2025年5月期有価証券報告書より
  • 社員数
    93名(単体) 690名(連結)
  • 平均年齢
    41.2歳(単体)
  • 平均勤続年数
    5.2年(単体)
  • 平均年収
    4,849,000円(単体)

従業員の状況

 

5 【従業員の状況】

(1) 連結会社の状況

 

 

2025年5月31日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

住宅販売事業

597

〔40〕

全社(共通)

93

〔11〕

合計

690

51

 

(注) 1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パート及び嘱託社員)は、〔 〕内に年間の平均人員を外数で記載しております。

2.全社(共通)は、当社グループの管理機能を担っている持株会社である当社の従業員であります。

3.前連結会計年度末と比較し196名増加しておりますが、その主な理由は2024年12月26日に坂井建設株式会社の株式を取得したことに伴い、当連結会計年度より連結子会社としたためであります。

 

(2) 提出会社の状況

 

 

 

 2025年5月31日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

93

〔11〕

41.2

5.2

4,849

 

(注) 1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パート及び嘱託社員)は、〔 〕内に年間の平均人員を外数で記載しております。

2.平均勤続年数は、2020年7月の当社設立以前における当社グループ会社での勤続年数を引き継いで算出しております。

3.平均年間給与は、年間完全在籍者の平均で算出しております。

4.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

5.当社は持株会社であるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(3) 労働組合の状況

当社グループにおいて労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満であり、特記すべき事項はありません。

 

(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

① 提出会社

当社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護 休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

② 連結子会社

当事業年度

補足説明

名称

管理職に占める女性労働者の割合(%)

(注1)

男性労働者の育児休業取得率(%)

(注2)

労働者の男女の賃金の差異

(%)(注2)

全労働者

正規雇用労働者

パート・有期労働者

株式会社ロゴスホーム

12.3

12.5

66.6

71.0

39.6

豊栄建設株式会社

11.1

坂井建設株式会社

5.6

 

(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.株式会社ロゴスホームを除く連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

3.株式会社ロゴスホーム、豊栄建設株式会社及び坂井建設株式会社を除く連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

 

2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】

当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) ガバナンス及びリスク管理について

当社グループは、気候変動問題や様々な社会の変化が起こるなかで、私たちの生活やくらし方も多様化し、求められる家の在り方も変わってきていると考えております。私たちは、そのような変化に対応し、住まう人々に新しい生活価値を創造することで住む人・建てる人の双方を豊かに、幸せにすることを目指しています。

 

当社グループは、「サステナビリティ委員会規程」を制定しており、当社の代表取締役社長、業務執行取締役、執行役員、各部門長及び子会社の代表取締役社長等で構成されるサステナビリティ委員会を四半期に一度開催しております。当委員会では、全般的サステナビリティ・ESG戦略方針に関する事項、サステナビリティ・ESG中長期目標に関する事項及び事業活動・経営戦略に対するサステナビリティ視点での検証に関する事項等の審議を行っております。

当委員会の下部組織として部門横断型の分科会を設置しており、当分科会では当社グループが特定したマテリアリティごとにKPIを策定し、策定したKPIを達成するための施策の検討や、当社グループ全体の取り組みを推進しています。策定したKPIに関する進捗報告は当分科会から当委員会に報告され、報告を受けた委員会は、進捗状況をモニタリングするとともに、必要に応じて当分科会の活動を支援しています。サステナビリティ委員会は各事業会社の代表取締役社長が集まる経営会議と同時開催しており、各事業会社の代表取締役社長は、経営会議の内容を踏まえて事業会社内に指示・報告することで、グループ全体でサステナビリティの取り組みを推進しています。

 

サステナビリティ活動における体制は次のとおりであります。


 

 

(2) 人的資本に関する戦略並びに指標及び目標について

当社グループでは、「ESG取組方針」として、多様な人材がより健康的かつ柔軟に働くことができ、やりがいを持って個人も企業も成長し続けることができるような環境を整備することを掲げております。具体的には、新卒・中途採用と幅広く採用活動を行い、不動産業界内での当社グループの知名度・成長性・地域貢献性等を理想とする『人財』を積極的に採用し、経験豊富な『人財』を起点としてプロフェッショナリズムを継承する『人財』育成を強化することにより、従業員の能力・やりがいを向上させることで、事業規模拡大を支えられる『人財』の確保に努めてまいります。

「ESG取組方針」にて設定している具体的な課題・目標・2024年5月期の主要な取り組みと実績及び2025年5月期についての取り組み状況と成果は、以下の通りです。

なお、当社グループでは策定した目標(KPI)に関する進捗報告をより即時的に行える体制を構築途上であり、2025年5月期の取り組み状況と成果については、本有価証券報告書提出日現在で把握出来ている内容について記載しております。

重要課題(マテリアリティ)

目標(KPI)

