ストーリー・沿革
サマリ
フィード・ワンは、畜産・水産の配合飼料を核に、研究開発と製造拠点投資で「選ばれる企業」へ進化中。低魚粉・無魚粉飼料や昆虫タンパク活用、DXによる需給・生産管理の高度化、そして水産新工場の建設で供給力と収益性を同時に高め、食の安定と養殖の次世代化を牽引する。
過去
現在
未来
目指す経営指標
・2034年3月期:ROIC8%以上
・2034年3月期:ROE10%以上・2034年3月期:畜産飼料市場シェア20%以上(民間企業No.1堅持)
・中長期:水産新工場の成長寄与により水産飼料事業のEBITDAを工場竣工10年後に現在比2倍を見込む
トップメッセージの要約
成長投資
総投資額
水産新工場
EBITDA2倍
用語解説
まだい用の無魚粉(魚粉を使わない)飼料で、商業ベースの業界初として発売された製品です。従来品と同等の成長性を実現し、魚粉価格高騰時の需要に合致して販売を伸ばした、同社の象徴的な「次世代養殖」対応製品です。
■低魚粉・無魚粉飼料
水産用配合飼料に含まれる魚粉の使用量を減らす、またはゼロにする設計の総称です。天然資源への依存と価格変動リスクを下げつつ、養殖現場のパフォーマンス確保を狙う同社の開発方針を示すキーワードです。
■昆虫タンパク(脱脂ミールワーム)
魚粉代替として研究・活用する原料で、同社は脱脂ミールワーム配合飼料の給与により養殖魚の体表粘液増加を確認しました。体表粘液は病原体侵入を防ぐバリアとして機能し、特許出願中の独自知見に基づく価値提案です。
■補償成長
高水温期などに給餌量を調整した後、条件改善時の「取り返し成長」を活かす飼養管理の考え方です。同社は養殖魚の生産性向上に向け、この手法を実証し飼料設計・給餌提案に反映しています。
■マジックパール
味付けゆで卵のロングセラーブランドです。新工場の稼働により生産能力を約1.5倍へ拡大し、最新設備で省エネ・省人化と品質向上を同時に進める食品事業の柱となっています。
■ワンアップ肉牛育成
素牛期の体重最大化を狙う肉牛用飼料です。綿実やビートパルプ等の既存原料を活かし、反芻回数の向上という新たな価値を見出して応用した設計で、特許出願中の同社独自製品です。
■ブリードワンFシリーズ
種豚(母豚)向けの専用飼料シリーズです。繁殖段階に合わせた栄養設計で生産者の課題に対応し、同社の畜産領域における高付加価値ラインを代表します。
■搾乳ロボット専用飼料(ファイブギアドロップ等)
ロボット搾乳に適した粒度・流動性・嗜好性を備える設計の乳牛用飼料です。自動化設備との相性最適化により、乳量・作業効率の両立を支援します。
■BUJIDAS(ブジダス)
牛の起立困難を予防する声掛けAIサービスの販売パートナーとして同社が関与するソリューションです。現場の異常兆候に早く気づくための仕組みを提供し、飼養管理の省力化と事故低減に寄与します。
■次世代養殖
同社が掲げる水産事業のテーマで、無魚粉・低魚粉飼料の普及、高水温環境への給餌・管理手法の確立、沖合大規模養殖や陸上循環養殖に適合する飼料開発を通じて、安定生産と環境配慮を両立させる取り組みを指します。
沿革
2【沿革】
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2014年3月 |
協同飼料㈱及び日本配合飼料㈱は、2014年6月27日開催の定時株主総会の承認を前提として、両社取締役会において決議のうえ、「株式移転計画書」を作成 |
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2014年6月 |
両社がそれぞれ開催する定時株主総会において、共同で株式移転の方法により当社を設立し、両社が当社の完全子会社となることについて承認 |
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2014年10月 |
協同飼料㈱及び日本配合飼料㈱が株式移転の方法により当社を設立 当社の普通株式を東京証券取引所に上場 |
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2015年5月 |
当社、協同飼料㈱及び日本配合飼料㈱の3社で吸収合併契約を締結 |
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2015年6月 |
当社第1期定時株主総会で吸収合併契約及び商号を「フィード・ワン㈱」とすることについて承認 |
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2015年10月 |
協同飼料㈱及び日本配合飼料㈱を吸収合併し、商号を「フィード・ワン㈱」に変更 |
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2017年3月 |
北九州工場開設(2020年4月から北九州水産工場に名称変更) |
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2018年1月 |
関西工場閉鎖 |
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2018年7月 |
㈱横浜ミートセンターが三河畜産工業㈱を吸収合併し、商号を「フィード・ワンフーズ㈱」に変更 |
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2020年4月 |
