2026年3月期有価証券報告書より
  • 社員数
    1,198名(単体) 15,790名(連結)
  • 平均年齢
    40.1歳(単体)
  • 平均勤続年数
    15.4年(単体)
  • 平均年収
    8,754,140円(単体)
  • 平均年収の
    対前年増減率
    1.7%(単体)

従業員の状況

人材戦略に関する基本方針等

(1) 【人材戦略に関する基本方針等】

① 人財戦略に関する基本方針等

 

a. 人財戦略の全体像

当社グループは企業理念である「わが社は、従業員が真の幸せと生き甲斐を求める場として存在する」の実現に向けて、社会価値と事業価値の向上に取り組み、企業価値の最大化を目指しております。そして、その重要な原動力である人財を「人的資本」と捉え、その価値を最大化するための「人財戦略」を策定しております。人的資本の最大化に向けて、「個の成長」「組織の成長」「ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)」を3本柱に据え、それぞれの求める成果に紐づく施策を人的資本投資として推進しております。企業価値の最大化に向けて、構造改革と成長戦略を推進していくための重要な基盤となるのが変革に向けた従業員一人ひとり、そして組織としての挑戦です。「中期経営計画2026」においては、「挑戦する組織風土の醸成」を重点課題とし、人財戦略の実行を通じてその実現を目指します。

重点施策としては、「変革型経営人財の育成・獲得」及び「多様な人財の活躍推進」に向けた各種取組みを進めてまいります。

 

人財戦略の全体像


 

(ⅰ)変革型経営人財の育成・獲得

組織の変革と挑戦を牽引することのできる人財の育成・獲得を強化しております。そのために、社長はじめ全役員自らの挑戦を表明し、そのコミットメントの成否を役員評価の仕組みに反映しております。

次世代経営者の育成に向けて、全社横断的な「選抜・教育・異動プログラム」を実施し、多様な人財が早期から次世代経営リーダー候補となるよう、各階層での選抜機会を設けております。

また、マネジメント人財・専門人財のキャリア採用を強化しており、「知・経験の多様性」を高めることにより組織に新たな発想や気付きを与え、より大きな価値創出を牽引する力としていきます。

 

(ⅱ)多様な人財の活躍推進

一人ひとりの挑戦を促し認める仕組みづくりや、「働きやすさ」「働きがい」の観点から制度や仕組みを整えており、2024年度より30項目のKPIで取組みの進捗を管理しております。また、適正評価・適正処遇の実現、やりがい・成長につながる運用に向けた制度へ見直しを行っております。

 

b. 重点課題と対応の方向性

当社グループは2024年4月1日から2027年3月31日(第80期~第82期)の3年間を「中期経営計画2026」とし、「たんぱく質の価値を共に創る企業へ」をテーマに掲げております。「Vision2030」で示した新たなステージへ到達するため、構造改革と成長戦略、風土改革を三位一体で進め、価値創造企業へ進化する3年間と位置づけました。

先に述べた重点施策である「変革型経営人財の育成・獲得」及び「多様な人財の活躍推進」に基づき、戦略的に全社人財の獲得・育成に向け、「経営人財」「マネジメント人財」「専門人財」「海外人財」の4つの重点課題に取り組んでおります。

「経営人財」では、次世代の日本ハム及びグループ会社経営者候補を育成するためのサクセッションプランを策定・強化し、国内・海外を踏まえた様々な事業経験を持つ経営者を育成していきます。

「マネジメント人財」では、優秀者の早期見極めと、優秀者に対して実施する選抜研修や早期抜擢などを通じて能力開発を促していきます。

事業の拡大やイノベーション創出には高度な専門性を持つ人財である「専門人財」が不可欠であり、マネジメント人財と同様に獲得・育成をしていきます。

「海外人財」では、事業経験を含めた育成ローテーションを行い、海外人財の母集団形成から駐在員候補育成まで体系的な育成プログラムを構築していきます。

 

c. 指標と目標 

当社グループは人的資本の最大化に向け、多様な人財の活躍推進として、各施策に対する指標を設定し、可視化することでその実効性を高めております。

各社において、事業特性や経営方針に応じた取組みを設定し、グループ全体で取組みを推進しております。

なお、指標及び目標は、法律や制度が異なる海外グループ会社を含めた連結グループ統一の目標設定はしていないため、当社の指標及び目標を記載します。

 

 

施策

測定指標

2025年度

実績

2030年度

目標

個の成長

挑戦する組織風土醸成(※1)

従業員サーベイ好意的回答率(※2)

58.0

70%以上

働きがい向上(※1)

従業員サーベイ好意的回答率(※2)

