事業内容
セグメント情報
※セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります
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売上
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利益
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利益率
最新年度
| セグメント名 | 売上 (百万円) |
売上構成比率 (%) |
利益 (百万円) |
利益構成比率 (%) |
利益率 (%) |
|---|---|---|---|---|---|
| 空間再生流通事業 | 52,277 | 45.6 | 6,749 | 65.2 | 12.9 |
| リリカラ事業 | 33,201 | 29.0 | 856 | 8.3 | 2.6 |
| ノバレーゼ・エスクリ事業 | 29,190 | 25.5 | 2,743 | 26.5 | 9.4 |
3【事業の内容】
当社グループは、当社、連結子会社29社及び持分法適用関連会社4社により構成されており、当社が創業より運営している、遊休不動産を活用して付加価値を加え、総合的な空間サービスを提供することでその価値を再生する「空間再生流通事業」、当社の連結子会社であるリリカラ株式会社が運営するインテリア事業、スペースソリューション事業及び不動産投資開発事業を領域とした「リリカラ事業」、同じく当社の連結子会社である株式会社ノバレーゼ及び株式会社エスクリが展開するブライダル事業、レストラン特化型事業及び建築不動産関連事業を領域とした「ノバレーゼ・エスクリ事業」の3つを報告セグメントとしております。なお、当連結会計年度より株式会社エスクリを連結子会社化したことにより、「ノバレーゼ事業」から「ノバレーゼ・エスクリ事業」へ名称の変更をしております。
1.空間再生流通事業
当社グループの主要事業である空間再生流通事業の特徴としては、以下のとおりです。
①業界トップの全国ネットワークとサービス力
圧倒的な拠点ネットワークと認知度による集客力、フレキシブルオフィスの豊富な管理運営実績を活かし、単にスペースを転貸するだけでなく、スペースの利用に付随する料飲、備品レンタル、宿泊施設、移動手配、イベントの制作・運営サポート等の様々なサービスを利用顧客に応じてワンストップで提供し、収益機会の拡大に取り組んでいる点
②不動産開発の知見
遊休資産(不採算資産、不稼働時間が多い不動産)を保有する不動産オーナーを、フレキシブルオフィスの主な仕入ターゲットとすることで、不動産の調達単価を引き下げ、比較的安価で顧客へのサービス提供を実現している点
また、空間再生流通事業は、フレキシブルオフィス、ホテル・宿泊研修、料飲・バンケット、イベントプロデュース、BPOと5つの領域から構成されており、各事業の詳細は以下のとおりです。
(1)フレキシブルオフィス
当社グループは、貸会議室・シェアオフィス・宴会場の管理・運営を行っております。
当社グループの管理運営する施設は、東京・札幌・仙台・千葉・横浜・名古屋・大阪・広島・福岡等の大都市圏を中心に、全国に圧倒的な拠点ネットワークを展開しており、具体的な用途としては、会議、セミナー、講演会、研修、人材採用、試験会場、懇親会、展示会、レンタルオフィス等多岐にわたっております。
また、フレキシブルオフィスの利用顧客は業種や規模を問わず多種多様であり、利用の多くをリピーターが占めている点も当社グループの強みであります。
当社グループは、不動産の仕入を行うにあたり、物件オーナーとの契約形態として、通常の固定賃料による賃貸借契約・定期賃貸借契約の他、運営受託契約として変動賃料による契約など、賃料水準等の状況に応じてリスクの低減を図りつつも、オーナー側にもメリットが生まれるような賃借条件を提案しております。
契約形態別の収益性については、運営受託契約による施設は、施設における売上高の一定割合をオーナーに支払うこととなるため、稼働率に関わらず利益率はほぼ一定となり、売上高が低迷した場合でも損失を抑制することが可能です。一方で、通常の固定賃料を支払う契約による施設は、施設の稼働率に関わらず、定額の賃借料が継続的に発生するリスクがある反面、売上高が損益分岐点を大きく超えた場合には収益性が高くなるという特徴があります。
このような中、当社グループは以下のとおりマルチブランド展開をすることで、様々な利用顧客のニーズに応えております。
(2)ホテル・宿泊研修
貸会議室・宴会場を利用する顧客からのニーズに応える派生サービスとして、ビジネスホテルやリゾートホテル、企業の宿泊研修に特化した施設等、多様な形態の宿泊施設を提供しております。具体的には、アパホテルのフランチャイズとして展開する、会議室設備を併設した新スタイルのビジネスホテル「TKPアパホテル」、企業の保養所をリノベーションし宿泊研修に特化させた「レクトーレ」、既存の施設をリノベーション・アップグレードし、全室温泉完備で会議室も併設する「石のや」等の運営を行っております。各物件については宿泊施設の規模、経済合理性を勘案し、賃借、当社所有、当社連結子会社である特別目的事業体(SPV:Special Purpose Vehicle)による所有を行っております。
(3)料飲・バンケット
当社グループの料飲施設を活用し、会議室用の弁当・ケータリングサービス、当該サービスをもとにした懇親会・パーティー等のプランニングを行っております。また、レストラン・カフェの運営や配ぜんスタッフの派遣・紹介等のサービスを行っております。
(4)イベントプロデュース
会議室の利用に加え、企業の大型イベント、セミナーや展示会等において、マーケティングプロデュースサービスとともに、クラウド型イベント管理システムを提供し、企業のイベント運営の総合的支援を行っております。
また、医療業界に特化した学会運営に関するコンサルティングや運営サポート、イベント機材のレンタルサービスなども行っております。
