2026.07.14更新

用語解説

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 統合報告書2025
■イクシスLNGプロジェクト
オーストラリアでINPEXが操業主体を務める大型LNGプロジェクトです。海底から天然ガスを生産し、海上設備やパイプラインを経てダーウィンの陸上設備へ運び、LNGなどに加工して出荷しています。日本企業が主導する大型LNG事業として、INPEXの技術力と運営力の基盤になっています。

■アバディLNGプロジェクト
インドネシアのアラフラ海にあるアバディガス田を開発し、年間950万トンのLNGを生産する計画です。INPEXはイクシスで得た設計、建設、操業の経験や人材を活用し、2030年代初頭の生産開始を目指しています。

■オペレーター
石油・天然ガス開発の共同事業で、探鉱、開発、建設、生産などを中心となって管理する事業者です。計画の策定や安全管理、工事会社との調整などを担います。INPEXはイクシスでオペレーターを務めています。

■LNG
「Liquefied Natural Gas」の略称で、日本語では液化天然ガスと呼ばれます。天然ガスを低温で液体にすると体積が大幅に小さくなり、パイプラインがない地域にも船で大量輸送できます。

■LNGトレイン
天然ガスから不純物を取り除き、冷却してLNGにする一連の生産設備です。列車のように工程が連続して並ぶことから「トレイン」と呼ばれます。トレインを追加すると、LNGの生産能力を拡大できます。

■バックフィル
既存のLNG設備へ新たなガス田から天然ガスを供給し、生産量を維持する取り組みです。生産中のガス田が減退した後も設備を有効活用できるため、イクシスの長期操業を支える選択肢となります。

■ビータルー
オーストラリア北部に位置し、大規模なシェールガス資源が期待される地域です。INPEXは、この地域のガスを将来イクシスへ供給し、既存設備の活用や生産能力の拡張につなげる可能性を検討しています。

■直江津LNG基地
海外から運ばれたLNGを受け入れ、気体の天然ガスに戻して供給する新潟県の基地です。熱量を調整した後、INPEXの天然ガスパイプラインネットワークを通じて需要家へ届けています。

■天然ガスパイプラインネットワーク
生産した天然ガスやLNG基地で気化した天然ガスを、工場や都市ガス会社などへ輸送する管路網です。INPEXは国内に長距離のネットワークを持ち、天然ガスの安定供給を支えています。

■CCS
「Carbon dioxide Capture and Storage」の略称です。工場や天然ガス設備などから出るCO2を回収し、地下深くの地層に貯留する技術です。化石燃料を利用しながらCO2排出を減らす手段として位置付けられています。

■首都圏CCS
京葉コンビナートなど首都圏の工場から排出されるCO2を集め、パイプラインで運び、房総沖の海底下へ貯留する構想です。首都圏の産業活動に伴うCO2の削減を目指すINPEXのプロジェクトです。

■ボナパルトCCS
オーストラリア北部沖でINPEXが進めるCCSプロジェクトです。イクシスから排出されるCO2などを海底下へ貯留する計画で、将来は日本から輸送されるCO2の受け入れも視野に入れています。

■柏崎水素・アンモニアプロジェクト
新潟県柏崎市で、国内産天然ガスから水素やアンモニアを製造する取り組みです。製造時に発生するCO2を回収して地下へ貯留し、低炭素なエネルギーの供給を目指しています。

■水素・アンモニア
燃焼時にCO2を排出しないエネルギーとして期待される燃料です。水素は発電や産業、モビリティなどで利用できます。アンモニアは水素を運ぶ手段や、発電・船舶向けの燃料として活用が検討されています。

■FEED
「Front End Engineering Design」の略称で、大型設備を建設する前に行う基本設計作業です。設備の仕様、建設方法、費用、工期などを詳しく検討し、プロジェクトの実現性を高めます。

■FID
「Final Investment Decision」の略称で、最終投資決定を意味します。設計、採算性、資金調達、販売計画などを確認した上で、経営陣が本格的な建設へ進むかを決定します。

■HOA
「Heads of Agreement」の略称で、正式な契約に先立って主要な条件や合意事項を確認する文書です。アバディでは、LNG供給に関する販売交渉の進展を示すものとして使われています。

■探鉱
地下に石油や天然ガスが存在するかを調べる活動です。地質調査や物理探査を行い、有望な場所では井戸を掘ります。資源が見つからない可能性もあるため、高度な技術とリスク判断が必要です。

■掘削
地下の石油や天然ガスを確認し、生産するために井戸を掘る作業です。地下の圧力や地質を把握しながら進める必要があり、安全管理と専門技術が重要になります。

■ネット生産量
共同事業全体の生産量のうち、INPEXの権益比率に応じて計算した実質的な生産量です。石油と天然ガスを共通の単位に換算し、事業規模を示す際に用いられます。

■BOED
「Barrels of Oil Equivalent per Day」の略称です。石油と天然ガスの生産量を、原油に換算した1日当たりのバレル数で示す単位です。異なるエネルギー資源を同じ基準で比較できます。

■生産分与契約
資源を保有する国の政府と開発企業が結ぶ契約です。企業が探鉱や開発の費用を負担し、生産された石油や天然ガスを契約条件に従って政府と分け合います。

■グローバルガスサプライチェーン
ガス田での生産から液化、LNG船による輸送、基地での受入れと気化、需要家への供給までを一体で管理する仕組みです。INPEXはイクシス、直江津LNG基地、国内パイプラインを結び、各工程に関わっています。

■アジアのメジャー
INPEXが目指す企業像を示す表現です。単に生産量を増やすのではなく、アジアのエネルギー安定供給に責任を持ち、政府や企業、地域社会とのネットワークを生かす有力なエネルギー企業を意味します。

■二刀流で両方やる
石油・天然ガスの安定供給と、CCS、水素、アンモニア、再生可能エネルギーなどの低炭素化を同時に進めるINPEXの方針です。どちらか一方に絞らず、現実の需要と将来の変化の双方に対応します。

■INPEX Values
INPEXの役員・従業員が共通して大切にする価値観です。「安全第一」「誠実」「多様性」「創意工夫」「協働」の五つで構成され、世界各地の事業で判断や行動の基準として共有されています。