59.0

70%以上

組織の成長

戦略的な採用

キャリア採用比率

20.3

25%以上

DE&I

女性活躍の推進

女性管理職比率

12.7

20%以上

女性監督職以上比率

39.1%

35%以上

障がい者雇用の推進

障がい者雇用率

2.9

2.7%以上

総労働時間の削減

総労働時間

1,944時間

1,870時間

時間外労働時間

200時間

200時間

こころとからだの健康

再検査実施率

80.9%

100

喫煙率

23.4%

12

 

 (注) 1 目標を随時変更する可能性があります。

    2 「※1」2025年度より名称変更を実施しております。

    3 「※2」2025年度より全従業員(アルバイトを除く。)対象に実施しております。

 

 

② 従業員給与等の決定方針

 

a.資格等級と役割等級

当社における正社員の処遇については、「能力と役割に見合った処遇」「挑戦と成長の実感」を基本的な考え方とし、発揮能力に対して決定される資格等級と職責に応じて決定される役割等級により構成されております。年功的な要素を廃し、能力と役割に応じた処遇とすることでやりがいの向上及びモチベーションアップに寄与する処遇制度としております。

また、人財戦略における重点課題である専門人財については、高度な専門性に対する処遇制度とし、海外人財に対しては、赴任地における物価等を加味した処遇形態としております。

また、当社における準社員についても、業務内容に応じた処遇制度とし、評価に応じて昇給する仕組みとしております。

 

b.適正な評価と処遇への反映

当社においては従業員一人ひとりが経営戦略を理解・納得し、日々の業務から挑戦を実施するための仕組みとして「挑戦」を考課における評価項目の一つとしております。この挑戦項目では、成果よりも挑戦のプロセスを重視する評価基準とすることで、失敗を恐れずに挑戦できる心理的安全性を確保しております。

また、能力考課においても組織としての評価だけではなく、自己評価とフィードバック面接の実施により評価の適正化及び納得性を高める取組みを行っております。

これらの評価を、定期昇給や昇格及び賞与等の処遇に反映させることで、従業員の能力発揮や貢献に応じた処遇としております。

 

c. 連結会社における従業員給与の決定方針

連結会社における正社員や準社員等の給与決定については、基本的な考え方は当社と共有しつつ、その賃金水準については各社の業種や規模、地域に応じた処遇となるよう各社で検討・決定しております。

 

(2) 【従業員の状況】

① 連結会社の状況

2026年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

加工事業本部

7,502

[6,915]

食肉事業本部

7,356

[3,077]

ボールパーク事業

159

[15]

全社(共通)

773

[76]

合計

15,790

[10,083]

 

(注) 従業員数は就業人員数(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時従業員数は[ ]内に年間の平均雇用人員を外数で記載しております。なお、臨時従業員数には、パートナー社員、定時従業員、準社員及び嘱託契約の従業員を含み、派遣社員を除いております。

 

② 提出会社の状況

2026年3月31日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

平均年間給与の対前

事業年度増減率(%)

1,198

40.1

15.4

8,754,140

1.7

[746]

 

 

セグメントの名称

従業員数(名)

加工事業本部

409

[603]

食肉事業本部

440

[99]

全社(共通)

349

[44]

合計

1,198

[746]

 

(注) 1 従業員数は就業人員数(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時従業員数は[ ]内に年間の平均雇用人員を外数で記載しております。

2 臨時従業員には、パートナー社員、定時従業員及び嘱託契約の従業員を含み、派遣社員を除いております。

3 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

 

③ 労働組合の状況

労使関係について特に記載すべき事項はありません。

 

④ 使用人その他の従業員のみを対象とした役員・従業員株式所有制度の内容

当社は取締役(社外取締役及び国内非居住者を除く。)及び執行役員(国内非居住者を除く。)を対象として、業績連動型株式報酬制度を導入しております。当該制度の内容について「第4 提出会社の状況 1 株式等の状況(8)役員・従業員株式所有制度の内容」に記載しております。

 

 

⑤ 多様性に関する指標

 

 

管理職に占める

女性従業員の割合(%)

男性の育児

休業取得率

(%)

男女の賃金格差(%)

