2025.11.17更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 2025年3月期株主通信

サマリ

AGSは1971年設立の独立系IT企業。自社データセンター「さいたまiDC」を軸に、受託計算・クラウド・BPO・ソフトウエア開発を組み合わせ、公共・金融・一般法人の基幹システム更改やDXを推進。第二期中計で「クラウド・インフラセキュリティビジネス」を強化し、短納期・高品質の導入と堅牢な運用で“選ばれ続けるITパートナー”を狙う。

目指す経営指標

・2027年度:売上高275億円、営業利益23億円、営業利益率8%、ROE約9%

・2030年度:売上高300億円、営業利益28億円、営業利益率9%、ROE9.5~10%

・クラウド・インフラセキュリティ:売上50%増、人材倍増(第二期中計期間内)

用語解説

■長期経営ビジョン「Keep On Changing ~ 事業を通じて社会課題を解決し、変革し続ける ~」
AGSグループが2030年度までを見据えて掲げている長期的な方向性を示すスローガンです。IT事業を通じて「会社・社員」「当社ビジネス」「社会」の三つを変えていき、その結果として社会の課題解決に貢献し続けるという意思を込めた言葉で、単なる業績目標ではなく、長期の存在意義と変革志向を示しています。

■さいたまiDC
AGSが運営する自社データセンターの名称で、同社の「情報処理サービス」の基盤となる中核施設です。大型汎用機による受託計算やデータ入力・印刷・デリバリなどの周辺業務、クラウドサービスやBPOサービスなどをこの拠点から提供しており、金融機関や公共団体、一般法人の基幹システム運用を支えるインフラとして位置付けられています。

■DX・クラウドインテグレーション
AGSが第一期中期経営計画で重点領域としたビジネス分野を指す言葉です。顧客企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するシステム開発・運用と、クラウド環境への移行やクラウドサービスの導入・連携(クラウドインテグレーション)を一体として提供する取り組みで、システムの企画・開発からクラウド基盤の構築・運用までを包括的に支援するスタイルを表しています。

■クラウド・インフラセキュリティビジネス
第二期中期経営計画で「推進」を掲げている、AGSの重点事業領域の名称です。顧客のクラウド活用、ITインフラの管理・運用、サイバー攻撃を含むセキュリティ対策を、ひとつのパッケージとして総合的に支援するビジネスモデルを指します。単に機器を販売するのではなく、クラウド環境の設計構築から監視・運用、情報セキュリティや事業継続マネジメントまでを組み合わせて提供することを特徴としています。

■真のITパートナー
AGSが長期経営ビジョンの中で目指す企業像を示す表現です。単なるシステムベンダーや受託開発会社ではなく、顧客から継続的に選ばれ続ける存在として、経営課題の理解からIT戦略の検討、システムの構築・運用まで一貫して支える役割を担うという意味合いがあります。「お客様から選ばれ続ける“真のITパートナー”となる」と明記することで、長期的な信頼関係と伴走姿勢を強調しています。

■BPOサービス
「Business Process Outsourcing(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)」の略で、企業の業務プロセスを外部に委託するサービスを指します。AGSでは、データセンターを基盤とした受託計算に加え、データ入力、帳票の印刷、封入・発送(デリバリ)など、情報処理に関わる事務作業を一括して請け負う形で提供しており、顧客の事務負担やコストを減らし、本来業務に集中できるようにする役割を果たしています。
2025年3月期有価証券報告書より

沿革

2【沿革】

  当社の前身は、株式会社埼玉銀行を母体とするサイギンコンピューターサービス株式会社(あさひ銀総合システム株式会社)及び、株式会社協和銀行を母体とする昭和コンピューターサービス株式会社(あさひ銀情報システム株式会社)であり、1995年4月1日に両社は、あさひ銀総合システム株式会社を存続会社として合併いたしました。

  その後、2004年3月に株式会社りそな銀行の連結子会社から外れ、2004年7月、商号をAGS株式会社に変更し現在に至っております。

 

  両社設立後の推移は、以下のとおりであります。

年月

沿革

あさひ銀総合システム株式会社

(旧  サイギンコンピューターサービス株式会社)

あさひ銀情報システム株式会社

(旧  昭和コンピューターサービス株式会社)

1971年2月

 

株式会社協和銀行の顧客向け受託計算サービスを目的として昭和コンピューターサービス株式会社を東京都港区に設立

1971年7月

株式会社埼玉銀行の顧客向け受託計算サービスを目的としてサイギンコンピューターサービス株式会社を埼玉県浦和市(現さいたま市)に設立

 

1971年11月

 

本社を東京都新宿区に移転

大阪市東区(現中央区)に大阪営業所を設置

1975年2月

埼玉銀行事務センター(東京都千代田区)内に東京分室を設置

 

1978年3月

 

