事業内容
セグメント情報
※セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります
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売上
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利益
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利益率
最新年度
単一セグメントの企業の場合は、連結(あるいは単体)の売上と営業利益を反映しています
| セグメント名 | 売上 (百万円) |
売上構成比率 (%) |
利益 (百万円) |
利益構成比率 (%) |
利益率 (%) |
|---|---|---|---|---|---|
| (単一セグメント) | 11,019 | 100.0 | 2,333 | 100.0 | 21.2 |
3【事業の内容】
当社は、第二新卒者及び20代・30代の転職希望者、大学・短大新卒者に対する企業PR・情報提供サービス業務及び各種採用コンサルティング業務、人材紹介・人材派遣業務を行っております。具体的な商品として、大別して「中途採用集合品」「新卒採用集合品」「新卒採用個別品」の3品目があります。近年、企業のキャリア採用(経験者採用)の流れや、転職を通じてキャリアを形成していくことへの関心が高まっていることを受け、当社では「中途採用集合品」でのサービス提供を強化しています。
当社の主な商品は、以下の通りであります。
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主な商品名 |
サービス内容 |
商品分類 |
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Re就活 |
20代向け転職情報サイト |
中途採用商品 |
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Re就活テック |
ITエンジニア経験者向け転職サービス(ダイレクトリクルーティングサービス) |
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Re就活30 |
30代キャリア人材向け転職サービス(ダイレクトリクルーティングサービス) |
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Re就活エージェント |
人材紹介 |
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イベント(転職博・就職博など) |
合同企業セミナー |
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新卒採用商品 |
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Re就活キャンパス |
学生向け就職情報サイト |
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新卒個別品 |
採用広報ツールの制作などオーダーメイドでの採用支援 |
新卒採用個別品 |
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ソーシャルソリューション |
官公庁・地方公共団体の事業を受託 |
①中途採用商品
20代向けのインターネット転職情報サイト「Re就活」や、ITエンジニア経験者向け転職サービス「Re就活テック」、30代キャリア人材向け転職サービス「Re就活30」、合同企業セミナー「転職博」、エージェントサービス「Re就活エージェント」により、ポテンシャルのある20代・若手即戦力や30代キャリア人材を求める企業と、新たな仕事への挑戦を望む転職希望者の双方の高いニーズに応えることを可能にしています。
②新卒採用商品
インターネット就職情報サイト「Re就活キャンパス」、合同企業セミナー「就職博」などを通じて、企業と学生のマッチング・出会いを創出しています。
③新卒採用個別品
個々の学生へ向けて、より強いアピールで直接アプローチできるダイレクトメールの制作・発送代行や、電話によるセミナー参加希望者受付、または、選考途中の学生個々の情報管理など、各企業の採用活動の形態に応じたオーダーメイドの採用アウトソーシング業務を行っております。その他にも、各省庁や地方自治体等公的機関が行う雇用対策事業を受託し、当社が実施するという案件も手がけております。
事業系統図は、下記の通りであります。
業績状況
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
1.経営成績等の状況の概要
文中の将来に関する事項は、当事業年度末において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当事業年度(2024年11月1日~2025年10月31日)におけるわが国経済は、全般的に緩やかな改善傾向を示しました。インバウンド需要はコロナ禍以前の水準を超える動きを見せる一方、エネルギー価格や原材料費の高騰、関税の影響等により、先行きは依然として不透明な状況が続いています。また、構造的な人手不足を背景に、若手人材への需要は高止まりしており、新卒採用においては早期接触・早期選考の動きが一層強まっています。その結果、新卒採用に加え、戦略的にキャリア採用や第二新卒採用を取り入れる企業が増加しています。
このような市場環境の中、当社では、20代向け転職サイト「Re就活」が「20代が選ぶ20代向け転職サイト」7年連続No.1を獲得し、累計登録会員数が2025年10月末に280万人を突破しました。こうした20代からの支持を背景に、2025年10月末時点の「Re就活」の売上高は前期比128.4%となりました。一方、新卒採用の早期化に伴う企業広報時期の変化により、新卒向け就職情報サイト「Re就活キャンパス」の売上高は前期比96.6%となりました。その結果、当事業年度の全社売上高は110億19百万円(前期比102.7%)となりました。なお、前事業年度より戦略的成長投資を強化しており、当事業年度では求職者向けプロモーション強化により、売上原価は前期比106.3%となりました。また、生産性向上を目的とした教育研修の強化による採用教育費の増加、生成AIアシスタント「Microsoft365Copilot」の全社導入をはじめとするシステム管理費の増加、販売促進プロモーションの強化による販売促進費の増加により、販売費及び一般管理費は前期比108.6%となりました。これらの結果、当事業年度の営業利益は23億32百万円(前期比87.8%)となりました。