全従業員

従業員

臨時従業員

日本ハム㈱

12.7

84.6

73.5

73.9

80.8

日本ハムマーケティング㈱

5.2

90.9

56.5

56.4

83.9

日本ハムカスタマー・コミュニケーション㈱

4.5

49.3

72.0

78.7

日本デイリーネット㈱

2.3

66.7

61.2

74.2

84.3

日本ルートサービス㈱

0.0

50.0

80.3

90.6

49.0

日本ハムファクトリー㈱

4.0

75.0

65.7

71.9

95.5

日本ハム北海道ファクトリー㈱

12.5

81.4

85.3

95.1

協同食品㈱

18.8

100.0

61.9

76.9

78.8

東北日本ハム㈱

0.0

80.9

79.6

94.0

㈱鎌倉ハム富岡商会

0.0

68.5

77.6

88.7

日本ハム食品㈱

9.8

100.0

69.4

78.2

80.2

日本ハム惣菜㈱

17.1

100.0

71.8

73.0

85.3

南日本ハム㈱

3.4

50.0

61.9

61.1

74.7

日本ピュアフード㈱

7.9

83.3

71.7

77.6

87.1

日本ルナ㈱

4.9

100.0

61.6

69.9

69.5

㈱宝幸

4.9

100.0

76.4

79.6

80.9

プレミアムキッチン㈱

0.0

90.9

74.9

67.3

96.3

日本クリーンファーム㈱

8.6

66.7

75.4

72.6

72.5

日本フードパッカー㈱

4.6

0.0

78.9

79.5

97.1

日本ホワイトファーム㈱

3.4

127.3

67.3

77.0

84.6

ジャパンフード㈱

3.6

0.0

73.5

72.2

60.6

東日本フード㈱

1.7

100.0

58.7

68.4

52.0

関東日本フード㈱

1.1

50.0

62.8

68.6

72.3

中日本フード㈱

0.0

81.8

60.4

62.6

84.4

西日本フード㈱

0.0

43.8

58.9

65.9

78.6

日本チルド物流㈱

0.0

100.0

78.1

81.0

46.0

日本物流センター㈱

0.0

100.0

81.1

80.9

60.8

NHジャパンフード㈱

0.0

60.0

48.5

72.6

77.3

㈱ファイターズスポーツ&エンターテイメント

11.8

66.7

75.7

77.1

61.9

 

 

 

管理職に占める

女性従業員の割合(%)

男性の育児

休業取得率

(%)

男女の賃金格差(%)

全従業員

従業員

臨時従業員

日本ハムビジネスアソシエ㈱

7.4

100.0

71.0

71.3

58.0

日本ハムシステムソリューションズ㈱

6.9

100.0

75.2

75.1

77.4

 

(注) 1 常時雇用労働者101名以上の連結子会社を集計範囲としております。

   2 従業員は、正規雇用の従業員及びフルタイムの無期化した非正規雇用の従業員を含んでおります。

   3 臨時従業員は、パートタイマー、及び有期の嘱託契約の従業員を含み、派遣社員を除いております。

   4 全従業員は、従業員と臨時従業員のことであります。

   5 男女の賃金格差は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)(以下、「女性活躍推進法」)に基づき、男性の賃金に対する女性の賃金の割合を示しております。

   6 女性管理職比率については、女性活躍推進法に基づき、正規雇用の従業員のみとし、出向者を出向元の従業員として集計しております。

   7 男性の育児休業取得率については、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであり、出向者は出向元の従業員として集計しております。

   8 7で取得割合を算出することにより、2024年度に(配偶者が)出産し、2025年度に育児休業を取得した従業員がいるため、100%を超える場合があります。

 

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

 

2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】

本項においては将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は、当連結会計年度末現在における一定の前提に基づき当社グループが判断したものであり、様々な要因により実際の結果は大きく異なる可能性があります。

 

(1)当社グループのサステナビリティに関する基本的な考え方

当社グループは「食べる喜び」を基本のテーマとし、時代を画する文化を創造し、社会に貢献することを企業理念の一つに掲げております。2021年3月に策定された「Vision2030」では、環境・社会に配慮した安定供給に取り組み続けることや、自由な発想でたんぱく質の可能性を広げ、多様な食シーンを創出し、毎日の幸せな食生活を支え続けたいという想いを込めております。

「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しておりますとおり、当社グループは事業活動を通じた社会課題解決により、人々の楽しく健やかな暮らしに貢献し、生命の恵みを育む地球環境との調和を目指してサステナビリティ戦略を策定しました。戦略の4つの柱として「地球環境の保全」、「レジリエントな事業基盤の強化」、「食べる喜びの提供」、「新たな価値の創出」を設定しております。さらに、ビジネス環境の変化及びステークホルダーからのサステナビリティに関する期待の変化を鑑みて、マテリアリティの見直しを実施しました。事業戦略とサステナビリティ戦略を両輪で進めることで、持続可能な社会の実現に寄与してまいります。

 

「マテリアリティ」は「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しております。また、最新情報につきましては、当社ウェブサイト「サステナビリティ」に掲載しておりますので、ご参照ください。(https://www.nipponham.co.jp/corporate/sustainability/

 

① ガバナンス

当社グループは、当社の取締役会長を委員長とする「サステナビリティ委員会」を設置しております。同委員会はESGに関する知見を有する社外有識者や社外取締役からの意見を聞きながら、サステナビリティに関する方針や戦略の策定、取組みの進捗確認等を行っており、その内容を取締役会に付議・報告しております。

