2026年3月期有価証券報告書より

事業内容

セグメント情報
※セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります

植物性油脂 業務用チョコレート 乳化・発酵素材 大豆加工素材 植物性油脂 業務用チョコレート 乳化・発酵素材 大豆加工素材
  • 売上
  • 利益
  • 利益率

最新年度

セグメント名 売上
(百万円)
売上構成比率
(%)
利益
(百万円)
利益構成比率
(%)
利益率
(%)
植物性油脂 271,076 35.1 33,394 92.6 12.3
業務用チョコレート 370,904 48.0 2,391 6.6 0.6
乳化・発酵素材 97,432 12.6 1,144 3.2 1.2
大豆加工素材 32,874 4.3 -874 -2.4 -2.7

3【事業の内容】

 当社グループは、当社、子会社41社(うち連結子会社39社)、関連会社6社(うち持分法適用会社5社)、その他の関係会社1社及びその他の関係会社の親会社1社で構成され、植物性油脂、業務用チョコレート、乳化・発酵素材、大豆加工素材の製造販売を主として行っており、さらに各事業に関連する物流及びその他のサービス等の事業活動を展開しております。

 また、当社は有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することになります。

 当社グループの事業に係わる位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりです。

 

報告セグメント

主要な製品

主要な会社

植物性油脂

・食用加工油脂

・食用油

・チョコレート用油脂

・不二製油(株)

・FUJI OIL ASIA PTE. LTD.

・FUJI OIL (SINGAPORE) PTE. LTD.

・PALMAJU EDIBLE OIL SDN. BHD.

・不二(中国)投資有限公司

・不二製油(張家港)有限公司

・FUJI SPECIALTIES, INC.

・FUJI VEGETABLE OIL, INC.

・Fuji Oil International Inc.

・Oilseeds International, LLC

・FUJI OIL EUROPE

・FUJI OIL GHANA LIMITED

・UNIFUJI SDN. BHD.

・RITO Partnership

・PROVENCE HUILES S.A.S

業務用チョコレート

・チョコレート

・不二製油(株)

・PT. FREYABADI INDOTAMA

・FUJI GLOBAL CHOCOLATE (M) SDN. BHD.

・INDUSTRIAL FOOD SERVICES PTY LIMITED

・不二(中国)投資有限公司

・不二製油(張家港)有限公司

・Blommer Chocolate Manufacturing (Shanghai) Co., Ltd.

・HARALD INDÚSTRIA E COMÉRCIO DE ALIMENTOS LTDA

・Blommer Chocolate Company, LLC

・FUJI OIL EUROPE

乳化・発酵素材

・クリーム

・マーガリン

・フィリング

・チーズ風味素材

・USS製法による豆乳加工品

 及びプレミアム豆乳製品

・不二製油(株)

・(株)フジサニーフーズ

・オーム乳業(株)

・FUJI OIL ASIA PTE. LTD.

・WOODLANDS SUNNY FOODS PTE. LTD.

・FUJI OIL (THAILAND) CO., LTD.

・不二(中国)投資有限公司

・不二製油(張家港)有限公司

・不二製油(肇慶)有限公司

大豆加工素材

・大豆たん白素材

・大豆たん白食品

・水溶性大豆多糖類

・不二製油(株)

・(株)フジサニーフーズ

・天津不二蛋白有限公司

・Fuji Brandenburg GmbH

 以上のほか、その他の関係会社の親会社である伊藤忠商事㈱とは、主に不二製油㈱が原材料等の購入及び製品販売等の取引を行っております。

 以上に述べた当社グループの事業系統図は次のとおりです。(2026年3月31日現在)

 

 

 

 

 

業績状況

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 当社グループは当連結会計年度より、IFRSを任意適用しております。また、前連結会計年度の数値も、IFRSに組み替えて表示しております。連結財務数値に係るIFRSと日本において一般に公正妥当と認められる会計基準(以下「日本基準」という。)との差異につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 40.初度適用(IFRSへの移行に関する開示)」をご参照ください。

 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績、キャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要及び経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、以下のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが入手可能な情報に基づき作成したものです。実際の成果や業績は、今後様々な要因によって、記載されている内容とは異なる可能性があります。

 

