2025年3月期有価証券報告書より

沿革

2【沿革】

 1921年、新潟県西頸城郡青海町(現、新潟県糸魚川市)において、大手化学会社電気化学工業株式会社青海工場の構内で、生産設備の保全を主たる業務として、個人経営にて田辺鉄工所を創業したのが当社の起源であります。

 1935年、商号を合資会社田辺工作所に変更、法人組織に改組し、1951年合資会社田辺工作所の業務を分離し、田辺建設株式会社と田辺化工機株式会社2社を設立しました。

 1969年、田辺建設株式会社の機電事業部(機械・電気部門)を分離し、機械製作・工業用炉の製造・配管・空調・電気設備等の事業内容で当社を設立しました。

 その後の主な変遷は次のとおりであります。

1969年2月

田辺建設株式会社の機電事業部(機械・電気部門)を分離し、資本金1,000万円をもって、田辺工業株式会社を設立、本社所在地を新潟県西頸城郡青海町(現、新潟県糸魚川市)に、営業所を青海(現、青海支店、新潟県糸魚川市)・直江津(現、北陸支店、新潟県上越市)・千葉(現、千葉支店、千葉県市原市)・東京(現、東京本社、東京都千代田区)に設置

1969年4月

建設業法に基づく特定建設業の種類のうち、「電気工事業」「管工事業」「鋼構造物工事業」及び一般建設業の種類のうち、「とび・土木工事業」「タイル・れんが工事業」「機械器具設置工事業」「電気通信工事業」の許可を国土交通大臣(旧建設大臣)より受ける(以後3年ごとに許可更新)

1971年3月

「電気工事業の業務の適正化に関する法律」の規定に基づき、電気工事業者として登録

1977年2月

第一種圧力容器製造認定工場として新潟労働局長(旧新潟労働基準局長)より許可を受ける

1983年2月

新潟営業所を新潟県新潟市に設置

1983年6月

ウエストフェン社(独)とウエストマットに関する技術提携契約を締結

1983年6月

ウエストマットの販売代理店として、田辺インターナショナル株式会社を東京都千代田区に設立(出資比率20%)(1987年5月東京都文京区に移転)

1986年4月

名古屋出張所を愛知県名古屋市に設置(現、名古屋支店)

1988年4月

産業装置部を新潟県西頸城郡名立町に設置(1991年3月新潟県上越市に移転)

1989年2月

電力事業部を新潟県上越市に設置

1989年12月

田辺インターナショナル株式会社の株式を取得し、100%子会社とする

1992年2月

建設業法に基づく特定建設業の種類のうち、「土木工事業」「建設工事業」の許可を国土交通大臣(旧建設大臣)より受ける

1993年9月

大阪支店を大阪府大阪市中央区に設置

1993年9月

日本証券業協会に株式を店頭登録

1996年10月

表面処理加工の事業を行うため、タイ国にタナベタイランド社(現、連結子会社)を設立(出資比率100%)

1998年10月

埼玉技術センターを埼玉県吉川市に設置

1999年12月

電気計装工事、送電工事、営業部門において「ISO9001」を取得

2000年12月

田辺商事株式会社、田辺運輸株式会社の株式を取得

2002年3月

産業プラント設備工事、設備保全工事、管工事、鋳造用工業炉部門において「ISO9001」を取得

2003年5月

送電工事部門において「ISO14001」を取得

2003年11月

本社所在地を新潟県上越市に移転

2004年12月

日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場

2006年5月

田辺商事株式会社、田辺運輸株式会社の株式を売却

2006年12月

産機エンジニアリング部を東京都千代田区へ移転、呼称を東京本社とする

2007年3月

2010年3月

2010年3月

ジャスダック証券取引所への上場を廃止し、東京証券取引所市場第二部に株式を上場

姫路技術センターを兵庫県姫路市に設置

子会社田辺インターナショナル株式会社を解散

2010年10月

中国に田工商貿(上海)有限公司(田工実業(上海)有限公司)(連結子会社)を設立(出資比率100%)

2010年12月

シンガポールにタナベエンジニアリングシンガポール社(現、連結子会社)を設立(出資比率100%)

2013年4月

タナベタイランド社に、機械工場を増設

2013年4月

2014年10月

鹿島支店を茨城県神栖市に設置

グリーンパワーTANABE東松山太陽光発電所を埼玉県東松山市に設置

2018年5月

マレーシアにタナベテクニカルサービスマレーシア社(現、連結子会社)を設立(出資比率100%)

2020年4月

幕張E&Iエンジセンター(現、幕張エンジセンター)を千葉県千葉市に設置

2020年4月

大牟田支店を福岡県大牟田市に設置

2020年4月

タナベタイランド社に、バンコクビジネスセンターを設置

2021年11月

デジタルイノベーションセンターを千葉県千葉市に設置

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行

2023年5月

タイ国にタナベエンジニアリングアジア社(現、連結子会社)を設立(出資比率49%)

2024年7月

連結子会社田工実業(上海)有限公司を清算

関係会社

4【関係会社の状況】

 連結子会社

名称

住所

資本金

(千円)

主要な事業の内容

議決権の所有割合(%)

関係内容

タナベタイランド社

タイ国

プラチンブリ県

700,921

(200,000

千タイバーツ)

設備工事事業

表面処理事業

100

当社が技術を提供している。

役員の兼務 2名

タナベエンジニアリングシンガポール社

シンガポール

102,719

(1,600千シンガポールドル)

設備工事事業

100

当社が技術を提供している。

役員の兼務 無

タナベテクニカルサービスマレーシア社

マレーシア

セランゴール州

96,940

(3,500千マレーシアリンギット)

設備工事事業

100

当社が技術を提供している。

役員の兼務 無

タナベエンジニアリングアジア社

タイ国

バンコク郡

16,320

(4,000

千タイバーツ)

設備工事事業

49

当社が技術を提供している。

役員の兼務 無

 (注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。

2.タナベタイランド社、タナベエンジニアリングシンガポール社及びタナベテクニカルサービスマレーシア社は特定子会社であります。

3.タナベエンジニアリングアジア社は特定子会社には該当しておりませんが、連結の範囲に含めております。

4.上記連結子会社は有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社ではありません。

5.上記連結子会社の売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が、それぞれ100分の10以下であるため、主要な損益情報等の記載を省略しております。

6.当連結会計年度において田工実業(上海)有限公司は清算結了により連結の範囲から除外しております。