また、下部組織である「サステナビリティ部会」は、課題の特定や施策・ロードマップの策定を行い、その内容をサステナビリティ委員会へ具申しており、各テーマの具体施策の落とし込みと進捗管理は「執務会議」で行っております。

以上により、方針・戦略の策定から施策の企画・実行、進捗管理に至るまで一貫してサステナビリティを推進する体制を構築しております。

 


 

 

サステナビリティ推進体制

 

当社グループでは、持続可能な社会の実現に向けた取組みを強力に推進するため、取締役会直下に「サステナビリティ委員会」を設置しております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●サステナビリティ委員会

当委員会は取締役会長を委員長とし、社内取締役に加え、社外取締役やESGに関する豊富な高い知見を有する社外有識者によって構成されております。原則として四半期に1回開催され、下部組織であるサステナビリティ部会からの提言を踏まえながら、グループ全体のサステナビリティに関する方針・戦略の策定や取り組みの監督を行い、その内容を取締役会に付議・報告しております。

 

●サステナビリティ部会

サステナビリティ部会は、サステナビリティ委員会の下部組織として、サステナビリティに関する事業上の重要性や社会からの要請を総合的に考慮し、取り組むべき課題の特定や解決の方向性を議論しております。

また、グループ全体として目指す「あるべき姿」や具体的な施策・ロードマップを策定し、その内容をサステナビリティ委員会へ具申しております。

 

●執務会議

環境対策、サステナブル調達など、各テーマに関するサステナビリティ関連情報を共有し、具体的施策の落とし込みや各事業本部との連携、進捗管理を行い推進しております。

 

「2025年度」気候変動に関する議論内容

時期

会議名等

主な議論内容

2025年8月

 サステナビリティ委員会

気候変動、生物多様性に関する協議

2025年11月

 サステナビリティ委員会

気候変動、生物多様性に関する報告

2026年6月

 取締役会

最終報告

 

 

② 戦略

 当社グループは、「Vision2030」の実現に向け、「マテリアリティ」を掲げ、サステナビリティ戦略と事業戦略の融合による持続的な企業価値の向上に取り組んでおります。「マテリアリティ」に沿った各種の施策について、様々なステークホルダーと対話を重ねながら実行することにより、事業を通した社会課題の解決に努め、持続可能な社会の形成に寄与してまいります。

 

③ リスク管理

当社グループにおける全般的なリスク管理については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク (1) リスクマネジメントに関する体制」に記載しております。サステナビリティに関するリスクにつきましても、基本的にはこの枠組みでマネジメントされますが、とりわけ、気候関連のリスクや機会の特定、戦略並びに具体的な施策の検討は、「サステナビリティ委員会」での討議を経て、取締役会に報告されます。

 

④ 指標と目標

当社グループは、「マテリアリティ」に沿って、それぞれ施策・指標を策定しております。各施策や指標の進捗状況については、「サステナビリティ委員会」での討議を経て、取締役会に報告されております。

当社グループは、「マテリアリティ」における「持続可能な地球環境への貢献」を実現するため、二つのKPIを掲げ、取組みを推進しております。一つ目は、プラスチック使用量削減に取り組んでおります。二つ目は、2030年度を見据えた化石燃料由来のCO2排出量削減を設定しております。また、2050年に向けては、カーボンニュートラルの実現を目指し、日々の活動を推進していきます(中長期環境目標)。

 

(2) 気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言への取組

 

① ガバナンス

気候変動対応を含むサステナビリティのガバナンスについては、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (1) 当社グループのサステナビリティに関する基本的な考え方 ① ガバナンス」をご参照ください。

 

② 戦略

シナリオ分析と対応

 脱炭素社会をキーワードとし、2つの対比的な気候変動シナリオパターンを設定、分析を実施しております。サステナビリティの戦略のうち特に重要となる気候変動対応に関しては、パリ協定(2015年)、IPCCによる「1.5℃特別報告書(2018年)」、「第6次報告(2023年)」の内容も踏まえ、当社グループの主要事業において気候変動が与えるリスク・機会について以下のように考えております。

 

シナリオの概要


 

パターン

参照

シナリオ

考える世界観

1.5/2℃

SSP1-1.9/2.6
IEA-NetZero

・脱炭素トレンド。炭素税等の規制コストが高まる

・気候変動への関心を背景に、新たんぱく質市場の活性化、環境へ配慮した製品の

  選択機会増加

4℃

SSP3-7.0

・気温上昇、水害、渇水等による飼料価格の上昇や畜肉調達価格の上昇

・家畜への気温上昇影響

・自社拠点における水リスクの懸念

 

 

 

