2025.11.12更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: TAKASAGO CORPORATE REPORT2025

サマリ

高砂熱学工業は、空調・クリーン環境のエンジニアリングを核に、BIM×施工標準化「T-Base®」で建設DXを推進。半導体・電池・データセンターまで高難度環境の制御技術(TCR-SWIT®、IDC-SFLOW®、ドライルーム®)を強みに、再エネ由来の大型水電解装置「Hydro Creator®」や低温廃熱蓄熱「メガストック®」で脱炭素の実装に踏み出す“環境クリエイター®”企業。

目指す経営指標

・2026年度:連結経常利益400億円、連結ROE15%程度、連結売上総利益率19%以上・2026年度:スコープ1・2 CO2排出量▲16.8%(2022年度比)、スコープ3 ▲10.0%目標
・2026年度:年間▲15,000t-CO2のトランジション提案、グリーンエネルギー供給設備の社会実装合計5,000kW相当
・2026年度:人的資本投資300億円規模、従業員数+350名(4年間累計)
・中長期:建設DX基盤(T-Base®/BIM)への継続投資と事業ポートフォリオの質的転換

用語解説

■環境クリエイター®
空調・熱・水・電力などの環境技術を組み合わせ、建物や工場の“快適さ”と“省エネ・脱炭素”を同時に実現する人と組織を指す同社のコンセプト。設計・施工・運用まで一体で価値を生み出す姿勢を強調する呼称です。

■T-Base®
設計・調達・施工・試運転・引き渡しまでの手順や部材を標準化し、BIMと連携して生産性と品質を底上げする同社の建設DX基盤。現場ごとのやり方のバラつきを減らし、少人数でも安全・短工期で仕上げるための“共通の作業OS”です。

■SWIT®(旋回流誘引型成層システム)
室内上部に温度の層をつくり、必要な領域だけを効率よく空調する気流制御技術。人がいる範囲に狙って空気を届けるため、快適性を保ちながら空調エネルギーを抑えられます。

■TCR-SWIT®
SWIT®を高精度な温度・湿度管理に対応させた派生技術。クリーン環境や検査室など、わずかな環境変動も許されない空間で、エネルギー効率と環境安定性の両立を図る仕組みです。

■IDC-SFLOW®
データセンター向けの気流最適化システム。サーバーラック周りの風量・温度分布をコントロールし、熱だまりを防ぎながら冷却電力を削減します。高密度化と省エネを両立するための運用技術です。

■ドライルーム®
電池材料や電子部品の製造で必要となる超低露点(極めて乾いた)環境を実現する空間ソリューション。湿気を厳密に排除し、品質と歩留まりを安定させます。

■Hydro Creator®
再生可能エネルギー由来の電力で水を電気分解し、水素をつくる大型水電解装置。発電・貯蔵・利用までの仕組みと組み合わせ、需要地近くで“つくって・ためて・つかう”グリーン水素供給を狙う装置です。

■メガストック®
工場や建物で捨てられていた低温の排熱を回収・蓄熱し、必要なタイミングで再利用するシステム。冷暖房や温水などに有効活用することで、一次エネルギーの使用量とCO2排出を減らします。

■SIS®(氷蓄熱システム)
夜間の安い電力で氷をつくって蓄え、昼間の冷房に使う仕組み。電力需要のピークを抑え、空調コストと環境負荷の低減に貢献します。

■GODA®
建物の空調運転データを可視化・解析し、最適な運用へ導く省エネ運用ツール。実測値に基づくチューニングで、快適性を損なわずにエネルギー使用量を下げることを目的としています。

■社内JV(社内ジョイントベンチャー)
大規模・高難度案件に対し、複数の拠点や部門から精鋭を組み合わせて“仮想プロジェクト会社”のように運営する社内体制。人員と工数を全社最適で配分し、品質・納期・採算を同時に高めます。

■エコチューニング
既存設備を入れ替えずに、運転設定や時間帯制御、気流バランスの見直しなど“使い方”を賢く変えて省エネ化する取り組み。小さな改良の積み重ねで、継続的に無駄なエネルギーを減らします。

■BIM(本資料での使い方の文脈)
建物情報を3Dで一元管理し、設計・施工・維持管理をつなぐ手法。T-Base®と組み合わせることで、干渉チェックや数量拾い、工程管理を精緻化し、手戻りとムダを削減します。

■王道(トップメッセージのキーワード)
短期的な利益よりも“自然の理にかなう正攻法”を貫くという経営姿勢を表す同社の表現。顧客成果の最大化と将来への投資を優先する判断基準として使われています。

■グリーン水素(本資料での使い方の文脈)
再生可能エネルギー由来の電力で製造した水素。Hydro Creator®などの装置と合わせ、地域での脱炭素エネルギー循環を実現するためのキーエネルギーとして位置づけられています。
2025年3月期有価証券報告書より