マジックパール㈱が西日本マジックパール㈱を吸収合併 |
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2020年7月 |
北九州畜産工場開設 |
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2021年2月 |
フィードグローブ㈱を会社分割し、「八戸フィードワン販売㈱」を設立 |
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2021年4月 |
フィードグローブ㈱を会社分割し、「北海道フィードワン販売㈱」を設立 フィードグローブ㈱は「空知管理サービス㈱」に商号変更 |
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2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
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2024年7月 |
神奈川県横浜市西区に本社を移転 |
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2025年4月 |
当社が苫小牧飼料㈱及び東北飼料㈱を吸収合併し、苫小牧工場及び八戸工場を設置 |
関係会社
4【関係会社の状況】
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名称 |
住所 |
資本金又は 出資金 (百万円) |
主要な事業 の内容 |
議決権の 所有割合 (%) |
関係内容 |
摘要 |
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(その他の関係会社) |
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三井物産㈱ |
東京都 千代田区 |
343,441 |
総合商社 |
(被所有) 25.7 |
- |
(注)2 |
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(連結子会社) |
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北海道フィードワン販売㈱ |
北海道 岩見沢市 |
25 |
畜産飼料事業 |
100.0 |
役員の兼任 |
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空知管理サービス㈱ |
北海道 岩見沢市 |
10 |
その他 |
100.0 |
- |
(注)3 |
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苫小牧飼料㈱ |
北海道 苫小牧市 |
200 |
畜産飼料事業 |
100.0 |
資金の貸付 |
(注)4 |
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道北協同飼料販売㈱ |
北海道 旭川市 |
10 |
畜産飼料事業 |
91.3 |
役員の兼任 |
(注)5 |
|
東北飼料㈱ |
青森県 八戸市 |
200 |
畜産飼料事業 |
100.0 |
資金の貸付 |
(注)4 |
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八戸フィードワン販売㈱ |
青森県 八戸市 |
30 |
畜産飼料事業 |
100.0 |
- |
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|
㈱第一原種農場 |
青森県 八戸市 |
30 |
畜産飼料事業 |
100.0 (100.0) |
資金の貸付 |
(注)1 |
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㈱南部ファーム |
岩手県 九戸郡九戸村 |
60 |
畜産飼料事業 |
51.0 (35.7) |
- |
(注)1 |
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マジックパール㈱ |
岩手県 八幡平市 |
50 |
食品事業 |
83.1 |
資金の貸付 |
|
|
岩手フィードワン販売㈱ |
岩手県 紫波郡矢巾町 |
30 |
畜産飼料事業 |
100.0 |
- |
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|
㈲いわき中央牧場 |
福島県 いわき市 |
10 |
畜産飼料事業 |
100.0 |
設備の賃貸借 |
|
|
鹿島フィードワン販売㈱ |
茨城県 石岡市 |
20 |
畜産飼料事業 |
100.0 |
役員の兼任 設備の賃貸借 |
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フィード・ワンフーズ㈱ |
神奈川県 横浜市西区 |
100 |
食品事業 |
100.0 |
資金の貸付 |
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㈱横浜ミート |