リスクと機会

発生

時間軸

影響度

事業への影響

対応状況

1.5/2℃~4℃

物理
リスク

a 飼料価格の上昇・不安定化による飼育コストの上昇

自社飼育の豚鶏

中~

長期

(0~53億円)

・原材料調達不安定化
・畜肉生産コスト上昇

・飼料要求率(*1)改善の取

 組み

・国産飼料原料の確保

加工食品原料(豚肉)

中~

長期

(0~22億円)

・加工食品生産コストの

 上昇

・調達網の拡大

・製造コスト改善や商品価格

 改定

b 家畜生育への気温上昇影響

中~

長期

・畜肉生産量減少
・畜肉生産コスト上昇

・暑熱対策実施

c 拠点における水災害リスクの高まり

短~

長期

・保有設備への損害
・製造活動低下、出荷遅

 延

・洪水リスクに対する設備強

 化

・BCP整備

d 拠点における水ストレスの高まり

短~

長期

・製造活動低下

・水資源有効活用

移行
リスク

e 炭素税導入によるエネルギー費用の高まり

中~

長期

(159~218億円)

(*2)

・生産コスト上昇

・エネルギー利用の効率化、

 燃料転換

・再生可能エネルギーの利用

 拡大

・物流効率化

機会

f 環境に配慮した消費動向の強まり

短~

長期

・包材コスト削減
・将来市場獲得

・環境配慮商品の展開

・包材の使用量削減

g 新たんぱく質市場の拡大

短~

長期

・将来市場獲得

・新たんぱく質の研究開発

 

 (注)1 各発生時間軸が示す期間は以下のとおりです。

      短期:3年未満、中期:3~10年、長期:10年超

    2 「*1」配合飼料における穀物等の配合を成長に適したものに調整し、効率の良い体重増加を促す

      ことをいいます。

    3 「*2」1.5/2℃シナリオにおいて現在の排出量が継続した場合と2030年度目標を達成した場合の

      影響を算出しております。

 

 

特定したリスク・機会への対応

a. 飼料価格の上昇・不安定化による飼育コストの上昇

(特定理由)

 当社グループでは家畜の生産事業を行っており、家畜飼料を重要な調達品の一つとして認識しております。配合飼料の主な原料は穀物であり、今後、人口増による食糧需要の拡大、気温上昇や渇水による収量減少、品質低下、バイオマス燃料需要との競合の可能性等から、飼料価格が上昇する可能性が考えられます。シナリオ分析を実施した結果、気温上昇の程度によっては一部の穀物は増収する可能性がありますが、4℃シナリオでは穀物が減収し、調達コストが増加する可能性があります。

 

(対応状況)

 飼料価格高騰に伴うコスト増への対応として、商品の販売価格改定のほか、飼料要求率の改善による飼料コストの削減を進めております。また、グループ外からの畜肉調達におけるコスト上昇や市場への供給量不足の状況下でも、安定した供給を維持するため、新たな取引先を開拓し、調達先を拡大して、より安定的な畜肉調達網の構築を進めております。

 

b. 家畜生育への気温上昇影響

(特定理由)

 家畜の生育には気温や湿度等の環境が大きく影響します。当社グループの生産飼育拠点が存在する日本、豪州、トルコで分析を行った結果、気温上昇に伴い、一日あたりの増体量が低下する可能性があり、自社の生産コスト増加に加え、グループ外からの畜肉調達コストにも長期的リスクがあると考えております。

 

(対応状況)

畜種

主な施策

日本

クーリングパッド、ミスト装置

トルコ

クーリングパッド

日本

・全地域:遮光ネット

・一部地域:スポットクーラー、クーリングパッド、屋根の散水、

 送風・排気ファンの増設

豪州

区画ごとにサンシェードの設置

 

 

(事例)

「養鶏での暑熱対策」

 養鶏の暑熱対策として、農場へのクーリングパッド、ミスト装置の設置を進めております。

 飼育管理の改善、暑熱環境下での生産成績を上げるための技術開発を進めます。

 

 

設置率

地域

2024年度

2025年度

日本

北海道

91%

91%

青森・山形・新潟

90%

93%

宮崎・鹿児島

大分・熊本

100%

100%

トルコ

イズミル

100%

100%

 

 

c. d. 拠点における水災害リスク・水ストレスの高まり

(特定理由)

 気候変動に伴い異常気象が増加する中、激甚災害のリスクや水ストレスが高まる可能性があります。

  当社グループではそれぞれのリスク評価を行いました。今後も毎年リスクモニタリングを継続するとともに、各拠点での対応を進めてまいります。

項目

評価範囲

評価ツール

洪水・高潮のリスク

農場・工場・物流拠点

国内:ハザードマップ

海外:World Resources InstituteのAqueduct

水ストレス

農場・工場

World Resources InstituteのAqueduct

 