沿革

2【沿革】

1923年11月

旧高砂工業株式会社煖房工事部の権利義務の一切を継承して高砂煖房工事株式会社として設立。

1943年7月

高砂熱学工業株式会社に改称。

1949年3月

大阪支店開設。(現・関西支店)

1949年10月

建設業法による建設大臣登録(イ)第558号の登録を完了。(以後2年ごとに登録更新)

1952年3月

札幌出張所開設。(1968年4月支店に昇格)

1952年8月

名古屋出張所開設。(1959年3月支店に昇格)

1959年2月

九州出張所開設。(1972年4月支店に昇格)

1967年4月

東北出張所開設。(1973年4月支店に昇格)

1969年11月

東京証券取引所の市場第二部に上場。

1971年11月

大阪証券取引所の市場第二部に上場。

1972年3月

日本開発興産株式会社を設立。(2021年4月ヒューコス株式会社に社名変更)(現・連結子会社)

1972年4月

日本ピーマック株式会社を設立。(現・連結子会社)

1972年9月

日本エスエフ株式会社を設立。(1978年4月日本フレクト株式会社に社名変更)

1973年8月

東京証券取引所、大阪証券取引所の市場第一部に指定替。

1974年12月

建設業法改正により、建設大臣許可(特、般-49)第5708号の許可を受ける。(以後3年ごとに許可更新)

1980年4月

海外事業本部開設。(現・国際グループ事業部)

1980年11月

T.T.E.エンジニアリング(マレーシア)Sdn.Bhd.を設立。(現・連結子会社)

1984年7月

タイタカサゴCo.,Ltd.を設立。(現・連結子会社)

1984年12月

総合研究所新設。(現・高砂熱学イノベーションセンター)

1987年1月

横浜支店開設。

1989年4月

広島支店開設。(現・中四国支店)

1991年4月

関東支店開設。(2011年3月廃止)

1994年3月

高砂熱学工業(香港)有限公司を設立。(現・連結子会社)

1995年6月

タカサゴフィリピンInc.を設立。(清算結了)

2000年3月

高砂メンテナンス株式会社を設立。(2008年6月高砂エンジニアリングサービス株式会社に社名変更)(2014年10月吸収合併により消滅)

2003年7月

高砂建築工程(北京)有限公司を設立。(2019年3月高砂建築工程(中国)有限公司に社名変更)(現・連結子会社)

2005年4月

タカサゴシンガポールPte.Ltd.を設立。(現・連結子会社)

2005年12月

国土交通大臣許可(特、般-17)第5708号の許可(更新)を受ける。(以後5年ごとに許可更新)

2006年4月

関信越支店開設。

2007年4月

タカサゴベトナムCo.,Ltd.を設立。(現・連結子会社)

2008年10月

日本フレクト株式会社を株式の追加取得により子会社化。(2009年1月日本フローダ株式会社に社名変更)(2019年2月清算結了)

2009年1月

アブダビ支店開設。(2011年3月閉鎖)

2010年3月

大阪証券取引所における株式上場を廃止。

2012年2月

日本設備工業株式会社を株式の取得により持分法適用関連会社化。(現・持分法適用関連会社)

2012年3月

株式会社丸誠を株式の追加取得により連結子会社化。(現・連結子会社)

2012年11月

タカサゴエンジニアリングインディアPvt.Ltd.を設立。(清算結了)

2013年7月

グリーン・エアプラザを開設。(2020年9月閉鎖)

2013年11月

PT.タカサゴインドネシアを設立。(現・非連結子会社)

2014年4月

ミャンマー支店開設。

2014年6月

(大)長岡技術科学大学と包括的連携に関する協定を締結。

2014年7月

本社を東京都千代田区から新宿区に移転。

2014年8月

マレーシア日本国際工科院(MJIIT)と包括的連携に関する協定を締結。

2014年10月

株式交換により、株式会社丸誠を完全子会社化。また同社を存続会社、高砂エンジニアリングサービス株式会社を消滅会社とする吸収合併により、高砂丸誠エンジニアリングサービス株式会社が発足。(2020年4月TMES株式会社に社名変更)

2015年1月

関信越支店を東京都から埼玉県に移転。

2015年2月

タカサゴエンジニアリングメキシコ,S.A.de C.V.を設立。(現・連結子会社)

2015年12月

在インドのインテグレーテッド・クリーンルーム・テクノロジーズPvt.Ltd.を株式の取得により持分法適用関連会社化。(現・連結子会社)

2017年5月

株式会社ヤマトと業務・資本提携契約を締結。(2024年5月契約期間満了に伴い解消)

2017年11月

在インドのインテグレーテッド・クリーンルーム・テクノロジーズPvt.Ltd.を株式の追加取得により連結子会社化。(現・連結子会社)

2018年10月

ヤマト科学株式会社と業務提携契約を締結。(2023年8月契約期間満了に伴い解消)

2018年11月

株式会社清田工業を株式の取得により連結子会社化。(2024年3月一部売却に伴い持分法非適用関連会社化)