(1)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

① 経営成績の状況の分析

 当連結会計年度における当社グループを取り巻く事業環境は、米国の関税政策や地政学リスクの高まりに関連する経済的な影響、中国の景気動向等が懸念要素となる状況が続いています。日本においては物価上昇の影響が続いているものの、雇用・所得環境の改善等により、支出動向は底堅い推移が続いています。

 当社グループにおいては、2025年度から2027年度までの3ヵ年を対象とした中期経営計画「United for Growth 2027」を策定しました。持続的な企業価値の向上に向けて、「ガバナンスの深化」、「成長領域の更なる強化」、「新たな挑戦領域の確立」を基本方針として、事業軸と機能軸の強化による管理体制の強化、チョコレート用油脂(CBE)やコンパウンドチョコレートといった成長領域における競争優位性の更なる強化、新たな事業の柱を担う挑戦領域の育成へ注力します。

 中期経営計画の初年度となる2025年度は、チョコレート用油脂(CBE)を中心とした成長領域において競争優位性を発揮し、収益力の向上が進みました。なお、Blommer Chocolate Company, LLC(米国、以下「Blommer」)においては、2024年3月に公表しております構造改革を推進中であり、2024年以降のカカオ価格高騰を背景とした2024年度の事業損失からも大幅な回復の途上にあります。しかしながら、需要低迷の長期化による販売数量の減少や管理強化に伴う固定費増加等により、当連結会計年度において当初の事業計画と実績に乖離が発生しました。このような状況から、想定していたBlommerの収益実現には時間を要すると判断し、同社に係るのれんの減損損失と繰延税金資産の取崩しに伴う法人税等調整額を計上しました。Blommerの収益改善に向けて、ガバナンス体制の強化によるリスク低減や、当社グループの強みであり技術力を有するコンパウンドチョコレートの販売強化等の施策を実行しています。

 

 以上の結果、当連結会計年度における経営成績は、以下のとおりとなりました。

(単位:百万円)

 

売上高

事業利益

税引前当期利益

親会社の所有者に帰属

する当期利益

2026年3月期

772,288

36,048

23,430

11,142

2025年3月期

671,207

13,261

6,900

3,863

前期比 増減

(前期比 増減率)

+101,080

(+15.1%)

+22,787

(+171.8%)

+16,529

(+239.5%)

+7,278

(+188.4%)

 

 売上高は、パーム油価格が前年同期比で上昇したことに加え、カカオ豆価格も2024年の高騰以降、調達価格が高値水準を継続していることから、主要原材料の調達価格上昇に伴う販売価格の上昇により増収となりました。事業利益は、植物性油脂事業のチョコレート用油脂の堅調な販売や、Blommerでのカカオ豆価格の安定及び関連費用の減少により増益となりました。親会社の所有者に帰属する当期利益は、Blommerに係るのれんの減損損失や繰延税金資産の取崩しに伴う法人税等調整額を計上しましたが、事業利益の伸長により、増益となりました。

 

 当社は、当連結会計年度より、従来「連結消去・グループ管理費用」に含めていたセグメントに配分していない全社費用を、各報告セグメントに配分して記載しております。そのため、前連結会計年度のセグメント情報は、全社費用を各報告セグメントに配分し、比較分析をしております。

 

 

 セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。

(単位:百万円)

 

売上高

前期比

増減

前期比

(%)

事業利益

前期比

増減

前期比

(%)

植物性油脂

271,076

+63,747

+30.7%

33,394

+6,612

+24.7%

業務用チョコレート

370,904

+36,219

+10.8%

2,391

+16,560

乳化・発酵素材

97,432

+3,180

+3.4%

1,144

△556

△32.7%

大豆加工素材

32,874

△2,066

△5.9%

△874

△57

連結消去・グループ管理費用

△8

+226

合 計

772,288

+101,080

+15.1%

36,048

+22,787

+171.8%

 

(植物性油脂事業)

 売上高は、原材料価格の上昇並びに需要の拡大に伴う販売価格の上昇に加え、当第1四半期連結累計期間に発生した新規連結に伴う売上高の増加により増収となりました。事業利益は、チョコレート用油脂の堅調な販売等により増益となりました。

 

(業務用チョコレート事業)

 売上高は、原材料価格の上昇に伴う販売価格の上昇により増収となりました。事業利益は、Blommerにおいて販売数量が減少しましたが、カカオ豆関連費用の減少により損失は改善しました。