(5)BPO
コールセンター運営を行うテレマーケティングサービスのほか、採用代行サービスやイベントの事務局代行サービス等の提供を行っております。
(空間再生流通事業のビジネスモデル概念図)
2.リリカラ事業
当社の連結子会社であるリリカラ株式会社の事業領域である「リリカラ事業」の事業内容は以下のとおりです。
(1)インテリア事業
壁装材、カーテン、床材を中心とする内装材商品の仕入及び販売を行っており、主としてリリカラ株式会社独自で開発した商品「リリカラ」をメーカーに製造委託し、代理店あるいは一部内装工事業者等に販売しております。
(2)スペースソリューション事業
オフィス空間及び施設のインテリア設計・施工、プロジェクト管理、家具、間仕切、事務用品等の提案・販売、不動産売買・賃貸の仲介業務を行っております。
(3)不動産投資開発事業
不動産投資開発事業は、買取再販を通して不動産価値の最大化を図る「バリューアッド事業」、多様なアセットタイプの開発を行う「開発事業」、都心の集合住宅・オフィスなど、市場ニーズに対応した物件の保有・賃貸を行う「不動産賃貸事業」の3つの事業を行っております。
3.ノバレーゼ・エスクリ事業
当社の連結子会社である株式会社ノバレーゼ、株式会社エスクリ及び両社の関係会社の事業領域である「ノバレーゼ・エスクリ事業」の事業内容は以下のとおりです。
(1)ブライダル事業
婚礼プロデュース部門:挙式・披露宴を予定しているお客様に、会場のご案内から当日の企画、引出物や料理の選定など、結婚式に関わるすべてのプロデュースを行っております。
婚礼衣裳部門 :全国にドレスショップを展開し、婚礼衣裳をレンタル・販売しております。
レストラン部門 :婚礼飲食や宴会飲食を提供する他、一部の婚礼施設においては、平日にランチ・ディナー営業をしております。
(2)レストラン特化型事業
宴会・一般飲食(ランチ・ディナー)を提供しております。
(3)建築不動産関連事業
飲食店や小売店を中心とした施設の内外装工事の請負および設計監理業務、戸建住宅やマンションの建築、コンテナ事業、コンサルティングサービスの提供等を行っております。
これらの事業を組み合わせることにより、当社グループは以下のシナジー効果を狙っております。
・それぞれの事業における不動産情報を駆使した出店戦略の実行
・当社グループがもつ資源(人材、情報、不動産、設備等)の有効活用、事業運営の合理化
・フレキシブルオフィス利用における周辺サービスのニーズを商品化することで、事業領域を拡大させながら顧客単価を向上させる
[事業系統図]
当社グループの事業の系統図は、次のとおりであります。
業績状況
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度(2025年3月1日~2026年2月28日)における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用関連会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①経営成績の状況
連結会計年度(2025年3月1日~2026年2月28日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善等を背景に、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、中東情勢を背景とした原油価格・エネルギーコストの動向、物価上昇の継続、米国の通商政策をはじめとする海外経済の不確実性、金融資本市場及び為替市場の変動等により、先行きは依然として不透明な状況が続いております。こうした経済環境のもと、当社グループを取り巻く事業環境は、企業活動の活発化や対面でのコミュニケーション需要の底堅さ、出社を軸とした働き方の定着、国内外の人流回復等を背景に、貸会議室・宿泊・料飲を含む空間サービス需要が堅調に推移いたしました。
こうした状況のもと、主力であるフレキシブルオフィス事業は、会議やセミナー、研修等を対面で実施する需要の高まりは依然として継続しており、時間貸し、期間貸しともにそれらの需要を確実に取り込むことにより稼働が好調に推移しました。また、飲食を伴う懇親会の需要も対面でのコミュニケーション需要の高まりにより、当第4四半期連結会計期間においてコロナ禍以前の水準を超えております。ホテル・宿泊研修事業においては、旅行や出張等のビジネス利用に加えてインバウンド需要の増加、新規出店の寄与や既存店の高稼働・高単価の継続により、当社リゾートホテル・ビジネスホテル等の宿泊サービス売上高は通期で過去最高を更新いたしました。2025年12月においてもフランチャイズで運営する新たなアパホテルを大分県大分で開業いたしました。また、2026年3月にも富山県魚津、兵庫県姫路で新たなアパホテルを開業しております。
また、当社が中長期的な企業価値向上のために注力しているM&A・政策投資に関しては、前連結会計年度より連結子会社化したリリカラ株式会社および株式会社ノバレーゼとの協業を推進いたしました。さらに、当社は、2025年11月14日付でブライダル事業を展開する株式会社エスクリのA種種類株式3,000株のうち、2,000株について、普通株式対価取得請求権を行使し、同社普通株式9,969,852株を取得いたしました。これにより、当社が所有する同社普通株式総数は12,619,852株、議決権比率は53.76%となり、同社は、当社の連結子会社となりました。なお、残りのA種種類株式1,000株については2026年3月31日に金銭対価取得請求権を行使いたしました。また、株式会社ノバレーゼと株式会社エスクリは、2026年4月1日付で、両社対等の精神の下で経営を統合し、株式会社ノバレーゼを存続会社、株式会社エスクリを消滅会社とする合併を行い、株式会社オンザページとして発足いたしました。今後は本経営統合を通じて、両社の強みを活かし、事業基盤の強化および収益性向上を図ってまいります。今後も引き続き、グループ間での協業を推進いたします。
