事業内容
セグメント情報
※セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります
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売上
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利益
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利益率
最新年度
| セグメント名 | 売上 (百万円) |
売上構成比率 (%) |
利益 (百万円) |
利益構成比率 (%) |
利益率 (%) |
|---|---|---|---|---|---|
| 繊維事業 | 1,052,446 | 39.1 | 68,041 | 39.3 | 6.5 |
| 機能化成品事業 | 905,408 | 33.7 | 56,285 | 32.5 | 6.2 |
| 炭素繊維複合材料事業 | 300,975 | 11.2 | 17,640 | 10.2 | 5.9 |
| 環境・エンジニアリング事業 | 323,908 | 12.0 | 28,824 | 16.6 | 8.9 |
| ライフサイエンス事業 | 52,424 | 1.9 | -114 | -0.1 | -0.2 |
| その他 | 53,849 | 2.0 | 2,466 | 1.4 | 4.6 |
3 【事業の内容】
当社及び当社の関係会社308社(子会社269社・関連会社等39社)において営まれている主な事業の内容は、下記製品の製造、加工及び販売です。なお、以下の事業区分は、セグメント情報における事業区分と同一です。
|
事業区分 |
主要製品 |
|
繊維事業 |
ナイロン・ポリエステル・アクリル等の糸・綿・紡績糸及び織編物、不織布、人工皮革、アパレル製品 |
|
機能化成品事業 |
ナイロン・ABS・PBT・PPS等の樹脂及び樹脂成形品、ポリオレフィンフォーム、ポリエステル・ポリエチレン・ポリプロピレン等のフィルム及びフィルム加工品、合成繊維・プラスチック原料、ファインケミカル、電子情報材料、印写材料 |
|
炭素繊維複合材料事業 |
炭素繊維・同複合材料及び同成形品 |
|
環境・エンジニアリング事業 |
水処理用機能膜及び同機器、総合エンジニアリング、マンション、産業機械類、住宅・建築・土木材料 |
|
ライフサイエンス事業 |
医薬品、医療機器 |
|
その他 |
分析・調査・研究等のサービス関連事業 |
各事業区分における、当社及び当社の関係会社の位置付けや、主要な関係会社の名称を示した事業系統図は、以下のとおりです。
(注) 1.複数の事業に携わっている会社は、各事業区分に記載しております。
2.商事会社は事業区分が多岐にわたるため、事業規模が最大の事業区分に記載しております。
3.上記会社名の○は子会社、△は関連会社等を示しております。
業績状況
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
当連結会計年度(2025年4月1日から2026年3月31日まで)における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりです。
なお、文中の将来における事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。
(1) 経営成績の状況の概要及び分析
当連結会計年度の世界経済は、米国は一部に弱さが見られるものの堅調を維持しました。欧州は緩やかな持ち直しの動きが見られましたが、国別のばらつきが大きくなっています。中国は緩やかに減速しています。国内経済については、緩やかな回復が続きました。ただし、トランプ政権による米国の政策転換や地政学リスクに対する不透明感の高まりを背景に、モノの流れの停滞や買い控えの動きも一部に見られました。
このような事業環境の中で、当社グループは「持続的かつ健全な成長」を目指し、2023年度からは「持続的な成長の実現」「価値創出力強化」「競争力強化」「『人を基本とする経営』の深化」「リスクマネジメントとグループガバナンスの強化」の5つを基本戦略とした中期経営課題“プロジェクト AP-G 2025”を推進しました。
以上の結果、当社グループの連結業績は、売上収益は前期比0.9%増の2兆5,851億円、事業利益は同0.6%減の1,419億円となりました。また、韓国子会社のバッテリーセパレータフィルム事業において減損損失を計上したこと等から、営業利益は同23.7%減の972億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は同2.1%増の795億円となりました。
|
(単位:億円) |
|||
|
|
