2026.06.22更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: Integrated Report 2025

サマリ

デリカフーズグループは、野菜の価値を追求する青果物流通企業です。5℃環境のコールドチェーン、FSモデル、野菜の健康診断を強みにします。契約産地から加工、仕分、配送までを結びます。業務加工用野菜、長期保存技術、輸入野菜の国産化で、野菜の未来を変えようとしています。

目指す経営指標

・2034年の長期ビジョン:売上高1,000億円
・2034年の長期ビジョン:経常利益率4〜5%
・2034年の長期ビジョン:ROE10〜15%程度
・2027年3月期目標:売上高600億円
・2027年3月期目標:経常利益18億円
・2027年3月期目標:経常利益率3.0%
・2027年3月期目標:EBITDA28億円
・2027年3月期目標:ROE10.2%
・2027年3月期目標:CO2排出量削減率▲10%
・2027年3月期目標:従業員エンゲージメントスコア80pt.

用語解説

■5℃環境のコールドチェーン
野菜の入荷から加工、仕分け、出荷、配送までを低温で管理する仕組みです。デリカフーズグループでは、野菜の鮮度を保ち、外食・中食のお客様へ短いリードタイムで届けるための重要な流通基盤です。

■FSモデル
生産・配送拠点を全国の主要エリアに配置し、調達から加工、仕分け、配送までを一気通貫で行うデリカフーズグループの事業モデルです。各エリアの拠点が連携することで、全国規模で安定した青果物流通を支えます。

■野菜の健康診断
デザイナーフーズが行う、青果物の中身を分析する取り組みです。見た目だけでは分からない栄養価や機能性を調べ、野菜が持つ価値を科学的に把握するために活用されています。

■業務加工用野菜
加工食品や飲食店で使うことを前提に栽培・流通される野菜です。見た目やサイズの規格をゆるやかにし、おいしさ、栄養価、安全性を重視します。選果や包装の手間を減らせるため、生産者の作業負担軽減にもつながります。

■赤系トマト
果皮が硬く、果肉が厚く、旨味が多いトマトです。加熱や加工に向き、サンドウィッチ、ハンバーガー、カップサラダなど外食向けの用途に適しています。日持ちの良さや耐暑性もあり、同社は国産化を進めています。

■輸入野菜の国産化
輸入に頼っている野菜を、国内で生産・調達できる体制へ切り替える取り組みです。デリカフーズグループでは、玉ねぎや赤系トマトを対象に、生産者や外食企業と連携して国産野菜の流通量拡大を進めています。

■玉ねぎ加工専用工場
玉ねぎの加工に特化したデリカフーズ大阪事業所茨木工場のことです。原料保管から製品化までを5℃帯で管理し、むき玉ねぎやカット品を製造します。国産玉ねぎの取扱拡大と生産性向上を狙う拠点です。

■農業法人デリカファーム株式会社
デリカフーズグループが農業へ参入するために設立した会社です。赤系トマトや種なしピーマンなど、業務加工用野菜に特化した栽培に取り組みます。農業の実態を自ら学び、安定調達と新たな農業モデルの構築を目指します。

■長期保存技術
青果物を新鮮な状態で長く保管するための技術です。温度や湿度などの条件を組み合わせ、トマトやレタス類などの保存期間を伸ばす研究が進められています。天候不順による供給不足や価格変動への対策として位置づけられています。

■東海マザーセンター
中京エリアに開設予定の、集出荷と貯蔵に特化した施設です。愛知県を東西の中継ポイントとし、産地からの集荷、選果、パッケージ作業、消費地への配送効率化を担います。長期保存技術を実装する拠点としても計画されています。

■3PL事業
荷主企業の物流業務を受託し、保管、仕分け、配送などをまとめて担う事業です。デリカフーズグループでは、東海マザーセンターを活用し、グループ外の物流需要も取り込む新たな成長分野として位置づけています。

■就農支援プラットフォーム
新規就農者や農業後継者を支援するために、同社が構想している仕組みです。農業の合理化や他業界との連携を進め、次世代の農業を支える人材づくりにつなげる狙いがあります。
2026年3月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

当社グループは、外食産業向けカット野菜の製造・販売事業を目的として、1979年10月にデリカフーズ株式会社を設立したことに始まっております。当時米国では、ファーストフードチェーンにカット野菜が使用されており、今後日本でも外食産業の店舗拡大の過程において、カット野菜の事業が成り立つという確信のもと、事業を立ち上げました。

 その後、日本における外食産業が全国規模で成長しチェーン展開する中で、カット野菜の市場規模も拡大したことを受け、関東地区における、特にファミリーレストラン向けの営業・製造・物流体制を構築するため、1984年12月に株式会社東京デリカフーズを設立いたしました。また、近畿地区においても営業・製造・物流体制を展開並びに強化するため、1990年5月に大阪デリカフーズ株式会社を設立いたしました。