 

(乳化・発酵素材事業)

 売上高は、原材料価格の上昇に伴う販売価格の上昇により増収となりました。事業利益は、原材料価格の上昇に伴う採算性の悪化や、アジアでの販売数量の減少により減益となりました。

 

(大豆加工素材事業)

 売上高及び事業利益は、機能剤の販売数量減少等により減収減益となりました。

 

② 財政状態の状況の分析

 当連結会計年度末における連結財政状態は、以下のとおりです。

(単位:百万円)

 

 

2025年3月期

2026年3月期

増減

 

流動資産

363,997

359,051

△4,946

 

非流動資産

233,079

277,881

+44,802

資産

 

597,076

636,933

+39,856

 

有利子負債

283,721

268,381

△15,340

 

その他

102,428

124,074

+21,645

負債

 

386,150

392,455

+6,305

資本

 

210,926

244,477

+33,550

 

(資産)

 当連結会計年度末の資産は、原材料価格の上昇や新規連結会社の増加に伴い棚卸資産や営業債権が増加しましたが、現金及び現金同等物の減少により、流動資産が減少しました。新規連結会社の株式取得に伴うのれんの増加や設備投資の実施等により、非流動資産が増加しました。以上の結果、前連結会計年度末に比べ398億56百万円増加し、6,369億33百万円となりました。

 

(負債)

 当連結会計年度末の負債は、運転資本の減少等に伴う短期借入金の返済により有利子負債が減少しましたが、その他に含まれる営業債務の増加等により、前連結会計年度末に比べ63億5百万円増加し、3,924億55百万円となりました。

(資本)

 当連結会計年度末の資本は、利益剰余金の増加やアメリカドル、ユーロ並びにブラジルレアルに対する円安によるその他の資本の構成要素の増加等により、前連結会計年度末に比べ335億50百万円増加し、2,444億77百万円となりました。

 

③ キャッシュ・フローの状況の分析

 当連結会計年度末におけるキャッシュ・フローの状況は、以下のとおりです。

(単位:百万円)

 

2025年3月期

2026年3月期

増減

営業活動によるキャッシュ・フロー

△48,828

54,840

+103,669

投資活動によるキャッシュ・フロー

△21,753

△46,847

△25,094

フリー・キャッシュ・フロー

△70,581

7,993

+78,575

財務活動によるキャッシュ・フロー

113,188

△38,590

△151,778

現金及び現金同等物

70,840

46,811

△24,029

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、548億40百万円の収入となりました。前連結会計年度では増加していた運転資本需要の改善等により、1,036億69百万円収入が増加しております。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、468億47百万円の支出となりました。新規連結会社の株式並びに有形固定資産の取得の増加等により、250億94百万円支出が増加しております。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、385億90百万円の支出となりました。運転資本の増加を主要因として資金需要が増加した前連結会計年度からの反動に加えて、手元資金を活用し借入金等の返済を進めたことにより、1,517億78百万円支出が増加しております。

 

 

(2)資本の財源及び資金の流動性

 当社グループは円滑な事業活動に必要十分な流動性の確保と財務規律の維持及び財務健全性の向上を基本方針とし、中長期的な企業価値向上を実現すべく、資本コストを意識した経営を実践しております。

 当社グループの主な資金需要は、生産活動及び販売活動に必要な運転資金、生産性向上のための設備投資、成長基盤強化のための事業投資等です。資金の源泉は、営業活動によるキャッシュ・フローと金融機関からの借入やコマーシャル・ペーパー並びに社債の発行等による資金調達です。

 短期運転資金は営業キャッシュ・フローとコマーシャル・ペーパー発行及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資及び事業投資の資金は金融機関からの長期借入のほか、社債発行による資金調達を行っております。

 当社グループは複数の金融機関との間で当座貸越契約を締結しているほか、コマーシャル・ペーパー発行枠及び国内社債発行枠の登録により資金調達手段の多様化を図り、事業運営に必要な資金の流動性を十分に確保しております。

 なお、当連結会計年度末における有利子負債残高は2,683億81百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は468億11百万円となっております。

 

(3)生産、受注及び販売の実績

① 生産実績

 当社グループの生産品目は広範囲、多種多様であり、かつ、製品のグループ内使用(製品を他のグループ会社の原材料として使用)が数多くあるため、セグメント別(連結ベース)に生産実績を、金額あるいは数量で示すことはしておりません。