上記の結果、当連結会計年度における売上高は114,357百万円(前期比93.1%増)、営業利益は10,301百万円(前期比74.1%増)、経常利益は9,098百万円(前期比56.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は12,293百万円(前期比224.4%増)となり、売上高および営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも過去最高を更新いたしました。なお、親会社株主に帰属する当期純利益が前年同期に比べ、大幅に増加しておりますが、これは、当第4四半期連結会計期間に、従来より当社が保有するアパホテル〈TKP日暮里駅前〉の信託設定および信託受益権の譲渡並びに賃貸借契約を締結し、特別利益を11,861百万円計上したことによるものです。
② 連結業績 (単位:百万円)
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2025年2月期 |
2026年2月期 |
前期比 |
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売上高 |
59,208 |
114,357 |
+93.1% |
|
EBITDA |
7,743 |
15,211 |
+96.4% |
|
営業利益 |
5,915 |
10,301 |
+74.1% |
|
経常利益 |
5,825 |
9,098 |
+56.2% |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
3,789 |
12,293 |
+224.4% |
(注)EBITDAは営業利益に減価償却費、のれん償却費、長期前払費用償却費を加算して算出しております。
なお、貸会議室事業のKPI(重要業績評価指標)である有効会議室面積1坪あたり売上高は、前年同四半期比で売上高が増加し、有効会議室面積を拡大する中でも+2,861円と上昇しております。
フレキシブルオフィス事業のKPIである有効面積1坪あたり売上高の推移 (単位:円)
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第1四半期 連結会計期間平均 |
第2四半期 連結会計期間平均 |
第3四半期 連結会計期間平均 |
第4四半期 連結会計期間平均 |
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2025年2月期(A) |
46,923 |
42,301 |
47,496 |
42,885 |
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2026年2月期(B) |
48,924 |
47,123 |
51,591 |
45,746 |
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(B)-(A) |
+2,001 |
+4,822 |
+4,095 |
+2,861 |
(注)坪あたり売上高:会議室やレンタルオフィスの室料、オプション料、料飲売上高等、会議室やレンタルオフィス利用に付随する売上高の合計を有効面積で割った数値
有効面積:レンタル可能な面積の合計(施設の共用部分や宿泊施設の客室等、会議やレンタルオフィスとして利用されない面積は含まず、コワーキングスペース等は含む)
なお、当連結会計年度より当該KPIの算出方法を見直し、非直営・送客施設を除いたことにより、過年度の数値も変更しております。
ホテル・宿泊研修事業のKPI(重要業績評価指標)として当連結会計年度より、宿泊施設数およびRevPARの推移を追加しております。前年同期比RevPARが増加し、+540円となっております。
ホテル・宿泊研修事業のKPI(重要業績評価指標)である宿泊施設数及びRevPAR推移 (単位:円)
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第1四半期平均 |
第2四半期平均 |
第3四半期平均 |
第4四半期平均 |
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2025年2月期 |
RevPAR |
8,281 |
8,574 |
9,345 |
7,825 |
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施設数 |
19施設 |
22施設 |
23施設 |
26施設 |
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2026年2月期 |
RevPAR |
8,974 |
8,127 |
9,840 |
8,365 |
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施設数 |
27施設 |
30施設 |
30施設 |
31施設 |
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前年同期比 |
RevPAR |
+693 |
△447 |
+495 |
+540 |
|
施設数 |
+8施設 |
+8施設 |
+7施設 |
+5施設 |
(注)RevPAR:平均客室単価と客室稼働率を掛け合わせた数値
なお、当社グループは、前連結会計年度より、「空間再生流通事業」、「リリカラ事業」及び「ノバレーゼ事業」をセグメント情報として開示しております。詳細は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」に記載のとおりであります。なお、第3四半期連結会計期間より株式会社エスクリを連結子会社化したことにより、「ノバレーゼ事業」から「ノバレーゼ・エスクリ事業」へ名称の変更をしております。
セグメント別の業績を示すと、次のとおりであります。
