2025年3月期有価証券報告書より
  • 社員数
    377名(単体) 614名(連結)
  • 平均年齢
    42.7歳(単体)
  • 平均勤続年数
    10.7年(単体)
  • 平均年収
    5,570,360円(単体)

従業員の状況

 

5 【従業員の状況】

(1) 連結会社の状況

2025年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

食材卸売事業

388

(322)

食材製造事業

115

( 52)

不動産賃貸事業

1

( -)

全社(共通)

110

(  7)

合計

614

(381)

 

(注) 1 従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員数であります。

2 従業員には、嘱託社員53名を含んでおります。

3 ( )で示したものは、臨時従業員の年間平均雇用人員(1日1人7.8時間換算)であり、従業員数に含めておりません。

4 全社(共通)は、総務及び経理等の管理部門の従業員であります。

 

(2) 提出会社の状況

2025年3月31日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

377

(288)

42.7

10.7

5,570,360

 

 

セグメントの名称

従業員数(名)

食材卸売事業

319

(284)

食材製造事業

(-)

不動産賃貸事業

1

(-)

全社(共通)

57

(4)

合計

377

(288)

 

(注) 1 従業員数は当社から他社への出向を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員数であります。

2 従業員には、嘱託社員30名を含んでおります。

3 ( )で示したものは、臨時従業員の年間平均雇用人員(1日1人7.8時間換算)であり、従業員数に含めておりません。

4 平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでおります。

5 全社(共通)は、総務及び経理等の管理部門の従業員であります。

 

(3) 労働組合の状況

現在、当社および連結子会社においては労働組合は結成されておりませんが、労使関係は良好な状態であります。

 

 

(4)労働者の男女の賃金差異

① 提出会社

当事業年度

管理職に

占める

女性労働者

の割合(%)

(注1)

男性労働者の

育児休業

取得率(%)

(注2)

労働者の男女の

賃金の差異(%)(注1)

全労働者

正規雇用

労働者

パート・

有期労働者

11.8

100.0

57.3

60.1

62.0

 

(注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

   2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

 

② 連結子会社

当事業年度

名称

管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1)

男性労働者の育児休業取得率(%)

労働者の男女の

賃金の差異(%)(注1)

全労働者

正規雇用労働者

パート・

有期労働者

 

全労働者

正規雇用

労働者

パート・

有期労働者

キスコフーズ株式会社

9.7

(注2)

68.0

74.1

64.2

株式会社久世フレッシュ・ワン

0.0

(注2)

24.3

0.0

84.1

旭水産
株式会社

14.0

(注2)

63.6

77.5

34.1

 

(注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

   2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

 

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】

当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。

なお、本文の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)サステナビリティに関する考え方と取組

①サステナビリティ基本方針

当社グループにおけるサステナビリティの取組は、当社グループが「フードサービス・ソリューション・カンパニー」として、時代の変化にあわせて食と人の本質に関わる価値を提供していくことにあると考えております。よって定量的及び定性的な成長を図ることはもちろん、お客様をはじめ、仕入先や物流委託先等の取引先、株主、社員、更に地域社会の発展に貢献してまいります。そのために当社グループは「社会の発展に貢献する新しい価値・サービスの創造」、「外食・中食をはじめとするフードビジネスを支える商品の確保と安定供給、安定配送」、「全従業員がやりがいをもって、個々の力を最大限発揮できる環境づくり」を実現し、「持続可能で質的な成長」を目指し、企業価値の向上を図ってまいります。

②サステナビリティに関する当社のガバナンス体制について

「サステナビリティ基本方針」に基づき、各本部やグループ各社がリスクや問題点をリスク・コンプライアンス管理委員会に報告し、対応策や方針を決めております。グループ全体にかかわる案件は当社の取締役会にて、決定する体制をとっております。

③リスク管理について

当社グループは、リスク・コンプライアンス管理委員会において、内部統制システムの一環として、リスクや問題点の把握、課題解決の協議を行っております。グループ全体にかかわる案件の対応策の決定については、グループ常務会等で討議のうえ当社の取締役会にて行っております。

