2023年12月期有価証券報告書より
  • 社員数
    266名(単体) 8,231名(連結)
  • 平均年齢
    38.1歳(単体)
  • 平均勤続年数
    6.7年(単体)
  • 平均年収
    6,846,000円(単体)

従業員の状況

 

5 【従業員の状況】

(1) 連結会社の状況

2023年12月31日現在

報告セグメントの名称

従業員数(人)

日本

266

(2)

韓国

6,675

(510)

中国

190

(0)

北米

440

(30)

その他

660

(1)

合計

8,231

(543)

 

(注) 1.従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員数であります。

2.臨時雇用者数(契約社員等)は、年間の平均人員を外数で記載しております。

3.前連結会計年度末に比べ従業員数が764名増加しております。主な理由は、韓国子会社における事業運営の強化によるものであります。

 

(2) 提出会社の状況

2023年12月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

266

(2)

38.1

6.7

6,846

 

(注) 従業員数は就業人員数であり、臨時雇用者数(契約社員等)は、年間の平均人員を外数で記載しております。

 

(3) 労働組合の状況

提出会社では労働組合は組織されておりませんが、当社グループのNEXON Korea Corporation及びその一部の子会社において全国化学繊維食品産業労働組合ネクソン支部が組織されており、上部団体としては全国民主労働組合総連盟に加盟しております。なお、労使関係は良好であり、労働組合との間に特記すべき事項はありません。

 

(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

提出会社及び連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

 

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

 

2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】

当社グループは、バーチャルワールド(オンラインゲーム)に係る制作、配信及び運営を主な事業としており、その範囲においてサステナビリティに係る各種課題への適切な取り組みを経営の最重要事項の一つとして捉えております。当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。

 

(1) ガバナンス

当社の取締役会は、サステナビリティ(ESG 要素を含む中長期的な持続可能性)を巡る課題の重要性に鑑み、当社グループ各社が果たすべき社会的責任に関する基本方針を定め、役員及び社員の意識を高めるとともに、ステークホルダーに配慮しながら課題解決に向け積極的・能動的な取り組みを推進することを通じ、社会の持続的な発展と当社グループの中長期的な企業価値の向上を図ります。また、当社グループにおいて取り組むべき事項を特定し、当社グループのサステナビリティについての取組みや当社グループビジネスの根幹をなす人材及び知的財産(以下「IP」という。)への投資等について情報を開示することで、サステナビリティに関する活動を継続することとしております。

当社グループの「サステナビリティ基本方針」は次のとおりであります。

 

「サステナビリティ基本方針」

当社グループは世界最高のゲーム会社を目指し、新規のゲームタイトルにおいては楽しくて、独創的で他のゲームと異なる高品質なゲームを提供すること、既存ゲームタイトルにおいては、魅力的なコンテンツアップデートとユーザーを満足させるゲーム運用を通じて、ユーザーに長期間にわたり継続的にゲームプレイを楽しんでもらうことを基本方針としております。そのような基本方針のもと、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上のために、地球環境、社会的状況、ガバナンスを含む各種課題への適切な取り組みを経営の最重要事項の一つとしてとらえ、持続可能な社会の実現に努めます。

 

また、当社グループは、バーチャルワールド(オンラインゲーム)の制作・配信を行う企業として、人的資本やIPへの適切な投資が当社グループの持続的な事業成長と中長期的な企業価値の向上に必須な要素であることを認識しております。競争が一層激化する人材市場において優秀な人材を獲得するために、株式報酬制度を有効活用する等、報酬面の水準向上に努めるとともに、就業環境の向上にも取り組んでおります。また、競争力のあるゲームの制作等におけるIPの重要性を認識し、その獲得を経営戦略の重点課題の一つとして捉えております。

 

(2) 戦略

当社グループでは、世界中でオンラインゲームのサービスを展開しており、国籍を問わず、各拠点で多様な人材活用を進めております。また、国境を跨いだ優秀人材の配置・活用を進めており、技術・ノウハウの横展開を通じて、グローバルレベルでの開発水準の底上げに取り組んでおります。

当社グループにおける人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針は、次のとおりであります。

 

「人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針」

当社グループは世界最高のゲーム会社を目指し、新規のゲームタイトルにおいては楽しくて、独創的で他のゲームと異なる高品質なゲームを提供すること、既存ゲームタイトルにおいては、魅力的なコンテンツアップデートとユーザーを満足させるゲーム運用を通じて、ユーザーに長期間にわたり継続的にゲームプレイを楽しんでもらうことを基本方針としております。その方針を遂行する要素として、人材が大切な資本であり、当社グループの基盤・競争力の源泉だと考えております。そのため、働きやすい職場環境を提供し、社員一人ひとりの能力・専門性を高め、役職者のマネジメント能力の向上に力を入れております。

同時に、多様な人材が活躍できる環境づくりとして、人種、国籍、性別、宗教、LGBTQ、障害の有無等にかかわりなく、様々な価値観や考え方、専門的知識・経験を有した多様な人材が個性や能力を発揮し活躍できる環境の構築、維持に努めております。

 

 

(3) リスク管理

当社グループのリスク管理では、サステナビリティ関連のリスクも含めリスク事象の顕在化等、重大事態発生の未然防止を図るとともに、万一、重大事態が発生した場合に当社グループが被る損害又は不利益を最小限に抑えることを目的としております。

そのため、当社では内部監査室長を長とし、各部門の責任者を構成員とする「リスク管理プロジェクト」を設置しております。各部門の責任者は、それぞれ所管部門におけるリスクを抽出し、そのリスクの重要度区分を行い、リスク顕在化の予防策を策定いたします。また、リスク管理プロジェクトでは、年2回、リスク管理プロジェクト会議を実施し、全社横断的立場でリスクマップ案を作成いたします。内部監査室長は、リスク管理プロジェクトにおいて作成されたリスクマップ案をリスク層別に区分けし、管理項目として登録・管理を行うとともに、定期的に取締役会へ報告を行います。万一リスクが顕在化し重大事態が発生した場合には、あらかじめ定めた緊急連絡網により各部門の責任者を招集し、対策本部を設置して重大事態の対策にあたるものとしております。また、リスク管理に関する重要事項については取締役会にて決議を行います。

なお、人材の維持及び確保に関するリスクの内容については「3 事業等のリスク ④ 事業体制に関わるリスク」を、IPに関するリスクの内容については「3 事業等のリスク ⑤ 知的財産権に関わるリスク」をご参照ください。

 

(4) 指標及び目標

当社グループでは、上記「(2) 戦略」において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、次の指標を用いております。当該指標に関する目標及び実績は、次のとおりであります。

 

指標

目標

実績(当連結会計年度末時点)

男女別従業員比率

人材の多様性の確保

男性 65%・女性 35%

管理職に占める女性従業員の割合

人材の多様性の確保

24%