(空間再生流通事業)
当連結会計年度の業績は、売上高は52,277百万円(前期比24.0%増)、セグメント利益は6,749百万円(前期比
23.1%増)となりました。
(リリカラ事業)
当連結会計年度の業績は、売上高は33,201百万円(前期比93.8%増)、セグメント利益は856百万円(前期比93.9%増)となりました。なお、リリカラ株式会社は、前第3四半期連結会計期間より損益計算書を連結しております。
(ノバレーゼ・エスクリ事業)
前連結会計年度から新たに報告セグメントとして追加した「ノバレーゼ事業」は当社の連結子会社の株式会社ノバレーゼおよびその子会社にて構成されておりましたが、第3四半期連結会計期間より株式会社エスクリを連結子会社化したことにより、「ノバレーゼ・エスクリ事業」に名称を変更しております。なお、株式会社ノバレーゼは、前連結会計年度においては、貸借対照表のみを連結しておりましたが、第1四半期連結会計期間より損益計算書を連結しております。また、株式会社エスクリは、当第4四半期連結会計期間より、損益計算書を連結しております。
当連結会計年度の業績は、売上高は29,190百万円、セグメント利益は2,743百万円となりました。
③財政状態の状況
当連結会計年度において、fabbit事業の事業譲受に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前連結会計年度との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による取得原価の当初配分額の重要な見直しが反映された後の金額を用いております。
また、当連結会計年度において、株式会社エスクリを連結の範囲に含めたことに伴い、資産及び負債の額が総じて増加しております。
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ33,351百万円増加し、68,626百万円となりました。主な要因は、現金及び預金の増加31,040百万円があったことによるものであります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産は、前連結会計年度末に比べ16,105百万円増加し、102,225百万円となりました。主な要因は、建物及び構築物の増加8,342百万円、敷金及び保証金の増加6,432百万円があったことによるものであります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ10,613百万円増加し、43,400百万円となりました。主な要因は、1年内返済予定の長期借入金の増加3,338百万円、未払法人税等の増加1,532百万円、契約負債の増加1,171百万円があったことによるものであります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債は、前連結会計年度末に比べ26,992百万円増加し、70,140百万円となりました。主な要因は、長期借入金の増加26,182百万円があったことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ11,850百万円増加し、57,309百万円となりました。主な要因は、利益剰余金の増加12,293百万円があったことによるものであります。
④キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ30,854百万円増加し、45,383百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、13,967百万円(前期比174.1%増)となりました。主な要因は、固定資産売却益11,863百万円があった一方で、税金等調整前当期純利益20,148百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により得られた資金は、1,843百万円(前期は21,300百万円の支出)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出9,742百万円、投資有価証券の取得による支出3,332百万円、敷金及び保証金の差入による支出2,966百万円があった一方で、有形固定資産の売却による収入13,941百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入4,072百万円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により得られた資金は、15,043百万円(前期は1,336百万円の支出)となりました。主な要因は、長期借入金の返済による支出12,190百万円、自己株式の取得による支出4,049百万円があった一方で、長期借入れによる収入32,995百万円があったことによるものであります。
⑤仕入、生産、受注及び販売の実績
当社グループにおいては、リリカラ事業以外における仕入及び生産は僅少のため、仕入実績についてはリリカラ事業におけるインテリア事業及びスペースソリューション事業のみ、生産実績についてはリリカラ事業におけるスペースソリューション事業のみ記載しております。
また、受注実績については、当社グループ各社の受注概念が異なるため、リリカラ事業におけるスペースソリューション事業及びノバレーゼ・エスクリ事業におけるブライダル事業のみ記載しております。
なお、当連結会計年度において各実績に著しい変動がありました。これは、リリカラ事業において、前第3四半期連結会計期間よりリリカラ株式会社の業績が、ノバレーゼ・エスクリ事業において、第1四半期連結会計期間より株式会社ノバレーゼの業績が、第4四半期連結会計期間より株式会社エスクリの業績が、それぞれ反映されていることによるものであります。
a.仕入実績
|
セグメントの名称 |
金額(百万円) |
前年同期比(%) |
|
リリカラ事業 |