この結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
①財政状態
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ3億66百万円増加し、171億6百万円となりました。
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ34百万円減少し、22億26百万円となりました。
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ4億1百万円増加し、148億79百万円となりました。
②経営成績
当事業年度の経営成績は、売上高110億19百万円(前期比102.7%)、営業利益23億32百万円(前期比87.8%)、経常利益26億54百万円(前期比86.9%)、当期純利益18億92百万円(前期比84.9%)となりました。
主たる事業である「就職情報事業」につきましては、次のとおりであります。
当事業年度(2024年11月1日~2025年10月31日)におけるキャリア採用(経験者採用)市場では、幅広い業界で若手人材の採用ニーズが高止まりしています。また、前事業年度同様、新卒採用の内定者動向が見極められる9~10月において、第二新卒採用による新卒補完ニーズを取り込んだ結果、「Re就活」の売上高は32億43百万円(前期比128.4%)と好調に推移しました。また、20代向け転職エージェント「Re就活エージェント」では、期中に面談数が一時的に減少したものの、面談の質向上に取り組み、足元では決定数が伸びています。その結果、売上高は8億16百万円(前期比105.3%)となりました。なお、新卒採用市場では早期化が進む中、企業は採用方法の見直しや再構築を迫られており、インターンシップでの接触が採用広報の主戦場となりつつあります。その結果、採用活動期間が長期化し、一部の企業では新卒採用と第二新卒採用の割合を見直す動きや、新卒採用広報に対する慎重な姿勢が見られました。これにより、当事業年度の「Re就活キャンパス」の売上高は20億2百万円(前期比96.6%)となりました。「イベント(転職博・就職博など)」に関しては、上記のとおり「Re就活」の好調な推移を背景に、「転職博」や新卒インターンシップ期を対象としたイベントでは販売ブース数が増加しました。一方、4年生を対象とする「就職博」は新卒採用早期化の影響を受けました。その結果、当事業年度の「イベント」売上高は31億77百万円(前期比99.9%)となりました。
以上の結果、当事業年度における就職情報事業全体の売上高108億8百万円(前期比103.4%)となりました。また、当社では、「Re就活キャンパス」のブランド変更に加え、「Re就活30」や「Re就活ユース」などの新サービスを相次いでローンチし、10代から30代までの「キャリアスタート」「キャリアチェンジ」「キャリアアップ」を総合的に支援するサービス体制を構築しました。当社は、これからの時代を担う若い世代の「自分らしいキャリアの実現」を支援するとともに、さらなる業績拡大を目指してまいります。
※1 Microsoft、Microsoft 365は、米国Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標、または商標です。
※2 Microsoft 365 Copilot は、Microsoft Corporation が提供するサービスの名称です。
(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べて7億55百万円増加し、46億85百万円となりました(前期比119.2%)。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動の結果、増加した資金は18億98百万円(前期比116.2%)となりました。
これは主に、税引前当期純利益が生じたことによる資金の増加26億54百万円、法人税等の支払による資金の減
少9億27百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動の結果、増加した資金は3億68百万円(前期比207.3%)となりました。
これは主に、投資有価証券の取得による支出12億57百万円及び売却による収入14億21百万円及び償還による収
入7億円、無形固定資産の取得による支出4億59百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動の結果、減少した資金は15億11百万円(前期比119.5%)となりました。
これは主に、配当金の支払による支出9億75百万円、自己株式の取得による支出5億35百万円によるものです。
(3)販売実績
当事業年度における販売実績を事業の種類別に示すと、次のとおりであります。
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事業の種類 |
当事業年度 |
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(自 2024年11月1日 至 2025年10月31日) |
前事業年度比(%) |
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就職情報事業(千円) |
10,808,502 |
103.4 |
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|
新卒採用集合品(千円) |
5,179,319 |
98.6 |
|
|
(就職博)(千円) |
(3,177,211) |
(99.9) |
|
|
(Re就活キャンパス)(千円) |
(2,002,107) |
(96.6) |
|
|
新卒採用個別品(千円) |
1,507,546 |
84.3 |
|
|
中途採用商品(千円) |
4,121,636 |
120.7 |
|
|
(Re就活)(千円) |
(3,243,147) |
(128.4) |
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|
(人材紹介)(千円) |
(816,421) |
(105.3) |
|
|
(Re就活ダイレクト リクルーティング)(千円) |
(62,067) |