神奈川県 横浜市鶴見区 |
30 |
食品事業 |
100.0 |
- |
|
|
東海フィードワン販売㈱ |
愛知県 名古屋市港区 |
10 |
畜産飼料事業 |
100.0 |
- |
|
|
㈲グリーンファームソーゴ |
京都府 福知山市 |
60 |
畜産飼料事業 |
100.0 |
資金の貸付 |
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ゴールドエッグ㈱ |
大阪府 八尾市 |
60 |
食品事業 |
100.0 |
資金の貸付 |
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南洋漁業㈱ |
愛媛県 南宇和郡愛南町 |
90 |
水産飼料事業 |
100.0 |
設備の賃貸借 資金の貸付 |
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北九州フィードワン販売㈱ |
熊本県 熊本市北区 |
20 |
畜産飼料事業 |
100.0 |
役員の兼任 |
|
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南九州フィードワン販売㈱ |
宮崎県 都城市 |
30 |
畜産飼料事業 |
100.0 |
- |
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志布志飼料㈱ |
鹿児島県 志布志市 |
200 |
畜産飼料事業 |
67.5 |
- |
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名称 |
住所 |
資本金又は 出資金 (百万円) |
主要な事業 の内容 |
議決権の 所有割合 (%) |
関係内容 |
摘要 |
|
(持分法適用関連会社) |
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釧路飼料㈱ |
北海道 釧路市 |
200 |
畜産飼料事業 |
50.0 |
- |
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㈱北海道サンフーズ |
北海道 札幌市白石区 |
30 |
畜産飼料事業 |
50.0 |
役員の兼任 |
|
|
㈱美保野ポーク |
青森県 八戸市 |
253 |
畜産飼料事業 |
50.0 |
- |
|
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仙台飼料㈱ |
宮城県 仙台市宮城野区 |
100 |
畜産飼料事業 |
35.0 |
- |
|
|
鹿島飼料㈱ |
茨城県 神栖市 |
200 |
畜産飼料事業 |
41.0 |
設備の賃貸借 |
|
|
平成飼料㈱ |
茨城県 神栖市 |
100 |
畜産飼料事業 |
35.0 |
- |
|
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門司港サイロ㈱ |
福岡県 北九州市門司区 |
200 |
畜産飼料事業 |
24.0 |
- |
|
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八代飼料㈱ |
熊本県 八代市 |
400 |
畜産飼料事業 |
22.5 |
- |
|
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マルイ飼料㈱ |
鹿児島県 出水市 |
80 |
畜産飼料事業 |
23.4 |
役員の兼任 |
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KYODO SOJITZ FEED |
ベトナム社会主義共和国 ロンアン省 ベンルック郡 |
VND 560,586百万 |
その他 |
49.0 |
- |
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NIPPAI SHALIMAR FEEDS PRIVATE LIMITED |
インド共和国 西ベンガル州 |
INR 290百万 |
その他 |
50.0 |
- |
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(注)1 「議決権の所有割合」欄の(内書)は間接所有であります。
2 有価証券報告書提出会社であります。
3 空知管理サービス㈱は、2024年12月26日開催の株主総会において解散を決議し、清算手続中であります。
4 2025年4月1日付で、苫小牧飼料㈱及び東北飼料㈱は当社を存続会社とする吸収合併を行い、苫小牧飼料㈱及び東北飼料㈱は解散いたしました。
5 当連結会計年度において、持分法適用関連会社であった道北協同飼料販売㈱を株式の追加取得により連結の範囲に含めております。
6 当連結会計年度において、持分法適用関連会社であった㈲東北グローイングは、株式の一部を売却したため、持分法適用の範囲から除外しております。
7 当連結会計年度において、持分法適用関連会社であった極洋フィードワンマリン㈱は、清算結了したため、持分法適用の範囲から除外しております。
8 当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載しております。