17,194 |
214.2 |
b.生産実績
|
セグメントの名称 |
金額(百万円) |
前年同期比(%) |
|
リリカラ事業 |
5,959 |
147.2 |
c.受注実績
|
セグメントの名称 |
受注高(百万円) |
前年同期比(%) |
受注残高(百万円) |
前年同期比(%) |
|
リリカラ事業 |
6,050 |
248.3 |
661 |
160.5 |
|
セグメントの名称 |
受注組数(組) |
前年同期比(%) |
受注残組数(組) |
前年同期比(%) |
|
ノバレーゼ・エスクリ事業 |
11,361 |
- |
9,040 |
164.5 |
d.販売実績
当事業年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
金額(百万円) |
前年同期比(%) |
|
空間再生流通事業 |
52,277 |
124.0 |
|
リリカラ事業 |
33,201 |
193.9 |
|
ノバレーゼ・エスクリ事業 |
29,190 |
- |
なお、空間再生流通事業のサービス別売上高は以下のとおり推移しております。
空間再生流通事業 サービス別売上高四半期推移
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成には、資産・負債及び収益・費用に影響を与える見積りを必要とする箇所がございます。
当社グループが採用している重要な会計方針及び重要な見積りについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
1)財政状態
「(1)経営成績等の状況の概要 ③財政状態の状況」に記載のとおりであります。
2)経営成績
「(1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載のとおりであります。
3)キャッシュ・フローの状況の分析
「(1)経営成績等の状況の概要 ④キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
4)資本の財源及び資金の流動性
(資金需要)
当社グループの資金需要は、主に各事業の運営に係る運転資金、既存施設・設備の維持更新に係る資金、並びに新規出店、設備投資及び事業基盤の強化等の成長投資に係る資金であります。
(財務政策)
各事業の運営及び成長投資に係る資金需要について、営業活動により獲得したキャッシュ・フローを充当することを基本としつつ、必要に応じて金融機関からの借入等を活用することで、手元流動性の確保に努めております。
また、必要に応じた保有資産の流動化等により資金効率及び資本効率の向上を図り、成長投資に機動的に対応できる財務基盤の構築を進めてまいります。
b.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状態を判断するための客観的な指標等
経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状態を判断するための客観的な指標等につきましては、「第一部 企業情報 第2 事業の状況 1.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりです。
セグメント情報
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは事業種類別のセグメントから構成されており、「空間再生流通事業」、「リリカラ事業」及び「ノバレーゼ・エスクリ事業」の3つを報告セグメントとしております。
「空間再生流通事業」は、フレキシブルオフィス、ホテル・宿泊研修、料飲・バンケット、イベントプロデュース、BPOの5つの領域から構成されております。
「リリカラ事業」は、インテリア事業、スペースソリューション事業、不動産投資開発事業の3つの領域から構成されております。
「ノバレーゼ・エスクリ事業」は、ブライダル事業、レストラン特化型事業、建築不動産関連事業の3つの領域から構成されております。
2.報告セグメントの変更に関する事項
当連結会計年度において、株式会社エスクリを連結子会社化したことに伴い、事業内容をより明確に表現するため、「ノバレーゼ事業」としていた報告セグメントの名称を「ノバレーゼ・エスクリ事業」に変更しております。
なお、株式会社ノバレーゼと株式会社エスクリは、2026年4月1日付で合併し、株式会社オンザページへ商号変更しております。これに伴い、2027年2月期より、報告セグメントの名称を「オンザページ事業」に変更する予定であります。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表を作成するために採用される会計方針に準拠した方法であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の売上高は、第三者取引価格に基づいております。
4.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)
(単位:百万円)
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報告セグメント |
合計 |
調整額 (注)1 |
連結財務諸表計上額 (注)2 |
||
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空間再生 流通事業 |
リリカラ事業 |
ノバレーゼ・エスクリ事業 |
|||
|
売上高 |
|
|
|
|
|
|
|
外部顧客への売上高 |
42,158 |
17,050 |
- |
59,208 |
- |
59,208 |
|
セグメント間の内部売上高 又は振替高 |
2 |
78 |
- |
81 |
△81 |
- |
|
計 |
42,160 |
17,128 |
- |
59,289 |
△81 |
59,208 |
|
セグメント利益 |
5,483 |