 

(対応状況)

地域

拠点数

(*1)

水災害リスク

高地域の拠点数

(*1)

主な対応

リスク

評価

洪水

高潮

アジア

229

16

内訳

日本

221

11

・主要製品の供給体制を含めたBCPの見直し

・水害に対する付保

軽微

中国・台湾

・現地確認の結果、発生の可能性が低い

軽微

東南アジア

・設備の床上げ等対策の実施済み

・工業団地における共同対策実施済み

軽微

オセアニア

・サイトを分散させて配置しており、万が一自

 然災害による影響を受けた場合でも事業影響

 は軽微 

軽微

北米

中東(*2)

・現地確認の結果、発生の可能性が低い

軽微

 

 

国・地域

拠点数

(*1)

水ストレス高地域の拠点数

(*1)

主な対応

リスク

評価

1.5/2℃

4℃

アジア

201

内訳

日本

194

中国・台湾

過去の水ストレスによる事業影響や現地ヒアリングによりリスクは軽微と判断

軽微

東南アジア

過去の水ストレスによる事業影響や現地ヒアリングによりリスクは軽微と判断

軽微

オセアニア

北米

過去の水ストレスによる事業影響や現地ヒアリングによりリスクは軽微と判断

軽微

中東(*2)

過去の水ストレスによる事業影響や現地ヒアリングによりリスクは軽微と判断

軽微

 

水ストレス高地域における取水量(2024年度)

 

グループ全体

内)4℃における

水ストレス高地域

生産・製造拠点数(*1)

214

8 (3.7%)(*3)

取水量 (千㎥)

17,742

1,068 (6.0%)(*4)

 

(注)1 「*1」について、2025年4月時点の拠点数を元に記載しております。

   2 「*2」について、複数拠点ありますが管理上1拠点に統合してカウントしております。

   3 「*3、4」について、全体のうち水ストレス高地域での拠点数、取水量の%を記載しております。

   4 「*4」について、一部拠点については、期中のグループ加入に伴い、1-3月実績のみを反映しておりま

     す。

 

e. 炭素税導入によるエネルギー費用の高まり

(特定理由・対応状況)

 1.5℃/2℃シナリオにおいて、化石燃料由来のCO2排出に対する炭素税の導入が考えられています。財務インパクトを評価した結果、事業に大きなインパクトを与える可能性が特定されました。当社グループはカーボンニュートラルを目指し、脱炭素に向けた各施策を進めております。

 

シナリオ

2030年

2050年

2024年度排出量前提
 炭素税インパクト(億円)

122

218

削減目標達成前提(2030年以降は横引き)
 炭素税インパクト(億円)

89

159

 

(注)1 財務インパクトは、2024年度の排出量での計算と2030年度の削減目標が達成された場合を比較しており

     ます。

   2 炭素税価格については、IEAの World Energy Outlook 2025のNet Zero by 2050シナリオを参考にして

     おります。

     また、2030年度はUSD140/t- CO2、2050年度はUSD250/t- CO2、1USD=157円で算出しております。

 

f. 環境に配慮した消費動向の強まり

(特定理由)

 脱炭素が進む社会では、気候変動及びサステナビリティへの関心が高まり、環境対応が進む企業や商品が選ばれやすくなることが予想されます。当社グループは、事業を通じてサステナビリティ価値を実現し、消費者に明確に伝えることが重要になっていきます。持続可能な社会への貢献を目指し、グループ全体でサステナブルな商品とサービスの提供を進めていきます。

 

(対応状況)

プラスチック使用量の削減を通したCO2排出量の削減

 当社グループは、包装資材に多量のプラスチックを使用していることから、20年以上にわたり使用量の削減や環境配慮型包材の使用に取り組んできました。商品設計段階での包装資材の削減、環境配慮型包装資材の活用、包装資材のリサイクル等によりプラスチック使用量を削減しております。

 

主要ウインナー商品の包装形態をエコ・ピロタイプへ変更したことで、包装資材重量を2022年より28%削減しました。(*1)また、「中華名菜®」のノントレイ化を実施したことで、プラスチック使用量を2022年より約28%削減しました。(*2)

その他にも、鶏肉「桜姫®」では、包装資材の一部にバイオマス素材を使用したプラスチックを利用する等の取組みを展開しております。

(*1)「シャウエッセン®」巾着127g 2束と比較(フィルム重量比)しております。

(*2)中華名菜15品中10品の2021年出荷数に基づき算定しております。

 


 

 


 


 

 

Mealin’Good ブランドの展開

 「Mealin’Good」はフィーリングッドにミールを掛け合わせ「人も地球も心地よく、より良い毎日へ。」という想いを込めたブランドで、当社グループのサステナビリティの取組みを商品に表現したものです。

