ストーリー・沿革
サマリ
デリカフーズグループは、野菜の価値を追求する青果物流通企業です。5℃環境のコールドチェーン、FSモデル、野菜の健康診断を強みにします。契約産地から加工、仕分、配送までを結びます。業務加工用野菜、長期保存技術、輸入野菜の国産化で、野菜の未来を変えようとしています。
過去
現在
未来
目指す経営指標
・2034年の長期ビジョン:経常利益率4〜5%
・2034年の長期ビジョン:ROE10〜15%程度
・2027年3月期目標:売上高600億円
・2027年3月期目標:経常利益18億円
・2027年3月期目標:経常利益率3.0%
・2027年3月期目標:EBITDA28億円
・2027年3月期目標:ROE10.2%
・2027年3月期目標:CO2排出量削減率▲10%
・2027年3月期目標:従業員エンゲージメントスコア80pt.
トップメッセージの要約
天の恵み
赤系トマト
玉ねぎ加工専用工場
就農支援プラットフォーム
用語解説
野菜の入荷から加工、仕分け、出荷、配送までを低温で管理する仕組みです。デリカフーズグループでは、野菜の鮮度を保ち、外食・中食のお客様へ短いリードタイムで届けるための重要な流通基盤です。
■FSモデル
生産・配送拠点を全国の主要エリアに配置し、調達から加工、仕分け、配送までを一気通貫で行うデリカフーズグループの事業モデルです。各エリアの拠点が連携することで、全国規模で安定した青果物流通を支えます。
■野菜の健康診断
デザイナーフーズが行う、青果物の中身を分析する取り組みです。見た目だけでは分からない栄養価や機能性を調べ、野菜が持つ価値を科学的に把握するために活用されています。
■業務加工用野菜
加工食品や飲食店で使うことを前提に栽培・流通される野菜です。見た目やサイズの規格をゆるやかにし、おいしさ、栄養価、安全性を重視します。選果や包装の手間を減らせるため、生産者の作業負担軽減にもつながります。
■赤系トマト
果皮が硬く、果肉が厚く、旨味が多いトマトです。加熱や加工に向き、サンドウィッチ、ハンバーガー、カップサラダなど外食向けの用途に適しています。日持ちの良さや耐暑性もあり、同社は国産化を進めています。
■輸入野菜の国産化
輸入に頼っている野菜を、国内で生産・調達できる体制へ切り替える取り組みです。デリカフーズグループでは、玉ねぎや赤系トマトを対象に、生産者や外食企業と連携して国産野菜の流通量拡大を進めています。
■玉ねぎ加工専用工場
玉ねぎの加工に特化したデリカフーズ大阪事業所茨木工場のことです。原料保管から製品化までを5℃帯で管理し、むき玉ねぎやカット品を製造します。国産玉ねぎの取扱拡大と生産性向上を狙う拠点です。
■農業法人デリカファーム株式会社
デリカフーズグループが農業へ参入するために設立した会社です。赤系トマトや種なしピーマンなど、業務加工用野菜に特化した栽培に取り組みます。農業の実態を自ら学び、安定調達と新たな農業モデルの構築を目指します。
■長期保存技術
青果物を新鮮な状態で長く保管するための技術です。温度や湿度などの条件を組み合わせ、トマトやレタス類などの保存期間を伸ばす研究が進められています。天候不順による供給不足や価格変動への対策として位置づけられています。
■東海マザーセンター
中京エリアに開設予定の、集出荷と貯蔵に特化した施設です。愛知県を東西の中継ポイントとし、産地からの集荷、選果、パッケージ作業、消費地への配送効率化を担います。長期保存技術を実装する拠点としても計画されています。
■3PL事業
荷主企業の物流業務を受託し、保管、仕分け、配送などをまとめて担う事業です。デリカフーズグループでは、東海マザーセンターを活用し、グループ外の物流需要も取り込む新たな成長分野として位置づけています。
■就農支援プラットフォーム
新規就農者や農業後継者を支援するために、同社が構想している仕組みです。農業の合理化や他業界との連携を進め、次世代の農業を支える人材づくりにつなげる狙いがあります。
沿革
2 【沿革】
当社グループは、外食産業向けカット野菜の製造・販売事業を目的として、1979年10月にデリカフーズ株式会社を設立したことに始まっております。当時米国では、ファーストフードチェーンにカット野菜が使用されており、今後日本でも外食産業の店舗拡大の過程において、カット野菜の事業が成り立つという確信のもと、事業を立ち上げました。
その後、日本における外食産業が全国規模で成長しチェーン展開する中で、カット野菜の市場規模も拡大したことを受け、関東地区における、特にファミリーレストラン向けの営業・製造・物流体制を構築するため、1984年12月に株式会社東京デリカフーズを設立いたしました。また、近畿地区においても営業・製造・物流体制を展開並びに強化するため、1990年5月に大阪デリカフーズ株式会社を設立いたしました。
当社は2003年4月に、「デリカフーズ」ブランド力の更なる強化と、野菜の持つ様々な効果等の分析及び研究を迅速かつ円滑に進め、グループ経営体制の強化を図り、グループの価値向上並びに事業会社等の運営サポートを行うことを目的に、デリカフーズグループ各社を束ねる純粋持株会社として設立されました。
2017年10月に、東京デリカフーズ株式会社を存続会社、名古屋デリカフーズ株式会社、大阪デリカフーズ株式会社を消滅会社とする吸収合併を実施し、東京デリカフーズ株式会社の商号をデリカフーズ株式会社に変更するとともに、当社の商号をデリカフーズホールディングス株式会社に変更いたしました。
尚、当社及びグループ会社(デリカフーズ株式会社、デザイナーフーズ株式会社、エフエスロジスティックス株式会社、デリカフーズ長崎株式会社、楽彩株式会社、農業法人デリカファーム株式会社)の事業内容の変遷は次のとおりであります。
(注)デリカフーズ長崎株式会社は、2026年4月1日をもってデリカフーズ株式会社に吸収合併され、消滅しておりま
す。
関係会社
4 【関係会社の状況】
(注) 1.「主要な事業の内容」欄には、報告セグメントの名称を記載しております。
2.「議決権の所有又は被所有割合」欄の(内書)は間接保有であります。
3.特定子会社であります。
4.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
5.2026年4月1日付でデリカフーズ㈱を存続会社、デリカフーズ長崎㈱を消滅会社とする吸収合併を実施しております。
6.債務超過会社であり、2026年3月末時点で債務超過額は55,734千円であります。
7.売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
主要な損益情報等