商号を昭和コンピュータシステム株式会社に変更

本社を東京都港区に移転

1982年8月

当社で初めてのオンラインサービスである「埼玉県民共済オンラインシステム」稼動

 

1983年10月

IBM製品販売を目的としてエスシーエスコンピュータービジネス株式会社(現AGSビジネスコンピューター株式会社)を設立

 

1983年12月

東京分室を廃止し、東京都千代田区に東京事業所を設置

 

1987年7月

 

株式会社国際マイクロフォト研究所に出資し経営参加

1992年9月

商号をあさひ銀総合システム株式会社に変更

商号をあさひ銀情報システム株式会社に変更

1994年12月

東京事業所を廃止

 

 

 

年月

沿革

AGS株式会社

(旧  あさひ銀総合システム株式会社)

1995年4月

あさひ銀総合システム株式会社を存続会社とし、あさひ銀情報システム株式会社と合併。本社は、あさひ銀総合システム株式会社の本社とし、あさひ銀情報システム株式会社の本社を東京本社とする

1997年10月

エスシーエスコンピュータービジネス株式会社を株式会社シービーシーに商号変更

1999年3月

「プライバシーマーク」の認定を受ける

2002年9月

株式会社国際マイクロフォト研究所の株式を売却

2002年12月

「能力成熟度モデル:CMMレベル2(*1)」を達成

2003年1月

本社を現住所に移転

 

本社内に、インターネットデータセンター「さいたまiDC」を開設

2003年2月

株式会社シービーシーが、株式会社サティスコムを合併

2003年3月

東京本社を東京都千代田区に移転

2003年8月

「ISMS(*2)(情報セキュリティマネジメントシステム適合性評価制度Ver.2.0)」の認証を取得

2004年1月

経済産業省の「情報セキュリティ監査企業台帳」へ登録

2004年3月

株式会社りそな銀行の連結子会社から外れ、りそなグループから独立

2004年5月

情報処理運用部門を独立させ、AGSプロサービス株式会社(100%子会社)を設立

 

「能力成熟度モデル:CMMレベル3(*1)」を達成

2004年7月

商号をAGS株式会社に変更

2005年3月

大阪営業所を廃止

2006年6月

「能力成熟度モデル統合:CMMIレベル3(*1)」を達成

2006年11月

セキュリティコンサルティング部門を独立させ、AGSシステムアドバイザリー株式会社(100%子会社)を設立

2006年12月

「ISO14001:2004(環境マネジメントシステム)(*3)」認証を取得

2007年3月

経済産業省「特定システムオペレーション企業等登録認定制度」の認定を取得

2007年8月

ISMS(*2)のISO化に伴い、ISO/IEC27001:2005(*4)の移行認証を取得

2008年4月

株式会社シービーシーがAGSビジネスコンピューター株式会社に商号変更

2010年2月

さいたま市南区に浦和ソリューションセンターを開設。東京本社を東京都豊島区に移転

2011年3月

東京証券取引所市場第二部に上場

2011年12月

「ITサービスマネジメントシステム(ISO/IEC20000-1:2005)(*5)」の認証を取得

2012年2月

新社屋(AGSビル)を埼玉県さいたま市浦和区針ヶ谷四丁目3番25号に開設

2012年3月

インターネットデータセンター「さいたまiDC」新センターを開設

2013年9月

「データセンターの安全・信頼性に係る情報開示認定制度(*6)」の認定を取得

2013年12月

「ISO22301(事業継続マネジメントシステム)(*7)」の認証を取得

2014年3月

東京証券取引所市場第一部指定

2014年3月

「さいたまiDC」西日本DRサイト開設

2015年10月

「IaaS・PaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定制度(*8)」の認定を取得

2015年11月

東京本社を浦和ソリューションセンターに集約

2016年8月

「ASP・PaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定制度(*9)」の認定を取得

2017年3月

日本カード情報セキュリティ協議会より「PCI DSS Ver3.2(*10)」の認定を取得

2018年1月

「ISMSクラウドセキュリティ(ISO/IEC27017)(*11)」の認証を取得

2021年1月

インターネットデータセンター「さいたまiDC」新フロア運用開始

2021年7月

創立50周年

2022年4月

東京証券取引所スタンダード市場へ移行

2025年4月

AGSシステムアドバイザリー株式会社を吸収合併

(注)  株式会社協和銀行と株式会社埼玉銀行は、1991年4月に合併し株式会社協和埼玉銀行(後に、株式会社あさひ銀行と改称)となり、また大和銀行グループとの経営統合を経て、株式会社りそなホールディングス、株式会社りそな銀行及び株式会社埼玉りそな銀行となっております。

 

 

