0

73

173

57

37

△1,310

35,941

13,847

32,073

12,623

22,897

74,836

2,827

17,118

△1,310

210,856

セグメント利益(又は
セグメント損失△)

5,256

719

1,252

405

1,250

△1,696

△399

5,161

△61

11,887

セグメント資産

153,220

8,447

14,908

8,251

12,600

67,288

2,261

42,432

3,051

312,462

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費(注3)

3,188

71

432

98

181

1,914

30

150

6,067

のれんの償却額

354

354

有形固定資産及び

無形固定資産の増加額
(注3)

14,131

17

168

18

380

439

17

54

15,228

 

(注) 1.調整額は、以下のとおりであります。

(1) セグメント利益(又はセグメント損失△)の調整額は、セグメント間の連結消去仕訳292百万円とのれん償却費△354百万円であります。

(2) セグメント資産の調整額は、当社の福利厚生施設368百万円、のれんの当期末残高2,682百万円であります。

2.セグメント利益(又はセグメント損失△)は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。

3.減価償却費、有形固定資産及び無形固定資産の増加額には長期前払費用と同費用にかかる償却額が含まれております。

 

当連結会計年度(自  2025年4月1日  至  2026年3月31日)

(単位:百万円)

 

グロース領域

サステナブル領域

データ
ベース
活用

事業

調整額
(注1)

連結財
務諸表
計上額

(注2)

プロパティ事業

化粧品

健康食品
事業

グルメ

事業

ナース
関連

事業

呉服関連
事業

アパレル

・雑貨

事業

その他の
 事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一時点で移転される財

47,004

11,438

33,295

12,304

22,467

68,804

2,791

11,880

209,986

 顧客との契約から
 生じる収益

47,004

11,438

33,295

12,304

22,467

68,804

2,791

11,880

8,111

 その他の収益

2,102

6,009

218,098

外部顧客への売上高

49,106

11,438

33,295

12,304

22,467

68,804

2,791

17,890

218,098

セグメント間の内部

売上高又は振替高

594

1

440

0

95

106

48

59

△1,334

49,701

11,439

33,736

12,304

22,562

68,910

2,839

17,949

△1,334

218,098

セグメント利益(又は
セグメント損失△)

8,553

735

1,316

651

1,375

△408

△189

4,514

△70

16,478

セグメント資産

177,686

7,073

13,432

7,722

12,941

71,793

1,356

45,701

2,429

340,137

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費(注3)

4,819

49

406

78

206

1,714

22

110

7,410

のれんの償却額

412

412

有形固定資産及び

無形固定資産の増加額
(注3)

34,883

21

53

46

207

440

5

213

35,871

 

(注) 1.調整額は、以下のとおりであります。

(1) セグメント利益(又はセグメント損失△)の調整額は、セグメント間の連結消去仕訳342百万円とのれん償却費△412百万円であります。

(2) セグメント資産の調整額は、当社の福利厚生施設365百万円、のれんの当期末残高2,064百万円であります。

2.セグメント利益(又はセグメント損失△)は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。

3.減価償却費、有形固定資産及び無形固定資産の増加額には長期前払費用と同費用にかかる償却額が含まれております。

 

【関連情報】

前連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1) 売上高

本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

(2) 有形固定資産

(単位:百万円)

日本

その他

合計

131,360

14,593

145,954

 

 

3.主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。

 

当連結会計年度(自  2025年4月1日  至  2026年3月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1) 売上高

本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

(2) 有形固定資産

本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

3.主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。

 

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日)

(単位:百万円)

 

グロース領域

サステナブル領域

データ
ベース
活用
事業

全社・
消去

合計

 

プロパティ事業

化粧品
健康食品事業

グルメ
事業

ナース

関連事業

呉服関連

事業

アパレル
・雑貨
事業

その他の
 事業

減損損失

67

6

9

77

160

 

 

当連結会計年度(自  2025年4月1日  至  2026年3月31日)

(単位:百万円)

 

グロース領域

サステナブル領域

データ
ベース
活用
事業

全社・
消去

合計

 

プロパティ事業

化粧品
健康食品事業

グルメ
事業

ナース

関連事業

呉服関連

事業

アパレル
・雑貨
事業

その他の
 事業

減損損失

333

13

126

224

698

 

(注) 「全社・消去」の金額は、のれんの減損であります。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日)

(単位:百万円)

 

グロース領域

サステナブル領域

データ
ベース
活用
事業

全社・
消去

合計

 

プロパティ事業

化粧品
健康食品事業

グルメ
事業

ナース

関連事業

呉服関連

事業

アパレル
・雑貨
事業

その他の
 事業

当期償却額

354

354

当期末残高

2,682

2,682

 

 

当連結会計年度(自  2025年4月1日  至  2026年3月31日)

(単位:百万円)

 

グロース領域

サステナブル領域

データ
ベース
活用
事業

全社・
消去

合計

 

プロパティ事業

化粧品
健康食品事業

グルメ
事業

ナース

関連事業

呉服関連

事業

アパレル
・雑貨
事業

その他の
 事業

当期償却額

412

412

当期末残高

2,064

2,064

 

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日)

  該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自  2025年4月1日  至  2026年3月31日)

 該当事項はありません。