ビジネスコーチ

資料の文字が細かく、よくわからない。コーチングのビジネスのようだが、企業の何の課題に着目し、どのようなコーチングを行っているのか、いまひとつよくわからない。プレゼン後半でコーチング市場から人的資本経営支援に乗り出してクライアントの企業価値向上を実現したい、という方針を打ち出していますが、自社はどうなんでしょうか。現時点で時価総額は２桁億円、グロース市場上場にも関わらずグロースとはいえない業績予想。プレゼンの最後に「上方修正をしたい」という発言から上方修正による好材料提供狙いのIRなのが透けてみえる。自社の企業価値向上ができていない会社の企業価値向上支援によって、クライアントの企業価値は果たして向上するのだろうか。配当方針も、配当性向30％を目安と言いながら、毎年50円の配当を安定維持しているのもよくわからない。保有比率40％近く持っている代表はそれでよいかもしれないが、新規投資家が望むのはインカムゲインよりもキャピタルゲインかと思うので、株価向上に繋がるファイナンス戦略をもっと期待したい。