前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) |
増減率(%) |
|
売上収益 |
25,633 |
25,851 |
0.9 |
|
事業利益 |
1,428 |
1,419 |
△0.6 |
|
営業利益 |
1,275 |
972 |
△23.7 |
|
親会社の所有者に 帰属する当期利益 |
779 |
795 |
2.1 |
セグメントごとの売上収益は、前期に比べ、繊維事業、炭素繊維複合材料事業、環境・エンジニアリング事業で増収となった一方、機能化成品事業、ライフサイエンス事業で減収となりました。事業利益は、繊維事業、環境・エンジニアリング事業、ライフサイエンス事業で増益となった一方、機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業で減益となりました。
セグメントごとの売上収益及び事業利益、並びに事業利益の増減要因は、以下のとおりです。
|
(単位:億円) |
|||
|
|
売上収益 |
||
|
|
前連結 会計年度 |
当連結 会計年度 |
増減 |
|
繊維事業 |
10,111 |
10,511 |
400 |
|
機能化成品事業 |
9,449 |
8,944 |
△504 |
|
炭素繊維複合材料事業 |
3,000 |
3,001 |
1 |
|
環境・エンジニアリング事業 |
2,365 |
2,669 |
304 |
|
ライフサイエンス事業 |
532 |
524 |
△7 |
|
その他(注)1 |
177 |
202 |
25 |
|
合計 |
25,633 |
25,851 |
218 |
|
(単位:億円) |
||||||||
|
|
事業利益 |
|
増減の内訳 |
|||||
|
|
前連結 会計年度 |
当連結 会計年度 |
増減 |
|
数量差 |
価格差 |
費用差 ほか |
海外子会社の 邦貨換算差 |
|
繊維事業 |
642 |
680 |
39 |
|
45 |
△10 |
6 |
△2 |
|
機能化成品事業 |
600 |
563 |
△37 |
|
13 |
67 |
△112 |
△5 |
|
炭素繊維複合材料事業 |
225 |
176 |
△49 |
|
103 |
△66 |
△85 |
△1 |
|
環境・エンジニアリング事業 |
259 |
288 |
29 |
|
81 |
△15 |
△36 |
△1 |
|
ライフサイエンス事業 |
△8 |
△1 |
7 |
|
△8 |
2 |
12 |
0 |
|
その他(注)1 |
24 |
25 |
0 |
|
25 |
- |
△25 |
△0 |
|
調整額(注)2 |
△315 |
△312 |
3 |
|
- |
- |
3 |
- |
|
合計 |
1,428 |
1,419 |
△8 |
|
258 |
△22 |
△235 |
△9 |
(注) 1.「その他」は分析・調査・研究等のサービス関連事業等です。
2.「調整額」はセグメント間取引消去及び全社費用です。
・「数量差」は、主に炭素繊維複合材料事業及び環境・エンジニアリング事業において、需要の回復・伸長を背景に販売数量が増加し、合計で258億円の増益要因となりました。
炭素繊維複合材料事業では、一般産業用途において欧米市場の需要伸び悩みを背景とした販売数量減・稼働調整の影響を受けた一方、航空宇宙用途における需要の回復が進み、販売数量が増加しました。環境・エンジニアリング事業では、中東向けの逆浸透膜を中心に堅調に事業が推移し、同様に販売数量が増加しました。
・「価格差」は、価格是正、販売構成の改善や高付加価値品への転換などの「戦略的プライシング」が順調に進捗しましたが、炭素繊維複合材料事業における価格競争激化を主因に、合計で22億円の減益となりました。
・「費用差ほか」は、稼働率向上に伴う費用の増加等により、合計で235億円の減益要因となりました。
セグメントごとの経営成績の詳細は、以下のとおりです。
(繊維事業)
衣料用途は欧州市場の低迷や海外品との競争激化の影響が継続していますが、総じて堅調に推移しました。
産業用途は自動車用途をはじめ市況に停滞感がみられる中、コスト改善に努めました。
以上の結果、繊維事業全体では、売上収益は前期比4.0%増の1兆511億円、事業利益は同6.0%増の680億円となりました。
(機能化成品事業)
樹脂・ケミカル事業は、樹脂事業が自動車用途の市況低迷の影響を受けて伸び悩み、ケミカル事業も市況悪化の影響を受けました。
フィルム事業は、電子部品関連や車載用コンデンサ用途の需要が伸長しましたが、バッテリーセパレータフィルムの販売が低迷しました。
電子情報材料事業は、パワーインダクタ向け新製品の販売が伸長しましたが、有機EL関連材料・回路材料において中国でのパネル需要低迷及び競争激化の影響を受けました。
以上の結果、機能化成品事業全体では、売上収益は前期比5.3%減の8,944億円、事業利益は同6.2%減の563億円となりました。