2024年5月期の主要な取り組みと実績

2025年5月期の取り組み状況と成果

環境にやさしい社会の実現

環境管理体制の構築、強化

・CO2排出量削減のプラットフォームを導入しCO2排出量可視化を完了

・KPIとしては完了。CO2排出量、再生可能エネルギー利用量のKPIにて具体的な数値を管理予定

CO2排出量

・2023年5月期のデータをプラットフォームへ入力、集計して実績を把握。

・CO2排出量削減のために、拠点の電力切り替えの検討を開始

再生可能エネルギー利用量

・既存拠点の太陽光設備の設置状況および新設・増設の可否の調査を実施

・設備導入計画について検討を開始

MCB工法による建設の推進

・産業廃棄物のため再生可能な産廃業者による回収開始

・新規工場建設のため事業計画の作成

ZEH販売率

ロゴスホーム(北海道):50.0%、ロゴスホーム(東北):100.0%、ロゴスホーム(ハウジングカフェ):90.0%、豊栄建設:80.0%、

GALLERY HOUSE:50.0%

・グループ各社のZEH棟数比率は次の通り。ロゴスホーム(北海道):93.5%、ロゴスホーム(東北):100.0%、ロゴスホーム(ハウジングカフェ):96.1%、豊栄建設:88.7%、GALLERY HOUSE:62.5%

・引き続きZEH棟数比率を維持、向上すべく取り組み継続

 

 

重要課題(マテリアリティ)

目標(KPI)

2024年5月期の主要な取り組みと実績

2025年5月期の取り組み状況と成果

多様な人材が安心して活躍できる環境の整備

女性管理職比率:15%

・10.3%

・女性管理職比率向上のための前提となる各種長期雇用施策を実施

2025年5月期の主要な連結子会社における女性管理職比率は「第1 企業の状況 5 従業員の状況」に記載しております。

新卒採用女性比率の向上

・33.0%(2025年5月期入社の内定者)

・2026年5月期入社の女性内定者のために必要なフォロー・サポート体制に取り組み

障がい者雇用率の向上

 ロゴスホーム:2名採用

・当期の募集はなし
・「企業グループ算定特例制度」の活用を視野にいれ、募集準備中

・引き続き取り組み継続

ダイバーシティに関する研修の実施回数

 研修テーマ:2つ以上

 受講率:100%

・前年度の振り返りを実施、研修テーマを選定し実際の研修実施は来期以降で調整中

・引き続き取り組み継続

長時間労働者率:2%以内

・長時間労働防止として、PCの電源管理(20時シャットダウン)を実施するとともに、36協定時間(月45h以内6ヵ月)に抑制するよう管理を実施

・引き続き取り組み継続

人材定着率の向上

 指導係研修:年1回実施

 入社3年目新卒社員向け
 キャリアデザイン研修
 :年1回実施

・教育・研修制度の充実として、外部講師による階層別研修(新卒向け(初回・フォローアップ)、指導係向け、中堅管理職向け、上級管理職向けを実施

・引き続き取り組み継続

ESSの若手人材の満足度の向上
 「ESS意識・意欲」項目の満足度:73%超

・当期のESS調査において、グループ4社(ロゴスホールディングス、ロゴスホーム、豊栄建設、GALLERY HOUSE)全てで従業員満足度は上昇した(+0.4%~3.0%)。

・維持すべく引き続き取り組み継続

人材情報基盤の構築

・クラウド人事労務ソフトを全社員に対して活用開始。

・引き続き取り組み継続

スキル制度の構築
 宅建士、建築士資格取得推進施策を実施

・宅建士資格取得のための施策を継続

・引き続き取り組み継続

地域社会への貢献

OB感謝祭の参加人数(延べ人数)

:500組

・OB感謝祭は、都合により今期の開催は中止

・各社エリアごとでOB感謝祭を実施すべく引き続き取り組み

地域貢献活動に対する従業員の参画人数(延べ人数):33名

・計画通り合計33名が参加。

・維持すべく引き続き取り組み

グループ全体で地域貢献活動を推進するための仕組みづくり

・第一回モデルハウスプロデュースプロジェクトの実施を通して、横展開のためプロジェクトの実施内容や回数などの型を精査。

・各社の自主的な貢献活動の情報を集約するための仕組みづくりを実施

各拠点での主体的な地域貢献活動の新規実施件数:2件

・今年度はモデルハウスプロデュースプロジェクトに集中する計画。

・引き続き取り組み継続

新たな地域貢献活動に関連するニュースリリース数

・モデルハウスプロデュースプロジェクトについて、プレスリリース1件、TV放映計5回。

・引き続き取り組み継続

 

 

重要課題(マテリアリティ)

目標(KPI)

2024年5月期の主要な取り組みと実績

2025年5月期の取り組み状況と成果

安全・安心な住環境の提供

施工管理ツール活用率向上

[ロゴスホーム]

・自主検査実施率:80%以上

・写真登録実施率:80%以上

[豊栄建設]

・定められた内容の報告業務:90%以上

[GALLERY HOUSE]

・自主検査実施率:100%

・写真登録実施率:100%

・ゼロ災害活動の注意喚起

[ロゴスホーム]

・自主検査実施率:58%
・写真登録実施率:98%

[豊栄建設]

・定められた内容の報告業務:84%

 