 「環境・資源を大切にする」「健やかなからだづくりに貢献する」「新たな価値観への選択肢提供」という3つのアクションを掲げて商品を開発・提供しております。


 

 

g. 新たんぱく質市場の拡大

(特定理由)

 将来的には世界人口増によるたんぱく質需要の増大を背景に、畜肉市場に加えて新たなたんぱく質を含む市場の拡大が見込まれます。当社グループは、たんぱく質の供給企業として多様なたんぱく質需要への対応と新たなたんぱく質の研究・開発を進めております。

 

(対応状況)

 当社グループでは、細胞性食品の外部研究機関との共同研究を実施しております。また、コストの高い動物血清を使用せず、食品を主成分とした培養液を使用して、従来よりも低コストで細胞を培養する方法を開発しております。その他にも、「麹」を原料とした新たな食品の研究開発の推進、また、たんぱく質と同時に食物繊維も手軽に摂れる素材として、独自の繊維化技術を活用した「FiTeiN」を開発しております。

 


 


 

 


当社技術を用いて作製した細胞性食品の試作品

加工食品の原料として開発中の麹培養物

食肉のような繊維を再現した「FiTeiN」素材

 

 

 

③ リスク管理

当社グループでは取締役会の任意委員会であるリスクマネジメント委員会で全社的リスクを一元的にカバーしており、事業活動に影響を及ぼす気候変動、生物多様性に関連するリスクを重点リスクとして特定しております。リスクの対応に向けた取組みは環境対策会議でリスクや機会の特定、戦略並びに具体的な施策の検討が行われ、その上位組織であるサステナビリティ委員会での議論を経て、取締役会で審議・決定をしております。

 

④ 指標と目標

当社グループは環境保全のありたい姿を定め、その実現に向けた中長期環境目標、カーボンニュートラルに向けたロードマップを設定しております。

 

人と地球の調和した姿「エコサイクル」

人と家畜をはじめ、地球上のあらゆる生命を形づくる炭素・水・窒素等の物質は、自然の営みによって再生され循環しています。しかし、人口増加や企業活動により、化石燃料や資源の使い過ぎが進み、地球の物質循環の限界を超えて、気候変動や大気、水の汚染等の環境課題を引き起こしています。

当社グループは、事業活動における資源の使用と排出が、地域や取引先との共生(エコシステム)によって自然と調和した物質循環(サイクル)となるよう、ありたい姿を「エコサイクル」と呼び、取組みを進めていきます。

 

 


 

当社グループ中長期環境目標(抜粋)

項目

施策

目標

達成年度

進捗

2023

年度

2024

年度

温室効果ガス

・エネルギーの脱炭素化推進
・家畜由来温室効果ガスの削

 減
・共創による脱炭素削減策の

 創出

化石燃料由来CO2削減

国内

2013年度比

29%削減

2026年度

21.3%減

24.1%減

2013年度比

46%削減

2030年度

海外

2021年度比

17%削減

2026年度

8.4%

5.7%

2021年度比

24%削減

2030年度

家畜由来温室効果ガス削減 自社農場での施策展開

2030年度

2025年度新設

サプライチェーン排出量(Scope3)削減 国内目標設定

2026年度

2025年度新設

カーボンニュートラルを目指す

2050年度

2025年度新設

プラスチック

・3R(リデュース、リユー

 ス、リサイクル)
 +Renewable(持続可能資源

 の利用)の取り組み推進
・共創による廃棄プラスチッ

 ク削減

石油由来の容器包装プラスチック使用量の削減
 (容器包装リサイクル法対象商品)

国内

2013年度比

17%以上削減

2026年度

2024

年度

新設

34.2%

2013年度比

20%以上削減

2030年度

サプライチェーンを通した石油由来プラスチック最小化

2050年度

2025年度新設

・水使用量の最小化
・水ストレス地域でのリスク

 低減

用水使用量原単位削減

国内

2019年度比

5%削減

2030年度

0.7%

0.7%

海外

2021年度比

5%削減

2030年度

2.4%

15.6%

水ストレス地域での水リスク低減策実施

2030年度

2025年度新設

水使用量の最小化及び水ストレス地域でのリスク低減

2050年度

2025年度新設

主要なサプライチェーンでの水リスクへの対応

2050年度

2025年度新設

 

 

カーボンニュートラルに向けたロードマップ


 

化石燃料由来のCO2排出状況推移

(国内)


 

(海外)


 

