人的資本
OpenWork(社員クチコミ)- 
                                        社員数109名(単体) 678名(連結)
 - 
                                        平均年齢44.0歳(単体)
 - 
                                        平均勤続年数16.0年(単体)
 - 
                                        平均年収4,230,000円(単体)
 
従業員の状況
5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況
| 
 
  | 
 2025年3月31日現在  | 
|
| 
 セグメントの名称  | 
 従業員数(名)  | 
|
| 
 国内販売  | 
 126  | 
 (279)  | 
| 
 製造  | 
 545  | 
 (320)  | 
| 
 海外販売  | 
 7  | 
 (-)  | 
| 
 合計  | 
 678  | 
 (599)  | 
(注)従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は、(外書)に年間の平均人員を記載しております。
(2)提出会社の状況
| 
 
  | 
 
  | 
 
  | 
 
  | 
 
  | 
 
  | 
 2025年3月31日現在  | 
| 
 従業員数(名)  | 
 平均年齢  | 
 平均勤続年数  | 
 平均年間給与(千円)  | 
|||
| 
 109  | 
 (263)  | 
 44歳  | 
 6ヶ月  | 
 16年  | 
 1ヶ月  | 
 4,230  | 
| 
 セグメントの名称  | 
 従業員数(名)  | 
|
| 
 国内販売  | 
 109  | 
 (263)  | 
| 
 製造  | 
 -  | 
 (-)  | 
| 
 海外販売  | 
 -  | 
 (-)  | 
| 
 合計  | 
 109  | 
 (263)  | 
(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は、(外書)に年間の平均人員を記載しております。
2.平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでおります。
(3)労働組合の状況
労働組合との間に特記すべき事項はありません。
(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
① 提出会社 2025年3月31日現在
| 
 当事業年度  | 
 補足説明  | 
||||
| 
 管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)  | 
 男性労働者の育児休業取得率(%) (注)  | 
 労働者の男女の賃金の差異(%)(注)  | 
|||
| 
 全労働者  | 
 正規雇用労働者  | 
 パート・有期労働者  | 
|||
| 
 3.0  | 
 -  | 
 63.3  | 
 71.3  | 
 80.5  | 
 ダイバーシティ施策とワーク・ライフ・バランス施策の推進で改善していく予定であります。  | 
(注)「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
② 連結子会社 2025年3月31日現在
| 
 当事業年度  | 
 補足説明  | 
|||||
| 
 名称  | 
 管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)  | 
 男性労働者の育児休業取得率(%) (注)  | 
 労働者の男女の賃金の差異(%)(注)  | 
|||
| 
 全労働者  | 
 正規雇用労働者  | 
 パート・有期労働者  | 
||||
| 
 山喜ロジテック株式会社  | 
 -  | 
 -  | 
 55.9  | 
 78.1  | 
 52.4  | 
 ダイバーシティ施策とワーク・ライフ・バランス施策の推進にて改善していく予定であります。  | 
| 
 山喜ソーイング株式会社  | 
 -  | 
 -  | 
 46.9  | 
 51.9  | 
 31.7  | 
|
| 
 株式会社フェールムラカミ  | 
 42.9  | 
 -  | 
 82.0  | 
 90.0  | 
 85.5  | 
|
(注)「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
当社は、持続可能な社会の実現のため、地球環境に貢献するとともに、さまざまな社会課題に取り組んでおります。サステナビリティの課題に取り組むことは、リスク対応のみならず、企業価値を向上させる重要な事業機会として認識したうえで、「持続可能な社会に繋がる貢献」を続けることを方針としております。