2019年3月

株式会社上総環境調査センターを株式の取得により子会社化。(現・非連結子会社)

2020年4月

高砂熱学イノベーションセンター開設。

2022年2月

Autodesk, Inc.と業務連携契約を締結発表。

2022年3月

石狩厚田グリーンエネルギー株式会社を設立。(現・非連結子会社)

2022年4月

東京証券取引所の市場区分見直しにより市場第一部からプライム市場に移行。

2022年5月

T-Base®を開設。

2023年6月

監査等委員会設置会社へ移行。

 

関係会社

4【関係会社の状況】

2025年3月31日現在

 

名称

住所

資本金

(百万円)

主要な事業

の内容

(注)1

議決権の

所有(被所有)割合

(注)4

関係内容

所有割合(%)

被所有割合(%)

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 

TMES㈱

東京都港区

419

設備工事事業

100.00

営業上の取引

当社施工建物の保守・点検・設備総合管理等

役員の兼任 当社従業員 4名

高砂建築工程(中国)有限公司

中華人民共和国

北京市

人民元

50,367千

設備工事事業

100.00

営業上の取引

当社からの技術援助

工事履行保証等

役員の兼任 当社従業員 4名

タカサゴシンガポール

Pte.Ltd.

シンガポール

シンガポール

ドル

5,578千

設備工事事業

100.00

営業上の取引

工事施工に伴う機器の一部を当社に発注

当社からの技術援助

工事履行保証等

役員の兼任 当社従業員 4名

高砂熱学工業(香港)有限公司

中華人民共和国

香港特別行政区

香港ドル

81,000千

設備工事事業

100.00

営業上の取引

当社からの技術援助

銀行借入保証等

役員の兼任 当社従業員 3名

タカサゴベトナムCo.,Ltd.

ベトナム・

ハノイ

ベトナムドン

138,078百万

設備工事事業

100.00

営業上の取引

工事施工に伴う機器の一部を当社に発注

当社からの技術援助

工事履行保証等

役員の兼任 当社従業員 3名

タイタカサゴCo.,Ltd.

タイ・

サムットプラーカーン

タイバーツ

50,000千

設備工事事業

57.18

(8.18)

営業上の取引

工事施工に伴う機器の一部を当社に発注

当社からの技術援助

銀行借入保証等

役員の兼任 当社従業員 2名

T.T.E.エンジニアリング(マレーシア)Sdn.Bhd.(注)2

マレーシア・

ペタリンジャヤ

マレーシア

リンギット

1,100千

設備工事事業

30.00

営業上の取引

工事施工に伴う機器の一部を当社に発注

当社からの技術援助

工事履行保証等

役員の兼任 当社従業員 3名

タカサゴエンジニアリングメキシコ,S.A.de C.V.

メキシコ・

ケレタロ

メキシコペソ

125百万

設備工事事業

100.00

(0.01)

営業上の取引

工事施工に伴う機器の一部を当社に発注

当社からの技術援助

工事履行保証等

役員の兼任 当社従業員 2名

インテグレーテッド・クリーンルーム・テクノロジーズ Pvt.Ltd.

インド・

ハイデラバード

インドルピー

52百万

設備工事事業

96.55

営業上の取引

当社からの技術援助

工事履行保証等

役員の兼任 当社従業員 6名

 

 

名称

住所

資本金

(百万円)

主要な事業

の内容

(注)1

議決権の

所有(被所有)割合

(注)4

関係内容

所有割合(%)

被所有割合(%)

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 

日本ピーマック㈱

神奈川県厚木市

390

設備機器の製造・販売事業

100.00

営業上の取引

当社の工事施工に伴う機器の納入

役員の兼任 当社従業員 5名

ヒューコス㈱

東京都千代田区

50

その他

100.00

営業上の取引

保険代理店業務

リース債務の保証等

役員の兼任 当社従業員 5名

TTEマレーシアホールデ

ィングスSdn.Bhd.

(注)3

マレーシア・

クアラルンプール

マレーシア

リンギット

100千

役員の兼任 当社従業員 3名

タイタカサゴホールディングスCo.,Ltd.(注)2

タイ・

サムットプラーカーン

タイバーツ

6,000千

49.00

役員の兼任 当社従業員 1名

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

 

日本設備工業㈱

東京都中央区

460

設備工事事業

34.01

営業上の取引

当社の工事施工に伴う工事の一部を受注

役員の兼任 当社従業員 1名

(注)1 主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。

2 所有割合は100分の50以下でありますが、実質的に支配しているため子会社としております。

3 TTEマレーシアホールディングスSdn.Bhd.は、T.T.E.エンジニアリング(マレーシア)Sdn.Bhd.の株主であり、当社はその株主に対して貸付けを行っていること等から、連結の範囲に含めております。

4 議決権所有(被所有)割合欄の括弧内は間接所有割合を内数で示しております。