2025.11.04更新
コーポレートストーリー
価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。
情報ソース:
Integrated Report2025
サマリ
日鉄ソリューションズ(NSSOL)は、製鉄所のオンラインリアルタイム化に源流を持つSIで、現在は“人月型SIからの脱却”を掲げ、T(次世代SI)・A(アセット活用)・M(プラットフォーム提供)の「TAM型」へ転換中。全社標準のITサービス基盤「Nestorium」とAI活用推進で開発生産性を高め、SaaS型・アセット型の収益源を拡大する。2030ビジョンの実装に向け、M&Aも本格化。
過去
創業当初は製鉄所のコンピュータ化で世界初のオンラインリアルタイム運用を実現。2001年に新日鉄ソリューションズ発足、製造・流通向け大規模Webや需要予測等で成長。
1960年代から鉄づくりにコンピュータシステムを導入し、1968年に24時間365日稼働の製鉄所を実現。90年代はメインフレームからオープン化の潮流を捉え、海外ベンダーと提携しつつ金融・ネット分野でも...
現在
TAM型の実装を進め、全社標準「Nestorium」やAI活用推進センターで生産性を向上。ConSeek、CloudHarbor、Delifit AI、NSDevia、PPMP等の提供でアセット・SaaSを拡大。
Nestoriumは強固なセキュリティや監視・バックアップ等の共通機能をワンパッケージ提供し、各BUがSaaSを迅速に立ち上げられる基盤。狙いは「人月型SIからの脱却」と「アセット型ビジネス拡大」。2...
未来
2027年度にTAM型売上比率75%、M&A1,500億円規模を投じて事業モデルを転換。資本コストを意識した経営と配当性向50%を継続し、2030ビジョンの実現を目指す。
新中計では、労働集約型からTAM型へ変革を進め、2027年度にTAM型比率を75%程度へ。アセット等への成長投資比率を売上高の約5%へ引き上げ、オーガニック成長を加速。さらに3年間で1,500億円規模...
目指す経営指標
2027年度:売上収益4,500億円、営業利益600億円(営業利益率13%)、ROE13%程度
TAM型売上収益比率:2027年度に75%程度
成長投資(M&A除く)比率:売上収益比率5%程度へ
M&A:3カ年で1,500億円規模を実行
株主還元:配当性向50%を継続、毎年の増配を志向
手元資金:2027年度末900億円程度まで圧縮、必要に応じ借入を活用
TAM型売上収益比率:2027年度に75%程度
成長投資(M&A除く)比率:売上収益比率5%程度へ
M&A:3カ年で1,500億円規模を実行
株主還元:配当性向50%を継続、毎年の増配を志向
手元資金:2027年度末900億円程度まで圧縮、必要に応じ借入を活用
トップメッセージの要約
TAM型
第二の創業
NSSOL IGNITION DAY
情熱/自律的な行動
プロデューサー
第二の創業
NSSOL IGNITION DAY
情熱/自律的な行動
プロデューサー
代表取締役社長 玉置 和彦 は、前中計の目標を前倒しで達成した手応えを踏まえ、新中計で抜本的な変革に踏み込むと宣言。全役員が策定段階から関与し、T・A・Mそれぞれを自分の言葉で語れるまで意識を合わせた...