(炭素繊維複合材料事業)
航空宇宙用途は順調に回復していますが、一般産業用途が圧力容器用途などで調整局面となり、風力発電翼用途も回復が遅れました。
以上の結果、炭素繊維複合材料事業全体では、売上収益は前期比横ばいの3,001億円、事業利益は同21.7%減の176億円となりました。
(環境・エンジニアリング事業)
水処理事業は、中東向けの逆浸透膜や国内のプラント建設事業が堅調に推移しましたが、中国の市況低迷や競争激化の影響を受けました。
エンジニアリング事業は、エンジニアリング子会社及び建設子会社が堅調に推移しました。
以上の結果、環境・エンジニアリング事業全体では、売上収益は前期比12.8%増の2,669億円、事業利益は同11.2%増の288億円となりました。
(ライフサイエンス事業)
医薬事業は、海外は中国を中心に販売が伸長しましたが、国内は後発医薬品浸透の影響を受けました。
医療機器事業は、血液透析用ダイアライザー及びカテーテル等の販売が伸び悩みましたが、高付加価値品へのシフト及びコスト削減に努めました。
以上の結果、ライフサイエンス事業全体では、売上収益は前期比1.4%減の524億円、事業利益は同7億円増の1億円の損失となりました。
(その他)
売上収益は前期比14.0%増の202億円、事業利益は同1.1%増の25億円となりました。
(生産、受注及び販売の状況)
当社グループの生産・販売品目は広範囲かつ多種多様であり、同種の製品であっても、その形態、単位等は必ずしも一様ではなく、また受注生産形態をとらない製品も多いため、セグメントごとに生産規模及び受注規模を金額あるいは数量で示すことはしておりません。
このため生産、受注及び販売の状況については、各セグメントの業績に関連付けて示しております。
(2) 財政状態の状況の概要及び分析
当連結会計年度末の財政状態は、資産・負債ともに、円安による海外子会社の円換算額増加の影響がありました。
資産は、営業債権及びその他の債権や有形固定資産、退職給付に係る資産が増加したことを主因に、前連結会計年度末に比べ1,844億円増加し3兆4,770億円となりました。
負債は、借入金が増加したことを主因に、前連結会計年度末に比べ771億円増加し1兆5,491億円となりました。
資本は、自己株式の取得により減少した一方、その他の資本の構成要素が増加したことを主因に、前連結会計年度末に比べ1,073億円増加し1兆9,278億円となり、このうち親会社の所有者に帰属する持分は1兆8,001億円となりました。当連結会計年度末の親会社所有者帰属持分比率は、前連結会計年度末に比べ0.1ポイント低下し51.8%、D/Eレシオは同0.01上昇し0.50となりました。
(3) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
① キャッシュ・フローの状況の概要及び分析
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動による資金の増加が投資活動による資金の減少を1,448億円上回った一方、自己株式の取得による支出等を主因に財務活動による資金の減少が1,290億円となったこと、及び為替変動による増加が122億円となったことにより、前連結会計年度末に比べ280億円増の2,653億円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業債務及びその他の債務の減少額が前期比285億円減少した一方、営業債権及びその他の債権の増加額が同668億円増加したこと等により、営業活動による資金の増加は同433億円(17.0%)減の2,118億円となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有形固定資産及び無形資産の取得による支出が前期比327億円減少した一方、投資の売却及び償還による収入が同334億円減少したこと等により、投資活動による資金の減少は同37億円(5.9%)増の669億円となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
自己株式の取得による支出が前期比733億円増加した一方、社債の発行及び長期借入れによる収入が同841億円増加したことや、社債の償還及び長期借入金の返済が同217億円減少したこと等により、財務活動による資金の減少は同595億円(31.6%)減の1,290億円となりました。
② 資金需要
当社グループの資金需要の主なものは、設備投資、投融資などの長期資金需要と当社製品製造のための原材料の購入のほか、製造費、販売費及び一般管理費などの運転資金需要です。このうち、設備投資の概要及び重要な設備の新設の計画については、「第3 設備の状況」に記載しております。
③ 財務政策