 このため生産の実績については、「(1)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 ① 経営成績の状況の分析」における各セグメントの業績に関連付けて示しております。

 

② 受注実績

 当社グループは需要予測に基づく見込み生産を行っているため、該当事項はありません。

 

③ 販売実績

 当連結会計年度におけるセグメントごとの販売実績については、「(1)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 ① 経営成績の状況の分析」に記載のとおりです。

 

(4)重要性がある会計方針及び見積り

 重要性がある会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針」に記載しております。連結財務諸表を作成するに当たり、必要な見積りを行っており、それらは資産、負債、収益及び費用の計上金額に影響を与えております。これらの見積りは、その性質上判断及び入手し得る情報に基づいて行いますので、実際の結果がそれらの見積りと相違する場合があります。特に以下の事項は、経営者の会計上の見積りの判断が財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼすと考えております。

 なお、当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額が会計上の見積りによるもののうち、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を及ぼすリスクがある重要な会計上の見積りについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 4.見積り及び判断の利用」に記載しております。

 

 

 

 

(5)並行開示情報

 連結財務諸表規則(第3編から第6編までを除く。以下「日本基準」という。)により作成した要約連結財務諸表は、以下のとおりです。

 なお、日本基準により作成した当連結会計年度の要約連結財務諸表については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査を受けておりません。

 

① 要約連結貸借対照表(日本基準)

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(2025年3月31日)

当連結会計年度

(2026年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

354,830

358,540

固定資産

 

 

有形固定資産

156,505

178,372

無形固定資産

51,185

67,028

投資その他の資産

33,859

31,479

固定資産合計

241,550

276,880

繰延資産

183

134

資産合計

596,564

635,556

 

 

 

負債の部

 

 

流動負債

273,204

254,448

固定負債

108,835

130,164

負債合計

382,040

384,612

 

 

 

純資産の部

 

 

株主資本

174,998

183,788

その他の包括利益累計額

35,499

62,837

非支配株主持分

4,025

4,318

純資産合計

214,524

250,944

負債純資産合計

596,564

635,556

 

② 要約連結損益計算書及び要約連結包括利益計算書(日本基準)

要約連結損益計算書

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

当連結会計年度

(自 2025年4月1日

至 2026年3月31日)

売上高

671,211

772,285

売上原価

591,984

664,273

売上総利益

79,227

108,012

販売費及び一般管理費

69,332

75,342

営業利益

9,895

32,669

営業外収益

3,267

3,422

営業外費用

7,858

9,408

経常利益

5,304

26,684

特別利益

990

373

特別損失

443

2,115

税金等調整前当期純利益

5,850

24,942

法人税等合計

2,067

12,248

当期純利益

3,783

12,693

非支配株主に帰属する当期純利益

1,552

367

親会社株主に帰属する当期純利益

2,230

12,325

 

要約連結包括利益計算書

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

当連結会計年度

(自 2025年4月1日

至 2026年3月31日)

当期純利益

3,783

12,693

その他の包括利益合計

△8,464

28,437

包括利益

△4,681

41,131

(内訳)

 

 

親会社株主に係る包括利益

△5,983

40,591

非支配株主に係る包括利益

1,302

539

 

③ 要約連結株主資本等変動計算書(日本基準)

前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

(単位:百万円)

 

 

株主資本

その他の包括利益

累計額

非支配株主持分

純資産合計

当期首残高

189,828

42,357

12,105

244,291

当期変動額

△14,830

△6,857

△8,079

△29,767

当期末残高

174,998

35,499

4,025

214,524

 

当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

(単位:百万円)

 

 

株主資本

その他の包括利益

累計額

非支配株主持分

純資産合計

当期首残高

174,998

35,499

4,025

214,524

当期変動額

8,790

27,337

292

36,419

当期末残高

183,788

62,837

4,318

250,944

 

④ 要約連結キャッシュ・フロー計算書(日本基準)

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

当連結会計年度

(自 2025年4月1日

至 2026年3月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

△50,631

54,263

投資活動によるキャッシュ・フロー

△21,738

△46,823

財務活動によるキャッシュ・フロー

114,931

△37,380

現金及び現金同等物に係る換算差額

△250

6,533

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

42,311

△23,405

現金及び現金同等物の期首残高

27,480

69,846

連結子会社の決算期変更に伴う現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

54

現金及び現金同等物の期末残高

69,846

46,440

 