専門用語
■ TAM型事業収益モデル(T/A/M)
NSSOLが「人月型SI」からの転換として掲げる収益モデルで、T=生成AI等で開発・運用の生産性を高める「次世代SIモデル」、A=自社の強みをアセット化して複数顧客へ展開する「アセット活用モデル」、M=複数企業で共同利用する「プラットフォーム提供モデル」を指します。
■ Nestorium(ネストリウム)
全社標準提供型のITサービスプラットフォーム。クラウドネイティブな基盤に、生成AIや自動化ツール、SRE、セキュリティ等の共通機能を搭載し、各事業部がSaaS型サービスを迅速かつ安全に立ち上げられるようにする社内基盤です。2025年4月に正式提供を開始しました。
■ AI活用推進センター
開発現場や共通部門での生成AI活用を加速するために新設された社内組織。全社的なAI活用を推進し、開発生産性の向上を狙います。
■ ConSeek(コンシーク)
金融機関向けの「統合経営管理」ソリューション。ALMや市場リスク、収益管理、バーゼル規制対応などをワンストップで提供し、統合データベースに経営情報を集約してデータ利活用を進められるのが特長です。必要な機能から段階導入でき、業務・基盤面も含めた総合支援を行います。
■ CloudHarbor(クラウドハーバー)
企業のクラウドネイティブ化を加速するための次世代クラウド開発・実行基盤。コンテナ、CI/CD、DevSecOps、IaC、オブザーバビリティ、SREなどをアセットとして組み合わせて提供し、組織変革や教育も含めて伴走支援します。
■ Delifit AI(デリフィットAI)
小売の惣菜部門に特化した販売計画SaaS。需要予測と独自の最適化技術でフードロスを抑えつつ荒利最大化を目指し、将来的には惣菜以外の部門にも順次対応する計画です。
■ NSDevia(エヌエスデビア)
AIを活用した開発支援ソリューションのブランド。第一弾としてアプリケーションのソースコード自動生成による「開発の自動化サービス」を展開し、今後はテスト自動化や運用効率化のAIサービスへ広げる計画です。
■ PPMP(Process manufacturing Production Management Package)
プロセス製造業向けの生産管理パッケージ。素材供給から出荷までの製造工程を効率的に管理し、上位の管理システムや下位の現場制御システムとも連携しやすい設計です。日本製鉄グループでの知見をもとに導入が進んでいます。
■ NSSOL IGNITION DAY(イグニッション・デイ)
新中期経営計画の決起集会として2025年6月4日に開催した全社イベント。現地・オンラインを合わせて約7割の社員が同時参加し、「第二の創業」への意思統一と変革への情熱を確認しました。
■ Social Value Producer with Digital
「NSSOL 2030ビジョン」で掲げる目指す姿。自社の強みをアセット化し、デジタルを通じて社会と顧客へ新しい価値を広く提案するという企業像を示します。
NSSOLが「人月型SI」からの転換として掲げる収益モデルで、T=生成AI等で開発・運用の生産性を高める「次世代SIモデル」、A=自社の強みをアセット化して複数顧客へ展開する「アセット活用モデル」、M=複数企業で共同利用する「プラットフォーム提供モデル」を指します。
■ Nestorium(ネストリウム)
全社標準提供型のITサービスプラットフォーム。クラウドネイティブな基盤に、生成AIや自動化ツール、SRE、セキュリティ等の共通機能を搭載し、各事業部がSaaS型サービスを迅速かつ安全に立ち上げられるようにする社内基盤です。2025年4月に正式提供を開始しました。
■ AI活用推進センター
開発現場や共通部門での生成AI活用を加速するために新設された社内組織。全社的なAI活用を推進し、開発生産性の向上を狙います。
■ ConSeek(コンシーク)
金融機関向けの「統合経営管理」ソリューション。ALMや市場リスク、収益管理、バーゼル規制対応などをワンストップで提供し、統合データベースに経営情報を集約してデータ利活用を進められるのが特長です。必要な機能から段階導入でき、業務・基盤面も含めた総合支援を行います。
■ CloudHarbor(クラウドハーバー)
企業のクラウドネイティブ化を加速するための次世代クラウド開発・実行基盤。コンテナ、CI/CD、DevSecOps、IaC、オブザーバビリティ、SREなどをアセットとして組み合わせて提供し、組織変革や教育も含めて伴走支援します。
■ Delifit AI(デリフィットAI)
小売の惣菜部門に特化した販売計画SaaS。需要予測と独自の最適化技術でフードロスを抑えつつ荒利最大化を目指し、将来的には惣菜以外の部門にも順次対応する計画です。
■ NSDevia(エヌエスデビア)
AIを活用した開発支援ソリューションのブランド。第一弾としてアプリケーションのソースコード自動生成による「開発の自動化サービス」を展開し、今後はテスト自動化や運用効率化のAIサービスへ広げる計画です。
■ PPMP(Process manufacturing Production Management Package)
プロセス製造業向けの生産管理パッケージ。素材供給から出荷までの製造工程を効率的に管理し、上位の管理システムや下位の現場制御システムとも連携しやすい設計です。日本製鉄グループでの知見をもとに導入が進んでいます。
■ NSSOL IGNITION DAY(イグニッション・デイ)
新中期経営計画の決起集会として2025年6月4日に開催した全社イベント。現地・オンラインを合わせて約7割の社員が同時参加し、「第二の創業」への意思統一と変革への情熱を確認しました。
■ Social Value Producer with Digital
「NSSOL 2030ビジョン」で掲げる目指す姿。自社の強みをアセット化し、デジタルを通じて社会と顧客へ新しい価値を広く提案するという企業像を示します。