 当社は2003年4月に、「デリカフーズ」ブランド力の更なる強化と、野菜の持つ様々な効果等の分析及び研究を迅速かつ円滑に進め、グループ経営体制の強化を図り、グループの価値向上並びに事業会社等の運営サポートを行うことを目的に、デリカフーズグループ各社を束ねる純粋持株会社として設立されました。

2017年10月に、東京デリカフーズ株式会社を存続会社、名古屋デリカフーズ株式会社、大阪デリカフーズ株式会社を消滅会社とする吸収合併を実施し、東京デリカフーズ株式会社の商号をデリカフーズ株式会社に変更するとともに、当社の商号をデリカフーズホールディングス株式会社に変更いたしました

尚、当社及びグループ会社(デリカフーズ株式会社、デザイナーフーズ株式会社、エフエスロジスティックス株式会社、デリカフーズ長崎株式会社、楽彩株式会社、農業法人デリカファーム株式会社)の事業内容の変遷は次のとおりであります。

 

年月

概要

 

 

1971年10月

名古屋市中区に株式会社メディカル青果物研究所設立

1979年10月

名古屋市中村区にデリカフーズ株式会社設立

1984年12月

東京都足立区に株式会社東京デリカフーズ設立

1985年12月

東京都足立区に株式会社東京デリカフーズ東京第2工場(竹の塚工場)新設稼動

1986年11月

名古屋市中区にデリカフーズ株式会社本店移転、株式会社東京デリカフーズを東京デリカフーズ株式会社に商号変更

1990年5月

大阪府茨木市に大阪デリカフーズ株式会社設立

1990年9月

神奈川県大和市に東京デリカフーズ株式会社横浜工場新設稼動(大和市草柳)

1993年1月

東京都足立区に東京デリカフーズ株式会社東京物流センター新設稼動

1993年12月

神奈川県大和市に東京デリカフーズ株式会社横浜工場物流センター新設稼動(大和市代官)

1994年6月

兵庫県明石市に大阪デリカフーズ株式会社神戸事業所新設稼動

1997年8月

名古屋市中川区にデリカフーズ株式会社名古屋第2工場新設稼動

1997年9月

デリカフーズ株式会社を名古屋デリカフーズ株式会社に商号変更、本店を名古屋市中川区に移転、同地にかの里工場新設稼動

2002年1月

神奈川県大和市に東京デリカフーズ株式会社横浜事業所新設稼動(大和市深見西)、横浜工場閉鎖(大和市草柳)

2002年5月

愛知県海部郡十四山村(現愛知県弥富市)に名古屋デリカフーズ株式会社子宝工場新設稼動、名古屋第2工場閉鎖

2003年2月

東京都足立区に株式会社メディカル青果物研究所移転

2003年4月

東京都足立区にデリカフーズ株式会社(持株会社)設立、東京デリカフーズ株式会社・名古屋デリカフーズ株式会社・大阪デリカフーズ株式会社・株式会社メディカル青果物研究所を完全子会社化

2003年5月

東京デリカフーズ株式会社横浜工場物流センター閉鎖(大和市代官)

2004年4月

デザイナーフーズ株式会社を完全子会社化

2005年12月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場

2007年3月

大阪デリカフーズ株式会社神戸事業所を兵庫県加古郡稲美町に移転、兵庫工場に名称変更

2010年6月

東京都足立区に東京デリカフーズ株式会社東京FSセンター新設稼動

2012年2月

東京デリカフーズ株式会社竹の塚工場閉鎖

 

 

年月

概要

2012年3月

福岡県古賀市に東京デリカフーズ株式会社九州事業所新設稼動

2012年7月

東京都大田区に東京デリカフーズ株式会社大田センター新設稼動

2013年7月

東京都足立区に東京デリカフーズ株式会社東京第二FSセンター新設稼動

2014年1月

埼玉県三郷市に東京デリカフーズ株式会社三郷センター新設稼動

2014年4月

東京デリカフーズ株式会社横浜事業所を神奈川事業所に名称変更

2014年6月

仙台市宮城野区に東京デリカフーズ株式会社仙台事業所新設稼動

2014年7月

株式会社メディカル青果物研究所が事業の全部を東京デリカフーズ株式会社に譲渡

2014年10月

東京都足立区にエフエスロジスティックス株式会社設立

2014年12月

東京証券取引所市場第一部銘柄に指定

2015年4月

奈良県磯城郡田原本町に大阪デリカフーズ株式会社奈良FSセンター新設稼動

2016年5月

東京都昭島市に東京デリカフーズ株式会社西東京FSセンター新設稼動

2017年4月

愛知県弥富市にエフエスロジスティックス株式会社名古屋営業所新設稼動

2017年6月

株式会社メディカル青果物研究所が研究分析会社として再稼動

2017年10月

東京デリカフーズ株式会社を存続会社、名古屋デリカフーズ株式会社、大阪デリカフーズ株式会社を消滅会社とする吸収合併を実施。デリカフーズ株式会社をデリカフーズホールディングス株式会社、東京デリカフーズ株式会社をデリカフーズ株式会社に商号変更。大阪府高槻市にデリカフーズ株式会社高槻センター新設稼動