当社グループは、資金需要の見通しや金融市場の動向などを総合的に勘案した上で、最適なタイミング、規模、手段を判断して資金調達を実施しております。また、財務健全性を維持しつつ、事業拡大を推進することを基本方針とし、運転資金の圧縮、固定資産の稼働率向上、キャッシュ・マネジメント・システムによるグループ内余剰資金の有効活用等、資産効率の改善にも取り組んでおります。
2024年5月、資本効率の改善を加速するため、2024年度から2026年度までの3年間で政策保有株式を50%、約1,000億円削減し、その売却代金を全額自己株式の取得に充当する方針を公表しました。この方針に基づき、政策保有株式を前連結会計年度において1,098億円、当連結会計年度において305億円売却しました。また、2024年11月に1,000億円、2025年11月に500億円の自己株式取得枠を設定し、前連結会計年度において384億円、当連結会計年度において1,116億円の自己株式を取得しました。
財務状況は健全性を保っており、現金及び現金同等物などの流動性資産に加え、営業活動によるキャッシュ・フロー、コマーシャル・ペーパー、社債、借入金等による資金調達により、事業拡大に必要な資金を十分に賄えると考えております。また、業績やキャッシュ・フローの悪化等により緊急に資金が必要となる場合や金融市場の混乱に備え、国内外の金融機関とコミットメントライン契約、当座貸越契約等を締結し、資金流動性を確保しております。
(4) 経営上の目標の達成状況
① 財務目標
中期経営課題“プロジェクト AP-G 2025”の財務目標の達成状況は以下のとおりです。
|
|
2023年度実績 |
2024年度実績 |
2025年度実績 |
2025年度目標 (注) |
|
売上収益 |
24,646億円 |
25,633億円 |
25,851億円 |
28,000億円 |
|
事業利益 |
1,026億円 |
1,428億円 |
1,419億円 |
1,800億円 |
|
事業利益率 |
4.2% |
5.6% |
5.5% |
6% |
|
ROIC |
2.8% |
4.4% |
4.7% |
約5% |
|
ROE |
1.3% |
4.5% |
4.5% |
約8% |
|
フリー・キャッシュ・フロー |
647億円 |
1,918億円 |
1,448億円 |
プラス (3年間累計) |
|
D/Eレシオ |
0.55 |
0.49 |
0.50 |
0.7以下 (ガイドライン) |
(注) 為替レートの前提は、125円/米ドルです。
2023年度から2025年度までの3か年を対象とする中期経営課題“プロジェクト AP-G 2025”においては、「持続的な成長の実現」「価値創出力強化」「競争力強化」「『人を基本とする経営』の深化」「リスクマネジメントとグループガバナンスの強化」の5つを基本戦略として、成長領域として設定した、サステナビリティイノベーション(SI)事業とデジタルイノベーション(DI)事業の拡大、事業の高度化・付加価値化及び品質力・コスト競争力強化に取り組んできました。また、ROICをKPIとした資本効率の向上を目指し、成長戦略と構造改革に取り組みました。
“プロジェクト AP-G 2025”をスタートした2023年度以降、構造改革や「戦略的プライシング」の効果が発現し、2025年度の売上収益及び事業利益は、2022年度比で大幅に増加しました。一方で、“プロジェクト AP-G 2025”で掲げていた目標に対しては、中国競合の台頭による競争激化や保護主義の加速、インフレの急速な進行など、グローバルな事業環境変化の影響を受け、数量の未達を主因に、売上収益及び事業利益ともに目標未達となりました。フリー・キャッシュ・フローとD/Eレシオは、財務体質強化により目標を達成しました。
セグメントごとの事業利益は、繊維事業及び環境・エンジニアリング事業は目標を達成しました。一方で、機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業及びライフサイエンス事業については目標未達となりました。
セグメントごとの事業利益は以下のとおりです。
|
(単位:億円) |
|||
|
|
事業利益 |
||
|
|
2025年度目標 |
2025年度 実績 |
増減 |
|
繊維事業 |
640 |
680 |
40 |
|
機能化成品事業 |
910 |
563 |
△347 |
|
炭素繊維複合材料事業 |
360 |
176 |
△184 |
|
環境・エンジニアリング事業 |
270 |
288 |
18 |
|
ライフサイエンス事業 |
0 |
△1 |
△1 |
|
その他 |
20 |
25 |
5 |
|
調整額 |
△400 |
△312 |
88 |
|
合計 |
1,800 |
1,419 |
△381 |
② サステナビリティ目標
中期経営課題“プロジェクト AP-G 2025”のサステナビリティ目標の達成状況は以下のとおりです。