化石燃料由来のCO2削減に向け、「中期経営計画2023」で環境投資枠を設定し、約14億円の投資を実施しました。この投資によるCO2削減効果は約11,000t-CO2/年です。「中期経営計画2026」では成長投資500億円の中で約15億円の環境投資を予定しております。また、投資判断の指標の一つとしてインターナルカーボンプライシング(ICP)を導入しております。排出削減見込量に対し、5,500円/t-CO2のコスト削減効果を考慮し、環境投資計画を評価しております。

 

また、省エネルギー活動や燃料転換を進めるとともに、再生可能エネルギーの活用を積極的に進めております。食品工場で発生する廃食油をバイオマス燃料として活用するほか、再生可能エネルギー由来の電力の導入を進めております。

 

項目

2021年度

2022年度

2023年度

2024年度

太陽光発電

導入状況

拠点数(ヶ所)

24

32

40

CO2削減量(t-CO2)

538

1,686

3,583

4,443

発電量(MWh)

1,435

3,688

7,895

11,215

 

 

北海道でのカーボンニュートラル農場への挑戦

太陽光発電施設からの電力供給、エネルギー利用の効率化を進めながら、家畜由来の温室効果ガスについては日本国内の畜産・農業と関連するカーボンクレジット等の活用を検討しカーボンニュートラル農場の稼働を目指しております。


 

 家畜由来温室効果ガスに対する取組み

当社グループは、外部からの畜肉調達のほかに、自社グループ内で家畜の生産飼育から販売まで行っており、家畜由来の温室効果ガス排出削減は大きな課題です。現時点では経済性と両立できるような合理的な削減方法がなく、大学や複数の企業と連携した取組みを進め、家畜由来の温室効果ガスの削減につながる技術開発や研究を推進しております。

・家畜由来のメタン排出量抑制につながる研究実施状況

連携先

研究テーマ

北海道大学

反芻動物ルーメンにおけるメタン発生抑制法の開発

徳島大学・酪農学園大学

ブタにおける温室効果ガス排出に関する研究

 

 

 Scope3に対する取組み

当社グループのサプライチェーンにおける間接排出(Scope3)の多くは、調達品に関連する排出となっております。サプライヤーとのコミュニケーションを通じて上流の排出状況を把握し、課題をサプライヤーと共有の上、協力しながらともに排出削減を進めていけるよう準備を整えております。

 

 

2024年度 Scope3排出量内訳


 

(注)詳細については、下記URLをご参照ください。

      データブック (https://www.nipponham.co.jp/corporate/ir/library/data-book/pdf/2025/all.pdf

 

(3) 人的資本

 

 当社グループは、「社会価値の向上(非財務価値)」と「事業価値の向上(財務価値)」を追求することで「企業価値の最大化」を測り、企業理念の実現を目指しております。人財戦略では、その成長エンジンとなる「人財」の力を「企業価値」に結び付けていく道筋を明らかにし、そのための人事施策として、「個の成長」「組織の成長」「ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)」を3本柱に据えております。まずはベースメントとして多様な個が生き生きと活躍できる場が整っていること(DE&I)、その上で個と組織が共に成長し続けることのできる関係性を構築していきます。

 なお、一人ひとりの成長の道しるべとして「ニッポンハムグループ 求められる人財像」を策定しております。人事制度と連動した「人財マネジメントサイクル」の実践を通じ、組織の成長ともベクトルを合わせながら、一人ひとりの成長を後押ししております。

 

a. 個の成長

 従業員の働き甲斐は、社会への貢献や自らの挑戦と成長の実感によっても得られると考えております。当社グループでは、従業員一人ひとりが自らの成長ストーリーを描き、「ありたい自分」への成長意志とキャリアプランを持ち、自己実現に向けた挑戦や実践・研鑽ができるよう、様々な支援に取り組んでおります。

 

b. 組織の成長

 価値創造力の強化を主眼とし、多様な強みを統合することで、より大きな価値を創造する力を養います。事業戦略に応じたリーダーシップ開発支援を行い、価値創造機会を創出・拡充し、学習する組織を実現します。

 

c. ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)

 心理的安全性実感の下、多様な価値観が尊重され一人ひとりが生き生きと活躍できる環境を目指しております。また、多様なキャリア・働き方が選択できるような、働き方改革・学び方改革、両立支援の取組みを進めていくと同時に、多様な個・経験・スキルが活かされ、ともに成長できる場の実現にも取り組んでおります。

 

 なお、人材戦略の取組みの詳細、及び人的資本に関する指標及び目標については、「第4 提出会社の状況 5 従業員の状況等 (1)人材戦略に関する基本方針等」をご参照ください。

 

(注)これまでの取組みの詳細については、下記URLをご参照ください。

      統合報告書/アニュアルレポート(https://www.nipponham.co.jp/ir/library/annual/

      データブック (https://www.nipponham.co.jp/ir/library/data_book/

     サステナビリティレポート (https://www.nipponham.co.jp/csr/report/