 

  ESGへの取組

当社グループは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)に関する社会課題の解決に向けて積極的な取組を推進しています。

 

環境

(Environment)

 

安全かつ高品質な商品やサービスの提供を通じ、環境負荷低減・脱炭素社会に貢献してまいります。

・食品ロス削減として、配送センターの在庫管理の徹底や賞味期限切れによる商品の廃棄削減に努めております。また、PB商品の少量パッケージ化の推進等を進めております。

・温室効果ガス削減の観点から、太陽光発電の導入や、一部社用車での電気自動車の採用、ドライアイスから環境負荷の低い保冷材への切り替え等に取組んでおります。また、配送負荷を抑えるために、配送拠点から都心のサブ拠点に商品を送り、そこから分散配送を行うサテライト物流を実施しております。

 

社会

(Social)

社会の発展に貢献し、会社と従業員がともに成長し続けるために様々な対応を進めております。

・性別や国籍などを問わない積極的な採用を進め、多様な人材が活躍できる環境づくりに努めております。

・本社所在地の東京都豊島区のイベントやサッカーチームへの協賛など、地域とのコミュニケーションを重視した社会貢献を進めております。

・公共施設や福祉施設への食品提供を行っております。

・がん研究会支援自動販売機を設置し、自販機売上の一部をがん研究会へ寄付しております。

・パラリンアートの賛助会員として、障がい者アーティストの経済的な自立の支援をしております。

ガバナンス

(Governance)

 

コーポレート・ガバナンス、リスクマネジメント、コンプライアンスなど持続可能な事業に不可欠な経営基盤の強化を推進していきます。

・内部監査部を設置しており、内部統制の維持・改善に努めております。

・社内のコンプライアンス違反の早期発見のため、内部通報制度を活用しております。

・全社員対象のコンプライアンス研修を実施しております。

 

 

 

(2)人財の育成及び社内環境整備に関する方針ならびに取組、指標

当社グループは、ミッションに掲げる「食の力で、想いをつなぐ」を実現すべく、顧客満足および業績の向上と業務改革を推進し、人財育成を行い、持続的な成長ができる一体感のある企業風土の醸成に取組んでおります。

その一環として、あるべき人財像「久世パーソン像」を明確化させるとともに、2023年4月からは、「公平性向上と待遇改善」、「適材適所」、「人財育成」の3つを目的とした新人事制度をスタートさせました。

人財方針では、周囲から信用・信頼される人財および質と量を満たすリーダーシップの育成を目指し、「周囲視点重視」と「リーダーシップ重視」を方針として掲げ、また、組織方針では、部門間の連携があらゆる価値を生み出すとともに、全体最適の視点が各部門に不可欠であるとの認識から「部門間連携重視」と「全体最適重視」を方針として掲げ、組織横断的なプロジェクトを始めとした様々な活動を推進しております。

 

①人財育成

当社グループは、従業員一人ひとりが、常に自責の念を持ちつつ、課題解決のために行動できる参加型経営人財を理想としております。そのため、職場でのOJTを通じた成長に加え、役割・職種等に応じて、能力・スキル、専門性の向上を目的にした研修を実施しております。直近ではリーダーシップの育成を重視し、リーダーとしての姿勢、言動およびスキルを開発する研修を積極的に実施しております。

 

②社内環境整備

当社グループは、あらゆる人権を尊重し、求人・雇用・昇進等において、人種・国籍・宗教・信条・性別・性的指向・年齢・障がい等による不当な差別を致しません。従業員一人ひとりがその能力を発揮し、いきいきと活躍できるような職場環境を目指し、出産・育児・介護に関する支援制度、長時間労働の削減対策(36協定違反者0)および有給休暇取得の促進(有給休暇5日以上の取得の遵守)などの働き方の多様性に向けた取組を進めるとともに、定期的な人間ドックの受診推進や喫煙時間のルール実施などの健康経営を推進しております。