[GALLERY HOUSE]

・自主検査実施率:100%

・写真登録実施率:100%

・ゼロ災害活動の注意喚起継続

[ロゴスホーム]

・自主検査実施率:達成すべく取り組み継続
・写真登録実施率:維持すべく取り組み継続

[豊栄建設]

・定められた内容の報告業務:達成すべく取り組み継続
[GALLERY HOUSE]

いずれも維持すべく取り組み継続

顧客への情報提供のDX化推進

・請負契約の完全オンライン化に向け、請負契約動画作成

・ロゴスホームはカタログを完全電子化へ移行

・請負契約動画の運用スタート

・更なるDX化推進のため取り組み

希望者に対するリモートサービス提供率:85%

・希望者に対するリモートサービス提供率:100%

・オンライン希望者に対するメニュー提示率:100%

・いずれも維持すべく取り組み継続

全点検に占めるリモート実施率

[ロゴスホーム]

・リモート点検実施率:50%

[豊栄建設]

・リモート点検実施率:20%

[GALLERY HOUSE]

・リモート点検実施率:30%

[ロゴスホーム]

・リモート点検実施率:18.0%

[豊栄建設]

・リモート点検実施率:19.6%

[GALLERY HOUSE]

・リモート点検実施率:26.1%

[ロゴスホーム]

・リモート点検実施率:達成すべく取り組み継続

[豊栄建設]・リモート点検実施率:達成すべく取り組み継続
[GALLERY HOUSE]・リモート点検実施率:達成すべく取り組み継続

ホールディングス全体の品質の統一化と底上げ

[基幹システム利用推進]

・新フロー運用率:100%

・新フロー正常稼働率:80%

 

 

[基幹システム利用推進]

・新フロー運用率:100%

・新フロー正常稼働率:80%

 

 

[基幹システム利用推進]
更なる品質の統一化と底上げを図るべく取り組み継続

品質検査の評価点

[ロゴスホーム]・全支店評価点:92点以上

・全棟検査実施率:100%

[豊栄建設]・検査平均評価点:95点以上

・全棟検査実施率:100%

[ロゴスホーム]・全支店評価点:通期累計平均 95.4点

・全棟検査実施率:100%

[豊栄建設]・検査平均評価点:95.2点

・全棟検査実施率:100%

・評価点向上のため取り組み継続

品質検査の業者評価システムの構築

・業者評価システムの構築完了、来期以降導入に向けて準備

・運用開始後、改善に向けた取り組み継続

顧客満足度の向上

・アンケートフォームの全社統一に向け、電子化および自動集計できるような形へ移行中

・具体化に向けて取り組み継続

ガバナンスの強化とコンプライアンスの推進

ESGの取り組みに関する理解度調査 ESG理解度 80%以上

 

・ESG理解度 72.8%

・理解浸透活動を継続

ESG活動や企業理念の体現活動の社内表彰

・ESG賞ノミネート数8組以上

[ロゴスホーム/豊栄建設/GALLERY HOUSE]

・ESG賞ノミネート数3組

・経営方針発表での社内表彰及び周知完了

・ノミネート率向上に向けて取り組み継続

内部通報制度に関する理解度調査:80%以上

・掲示板にて相談窓口ポスター周知。理解度アンケートは来期に実施計画中。

・制度への理解・認知度向上に向けた取り組み継続

コンプライアンス研修の受講率:100%

・3ヵ月に1度のeラーニング(計4回)を実施。

1回目:99.8%、2回目:100%、3回目:100%、4回目:100%

・受講率100%維持に向けて取り組み継続

協力会社向けコンプライアンス理解浸透活動

理解度目標:80%

・各社のエリア別安全大会すべてにおいて研修完了済み。

・理解度調査の結果、「理解できた、まぁまぁ理解できた」との回答は、91%

・各社のエリア別安全大会にて研修実施を継続

ガバナンス体制の強化

・基本原則(5原則)の遵守を確認

・ガバナンス強化に向けて取り組み継続

 

 

(3) 過年度の取り組みについて

a CO2排出量削減

CO2排出量可視化のためのプラットフォームを導入し、今後の削減計画策定のベースとなる、過去データの集計を行いました。

 

b ZEH販売率

事業会社別ZEH棟数率(NearlyZEH・オリエン テッド含む)において、いずれも期初の目標を達成しました。各社の実績については以下の通りです。

 

期初目標

実績

達成率

ロゴスホーム(北海道)

50%

93%

100%

ロゴスホーム(東北)

100%

100%

ロゴスホーム(ハウジングカフェ)

90%

96%

豊栄建設

80%

88%

GALLERY HOUSE

50%

62%

 

 

c お客さまサービスにおけるDX

電子カタログの提供や電子契約の導入により、商談の利便性向上とペーパーレス化を推進しています。2023年5月からは約款説明動画を導入し、完全オンラインでの契約を実現しています。リモートで商談を希望されるお客さまに対するオンラインサービス提供率は100%達成しています。今後もお客さまがより便利にサービスを利用できる環境を整備していきます。