(*1)  CMM(Capability Maturity Model)は、米国カーネギーメロン大学ソフトウエア研究所が1991年に発表したソフトウエア開発を行う組織の能力レベル(成熟度)を5段階で評価する品質管理基準です。また、CMMI(Capability Maturity Model Integration)は、CMMの利用が拡大し、様々な分野で適用できるように派生的に開発されたモデルを統合したもので、レベル3は組織全体でソフトウエアの開発・保守の方針、ガイドライン、手順が確立されていて安定的に一定水準のソフトウエアが開発できる状態にあるものです。なお、CMM及びCMMIは、アメリカ合衆国特許商標庁に登録されているカーネギーメロン大学の登録商標です。

(*2)  ISMSとは、情報セキュリティ管理に関する国際基準に基づく情報セキュリティマネジメントシステム適合性評価制度の略称であります。

(*3)  ISO14001とは、企業活動、製品及びサービスの環境負荷の低減といった環境パフォーマンスの改善を継続的に実施する環境マネジメントシステムを構築するために要求される規格のことであります。環境保全に対する取組みにより環境マネジメントシステムの運用がグループ内に浸透し、環境問題に対する社員の意識が十分高まったと判断したことから、2018年11月末をもって自主返上しました。

(*4)  ISO/IEC27001は、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS:Information Security Management System)の国際規格です。情報セキュリティに関わるリスクへの技術的対策の他、情報を取り扱う際の基本的な方針(セキュリティポリシー)、具体的な仕組み・体制などのマネジメントプロセスと、継続的なマネジメントシステムを構築するために要求される規格のことであります。

(*5)  ISO/IEC20000は、ITサービスマネジメントに関する国際規格であります。ITサービスを提供するサービスプロバイダが顧客の求める品質レベルのITサービスを安定的に供給する仕組みを確立し、その有効性を継続的に維持・改善するために必要となる要求事項を規定しているマネジメントシステム規格のことであります。

(*6)  データセンターの安全・信頼性に係る情報開示認定制度は、総務省の「データセンターの安全・信頼性に係る情報開示指針」に基づき、サービス提供事業者が情報を適切に開示しているものに対して認定をする制度のことであります。

(*7)  ISO22301は、地震や火災などの自然災害や人的災害といった不測の事態に備えて、対策を立案し効率的かつ効果的に対応するための事業継続マネジメントシステム(BCMS)の国際規格のことであります。取得から10年を経過しマネジメントの定着化が図れたことから、2024年11月末をもって自主返上しました。

(*8)  IaaS・PaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定制度は、クラウドサービスの活用を考えている企業や地方公共団体などが、事業者やサービスを比較、評価、選択する際に必要な「安全・信頼性の情報開示基準を満たしているサービス」を提供しているものに対して認定をする制度のことであります。

(*9)  ASP・PaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定制度は、ASP・PaaSサービスの利用を考えている企業や地方公共団体などが、事業者やサービスを比較、評価、選択する際に必要な「安全・信頼性の情報開示基準を満たしているサービス」を提供しているものに対して認定をする制度のことであります。本開示基準に基づく情報開示の定着化が図れたことから、2024年8月24日をもって認定終了しました。

(*10)PCI DSS Ver3.2は、クレジットカード会員データの保護を目的として、国際カードブランド5社(American Express、Discover、JCB、MasterCard、VISA)が策定したクレジットカード業界の国際的なセキュリティ基準のことであります。

(*11)ISO/IEC27017は、クラウドセキュリティに関する国際規格であり、クラウドサービスの提供及び利用に関する情報セキュリティ管理策のためのガイドラインのことであります。

関係会社

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金

(百万円)

主要な事業の

内容

(注)3

議決権の

所有割合

(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

AGSビジネスコンピューター株式会社

(注)2

さいたま市大宮区

30

情報処理サービス

ソフトウエア開発

その他情報サービス

システム機器販売

100

コンピュータ及び関連機器の販売業務などを受託しております。

役員の兼任  1名

AGSプロサービス株式会社

 

さいたま市浦和区

30

情報処理サービス

その他情報サービス(人材派遣業)

100

コンピュータシステムの管理及び運用などのための人材派遣をしております。

当社より事務所の貸与を受けております。

役員の兼任  無

AGSシステムアドバイザリー株式会社

(注)4

さいたま市浦和区

30

その他情報サービス(ITコンサルティング、BCMコンサルティング、情報セキュリティコンサルティング)

100

ITコンサルティング、BCMコンサルティング及び情報セキュリティコンサルティングなどを受託しております。

当社より事務所の貸与を受けております。

役員の兼任 無

(注)1.有価証券報告書を提出している会社はありません。

2.AGSビジネスコンピューター株式会社については、売上高(連結子会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が100分の10を超えております。主要な損益情報等は下記のとおりであります。

売上高

(千円)

経常利益

(千円)

当期純利益

(千円)

純資産額

(千円)

総資産額

(千円)

3,482,130

289,594

202,961

918,245

1,884,279

3.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。

4.2025年4月1日付で当社を存続会社、AGSシステムアドバイザリー株式会社を消滅会社とする吸収合併を行っております。