|
|
2013年度実績 (基準年度) (日本基準) |
2025年度実績 (2013年度比) (IFRS) |
2025年度目標 (2013年度比) (IFRS) |
|
サステナビリティイノベーション事業の売上収益(注)1 |
5,624億円 |
13,865億円 (2.5倍) |
16,000億円 (2.8倍) |
|
バリューチェーンへのCO2削減貢献量(注)2 |
0.4億トン |
12.2倍 |
15.0倍 |
|
水処理貢献量(注)3 |
2,723万トン/日 |
3.1倍 |
2.9倍 |
|
生産活動によるGHG排出量の売上高・売上収益原単位(注)4、6、7 |
356トン/億円 |
45%削減 |
40%削減 |
|
日本国内のGHG排出量(注)5、6、7 |
245万トン |
31%削減 |
20%削減 |
|
生産活動による用水使用量の売上高・売上収益原単位(注)7 |
14,693トン/億円 |
37%削減 |
40%削減 |
(注) 1.(1)気候変動対策を加速させる製品、(2)持続可能な循環型の資源利用と生産に貢献する製品、(3)安全な水・空気を届け、環境負荷低減に貢献する製品、(4)医療の充実と公衆衛生の普及促進に貢献する製品
2.製品のバリューチェーンを通じたライフサイクル全体でのCO2排出量削減効果を、日本化学工業協会、ICAA (国際化学工業協力協議会)及びWBCSD (持続可能な開発のための経済人会議)の化学セクターのガイドラインに従い、東レが独自に算出
3.水処理膜により新たに創出される年間水処理量。各種水処理膜(RO/UF/MBR)毎の1日当たりの造水可能量に売上本数を乗じて算出
4.世界各国における再生可能エネルギー等のゼロエミッション電源比率の上昇に合わせて、2030年度に同等以上のゼロエミッション電源導入を目指す
5.地球温暖化対策推進法に基づく日本政府の総合計画(2021年10月22日閣議決定)における産業部門割当(2030年度までに絶対量マイナス38%)以上の削減を目指す
6.国際的な算定ルールであるGHGプロトコルに則り、経営支配力を乗じて算出
7.基準年度である2013年度の値は、2014年度以降に東レグループに加わった会社分を含めて算出
サステナビリティの取り組みについては、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組」に記載しております。
(5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、IFRSに準拠して作成しております。連結財務諸表の作成にあたって用いた重要な会計上の見積り及び仮定については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載しております。
セグメント情報
6.セグメント情報
(1) 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会等において、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。
当社は、製品の内容及び市場の類似性に基づき、「繊維事業」、「機能化成品事業」、「炭素繊維複合材料事業」、「環境・エンジニアリング事業」及び「ライフサイエンス事業」の5つを報告セグメントとしております。各報告セグメントに属する主要な製品は以下のとおりです。
|
報告セグメント |
主要製品 |
|
繊維事業 |
ナイロン・ポリエステル・アクリル等の糸・綿・紡績糸及び織編物、不織布、人工皮革、アパレル製品 |
|
機能化成品事業 |
ナイロン・ABS・PBT・PPS等の樹脂及び樹脂成形品、ポリオレフィンフォーム、ポリエステル・ポリエチレン・ポリプロピレン等のフィルム及びフィルム加工品、合成繊維・プラスチック原料、ファインケミカル、電子情報材料、印写材料 |
|
炭素繊維複合材料事業 |
炭素繊維・同複合材料及び同成形品 |
|
環境・エンジニアリング事業 |
水処理用機能膜及び同機器、総合エンジニアリング、マンション、産業機械類、住宅・建築・土木材料 |
|
ライフサイエンス事業 |
医薬品、医療機器 |
各報告セグメントの会計処理の方法は、「3.重要性がある会計方針」における記載と同一です。セグメント間の売上収益は市場価格等を勘案し決定しております。
(2) 報告セグメントごとの情報
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
報告セグメント |
その他 (注)1 |
合計 |
調整額 (注)2、3 |
連結 |
||||
|
|
繊維事業 |
機能化成品事業 |
炭素繊維複合材料事業 |
環境・エンジニアリング事業 |
ライフサイエンス事業 |
||||
|
売上収益 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