2017年12月

東京都大田区にデリカフーズ株式会社平和島センター新設稼動

2018年1月

デリカフーズ株式会社大田センター閉鎖

2018年4月

神奈川県大和市にエフエスロジスティックス株式会社神奈川営業所新設稼動

2018年5月

愛知県弥富市にデリカフーズ株式会社中京FSセンター新設稼動

2018年10月

大阪府茨木市にエフエスロジスティックス株式会社大阪営業所新設稼動

2018年12月

埼玉県八潮市にデリカフーズ株式会社埼玉FSセンター新設稼働

2019年1月

デリカフーズ株式会社平和島センター、三郷センター閉鎖

2019年1月

東京都大田区にデリカフーズ株式会社大田事務所新設稼働

2019年7月

デリカフーズ株式会社名古屋事業所を愛知事業所に名称変更

2019年11月

デリカフーズ株式会社が株式会社大藤大久保商店(北海道札幌市)の全株式を取得し子会社化するとともに、株式会社大藤大久保商店の名称をデリカフーズ北海道株式会社に変更

2020年4月

デリカフーズ株式会社九州事業所を福岡県宗像市に移転、デリカフーズ株式会社九州事業所福岡FSセンター新設稼働

2020年9月

合弁会社・株式会社青果日和研究所を設立

福岡県宗像市にエフエスロジスティックス株式会社福岡営業所新設稼動

2020年12月

デリカフーズ長崎株式会社を設立

2021年8月

楽彩株式会社を設立

2022年3月

株式会社青果日和研究所を連結子会社化

2022年4月

東京証券取引所の市場区分見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行

2022年9月

デリカフーズ株式会社がデリカフーズ北海道株式会社を吸収合併

2022年10月

楽彩株式会社が株式会社青果日和研究所を吸収合併

2024年4月

デザイナーフーズ株式会社が株式会社メディカル青果物研究所を吸収合併

2024年4月

大阪府茨木市にデリカフーズ株式会社大阪FSセンター新設稼働

2025年7月

熊本県玉名市に農業法人デリカファーム株式会社を設立

 

 

 

(注)デリカフーズ長崎株式会社は、2026年4月1日をもってデリカフーズ株式会社に吸収合併され、消滅しておりま

す。

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金又は
出資金
(千円)

主要な事業
の内容

議決権の所有又は被所有割合
(%)

関係内容

(連結子会社)

 

デリカフーズ株式会社
(注)3,5,7

 

 

東京都

足立区

96,000

青果物事業

100.0

当社が経営指導を行っております。当社より設備資金を借り入れております。

当社が金融機関からの借入に対して債務保証を行っております。

役員兼任2名

デザイナーフーズ株式会社

東京都

足立区

20,000

研究開発・分析事業

100.0

当社が経営指導、研究開発の委託及び分析の委託を行っております。

役員兼任3名

エフエスロジスティックス株式会社

東京都

足立区

82,000

物流事業

100.0

当社が経営指導を行っております。当社より設備資金を借り入れております。

役員兼任3名

デリカフーズ長崎株式会社

(注)5,6

長崎県

諫早市

10,000

青果物事業

100.0

(100.0)

当社が経営指導を行っております。当社より設備資金を借り入れております。

当社が金融機関からの借入に対して債務保証を行っております。
役員兼任3名

楽彩株式会社

東京都

足立区

100,000

青果物事業

100.0

当社が経営指導を行っております。

当社より設備資金を借り入れております。

当社が販売促進に関する役務を受け入れております。

役員兼任3名

農業法人デリカファーム

株式会社

熊本県

玉名市

80,000

青果物事業

100.0

当社より設備資金を借り入れております。

 

(注) 1.「主要な事業の内容」欄には、報告セグメントの名称を記載しております。

2.「議決権の所有又は被所有割合」欄の(内書)は間接保有であります。

3.特定子会社であります。

4.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。

5.2026年4月1日付でデリカフーズ㈱を存続会社、デリカフーズ長崎㈱を消滅会社とする吸収合併を実施しております。

6.債務超過会社であり、2026年3月末時点で債務超過額は55,734千円であります。

7.売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

 

  主要な損益情報等

名称

売上高
(千円)

経常利益
(千円)

当期純利益
(千円)

純資産額
(千円)

総資産額
(千円)

(連結子会社)
 デリカフーズ株式会社

65,753,842

2,080,349

1,449,344

6,710,812

24,834,392