世界全体で解決すべき課題である気候変動は、衣料を扱う当社においても、異常気象の激甚化が安定供給への脅威となるなど、業界全体で対応すべき重要なテーマであると認識しております。従って、気候変動をはじめ環境に関する社会的課題を持続的成長に向けて解決すべき重要課題の一つと捉え、中長期戦略に織り交ぜた対応を進めております。
今後におきましても、これまでの取り組みを含め、気候変動への対応を一層強化するとともに、気候変動による事業へのリスク・機会を継続的に把握・評価し、それらへの対応を進めてまいります。あわせて、ステークホルダーの皆様との対話を通じて、取り組みレベルの向上や情報開示の充実に努めてまいります。
1.ガバナンス
気候変動への適切な対応に向けて、全社横断的な取り組みを推進するため、代表取締役社長の監督・指揮のもと、経営会議に推進本部を設置、各部門と連携し、事業活動に影響を及ぼす気候変動に関するリスク・機会の特定およびそれらへの対応方針の立案を行っております。これらの結果は、定期的に取締役会に報告、取締役会において当該報告内容に関する管理・監督を行っております。
2.リスク管理
経営会議が中心となり経営層・各部門と連携して、気候関連リスク・機会を含む事業運営に影響を及ぼすリスク・機会の抽出・分析、影響度・発生可能性等を基準とした重要性の評価および対応方針の立案を行っております。これらの結果は、定期的に取締役会に報告され、取締役会において管理・監督を行っており、特定した重要リスク・機会は、中長期戦略に織り交ぜて対応を進めてまいります。
3.戦略と目標
| 
 リスク  | 
 法規制  | 
 炭素税等の導入によるコスト増加  | 
| 
 慢性  | 
 気象パターンの変化による原材料費の高騰(仕入原価の上昇)  | 
|
| 
 急性  | 
 異常気象の激甚化による供給網への被害(物的・人的)  | 
|
| 
 販売機会の増加  | 
 生活者のエシカルファッションニーズの拡大  | 
|
| 
 災害対策商材の需要増加  | 
||
| 
 気温上昇による夏物や熱ストレス対策商材等の需要増加  | 
||
| 
 プラスチック素材の削減・廃止  | 
||
| 
 人的資本価値の向上  | 
||
4.取組
上記の戦略に従い、具体的な対応を検討し、順次取り組んでおります。
①生活者のエシカルファッションニーズの拡大
・オーガニックコットン・リサイクルポリエステルなどの素材活用
・奄美大島のペットボトルを繊維として再生した素材を用いたTシャツの製造販売
・アップサイクル事業の推進 自社製品のハギレを配合した紙付属や芯地の開発
・機能素材の開発 ノーアイロン素材、防汚芯地素材 2024年度ノーアイロン生産枚数実績160万枚
②災害対策商材の需要拡大
・開発プロジェクトによる新規事業への取り組み 超撥水、遮熱加工
③熱ストレス対策商材の開発 遮熱/冷感加工 → 既存素材より体感マイナス5℃の実現
④プラスチック素材の削減・廃止 2030年仕上げ付属品のゼロプラ化 2024年12月末までの累計実績200万枚
⑤人的資本価値の向上
5.人的資本価値向上への取組
①組織作り
あらゆる人が、それぞれの個性と能力を最大限に発揮し、お互いがお互いを尊重し、認め合うことを通じて組織が成長することを実現します。そのために、すべての人が平等に機会を与えられ、公正に評価される、納得性と透明性の高い組織を実現します。
海外にも子会社をもつ当社は、人種、国籍、宗教、性別指向や性自認、障がいの有無、年齢、出身地、価値観、ライフスタイルなどによる、あらゆる差別や偏見がない職場づくりを推進し、ワーク・ライフ・バランスを重視し、働きやすい職場を実現します。
目標 管理職に占める女性労働者の割合 10%以上
男性労働者の育児休業取得率 10%以上
上記の目標に対する現況については、「第1 企業の概況 5 従業員の状況 (4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率」をご参照ください。
②ダイバーシティ
当社グループは在外子会社を有しており、外国籍の従業員が働いているだけでなく、国内においても外国出身者、LGBTQ、60才以上のシニア、障がいのある方など、多様な人材が共に働く組織であります。劇的に変化する社会環境、経済状況では、社員等の多様化は、避けられないものであり、制度、風土、マインド等のマネジメントは必須のものと認識しております。そのため、制度面では働く時間や場所の柔軟化、風土面ではマネジメント教育の推進、マインド面では在外子会社、国内連結子会社含め、キャリアアップのためのセミナーの開催等を予定しております。
③人材育成
社会環境や経済状況の変化に対し、スピード感をもって変化し続けることが当社に求められています。同様に、社員にも時代や環境の変化に対応し、成長し続けることが求められています。そのような人材を育成するため、必要なスキルをタイムリーに取り入れてまいります。具体的には、これまでの階層別研修以外に、eラーニングによる教育、ITスキルの向上研修等を実施、営業力、開発力、ITスキルを兼ね備えたマルチタスク人材(多能工化)の育成を図ってまいります。また、海外子会社の工場の生産性向上のため、外国人技能実習生の国内工場への受け入れを実施し、スキルアップを目指すとともに、将来の現地工場の管理職育成を進めております。