外部顧客からの売上収益 |
1,011,099 |
944,854 |
299,963 |
236,524 |
53,163 |
17,677 |
2,563,280 |
- |
2,563,280 |
|
セグメント間売上収益 |
1,590 |
11,670 |
554 |
82,538 |
- |
28,727 |
125,079 |
△125,079 |
- |
|
計 |
1,012,689 |
956,524 |
300,517 |
319,062 |
53,163 |
46,404 |
2,688,359 |
△125,079 |
2,563,280 |
|
事業利益(△損失) |
64,182 |
60,007 |
22,515 |
25,915 |
△774 |
2,440 |
174,285 |
△31,523 |
142,762 |
|
資産合計 |
942,240 |
1,169,020 |
748,335 |
358,740 |
69,435 |
115,162 |
3,402,932 |
△110,335 |
3,292,597 |
|
(その他の項目) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
減価償却費及び償却費 |
34,418 |
48,641 |
31,923 |
8,021 |
3,524 |
2,613 |
129,140 |
△45 |
129,095 |
|
減損損失 |
6,406 |
3,273 |
159 |
20 |
61 |
- |
9,919 |
- |
9,919 |
|
持分法で会計処理されている投資 |
83,912 |
82,944 |
6,439 |
28,654 |
1,301 |
13,806 |
217,056 |
△342 |
216,714 |
|
資本的支出 (注)4 |
44,305 |
63,933 |
86,483 |
6,989 |
3,167 |
2,620 |
207,497 |
922 |
208,419 |
(注) 1.「その他」は分析・調査・研究等のサービス関連事業等です。
2.事業利益の調整額△31,523百万円には、セグメント間取引消去△2,923百万円及び各報告セグメントに配分していない全社費用△28,600百万円が含まれております。全社費用は、報告セグメントに帰属しない本社研究費です。
3.資産合計の調整額△110,335百万円には、報告セグメント間の債権の相殺消去等△139,936百万円及び各報告セグメントに配分していない全社資産29,601百万円が含まれております。全社資産は、報告セグメントに帰属しない本社研究資産です。
4.資本的支出には、企業結合による資産の増加を含めておりません。
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
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(単位:百万円) |
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報告セグメント |
その他 (注)1 |
合計 |
調整額 (注)2、3 |
連結 |
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繊維事業 |
機能化成品事業 |
炭素繊維複合材料事業 |
環境・エンジニアリング事業 |
ライフサイエンス事業 |
||||
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売上収益 |
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|
外部顧客からの売上収益 |
1,051,102 |
894,423 |
300,071 |
266,898 |
52,424 |
20,159 |
2,585,077 |
- |
2,585,077 |
|
セグメント間売上収益 |
1,344 |
10,985 |
904 |
57,010 |
- |
33,690 |
103,933 |
△103,933 |
- |
|
計 |
1,052,446 |
905,408 |
300,975 |
323,908 |
52,424 |
53,849 |
2,689,010 |
△103,933 |
2,585,077 |
|
事業利益(△損失) |
68,041 |
56,285 |
17,640 |
28,824 |
△114 |
2,466 |
173,142 |
△31,229 |
141,913 |
|
資産合計 |
1,039,314 |
1,164,405 |
833,600 |
383,190 |
71,728 |