(55.4) |
|
その他(千円) |
210,675 |
76.3 |
|
|
合計(千円) |
11,019,177 |
102.7 |
|
(注)( )内の数値は内数を記載しております。
2.経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析、検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識および分析、検討内容は次のとおりであります。なお、記載内容における将来に関する事項については、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
(1)財政状態および経営成績の状況に関する認識および分析・検討内容
①財政状態の分析
(流動資産)
当事業年度末における流動資産の残高は、前事業年度末と比べ1億33百万円増加し、86億67百万円となりまし
た。これは主に、現金及び預金の増加7億55百万円、有価証券の減少6億17百万円があったことによるもので
す。
(固定資産)
当事業年度末における固定資産の残高は、前事業年度末と比べ2億33百万円増加し、84億38百万円となりまし
た。これは主に、ソフトウエアの増加4億16百万円、投資有価証券の減少1億57百万円、ソフトウエア仮勘定の減少1億11百万円があったことによるものです。
(流動負債)
当事業年度末における流動負債の残高は、前事業年度末と比べ63百万円減少し、19億65百万円となりました。
これは主に、未払法人税等の減少1億50百万円、未払金の増加1億56百万円があったことによるものです。
(固定負債)
当事業年度末における固定負債の残高は、前事業年度末と比べ28百万円増加し、2億60百万円となりました。これは主に、長期未払費用の増加28百万円があったことによるものです。
(純資産)
当事業年度末における純資産の残高は、前事業年度末と比べ4億1百万円増加し、148億79百万円となりました。これは主に、当期純利益18億92百万円、配当金の支払い9億75百万円、自己株式の取得等(純資産額では減少)4億88百万円があったことによるものです。
②経営成績の分析
(売上高)
当事業年度における売上高は、110億19百万円となりました(前期比102.7%)。これは主に、就職情報事業の売上高の増加があったことによるものです。物価上昇や賃上げを実施する企業の増加を受け、より年収の高い企業への転職を希望する求職者が増え、雇用の流動化が進んでいることに加え、国内人材ビジネス市場は、構造的な人手不足により、特に若手の人材需要が引き続き拡大しており、「Re就活」の売上高は32億43百万円(前期比128.4%)、「Re就活キャンパス」の売上高は20億2百万円(前期比96.6%)、「エージェント(人材紹介)」の売上高は8億16百万円(前期比105.3%)となりました。
(売上原価、販売費及び一般管理費)
当事業年度における売上原価は、前事業年度と比べ2億28百万円増加し、38億35百万円となりました(前期比106.3%)。これは主に、就職情報事業に係る売上原価の増加があったことによるものです。
販売費及び一般管理費は、前事業年度と比べ3億83百万円増加し、48億50百万円となりました(前期比108.6%)。これは主に、TVCM等の「Re就活」プロモーションを強化したこと等による販売促進費の増加があったことによるものです。
(営業利益、経常利益、当期純利益)
以上の結果、当事業年度における営業利益は23億32百万円(前期比87.8%)、経常利益は26億54百万円(前期比86.9%)、当期純利益は18億92百万円(前期比84.9%)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容ならびに資本の財源および資金の流動性に係る情報
①キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2.事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 1.経営成績等の状況の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
なお、現時点において、特記すべき重要な資本的支出の予定はありません。
[キャッシュ・フローの参考資料]
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2023年10月期 |
2024年10月期 |
2025年10月期 |
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自己資本比率(%) |
84.9 |
86.4 |
86.9 |
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時価ベースの自己資本比率(%) |
149.4 |
136.6 |
126.6 |
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
(注)株式時価総額は期末株価終値×期末発行済株式総数(自己株式控除後)により算出しております。
②資本の財源及び資金の流動性
当社の資金需要のうち主なものは、人件費、外注費、販売費及び一般管理費等に係る運転資金であります。これらの所要資金については、自己資金により充当しております。ただし、金融機関との良好な関係を維持することを目的とした場合には、金融機関からの調達を行うこととしております。
なお、当事業年度における借入金の残高はなく、現金及び預金の残高は56億85百万円であり、当面の資金繰りについては問題ないと判断しております。
(3)重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この財務諸表の作成に当たりましては、一定の会計基準の範囲内において、資産・負債及び収益・費用の金額に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りにつきましては、経営者が過去の実績や現在の取引状況ならびに入手可能な情報を総合的に勘案し、その時点で最も合理的と考えられる見積りや仮定を継続的に使用しておりますが、見積り及び仮定には不確実性が伴うため、実際の結果と異なる可能性があります。また、財務諸表の作成のための重要な会計方針等は「第5 経理の状況 1 財務諸表等(1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載されているとおりであります。