⑤ 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更(日本基準)

前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

 該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

(連結の範囲の変更)

 増加2社(新規取得)

 減少2社(吸収合併)

 

⑥ 経営成績等の状況の概要に係る主要な項目における差異に関する情報

 IFRSにより作成した連結財務諸表における主要な項目と日本基準により作成した場合の連結財務諸表におけるこれらに相当する項目との差異に関する事項は、以下のとおりです。

前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

 「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 40.初度適用(IFRSへの移行に関する開示)」に記載のとおりです。

 

当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

(のれんの償却)

 日本基準ではのれんを一定期間にわたり償却しておりましたが、IFRSではのれんの償却は行われず、毎期減損テストを実施することが要求されます。この影響により、IFRSでは日本基準に比べて「販売費及び一般管理費」が2,735百万円減少しております。

 

(リース)

 日本基準では借手のリースについてファイナンス・リースとオペレーティング・リースに分類し、オペレーティング・リースについては通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理を行っておりましたが、IFRSでは原則としてすべての借手のリースについて使用権資産及びリース負債を計上しております。この影響により、IFRSでは日本基準に比べて「使用権資産」及び「リース負債」がそれぞれ3,103百万円及び3,854百万円増加しております。

 

(退職給付)

 日本基準では数理計算上の差異を発生時にその他の包括利益で認識し、従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数で純損益に振替えておりましたが、IFRSでは発生時にその他の包括利益で認識し、利益剰余金に振り替えております。また、IFRSでは、日本基準と異なり、確定給付制度が積立超過である場合には、確定給付資産の純額は資産上限額に制限され、その調整をその他の包括利益で認識しております。この影響により、IFRSでは日本基準に比べて「退職給付に係る資産」が9,589百万円減少しております。

 

セグメント情報

5.セグメント情報

(1)報告セグメント

 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

 当社グループは、植物性油脂製品、業務用チョコレート製品、乳化・発酵素材製品及び大豆加工素材製品の製造販売を主として行っており、取り扱う製品群毎に国内外で事業活動を展開しております。

 したがって、当社グループは、製品群を基礎とした事業別のセグメントから構成されており、「植物性油脂事業」、「業務用チョコレート事業」、「乳化・発酵素材事業」及び「大豆加工素材事業」の4つを報告セグメントとしております。

 各報告セグメントの事業内容は次のとおりであります。

報告セグメント

事業内容

植物性油脂

パーム油及びパーム核油等を基礎原料とした食用加工油脂、食用油及びチョコレート用油脂等の製造販売

業務用チョコレート

チョコレート、コンパウンド及びココア製品の製造販売

乳化・発酵素材

クリーム、マーガリン及びフィリング等の製造販売

大豆加工素材

大豆たん白素材、大豆たん白食品及び水溶性大豆多糖類等の製造販売

 

(2)報告セグメント情報

 報告セグメントの会計処理の方法は、「3.重要性がある会計方針」で記載している当社グループの会計方針と同一であります。報告セグメントの利益は、事業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部売上高は市場実勢価格に基づいております。

 当社は、当連結会計年度より、従来「調整額」に含めていたセグメントに配分していない全社費用を、各報告セグメントに配分して記載しております。前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の配分方法に基づき作成したものを記載しております。

 

移行日(2024年4月1日)

(単位:百万円)

 

 

報告セグメント

合計

調整額

(注1)

連結計

 

植物性油脂

業務用

チョコ

レート

乳化・発酵

素材

大豆加工

素材

セグメント資産

127,192

222,420

60,398

45,096

455,107

22,086

477,193

(注)1.セグメント資産の調整額22,086百万円は、報告セグメントに帰属しない全社資産であり、提出会社及び一部の地域統括会社等における現金及び現金同等物、投資有価証券等の資産であります。

 

 

前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

合計

調整額

(注1、2)

連結計

 

植物性油脂

業務用

チョコ

レート

乳化・発酵

素材

大豆加工

素材

売上高

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

207,329

334,684

94,252

34,941

671,207

671,207

セグメント間の内部売上高

27,509

3,877

5,594

199

37,181

△37,181

234,839

338,561

99,846

35,141

708,389

△37,181

671,207

事業利益(△損失)