170,961 |
3,663,198 |
△186,222 |
3,476,976 |
|
(その他の項目) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
減価償却費及び償却費 |
34,555 |
50,214 |
31,916 |
8,876 |
3,176 |
2,891 |
131,628 |
△13 |
131,615 |
|
減損損失 |
1,057 |
31,795 |
7 |
937 |
- |
- |
33,796 |
- |
33,796 |
|
持分法で会計処理されている投資 |
75,803 |
64,563 |
6,755 |
25,989 |
1,434 |
12,755 |
187,299 |
△314 |
186,985 |
|
資本的支出 (注)4 |
30,328 |
53,751 |
46,396 |
8,821 |
3,126 |
2,663 |
145,085 |
869 |
145,954 |
(注) 1.「その他」は分析・調査・研究等のサービス関連事業等です。
2.事業利益の調整額△31,229百万円には、セグメント間取引消去△1,314百万円及び各報告セグメントに配分していない全社費用△29,915百万円が含まれております。全社費用は、報告セグメントに帰属しない本社研究費です。
3.資産合計の調整額△186,222百万円には、報告セグメント間の債権の相殺消去等△211,875百万円及び各報告セグメントに配分していない全社資産25,653百万円が含まれております。全社資産は、報告セグメントに帰属しない本社研究資産です。
4.資本的支出には、企業結合による資産の増加を含めておりません。
事業利益は、営業利益から非経常的な要因により発生した損益を除いて算出しております。事業利益と営業利益の関係は、以下のとおりです。
|
(単位:百万円) |
||
|
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前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) |
|
事業利益 |
142,762 |
141,913 |
|
固定資産売却益 |
4,240 |
725 |
|
固定資産処分損 |
△7,681 |
△10,214 |
|
減損損失 |
△9,919 |
△33,796 |
|
経済補償金(注)1 |
△1,949 |
- |
|
倉庫火災による損失(注)2 |
- |
△1,407 |
|
営業利益 |
127,453 |
97,221 |
(注) 1.経済補償金には、「機能化成品事業」における中国の樹脂コンパウンド製造・販売子会社 東麗塑料(深圳)有限公司から東麗樹脂科技(佛山)有限公司への生産移管に伴う従業員への支給見込み額を計上しております。
2.倉庫火災による損失には、「繊維事業」におけるインドネシアの繊維製品製造・販売子会社 P.T. TAK Textiles Indonesiaで発生した火災事故により、棚卸資産等が滅失したことに伴う損失を計上しております。
3.営業利益と税引前当期利益の関係は、連結損益計算書に記載のとおりです。
(3) 地域に関する情報
外部顧客からの売上収益及び非流動資産の地域別内訳は、以下のとおりです。
① 外部顧客からの売上収益
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(単位:百万円) |
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前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) |
|
日本 |
997,967 |
1,044,985 |
|
アジア |
|
|
|
中国 |
494,239 |
493,135 |
|
その他 |
491,576 |
497,539 |
|
欧米ほか |
579,498 |
549,418 |
|
合計 |
2,563,280 |
2,585,077 |
(注) 売上収益は顧客の所在地を基礎として分類しております。
② 非流動資産(金融商品、繰延税金資産及び退職給付に係る資産を除く。)
|
(単位:百万円) |
||
|
|
前連結会計年度 (2025年3月31日) |
当連結会計年度 (2026年3月31日) |
|
日本 |
366,530 |
374,268 |
|
アジア |
|
|
|
韓国 |
212,188 |
195,791 |
|
その他 |
198,597 |
199,002 |
|
欧米ほか |
|
|
|
米国 |
325,689 |
365,375 |
|
欧州ほか |
271,188 |
317,687 |
|
合計 |
1,374,192 |
1,452,123 |