442 |
- |
5,925 |
△10 |
5,915 |
|
セグメント資産 |
73,292 |
20,177 |
27,923 |
121,394 |
- |
121,394 |
|
その他の項目 |
|
|
|
|
|
|
|
減価償却費 |
1,591 |
128 |
- |
1,720 |
- |
1,720 |
|
のれんの償却額 |
13 |
1 |
- |
15 |
- |
15 |
|
減損損失 |
49 |
- |
- |
49 |
- |
49 |
|
持分法適用会社への投資額 |
966 |
- |
30 |
996 |
- |
996 |
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のれんの未償却残高 |
328 |
41 |
5,379 |
5,749 |
- |
5,749 |
|
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 |
14,989 |
2,180 |
22,353 |
39,523 |
- |
39,523 |
(注)1 セグメント利益の調整額は、未実現利益の消去によるものであります。
2 セグメント利益の合計額は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。
3 ノバレーゼ・エスクリ事業は、株式会社ノバレーゼ及びその子会社9社を連結の範囲に含め、貸借対照表のみを連結しているため、セグメント資産を記載しております。
当連結会計年度(自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)
(単位:百万円)
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報告セグメント |
合計 |
調整額 (注)1 |
連結財務諸表計上額 (注)2 |
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空間再生 流通事業 |
リリカラ事業 |
ノバレーゼ・エスクリ事業 |
|||
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売上高 |
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外部顧客への売上高 |
52,226 |
33,019 |
29,111 |
114,357 |
- |
114,357 |
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セグメント間の内部売上高 又は振替高 |
51 |
181 |
78 |
311 |
△311 |
- |
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計 |
52,277 |
33,201 |
29,190 |
114,669 |
△311 |
114,357 |
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セグメント利益 |
6,749 |
856 |
2,743 |
10,350 |
△48 |
10,301 |
|
セグメント資産 |
102,217 |
20,496 |
48,137 |
170,851 |
- |
170,851 |
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その他の項目 |
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減価償却費 |
2,327 |
211 |
1,875 |
4,413 |
- |
4,413 |
|
のれんの償却額 |
55 |
2 |
364 |
422 |
- |
422 |
|
減損損失 |
670 |
33 |
322 |
1,027 |
- |
1,027 |
|
持分法適用会社への投資額 |
1,285 |
- |
57 |
1,343 |
- |
1,343 |
|
のれんの未償却残高 |
413 |
39 |
5,380 |
5,833 |
- |
5,833 |
|
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 |
7,883 |
110 |
2,583 |
10,577 |
- |
10,577 |
(注)1 セグメント利益の調整額は、未実現利益の消去によるものであります。
2 セグメント利益の合計額は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。
3 当連結会計年度において企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前連結会計年度のセグメント情報については、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。
【関連情報】
1.製品及びサービスごとの情報
製品・サービスごとの情報は「セグメント情報」の「4.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報」に同様の記載をしているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるた
め、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、特定の顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の10%に満たないため、主要な顧客ごとの情報の記載を省略しております。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)
該当事項はありません。