(注3)

26,781

△14,168

1,700

△817

13,496

△235

13,261

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費及び償却費

5,086

7,465

3,862

2,923

19,337

19,337

減損損失

113

113

113

持分法で会計処理されている投資

12,965

460

13,426

13,426

資本的支出(注4)

5,477

17,173

3,121

4,528

30,301

579

30,881

セグメント資産

151,895

312,341

61,320

41,305

566,862

30,214

597,076

(注)1.事業利益(△損失)の調整額△235百万円には、セグメント間取引消去等が含まれております。

2.セグメント資産の調整額30,214百万円は、報告セグメントに帰属しない全社資産であり、提出会社及び一部の地域統括会社等における現金及び現金同等物、投資有価証券等の資産であります。

3.事業利益(△損失)は、営業利益に持分法による投資損益を加算し、非経常的な要因により発生した損益を除いて算出しております。

4.資本的支出には、使用権資産に係る金額を含めております。

 

当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

合計

調整額

(注1、2)

連結計

 

植物性油脂

業務用

チョコ

レート

乳化・発酵

素材

大豆加工

素材

売上高

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

271,076

370,904

97,432

32,874

772,288

772,288

セグメント間の内部売上高

33,273

4,305

7,111

70

44,760

△44,760

304,350

375,209

104,543

32,945

817,048

△44,760

772,288

事業利益(△損失)

(注3)

33,394

2,391

1,144

△874

36,056

△8

36,048

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費及び償却費

6,327

8,313

3,865

2,850

21,356

21,356

減損損失

204

4,260

226

825

5,516

5,516

持分法で会計処理されている投資

15,434

667

16,102

16,102

資本的支出(注4)

8,126

14,948

4,834

3,722

31,632

780

32,412

セグメント資産

203,671

300,789

62,453

40,751

607,665

29,267

636,933

(注)1.事業利益(△損失)の調整額△8百万円には、セグメント間取引消去等が含まれております。

2.セグメント資産の調整額29,267百万円は、報告セグメントに帰属しない全社資産であり、提出会社及び一部の地域統括会社等における現金及び現金同等物、投資有価証券等の資産であります。

3.事業利益(△損失)は、営業利益に持分法による投資損益を加算し、非経常的な要因により発生した損益を除いて算出しております。

4.資本的支出には、使用権資産に係る金額を含めております。

 

 事業利益から税引前当期利益への調整は、以下のとおりです。

 

前連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

当連結会計年度

(自 2025年4月1日

至 2026年3月31日)

事業利益

13,261

36,048

固定資産売却益

64

64

固定資産処分損

△303

△471

関係会社株式売却益

291

減損損失

△113

△5,516

持分法による投資損益(△は利益)

△1,690

△239

その他

0

△62

営業利益

11,508

29,822

金融収益

1,280

1,550

金融費用

△7,579

△8,182

持分法による投資損益(△は損失)

1,690

239

税引前当期利益

6,900

23,430

 

(3)製品及びサービスに関する情報

 製品及びサービスの区分が報告セグメントと同一のため、記載を省略しております。

 

(4)地域別情報

 外部顧客への売上高の地域別内訳は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

当連結会計年度

(自 2025年4月1日

至 2026年3月31日)

日本

223,703

248,888

アジア

98,400

109,870

米国

213,390

220,269

欧州

50,227

94,432

その他

85,485

98,827

合計

671,207

772,288

(注)1.売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

2.アジアに属する主な国または地域は、中国、インドネシア、マレーシアであります。

3.欧州に属する主な国または地域は、フランス、ドイツ、ベルギーであります。

 

非流動資産(金融資産、繰延税金資産、退職後給付資産及び保険契約から生じる権利を除く)の地域別内訳は以下のとおりです。

(単位:百万円)

 

 

移行日

(2024年4月1日)

前連結会計年度末

(2025年3月31日)

当連結会計年度末

(2026年3月31日)

日本

62,709

68,168

72,152

アジア

35,463

37,073

41,870

米国

79,943

69,099

77,923

欧州

15,067

14,715

35,593

その他

25,454

25,336

36,120

合計

218,638

214,392

263,661

(注)非流動資産は所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

 

(5)主要な顧客に関する情報

 外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める顧客がないため、記載を省略しております。